共依存 苦しいけれど、離れられない 新装版

共依存 苦しいけれど、離れられない 新装版

小説・文芸
858円 (税込)

4pt

4.4

問題を起こす人を抱え込むことは愛であったはずなのに、なぜ悪化するのだろう。DVやアルコール依存、母娘問題など、家族関係に困ったとき、「共依存」という言葉は解決のためのヒントを与えてくれる。新装版に寄せて田房永子氏が新たに解説を寄稿。

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共依存 苦しいけれど、離れられない 新装版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人の幸せとは「あなた無しでは生きていけない」との言葉をいかに受け取ることができるかで決まるのではないかと思っていたが、事はそう簡単ではないと気づかせていただいた迫力ある「作品」。何より「あなた無しでは生きていけない」という言葉を受け取るには本来何らかの差し出すものがなければをならないはずなのにで、そうでないケースがこれほどまでに存在することに恐ろしさを感じました。

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    アディクションの専門家による、共依存の解説書。対等な関係では起こり得ない共依存の構造に納得させられた。クライエントの対人関係を紐解いていく際に、この考え方はかなり有効ではないかと思われる。

    0
    2024年09月07日

    Posted by ブクログ

     私がケアマネとして担当している利用者さん(女性)とその娘の関係性、ケアの仕方は支援者の良かれと思う方法から大きく外れており、私には理解できなかった。病院関係者からは「共依存的」と言われていたが、果たして本当にそうなのか?「共依存」の定義とは?との疑問から、本書を手に取った。
     彼女たちの関係性を俯瞰して考えることができたと同時に、「ケアする男性」の章での同性バッシング、性的役割分担は、思い当たることがありすぎてゾッとした。
     支援者としての私は、自分の中に根付いている性的役割分担についても意識していく必要があると感じた。

    0
    2024年01月27日

    Posted by ブクログ

    すごくわかりやすくて興味深く読んだ。
    苦しんでいる人たちが自身の状況に気づくきっかけになればいいと思う。
    今のこの関係、苦しいな、と思ったらぜひ。
    山田詠美の『風味絶佳』、映画『嫌われ松子の一生』、映画『ジョゼと虎と魚たち』、社会現象になった韓ドラ『冬のソナタ』などの、エンターテイメントを例にとっている章もある。
    『風味絶佳』は恐ろしいと思った。幽霊やお化けなんかより身近で、”いつのまにかそうなっている”のが、怖い。
    『ジョゼと虎と魚たち』は好きな映画で、二十代で観た当時は「恒夫ひでー」と、思ってたのだが、“共依存”というキーワードでこの映画を観ると、なるほど、そうかと思える結末。
    思えば「恒夫ひでー」という思いの奥底には、「(障害者の)ジョゼに責任取れよ!」といった、ジョゼに対する憐憫が隠れていたように思う。
    それはそれでジョゼに失礼な話だなと、今では考える。←話逸れた。
    『ジョゼと虎と魚たち』は原作と映画のラストが大きく違うみたいなので、見比べてみるのも楽しそう。

    0
    2023年08月31日

    Posted by ブクログ

    2012年文庫発行の新装版でした。
    -------------------------
    誰かにとって
    「かけがえのない存在」になることの快楽は、
    支配の快楽と同じだ。

    引きこもり、ギャンブル・アルコール依存、
    DV、母親問題、
    家族関係に悩んだとき、明快な答えがここにある。
    -------------------------
    ニュースで目にする痛ましい事件。
    そのなかには子どもが犠牲になるものも。

    前半は、共依存についての説明や、
    周辺情報を説明してくれているのですが、
    症例や事例も織り交ぜて語られていて読みやすく、
    知識のない素人の私でも理解できました。

    後半は、実際にというところと、
    映画作品のなかに見てとれる共依存を解説しており、
    無意識に見ているもののなかにも存在していることを感じました。

    ニュースで取り上げられる事件でも、
    この共依存がキーワードになっているものも
    あるんじゃないかと思わされました。

    10年以上も前の本なのに、
    今でも新鮮で思い当たる感覚に
    何とも言えない気持ちになりました。

    0
    2024年04月08日

    Posted by ブクログ

    ドラマや映画の話も上がっていて、とてもわかりやすい。弱者を支配するのは、本当に簡単だと思う。そしてほとんどの人はそのことに無自覚だ。
    また、熊谷さんの解説もとても良かった。

    0
    2023年08月18日

    Posted by ブクログ

    感想
    排斥か受容かではない。好きな人の嫌な所を見つめなければ溺れる。それを指摘できないのは自己が確立されていないから。拒絶は死を意味しない。

    0
    2023年06月09日

    Posted by ブクログ

    イネーブラーという概念を知ってどきりとした、知れてよかった。本書の論点がそこにないとは思いつつも、ではどうすればよいのか?と問いたくなる。それからここで描かれる男に奥行きがなさすぎるのではないかとも思う。

    0
    2025年01月13日

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