畑野智美のレビュー一覧

  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    主人公や主要な登場人物たちは私とは全く重なることのない属性の人たちですので、共感する、という面では弱かったです。ただ、日々の苦労や不安、それに対していつも頑張っていること、でも、やはり不安が大きくて、目を背けて、ないことにしてしまうこと、など、主人公や友人たちがこれからの人生をどう生きていくかを考えながら目先の毎日を過ごしていくことの大変さを感じました。

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    2026年08月15日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    特典?の後日談を読むのと読まないのでは、この物語の感想はかなり変わってくるのではないか。(欲を言えば書籍化の際に後日談も本に入れて欲しかったな…) 原題の 今夜も眠れない のが個人的には眠れない夜のメランコリー感があって好き。

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    2026年08月11日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    あの人と過ごす
    何気ない「おやつ」の時間が、
    今日を乗り切る力をくれる。

    おいしいものを愛する作家陣が贈る、
    心とおなかの空腹をあたたかく満たす連作短編集。
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    好きな作家さんが多く参加されていて購入しました。
    これもかなり前に読んだので記憶が曖昧ですが。

    ぱらぱらページをめくると少しずつ思い出してきました。

    島本理生さんの「楽園の代わりのカッサータ」が好きでした。
    議員と不倫という不毛なことと、
    切ないけどなんか爽やかな部分もあって。

    他の作品も同級

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    2026年08月08日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    読みやすくてさくさく読めたけれど、結局主人公は美人でモテて、自立できて、僻みという感情しか生まれなかった。
    妹も離婚した友人もそれぞれに悩みや嫌なこと、不安なことがあって、わかるけれど、読んでいて不快感が拭えない。
    貝塚さんは少女漫画に出てくる人だね。
    ファンタジーな小説であり、今の自分にはファンタジーを楽しめる余裕はなくて、悩みは尽きなくて、楽しみにしていたからこそ、痛いところを刺されたな。

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    2026年08月03日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    ネタバレ

    少し前に読み終わった作品。
    登場人物やあらすじなど少しうろ覚えになってしまっているけど、覚えている限りで感想を書く。

    大きな展開はなくても、色々なライフステージにいる家族、友達、恋人、同僚の登場によってそれぞれにとっての"幸せ"の定義や苦悩を感じ、感情移入してしまった
    30代後半、まさに自分のこれまでの人生を振り返って答え合わせをする時期なのかな
    方向転換をするには少し勇気がいる、だからといって目を背けていたら何も変わらない。それをまざまざと見せられて、これから30代後半を迎える私は少しザワザワする気持ちになった。

    《印象に残っているところ》
    ・主人公ー夏帆、漫画家(イ

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    2026年07月30日
  • 14歳までの犯罪

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    クラスメイトみんな性格が悪いから安心して読む事ができる。いい子がいじめられていると読むのがつらくなるけどこういうストーリーも面白いかも。
    万引きのうやむやは昭和の世界ぽい。

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    2026年07月24日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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     依里(ヨリ)は、結婚間近の恋人を、バス事故で亡くしてからうまく眠れない。
    彼が亡くなった、それだけでもショックなのに、知らない女性と、いるはずのない場所で事故にあったとしたらなおさらだ。
     人生は喪失と再生の繰り返しだ。
     両親の意見を、恋人の意見を聞き入れながら生きてきた依里に対して、それは軽いモラハラでは・・・と指摘されて、初めて自覚する。
    その部分を読んで初めて、ああそうか、と、そういう考え方もあるのねと思ったのです。
    昭和の人間なんて、多かれ少なかれそういう環境だったのではないか。
    大げさにすることでもないのではないか。
    時代が違うといえば、それだけのこと。でも、時代に合わせていろい

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    2026年07月24日
  • 大人になったら、

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    ネタバレ

    主人公のメイがとにかく主体性がなく、自分のアイデンティティを他者に求めているような人物像で少しイライラした。だけどそれは父や恋人に置いていかれた喪失感によるものなのかもしれない。大人になり切る前に、盲目的な愛を注いでくれていた(と思っていた)人に捨てられた。これまで信じていたものに突然背を向けられるということで、自分の軸がぐらりと揺らいでしまったのかもしれない。
    羽鳥先生は怖い。

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    2026年07月22日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    古い価値観はまだ残っていて、タイトルのような状態だと「結婚は?子供は?」と聞いてくる奴がいるんですよね。
    ちゃんと自立して生活しているんだからいいじゃないかと思います。
    それよりも私はだらしない彼氏が嫌でした(笑)。でも本人が納得してつき合っているのなら、外野がとやかく言うことじゃないしなあ…。
    いろんな生き方がもっと認められる世の中になってほしいと思いました。

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    2026年07月18日
  • 消えない月

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    ネチネチ陰湿ストーカー気質のワイも真っ青の最恐ストーカー小説でした。

    ストーカーの被害者目線だけではなく、加害者目線からも描かれるのが面白い。
    解説も自身がストーカー被害に遭ったことで、被害者支援のNPO法人を立ち上げた小早川明子さんがされている。
    解説を合わせて読むと、この小説は加害者の心情がかなりリアルに描かれているんだと感じた。

    「被害者が加害者から逃げるための努力をするように、加害者も同じように、あるいは被害者以上に、被害者に接触するための努力をする。努力する者に運は味方をする。努力が間違っているものだとしても。」といったニュアンスのことが本編で描かれており、ここが一番ゾッとした。

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    2026年07月13日
  • 世界のすべて

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    ネタバレ

    性的マイノリティの人たちの話
    恋愛感情が沸かない、沸きすぎる、女の子だけど女の子が好き等、様々な人が織りなす物語

    理解を示していきたいと思わされる一方で、コトリちゃんとの居酒屋での会話がかなり考えさせられた
    多様性を理解している→その上で女装している男性は気持ち悪い→それは普通の自分にコンプレックスがあるから→ゲイの友達を新しいアクセサリーのように考えている人もいる

    コトリちゃんを性的マイノリティではない人(=多くの読者)の立場としておくことで、より話が面白くなってました


    一方で、ストーリーというよりは、様々な性的マイノリティ紹介資料になっていた印象
    分かりやすくはあるので、ジェンダー

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    2026年07月12日
  • 若葉荘の暮らし

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    とても温かい。大人になると新しい人間関係を作ることが煩わしくなってしまうけど、
    不意に接した人との繋がりをもっと丁寧に大事にしないといけないと思いました。

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    2026年07月11日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    30代後半でも独身でもひとり暮らしでもないけど借りた。色々なことに悩まされて惑わされる年頃かも。どうありたいか、何がしたいかをしっかり考えなくちゃな。

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    2026年07月11日
  • アサイラム

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    アサイラム…。 避難施設。レイプ、DV、虐待、イジメ、様々な被害者の心のケアを行う場所として国が作った街で色々な被害を受けた人のどうやったら立ち直れるかなどの話。 加害者は、反省とかするのだろうか?被害者は、自分が悪かったのかと悩み精神にくるし…。  レイプなんか心の殺害に近いと思う。イジメだってそう。 主人公は、立ち直れるのか。心が壊れる話は、きついわ

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    2026年07月03日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    織守きょうやさんの一編が最高に好きでした。尊い。
    作者さんの別の短編集でも描かれていたけれど、美味しいものを食べて(できれば)喜んてほしいって、シンプルに愛の本質だなぁ。尊すぎて何回も読み返しました!

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    2026年06月21日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    人が心から安心できることは永遠にないのではないか。
    結婚しても独身でも、稼いでいても稼いでいなくても。
    心の持ちようとかよく聞くし、私もそう思っていたけれど、そう思いたいだけなのかもしれない。
    SNSでは、独身だけど幸せだし人生満喫してます!のような投稿を見かけるけど、本当でもあり、全部が本当でもないような気がする。
    だからといって全てが不幸でもない。

    既婚者も独身も子持ちも子なしも、違う種類の罪悪感があって、各々気を遣いあいながら生きている気がする。

    結局どんな肩書きであっても、不安はついてくるし、それを受け止めて生きていくしかない。
    自分に刷り込まれてきた思い込みを、ひとつずつ解いてい

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    2026年06月18日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    畑野智美さんのエッセイかと思って借りたら違った。でも主人公はエッセイ漫画家。フリーランス、独身、美人、彼氏がちょっとどうしようもないのでズルズル付き合ってる。うーーーん勿体ないと思いながら読んでいたけれど、なんとか整って終わったので良かった。

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    2026年06月09日
  • 14歳までの犯罪

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    14歳の子達の心の揺らぎがこと細かに描かれているお話しだと思いました。

    14歳…大人でもなく子供でもない難しい年齢。
    今は情報過多の時代だから普通の自分がなんかつまらなく思てしまうのかな?

    このくらいの子が万引きとかのスリルを味わうということはどの時代にもあったのかもしれないけれど、最後の方で友達のお兄さんが
    『オレたちの時は駅前のスーパー潰しそうになったからほどほどにしろよ』
    と、笑いながら言ったのには誰もがやること…みたいなニュアンスがあって空恐ろしくなりました。

    中学生、高校生が教室という狭い空間に数十人も詰め込まれて自由がない。
    だから刺激を求めがちなのかもしれないね。
    けれど、

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    2026年06月05日
  • 大人になったら、

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    後ろのあらすじを読んで主人公が自分と同い年だったため手に取った本

    読み終わってから装丁を見返したら納得した

    消えない月の作者とは思わなかった
    消えない月が衝撃的で
    こんなほっこり系なお話も書く作家さんなんですね

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    2026年05月27日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    名取佐和子さんのドーナツ息子が特に今の私には響きました。
    私にも息子がいるのでこの先、親がこどもを思うようにこどもにも親を思う瞬間が物語の様に一瞬でもあると良いなという淡い期待をしてしまいました。
    一緒にいれる時間を大事にしないとと改めて思いました。

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    2026年05月17日