信田さよ子のレビュー一覧

  • ふりまわされない

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    私には役に立たない。紙の精パピルが馴染めない。と思っていたが1年ぶりに読んでみると心がスッキリした。
    大事なポイント
    善悪では無く損得で判断する。正しくても自分の損になることはしない。
    望ましい未来を考える。
    これまででホッとできる体験を思い出す。
    その体験を安心できる場所としてしまつておく。
    人間関係で損をするコストなレンズをかけていないか。
    他人が褒めてくれることを素直に信じるベネフィットなレンズを掛けよう。
    ハツカネズミにならないためにバリューフリー、選択肢は色々ある。
    願い事はふたつより3つが良い。そうすると選択の2ではなくバランスの3になる。
    イエスでもなくノーでもない。ノエスの魔法

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    2018年02月01日
  • ふりまわされない

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    7つの物語を元に、「ふりまわされない」生き方についてヒントを与えてくれる本。
    内容を集約すると、①既存の価値観に縛られない②自分の感情を肯定する③自分の生きやすいように生きる、ということだと思う。
    悩みを抱えた時にまた読み直したい本。

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    2016年12月12日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    女性の謎、ジェンダーの壁、父親不在…。問題の原因から、葛藤を乗り越えた体験、自立した関係の築き方まで、精神科医・斎藤環と5人の女性が、母と娘について語り合う。朝日カルチャーセンターでの対談を加筆・修正し書籍化。

    なんか,悲しいくらい理解できる感じ。

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    2016年11月03日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    考えが必ずしも一致する、というわけではない。でも、フェミニズムの思想はすごく共感する部分も多い。
    何より、この3人の会話のノリには、すごく親近感がある。女の女による女のための会話。開放感ある。(話の内容は深刻で、開放感はないのだけれど)

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    2016年08月28日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    対談形式なので読みやすい。母と娘は身体的同一化しやすい関係であるため、こじれやすいと。母にとって娘は自分の生き直して捉えるために抑圧的になるという解釈は面白く。確かに息子の方が親に対してはドライかもね。

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    2015年08月26日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    もし自分が事件になるような毒婦になってしまったら、「あれは私だ」という女性たちは、殺したり殺されたりするような関係だった男性たちより寒いものに感じるんじゃないかとちょっと思いました・・

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    2015年08月12日
  • アディクション臨床入門 家族支援は終わらない

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    著者のこれまでの来歴と日本のアディクション臨床の歴史についてドラマティックに述べられ、興味のある人には面白い。ただ最近の著者の書籍はこのような昔話が多く、かぶる部分は多い。臨床現場での記述はスリリングで引き込まれる。明日からでも真似がしたい部分も多い。巻末に非行臨床の専門家である藤岡淳子氏との対談がある。心理臨床ではともにマイノリティな部分を担ってきたお二人だが、考えや世代の違いもあるのか、丁々発止のやり取りで面白かった。

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    2015年06月03日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    他の本と併読をおすすめ 「母と娘はなぜこじれるのか」 

    「母は娘の人生を支配する―なぜ「母殺し」は難しいのか
    (NHKブックス)」を読んでからこちらを読むことをおすすめします。

    著者の斎藤さんが、母娘問題にゆかりのある方と対談していきます。

    角田さんの小説は同じ日に読み終わったばかり、
    萩尾望都さんの「イグアナの娘」はマンガもドラマも見、
    信田さよ子さんの「母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き」も
    読んでいたので対談の背景を知った上ですっと読んでいきましたが、
    今、実際困っている人は、「母は娘の人生を支配する―なぜ「母殺し」は難しいのか (NHKブックス)」、
    「母が重くてたまらない―墓守

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    2014年06月14日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    母と娘の間には
    母と娘の間にある問題がクローズアップされてきている。
    母は娘を支配しようとし、娘はそれに応えるために必死になる....
    その問題を5人の女性と対談形式で齋藤環が論じる。

    一番興味深かったのが水無田気流氏との対談。
    現代の育児の負担というものが女性に過剰に負担を強いているという論調であるがこの点は非常によくわかる。
    保育園が見つからない、見つかっても子供が病気になれば休まなければならない、夫は帰って来ない、孤独感を募らせていく......
    これは現代の母親には感じるものがあるのではないだろうか。
    ある程度の社会基盤がある人ならば公的サービスを受けられる(それがあることを知ること

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    2015年03月18日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    うーむ。
     なるほど……。と言おうかなんと言おうか。
     女性が生む性だからなのか、産む性で有ることを社会的に期待されているからなのか、母、祖母、とさかのぼり、もしかしたらミトコンドリア・イブにまでたどり着く呪詛を感じる。すげーわ。

     社会や人情、世間の常識に照らし合わせて間違っているとしても、本人が辛いならば「辛い」って言うのは当たり前なんですよ、と言うことを切々と語っているなぁと。
     そして何より、逆もありき、と言うのが新しかった。端から見てどんなに辛そうでも、本人が大丈夫ならばそれでいいい。
     本人にとっては、本人が感じていることが真実なのだし、それを大切にしてほしいと思いました。

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    2014年04月17日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    実母とうまくいっていない長女の私にも娘がいるので、娘とはうまくやっていきたいと常に思ってます。

    なので、心に留めておこうと思うこともありながら、女同士はやっぱり難しく永遠のテーマなのかなぁとも思う。

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    2014年04月06日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    結構、衝撃的でした。でも、よく考えてみたら。後輩にこういう親子関係の子いたなぁ・・・その子の弱さのせいだと思って、埒が明かない感じに嫌気がさしちゃって疎遠になっちゃったけど、切りたくても切れないのか・・・全然わかってあげられなくて、悪かったな。。。

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    2014年03月26日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    「読み物」として純粋に面白かった。
    思想どーのこーのは、うーん。。ですが。。

    地方の貧困が本当にひどい、というのが
    印象的。
    地方在住ですが、こないだ東京で働いている
    ひとの月給聞いてたまげたとこずら。。

    同じ国の話とは思えないww。。
    家賃30万って・・・。。

    なので、地方の本当に貧しい家の人と
    東京でそれなりの生活の人とでは
    犯罪に関しても他の面でも格差が今後は
    出てきちゃうんだろうなあ・・・。
    この国は何を目指しているのか。

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    2014年01月26日
  • ふりまわされない

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    物語になっていて読みやすかった。一度目よりも2度目読んだ時の方がすんなりと入ってきた。イージーイズベストがいいということです

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    2014年01月19日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    期待を裏切らないおもしろさでした。でも、北原みのりさんの「女は韓流」発言はイラっとしました。少なくとも私は、韓流に興味はありません。いつものことですが、北原さんは相変わらず一人で突っ走って、上野さんの言葉も無視し、決め付けのトンチンカン発言を繰り返していました。それもある意味おもしろかったですけど。

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    2013年12月09日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    読後の”気圧され感”がとても強い鼎談録だと思います。
    角田美代子、三橋歌織…と東電OL・木嶋佳苗以外で関心の高い人物の話題も多く、特に木嶋佳苗と同時期にニュースになっていた上田美由紀の事件に対する考察は、両者の比較もありとても興味深いものでした。
    そして、自分が知らず知らずのうちに男性目線の報道を何の疑問も持たず受容していたことに気づきました。
    でもまたしばらくしたら忘れちゃいそうですが。

    北原さんのあとがきで、信田さんに壇蜜をどう思うかと訊ねた際の
    「私、好き!あの人、女のパロディだから!」
    という一言が強力にヒットして電車の中で思わず笑いそうになりました。
    その後の「なぜパロディなのか」

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    2013年12月04日
  • 選ばれる男たち 女たちの夢のゆくえ

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    私が中性な異性を好みにしている理由がなんとなくわかるような内容だった。

    女性たちが結婚を夢見た結果のようなものを書いている

    もちろん希望だけではないということを

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    2012年08月12日
  • 選ばれる男たち 女たちの夢のゆくえ

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    ネタバレ

    深く考えさせられた一冊。世にDVが広まりだし、それが実態としてどういったものなのか、DVの種類などについても知ることができるもので、DVに対する考え方がとても変わった。読んでいてこんな男もいるのかと腹立たしいくらいであったが、とてもよい本でした。

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    2011年07月29日
  • 結婚帝国

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    フェミニズムがなんなのかちょっとわからなくなる。
    まあ、もう少し年をとったらこの方たちの意見を参考にしよう。

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    2011年06月24日
  • 父親再生

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    女性カウンセラーの書いた父親の本ということもありとても興味深い。妻息子からの視点が新鮮で、よくある「強い父親を取り戻せ」みたいな男の書く本とは一線を画している。
    父親として耳の痛い共感することがたくさんある一方で、さっき言ってた失敗父親の逆もまたうまくいかない、という展開は「どうすりゃいいの」と思ってしまう。
    きっと著者はそれもわかった上で、結論めいた締めくくりとして、理想の父親像なんてものはなく、家族から愛される父親になるよう努め続けること、を推奨するに至ったのだと思う。でもやっぱり、それってどうすりゃいいの?って場面が出てくると思う。
    家族って不思議。

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    2011年05月19日