畑野智美のレビュー一覧

  • 消えない月

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    モラハラ男の思考回路、ストーカーの執着心を学べました。
    さくらがあまりにも可哀想なのに、自分を責めてばかりで周りに迷惑がどうとか言って…こういう子がモラハラに捕まるのかなと思いました。
    さくらが松原さんに勝つところが見たかったです。

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    2025年08月16日
  • ヨルノヒカリ

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    ネタバレ

    それぞれ事情を抱えた男女の同居生活。
    ほっこりして良い話と思っていたけど、終盤の暴力と相手への謝罪なしはダメだなと思った。
    理由はどうあれ暴力はダメ。

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    2025年08月10日
  • 大人になったら、

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    大人になったらという題名 通り少しずつ大人になっていく女の子の物語です。
    35歳という年齢で恋愛経験が少なく 自分がいつもいつまでも子供っぽいなって
    悩みはあるけれど、素敵な友人囲まれて色々な思いに気づかされていく
    同じ年代だったらもっと 共感できたかもしれない
    でも女性としての悩みはなんとなくわかる
    あー 自分もそうだったなって
    素敵なハッピーエンドなんで読むと幸せになるかもです

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    2025年08月06日
  • 若葉荘の暮らし

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    主人公がシェアハウスをする中で考え方や生き方に変化が出ていてよかった。
    コロナ禍の生活もリアルに描かれていた

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    2025年07月23日
  • 国道沿いのファミレス

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    ファミレスで働く社員の男の人が主人公。問題ありで地元に飛ばされてきてからのなんやかんやのお話。シンゴーーー!!!シンゴがいい人過ぎて可愛すぎて幸せになってくれてありがとうの気持ち。綾ちゃんまさかのその展開はまったく読めて無かった…笑
    星野はいるよねこういう奴って感じでいい感じの嫌な奴おぶ嫌なやつで、そこの展開は読めた笑

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    2025年07月23日
  • アサイラム

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    優しいってやっぱり優柔不断ということだと感じてしまった。気を遣って、相手にあわせることばかりしなくてもいいのに。

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    2025年07月16日
  • 世界のすべて

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    自分の当たり前が他の人にも当てはまるとは限らない。みんなそれぞれ、と常に思っておかないとね。そうしないと、ついつい自分の考えを押し付けそうになってしまうわ。

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    2025年06月19日
  • 消えない月

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    ストーカーをされている側としている側の両方の視点から書かれた作品。ストーカーしてる側が悪びれない感じがリアルで怖かった。

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    2025年06月14日
  • 若葉荘の暮らし

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    コロナの頃の話だが良い本だとは思う。雰囲気があって、穏やかに話が展開しながら、時々おやっと思う問題提起もあって。だけどいろいろと面倒くさい。あの頃、暑いときのマスクはうっとうしかったものの、余計な負担を見直すきっかけになって良いこともたくさんあった。義理や付き合いや混雑等がなくなり、気持ちの面では私はすっきりと暮らせていた。病気は嫌だし困っていた人がたくさんいたことは理解するが、嫌なしがらみや意味不明の重圧が戻ってきた今の生活より良かったと思っている。

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    2025年06月14日
  • アサイラム

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    タイトルの意味通りの物語。
    現実にこの物語の舞台となる街は存在してるのか?と考えてしまう程度にはリアリティはあります。恐らくそこに集う人々が現在の社会が形成する歪みの被害者だから。
    しかしながら最近の著者の物語はデリケートかカテゴリーかつピンポイント的に誰かに発信されてる気がします。

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    2025年06月04日
  • 世界のすべて

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    わかりやすい文章で、読みやすかった。全体的に雨が似合う雰囲気の話だな、と思った。

    喫茶店「ブルー」は店長の啓介さんの人柄か、悩みを抱える人たちが安心して過ごせるような落ち着いた店。そこでアルバイトする鳴海優輝は常連の北村さんやヒナちゃんたちと関わり合う中で、さまざまなマイノリティの人々の悩みを知るようになる。世界のすべてを知っている人なんて、いるのだろうか。自分を「普通とはちがう」と思っている人たちとの出会いは、優輝に色々なことを考えさせる。

    今よりむかし、チェーン店ではない喫茶店がちょいちょいあって、そういう店に行くととても落ちついた。コーヒーが好きな人が経営してると思っていたけれど、そ

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    2025年06月04日
  • タイムマシンでは、行けない明日

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    初めて読む作家さんの作品でした!

    SF作品でしたが、青春要素がある事でメリハリのある作品になっていた。

    誰しも一度は考えてしまう事がタイムマシンを使って描かれる、終盤から面白くなってきました。

    姉妹的作品【ふたつの星とタイムマシン】も読んでみます!

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    2025年05月23日
  • タイムマシンでは、行けない明日

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    なんだか不思議なお話で、漂う哀愁が素敵な一冊だった。

    気持ちを伝える前に事故死した初恋の人。その後タイムマシンと巡り合い、過去に戻り彼女を救おうとする主人公。しかし、その行動によって未来は思わぬ方向に変化していく…という物語。

    最初は何が何だかわからなくて読むのにエネルギーが要ったが、読み進めるにつれて主人公の置かれている状況がわかってくる。

    タイムマシンで初恋の人を救うためにがむしゃらに奮闘すると思いきや、ゆっくりと流されるような日々が送られていく。

    突き抜けた感じはないのだけれど、じわりじわりと作品の世界観に浸っていき、主人公の初恋の人への愛情や切望、抱えている哀愁や孤独が伝わって

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    2025年05月22日
  • 大人になったら、

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    35歳の独身カフェ店長、全く共感ポイントないかなぁと思いながら読み進めていくと意外にもいつの間にか羽鳥先生の登場ばかり待って先を急ぎたくなり、その時にはメイに感情移入している自分に気づくのだった。元カレの思い出や、心の友や、いつでも行けるカウンター席のバー、必ず食べるメニュー(焼飯)、そして目指したかった目標とそれに向けてのオンプロセス、このお店使っていいよと言ってくれるパトロン?まで選択肢あり、ちょっと恵まれすぎでしょ〜と、子どもいて普通の(とは何か問題もあるが)結婚生活を送ってる側人間にしてみたら、彼女がとても輝いて見えた。しかも札幌での新生活!最期の春まで眩しかった。

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    2025年05月14日
  • アサイラム

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     アサイラムとは避難所のような意味合いがあるらしい。主人公のスミレは大学生の頃に受けた性暴力により、仕事を辞めざるおえない状況に陥ってしまう…。そんなスミレがたどり着いたのが、性暴力のみならずDVや虐待、いじめなどの被害者を集め心のケアを受けられる地域だった。被害者同士やカウンセラーとのつながりを得ることになったスミレは…。

     罪を犯した人には刑務所がある、でも被害を受けて心に傷を受けた人たちの救済の場は?って考えるとないんですよね…!この作品では、被害者の心の負担を最小限にできるよう行政サービスを行き届かせています。実際にあったらどうだろう?とか、ちょっと考えちゃいました。こんな地域があっ

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    2025年05月11日
  • 世界のすべて

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    この本は性的なマイノリティがほぼほぼのテーマになっていて、主人公の鳴海くんはそれで悩んでいるんだけれど、
    性的なことではなくても、少数派ってどんなことでも肩身が狭くなるのよね(;_;)
    皆と同じじゃなくてもいいのにね。
    どうしてこんな気持ちになるんだろう、って私もいつも悩んでいる。

    鳴海くんは悩みつつも大抵フラットで、そんな所が居心地がよいのか、回りの人にはいつも恵まれている。

    淡々と進んでいく?ストーリーは意外にも読みやすかったです。

    マイノリティ上等。
    自信は持てないまでも自分を否定しないようにしたいし、息子にもそう教えたい。


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    2025年05月09日
  • 海の見える街

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    「大人の恋愛小説」と聞いてイメージしていたものとは違ったけど、誰かと出会い、関わることで起こる心情や行動の変化が、本田くん、日野さん、春香ちゃん、松田さん、それぞれの視点で描かれていて面白かった。
    見えているものが真実とは限らないし、その人の全てじゃない。
    そういう当たり前のことに気づかせてくれる物語でした。

    誰と出会うか、出会わないか。
    どう向き合うか、向き合わないか。

    個人的には松田さんのその後が気になりました。

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    2025年05月08日
  • アサイラム

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    7年前に性加害にあったことが少しずつメンタルを壊していく。その生きづらさが丁寧に描かれている。加害者の自己中心の暴力、時には善意や正義に読み替えられていることの不条理。
    この被害者に寄り添ったコミュニティ、税金の無駄遣いではないし、実際にあれば本当に素晴らしいと思う。

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    2025年05月02日
  • 消えない月

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    畑野さんの作品はこれまでにも何冊か読んでいたんだけど、これは…すごかった笑
    視点が変わってからの怒涛、こんな男嫌すぎるし、そして女も嫌すぎる…!
    弟と先輩とその友だちしかまともな人がいないようは気がしてしまう…。ストーリーになる男はイライラするし、でも世の中こんな人も絶対いるんだろうなあ。
    ストーカー作品だし、スッキリする話では無いし胸糞も悪いけれど、読む手が止まらずこんな時間笑

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    2025年04月24日
  • アサイラム

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    こういう街あるのかな?と調べたくなるほど、個人的にはとてもいい税金の使い道で、いいなと思ったけども。そこまで直接的な表現がなかったので読みやすかった。留美ちゃんが…気になる。元気じゃなくてもいいから、生きていてほしい

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    2025年04月22日