信田さよ子のレビュー一覧

  • 言葉を失ったあとで

    Posted by ブクログ

    似た分野で活躍している2人の対話は、私にとっては話が飛びまくりで理解ができなかったり、もうちょっと踏み込んで話してくれないとわからない!と思ったりする箇所が大量にあった。
    自分はこの分野の文脈をまだよく知らない、知識不足だなということを痛感した。

    虐待やDVのこと、社会で女性はどのような立場にあるのかということ、もっと知りたい。
    そう思ってる私にとっては、この本はいい導入になった。読書案内もついているから、この本をとっかかりに理解を深めていけそう。

    「聞く」ことで誰かの力になる。そんな仕事ができるようになりたい。せっかくこの仕事を選んだのだから。
    そして、このテーマは私が嫌いな警察回りと自

    0
    2022年04月10日
  • 言葉を失ったあとで

    Posted by ブクログ

    深く 深く 考えさせられてしまった

    「今」この瞬間にも 起きている
    「アディクション」「DV」の実態に
    そのまま向き合ってこられた
    お二人の 言葉の数々に
    考えさせられてしまうことしきりである

    もうずいぶん前のことになるけれども
    DARCを運営されている方と
    知り合いになったことがあり
    一度「ミーティング」を覗いてみませんか
    とお誘いを受けたことがあった
    その時にも ものすごい衝撃を
    受けましたが

    語りだそうとするひとがいて、
    それを聞こうとするひとがいる場所は、
    やはり希望なのだと思う

    と「おわりに」の中で
    上間陽子さんが綴っておられますが

    つくづく そうだなぁ
    と思う

    0
    2022年03月25日
  • 言葉を失ったあとで

    Posted by ブクログ

    上間陽子さんの誠実さが際立った対談だと感じた。アディクションのフロントランナーたる信田さよ子さんへのリスペクトも感じたし、自分の活動を少しでもいいものにしたいという自己批判の視点も感じる。

    対談、とはいうものの信田さんが上間さんに「教える」の構造が多いような気がして、そこが少し気になる。信田さんの語りはすごく含蓄のあるものばかりだったが、ふたりが共振して予想外のところに辿り着く類の対談ではなく、「信田さんの語りを上間さんが引き出す」会になってしまっている、というか。もう少し上間さんの話が聞きたかったのが正直なところ。

    信田さんの自分の仕事への強烈な自負は、もちろん結果も含めて当然と言えば当

    0
    2022年03月07日
  • 明日、学校へ行きたくない 言葉にならない思いを抱える君へ

    Posted by ブクログ

    中2の長男が、3学期の始まりから学校に行けたり行けなかったり、、、となりました。期末テストはついに3日間とも行けず、でも、毎朝、行かなきゃ、でも、行けないと葛藤している姿に、私も胸が押しつぶされそうになっていました。
    私自身はもともと自己表現が苦手なタイプでしたが、勉強だけはハマり、勉強ができることだけが自分を救ってくれたといってもいいような学生時代を過ごしてきました。でも、いい高校に行き、いい大学に行き、いい就職をしても、自分が幸せだとは思えず、子どもを生んで育てる中で、自分を知ること、自分のしたいこと・好きなことをすることこそが、本当の幸せに繋がるんだと実感しています。なので、勉強はしたけ

    0
    2022年02月19日
  • 言葉を失ったあとで

    Posted by ブクログ

    まさに言葉を失うような、酷い状況を生き抜いてきた人々の語りをきいてきた2人の言葉は、語っている内容以上に語らないこと、語れないこと、わかりやすい言葉にならない、手からこぼれ落ちるようなことを含んでいるのだろうという感じを受けた。

    言葉にすることの限界を知って、それでも、その場に立ち続ける覚悟というか。

    DV家庭で育って、やっとそのことを言語化しはじめてきたわたしには、色んなことを思いだし、ちょっと具合悪くなりながら読み終えた。

    残っているのは、被害者は加害について理解する必要があるということ。家族から暴力をふるわれ続けるとわけわからなさを本当に感じる。そのわけわからなさと対峙し続けること

    0
    2022年02月01日
  • 家族と国家は共謀する サバイバルからレジスタンスへ

    Posted by ブクログ

    半分以上読んでも、タイトルの意味するところが分からなかったが最後の方で繋がった。内容は既知のものもあれば逆もあり、全体的にとても興味深く読んだ。

    家族という無法地帯。児童虐待とDV。子供の頭を叩くのも、生意気な妻を蹴るのも、ちゃぶ台を引っくり返すのも、家長からみれば「仕方のないこと」であり、家庭内に暴力など存在しないのだ、という下り。

    引きこもりは、本人よりも両親のケアが先と著者は言う。両親のチームワークの形成。引きこもりが原因で破綻する夫婦は多いからだ。

    第二次世界大戦からの復員者の心的被害。妻や子供への苛烈な暴力。これはベトナム戦争後のアメリカでも見られる。

    「プライバシー原則とは

    0
    2021年10月10日
  • 母からの解放 娘たちの声は届くか

    購入済み

    ターゲットが自分とは違った

    本書はもう学校を卒業して就職し、多かれ少なかれ自分の収入がある人に向けだと感じました。

    0
    2021年05月19日
  • 明日、学校へ行きたくない 言葉にならない思いを抱える君へ

    Posted by ブクログ

    不登校の悩みや不安を抱えるこども達に寄り添い、苦しいのは自分一人ではないと励まし三人の専門家が一緒に問題を解決しようと勇気づけてくれる一冊。

    臨床心理士の信田さよ子さんの、自己肯定感という言葉に対する持論で「たいてい自分はいやなものです。自分を認められず嫌悪するところから、エネルギーが生まれることもあるのです。
    楽かどうか、ほっとできるかどうかという点を大切にしたい」という言葉にどれだけ救われた子ども達、親がいるだろうと思いました。私も困っている子どもがいたらこのような言葉をかけてあげられるようになりたいです。


    脳科学者の茂木健一郎さんは根底に優しさが溢れていて、子どもは焦らないでいい、

    0
    2021年04月21日
  • 明日、学校へ行きたくない 言葉にならない思いを抱える君へ

    Posted by ブクログ

    幅広の不登校理由に即した内容で、子供のため大変参考になった。学校に行かなくていい、理論はよく理解しているが、その他の学びの環境整備を早く国が整えて欲しい。他人任せに思われるかもしれないが、藁をもすがる気持ちでいっぱいだ。
    今後もシリーズで出版してほしいと切に願っている。

    0
    2021年04月09日
  • 母・娘・祖母が共存するために

    Posted by ブクログ

    小説より気持ちを大きく揺さぶられる。

    個別の具体的なエピソードはハラハラするし、絡み、粘るような言葉の数々に気持ちの悪さや吐き気を覚える。思わず顔を顰めてしまう。それくらい胸にぐぐっとくるということ。

    不在の父親、他人事の父親について、その時代の国家の政策を絡め言及しているのが読み応えあり。
    父親について書かれたものを今まで読んでいなかったから、問題として挙げてくれているのがとてもいい。

    時代、世代で捉え、俯瞰して眺めることのだいじさ。
    団塊とはなんなのか、この切り口で話されるとふっと納得できるところがある。

    0
    2021年03月24日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

    Posted by ブクログ

    普段接する事のない世界の話である一方で、女性としていつも置かれている世界の話でもある。

    驚いたのは司法の世界でどれだけ性差別があるのかと言う話、調書には男尊女卑のような記述がされるなど。

    この本を読んでいると男女が同じ立場、感覚で付き合うことは不可能なのかと考えさせられる。

    0
    2021年03月16日
  • 逃げたい娘 諦めない母

    Posted by ブクログ

    信田さよ子さんのコラムはうなずくことばかり。言語化しづらかったことを書いてくれている。
    母親についての理解が進む。

    小説仕立てになっており、設定等はおいといて、母娘のやり取りは単純化されており、わかりやすい。

    0
    2021年03月12日
  • 結婚帝国

    Posted by ブクログ

    読み終わりました。結婚と何ぞや?女とは?男とは?超有名な社会学者とカウンセラーの対談本。信田氏があとがきで散々上野氏を褒めちぎっておきながら、対談の中では意外と上野節に反論したりしているのが面白い。
    対談自体は結婚そのものについて語り尽くすというよりは、DVや性、世代の傾向もふんだんに交えて話している感じ。
    信田氏の「わたしは、結婚は制度だと思ってますから。制度であるということを知らずに制度に踏み込むのが結構です」という言葉は核心を突いている。また、「男はおびえて女に暴力をふるう」という箇所も核心的。この本からは学ぶことが多い。

    ただ一点だけ。個人的に上野千鶴子節は対談よりも文章の方が輝いて

    0
    2020年09月06日
  • 母・娘・祖母が共存するために

    Posted by ブクログ

    『毒母』最近良く聞く言葉ですネ。WOWOWでもドラマでやってたけど、この本を読む前と後では全然違う意味の言葉となって私の過去の記憶が蘇ってきました。祖母、母、私全く問題無く生きてきたようですが、今にして思えば都会ではなく田舎で育った為余り重たく感じる事が無かったが、少なからず感じていた矛盾、忌避感は本書を読んで納得しました。たくさんの人に読んでいただきたいですね。

    0
    2020年05月26日
  • ふりまわされない

    Posted by ブクログ

    仕事、家庭、それぞれの場面でネガティブに考えすぎて自分で苦しくなっている人に、分かりやすい言葉で認知を変えることを促す。短くてすぐ読めるけど、身につまされることも多い。
    正しさよりベネフィットを選択するなどのアドバイスから、いかに自分で自分を縛っているかに気づかされた。

    0
    2020年03月15日
  • 後悔しない子育て 世代間連鎖を防ぐために必要なこと

    Posted by ブクログ

    本書のような正論はインパクトがないため、あまり注目されないのが残念です。どの意見にも同意しますが、実践するにはそこそこの「知性」や「客観性」が必要です。自分の感情もコントロールできない認知力の低い大人では、毎日生きるだけで精一杯ではないでしょうか。

    0
    2020年01月27日
  • 結婚帝国

    Posted by ブクログ

    刺激が強い!ぴりぴりする~。
    頭の回転が速すぎて付いていけないところも多いけど、言ってることは超面白い。
    夢中で読んでしまった。
    精神的に自立しないのは良くないけれど、生活は依存したって構わない。
    弱い立場は連携すべし。
    信田さよ子さん、気になるなあ。
    もっと読みたい。
    上野千鶴子は周辺をぐるぐる回っている…いつか近づけるかな。

    0
    2019年07月07日
  • 結婚帝国

    Posted by ブクログ

    かなり辛辣、結婚しようともがく女性に対し、基本的には救いの言葉はない。血も涙もないが、だからこそ、あらゆる面から現代の結婚観がクリティカルに分析されている。心臓の強い人にはオススメ

    0
    2019年06月09日
  • 母・娘・祖母が共存するために

    Posted by ブクログ

    たくさんの著書があり、いつも気にはなっていたが、あまり自分には関係がないような気がして、手に取ることがなかった。
    いや、母であり娘であるのだから、全く関係ないわけではない。関係ないと言い切る方が問題で…
    「毒親」というのは著者の造語かと勘違いしていた。著者の活動があり、間接的にこの言葉も生まれたのかもしれない。とてもインパクトのある言葉だ。自分は「毒親」に育てられてたのではないか、自分は「毒親」ではないか、とチェック、反省、客観化できる。言葉として、美しいとは思わないが、意味のある造語だと感じている。言葉としての寿命はどうであろうか。

    0
    2019年01月12日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

    Posted by ブクログ

     北原みのりの木嶋佳苗の裁判傍聴記録「毒婦」を下敷きに、フェミニスト女性3人の鼎談。
     タイトルの木嶋氏と東電OLだけでなく、ほかの殺人事件の被告になった女性たちも俎上に上がっている。

    0
    2018年12月22日