信田さよ子のレビュー一覧

  • 母からの解放 娘たちの声は届くか

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    毒親は、娘が母親のことをどれだけ重く思っているかという主観的なものさしではかられるものであり、一般論では語れないという主張に納得。
    うちの親はこの本に出てくる母親とは比べ物にならないくらい、まだましな母親だけど、私の主観的なものさしから見ると非常に扱いづらい人間。
    つい最近まで母親と仲の良い友人を見て「まったく理解できない」と思う自分をおかしいと思ったり、悲しく感じたりしたけど、しょうがないことだな、と受け入れられるようになってきた。
    母親とのコミュニケーションが機能不全だったおかげで、私には欠落している能力がある。情報を小出しにして話を擦り合わせるとか、自分の隠していたことをこっそり伝えるとか、結論以外(今、思っていることや考えている途中のこと)を話すとか。
    自分の情報を小出しにしない、自分のコンプレックスを誰にも話さない、結論以外を語らない部分が、「隙がないよね」と言われる所以なんだろうなーと思った。コミュ障すぎてうける。

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    2017年08月01日
  • ふりまわされない

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    R4.8.31再読。
    以前読んだときより言葉がすとんと入ってくる。
    そのときそのときの悩みに入ってくるんだろうなあ。
    ・3つか4つのキャラを都合よく使い分ける
    ・自分の未来像をできるだけ欲張って「こうしていたい」「こうだったらいいな」と具体的に考える

    (H29.6.18初読)
    7つのケースから人間関係が楽になる方法を学ぶ。力強いお答え。
    ・正しくても損になることはしないでおく
    ・願いをしっかり肯定するとモチベーションは高まる
    ・不安定パワー=これから変えられること

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    2022年08月31日
  • ふりまわされない

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    私には役に立たない。紙の精パピルが馴染めない。と思っていたが1年ぶりに読んでみると心がスッキリした。
    大事なポイント
    善悪では無く損得で判断する。正しくても自分の損になることはしない。
    望ましい未来を考える。
    これまででホッとできる体験を思い出す。
    その体験を安心できる場所としてしまつておく。
    人間関係で損をするコストなレンズをかけていないか。
    他人が褒めてくれることを素直に信じるベネフィットなレンズを掛けよう。
    ハツカネズミにならないためにバリューフリー、選択肢は色々ある。
    願い事はふたつより3つが良い。そうすると選択の2ではなくバランスの3になる。
    イエスでもなくノーでもない。ノエスの魔法。
    そうなんだと受け入れる。ノエス。
    迷っているときはとりあえず保留。
    白黒はっきりしないのが自然。不安定はエネルギーがある。
    嫉妬は当たり前。そんな時は嫉妬マンに侵されている。
    嫉妬を願いに変える。相手を恨むのではなく今自分に出来ることに置き換える。

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    2018年02月01日
  • ふりまわされない

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    7つの物語を元に、「ふりまわされない」生き方についてヒントを与えてくれる本。
    内容を集約すると、①既存の価値観に縛られない②自分の感情を肯定する③自分の生きやすいように生きる、ということだと思う。
    悩みを抱えた時にまた読み直したい本。

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    2016年12月12日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    女性の謎、ジェンダーの壁、父親不在…。問題の原因から、葛藤を乗り越えた体験、自立した関係の築き方まで、精神科医・斎藤環と5人の女性が、母と娘について語り合う。朝日カルチャーセンターでの対談を加筆・修正し書籍化。

    なんか,悲しいくらい理解できる感じ。

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    2016年11月03日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    考えが必ずしも一致する、というわけではない。でも、フェミニズムの思想はすごく共感する部分も多い。
    何より、この3人の会話のノリには、すごく親近感がある。女の女による女のための会話。開放感ある。(話の内容は深刻で、開放感はないのだけれど)

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    2016年08月28日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    対談形式なので読みやすい。母と娘は身体的同一化しやすい関係であるため、こじれやすいと。母にとって娘は自分の生き直して捉えるために抑圧的になるという解釈は面白く。確かに息子の方が親に対してはドライかもね。

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    2015年08月26日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    もし自分が事件になるような毒婦になってしまったら、「あれは私だ」という女性たちは、殺したり殺されたりするような関係だった男性たちより寒いものに感じるんじゃないかとちょっと思いました・・

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    2015年08月12日
  • アディクション臨床入門 家族支援は終わらない

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    著者のこれまでの来歴と日本のアディクション臨床の歴史についてドラマティックに述べられ、興味のある人には面白い。ただ最近の著者の書籍はこのような昔話が多く、かぶる部分は多い。臨床現場での記述はスリリングで引き込まれる。明日からでも真似がしたい部分も多い。巻末に非行臨床の専門家である藤岡淳子氏との対談がある。心理臨床ではともにマイノリティな部分を担ってきたお二人だが、考えや世代の違いもあるのか、丁々発止のやり取りで面白かった。

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    2015年06月03日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    他の本と併読をおすすめ 「母と娘はなぜこじれるのか」 

    「母は娘の人生を支配する―なぜ「母殺し」は難しいのか
    (NHKブックス)」を読んでからこちらを読むことをおすすめします。

    著者の斎藤さんが、母娘問題にゆかりのある方と対談していきます。

    角田さんの小説は同じ日に読み終わったばかり、
    萩尾望都さんの「イグアナの娘」はマンガもドラマも見、
    信田さよ子さんの「母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き」も
    読んでいたので対談の背景を知った上ですっと読んでいきましたが、
    今、実際困っている人は、「母は娘の人生を支配する―なぜ「母殺し」は難しいのか (NHKブックス)」、
    「母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き」の併読をおすすめいたします。

    田房永子さんとの対談が、一番付箋が多くなりました。
    実際の母との経験をマンガにされているということで、
    呪詛植えのメカニズムと、呪詛抜きについてなど、マンガで
    わかりやすく描かれているので、田房さんのマンガ作品にも
    興味がわきました。

    「母親から植えつけられた呪い、呪詛を抜いていく
    『呪詛抜き』が必要だと思っています」

    「いびつな母娘関係のラスボスは、男性の怠惰」

    というような発言にひとつひとつ、頷く経験がある方が
    いらっしゃるのではないでしょうか。
    また、逆に全くぴんと来ない方も同じくいらっしゃるのでしょう。
    それは、とても幸せなことだと知ってほしいです。

    「母親の呪縛から解放される一番のポイントは、
    自分は母親の思う通りじゃない、
    母親の望む言動をしなくてもいいんだ、
    イヤなことはイヤだって思っていいんだ、
    と気づくことでしょうか。」

    とありますが、このような本に出あっているということは
    なんらかの気づきがあって読んでいるのかなと思うと、
    それは大きな一歩だなと思います。
    自分がそのような問題を抱えていることすら気づかず、
    そう振る舞うのを当たり前と思っている人も多いはず。

    また、

    「今は母親との関係は、距離を置けているので、
    直接的な被害はないんですが、自分のなかにある
    母の呪縛みたいなものから、夫や子どもへの対応に
    問題を抱えています。

    お母さんとの関係が安定していなかったから、
    夫に対してこれでいいのか、子どもに対して
    これでいいのかと不安を感じたり、不安によって
    夫に対してキレちゃったりする」

    という言葉があったのですが、そういった、距離を置いてから、
    自分が母となったときのよすがになるような
    本というものも読んでみたくなりました。

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    2014年06月14日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    母と娘の間には
    母と娘の間にある問題がクローズアップされてきている。
    母は娘を支配しようとし、娘はそれに応えるために必死になる....
    その問題を5人の女性と対談形式で齋藤環が論じる。

    一番興味深かったのが水無田気流氏との対談。
    現代の育児の負担というものが女性に過剰に負担を強いているという論調であるがこの点は非常によくわかる。
    保育園が見つからない、見つかっても子供が病気になれば休まなければならない、夫は帰って来ない、孤独感を募らせていく......
    これは現代の母親には感じるものがあるのではないだろうか。
    ある程度の社会基盤がある人ならば公的サービスを受けられる(それがあることを知ることができるから)が、そうではない人に対するケアが少ないのは深刻な問題だと水無田氏は語る。
    それは現在の制度の大いなる弱点であろうと思う。
    個人主義的な自己責任や自己決定が声高に叫ばれているのに肝心の個人というものが尊重されていない、という指摘にも頷かせられる。

    信田氏との対談も面白い。
    マゾヒスティック・コントロールやロマンティック・ラブ・イデオロギーという概念が興味深い。
    後者が近代家族の維持装置の一つだというのは面白い視点だ。
    それは幻想だとはっきり言っているわけではないが、一種の大いなる物語という指摘がある。
    それが悪いというものではないがそれによって母のパワーが極端に一カ所に集中しているというのは納得できる部分もある。

    他にも田房永子氏、角田光代氏、萩尾望都氏の三人との対談がなされている。
    それぞれとても興味深い。
    自身が母との関係に苦しんでいる場合もあり、それをもとにいろいろなこうさつがおこなわれている。

    母というものが娘の人生に大きな影響を与えるのは決しておかしなことではない。
    それをもとに自分自身の世界を構築していくのだから。
    しかし、母と娘蜂が繋がっていたとしても別個の人間であり、母自身の「やり直し」ではない。
    娘であり母である自分に照らして怖くなりつつ、わが家はどうだろうかとしばし考え込んでしまった。                   

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    2015年03月18日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    うーむ。
     なるほど……。と言おうかなんと言おうか。
     女性が生む性だからなのか、産む性で有ることを社会的に期待されているからなのか、母、祖母、とさかのぼり、もしかしたらミトコンドリア・イブにまでたどり着く呪詛を感じる。すげーわ。

     社会や人情、世間の常識に照らし合わせて間違っているとしても、本人が辛いならば「辛い」って言うのは当たり前なんですよ、と言うことを切々と語っているなぁと。
     そして何より、逆もありき、と言うのが新しかった。端から見てどんなに辛そうでも、本人が大丈夫ならばそれでいいい。
     本人にとっては、本人が感じていることが真実なのだし、それを大切にしてほしいと思いました。

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    2014年04月17日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    実母とうまくいっていない長女の私にも娘がいるので、娘とはうまくやっていきたいと常に思ってます。

    なので、心に留めておこうと思うこともありながら、女同士はやっぱり難しく永遠のテーマなのかなぁとも思う。

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    2014年04月06日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    結構、衝撃的でした。でも、よく考えてみたら。後輩にこういう親子関係の子いたなぁ・・・その子の弱さのせいだと思って、埒が明かない感じに嫌気がさしちゃって疎遠になっちゃったけど、切りたくても切れないのか・・・全然わかってあげられなくて、悪かったな。。。

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    2014年03月26日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    「読み物」として純粋に面白かった。
    思想どーのこーのは、うーん。。ですが。。

    地方の貧困が本当にひどい、というのが
    印象的。
    地方在住ですが、こないだ東京で働いている
    ひとの月給聞いてたまげたとこずら。。

    同じ国の話とは思えないww。。
    家賃30万って・・・。。

    なので、地方の本当に貧しい家の人と
    東京でそれなりの生活の人とでは
    犯罪に関しても他の面でも格差が今後は
    出てきちゃうんだろうなあ・・・。
    この国は何を目指しているのか。

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    2014年01月26日
  • ふりまわされない

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    物語になっていて読みやすかった。一度目よりも2度目読んだ時の方がすんなりと入ってきた。イージーイズベストがいいということです

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    2014年01月19日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    期待を裏切らないおもしろさでした。でも、北原みのりさんの「女は韓流」発言はイラっとしました。少なくとも私は、韓流に興味はありません。いつものことですが、北原さんは相変わらず一人で突っ走って、上野さんの言葉も無視し、決め付けのトンチンカン発言を繰り返していました。それもある意味おもしろかったですけど。

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    2013年12月09日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    ネタバレ

    読後の”気圧され感”がとても強い鼎談録だと思います。
    角田美代子、三橋歌織…と東電OL・木嶋佳苗以外で関心の高い人物の話題も多く、特に木嶋佳苗と同時期にニュースになっていた上田美由紀の事件に対する考察は、両者の比較もありとても興味深いものでした。
    そして、自分が知らず知らずのうちに男性目線の報道を何の疑問も持たず受容していたことに気づきました。
    でもまたしばらくしたら忘れちゃいそうですが。

    北原さんのあとがきで、信田さんに壇蜜をどう思うかと訊ねた際の
    「私、好き!あの人、女のパロディだから!」
    という一言が強力にヒットして電車の中で思わず笑いそうになりました。
    その後の「なぜパロディなのか」という話は面白いですし頷けます。
    でも「パロディ」とは…言いえて妙です。

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    2013年12月04日
  • 選ばれる男たち 女たちの夢のゆくえ

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    私が中性な異性を好みにしている理由がなんとなくわかるような内容だった。

    女性たちが結婚を夢見た結果のようなものを書いている

    もちろん希望だけではないということを

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    2012年08月12日
  • 選ばれる男たち 女たちの夢のゆくえ

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    ネタバレ

    深く考えさせられた一冊。世にDVが広まりだし、それが実態としてどういったものなのか、DVの種類などについても知ることができるもので、DVに対する考え方がとても変わった。読んでいてこんな男もいるのかと腹立たしいくらいであったが、とてもよい本でした。

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    2011年07月29日