畑野智美のレビュー一覧

  • 宇宙の片すみで眠る方法

    Posted by ブクログ

    婚約者が女性と一緒に温泉宿の帰りに事故死。あまりのショックで眠れなくなってしまった主人公の女性はデパートの寝具売り場で、寝具一式を買い替えた事をきっかけに自身もパートスタッフとしてその寝具売り場で働くことに…。

    婚約者が一緒にいた女性との関係も気になり読み進めるが、寝具て自分の身体や睡眠を考えたら、もっとこだわるべき物なんだな…と少々反省。

    幸いベッドに入り、読みかけの小説を読み始めるとコテッと寝てしまう私にとって、眠れない…なんて日はそんなに多くないので自分の使っている寝具に関して合っているかどうかを考えてみたこともなかった。寝てても肩がこる、腰が痛いなんて事があったら寝具の交換を考えて

    0
    2026年01月28日
  • アサイラム

    Posted by ブクログ

    被害者が暮らす街。
    性加害を受けたスミレや、他のいろんな事件の被害者たちが住むところ。
    スミレと大切な人たちがゆっくり再生していく物語。

    事件の話や、負の感情がぶり返す様子は、読んでいてすごく辛いけれど、終盤さまざまなことを乗り越えて、前向きに生活していこうと思えるまで回復する姿に、ほっとした。
    スミレも雪下くんも横山さんも、みんな楽に生きられればいい。

    「誰かに身体や心が傷つけられていい理由なんて、あるはずがない。」

    0
    2026年01月24日
  • 大人になったら、

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大人になるということ、年齢を重ねるということを考えさせられる。
    「相手のいいところ以上に、悪い部分、普通ではない部分を受け入れて支え合っていきたいと思えるのが恋」
    「もういい大人なはずなのに、子供である自分を見せられる相手を僕は好きになる」
    が好き。
    最後は杉本くんが憎めなくなっていた。
    羽鳥先生は不器用ながらストレートな感情表現で可愛い。

    0
    2026年01月24日
  • 世界のすべて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルからはどんな話なのか想像できませんでした。性の多様性、グラデーション、決めつけない事。人権問題で性的少数者が上がることがあり、認識はしています。身の回りにいるのかもしれないが、どこか他人事と捉えていましたが、決めつけない事と多様性を受け入れる事の大切さが伝わりました。性はグラデーションで色んな形がある、枠があるものではない事に気付かされました。優しい気持ちになる本と思いますし、自分自身も性的少数者なのかもしれないと思います。

    0
    2026年01月20日
  • アサイラム

    Posted by ブクログ

    うーむ、難しい本だ。内容が難しいんじゃなくて、受け止め方が難しい。

    こういう街、はありだと思う。施設じゃなくて街くらいの大きさであることが重要だと思う。

    加害という言葉の使い方も、なるほどな、と思った。

    雪下くんがどうか幸せになれますように

    2026.1.17
    9

    0
    2026年01月17日
  • 大人になったら、

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公の恋愛と人生の悩みを描いた作品。
    常連の羽鳥先生と恋があるかもと読み進めていたら、徐々に二人の距離が縮まったり、縮まらなかったりと楽しめました。一緒に働いている後輩の杉本くんに初めイラッとしましたが、最終的にいい子で応援したくなった。

    0
    2026年01月10日
  • 家と庭

    Posted by ブクログ

    青春の葛藤を、現代的な雰囲気の中で物語が進んでいく。資産があって、どう生きて行くか悩んではいるけど、ふわふわした感じが、小説ならではかな。
    読みやすくて、若い人向けかなと思う。
    最後は、みんな次に進めるところで終わるので、読み終わりは安心できる。

    0
    2026年01月03日
  • 若葉荘の暮らし

    Posted by ブクログ

    202511/面白かったけど、表紙絵からうける印象よりは淡々としてるかんじ。舞台がコロナ渦ということで全体的にうっすらどんより重苦しさがあり、主人公が明るく元気な "いかにもTHEヒロイン" なタイプではないので、好みがわかれそうな作品。勇気もらえる人もいると思うけど、都合いいシェアハウスも同居人も勤め先も現実にはないし…と不安増す読後感も否めない。まーそれでも踏ん張って進むしかないんだけどね!

    印象的だった文章↓
    P240:年収200万円でも幸せに暮らせるみたいな本や雑誌の特集はたくさんある。 ささいな喜びを重ねていければ 十分だと考え 多くの女性が諦めてしまっていた

    0
    2025年12月22日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

    Posted by ブクログ

    連作短編集ではなく、長編

    寝具店を舞台にした小説。
    寝具の選び方も話に出てくるので面白い。男女格差、女性軽視や雇用問題、パワハラ、セクハラ、モラハラなど様々な問題も含まれている。

    事故死した婚約者のこと、その婚約者の家族とのつながりも読んでいて切なかった。

    0
    2025年12月21日
  • ヨルノヒカリ

    Posted by ブクログ

    恋とか愛とかって何なのか、よくわからない!
    一緒にいることに理由が必要なのかな。
    とは思いつつも、パートの人たちや商店街の人たちの視線もわかる気がする。

    0
    2025年12月21日
  • 世界のすべて

    Posted by ブクログ

    令和版LGBTQの教科書
    面白い・面白くない ではなくて
    今の時代の風潮がよくわかるから
    全世代に“体感”の意味で読んでほしいと思った。

    (以下本のレビューではなく体験談と感想)

    自分のセクシュアルについて考える

    私はもしかしたら、恋愛というものを勘違いしていたかもしれない。

    「あいつ、お前のこと好きらしいよ」と聞くと、
    なんとも言えない気まずさに苛まれ、苦い気持ちになったのを覚えている。
    私のことが好きなのか、そう思った瞬間、接待しなくちゃいけない気持ちになるからだ。


    優しくされたから好きになるという経験がなくて、
    なんなら少し意地悪な男の子の方が好きで、
    恋を錯覚していたように

    0
    2025年12月13日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

    Posted by ブクログ

    婚約中の恋人がバスの事故で亡くなった

    恋人は女性と一緒で仕事で出張中のはずなのに山の中の旅館からの帰りのバス事故で亡くなった

    恋人がなくなり眠れなくなり寝具を買いに入った店で一式買いそこでパートとして働くことにした

    仕事先に彼氏と一緒に亡くなった女性の夫がやってきた

    そして旦那さんと月に一度会い話をするようになった

    寝具は自分の体に合ったものを

    0
    2025年12月08日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

    Posted by ブクログ

    婚約者が事故で亡くなり、そしてまたその婚約者に裏切られてた事を知る。
    そんな悲しみと苦しみで眠れなくなる。
    そんな時寝具を変えてみたらちょっと救われた。
    寝具の果たす役割は大きい。
    恋愛ベースの話ではあるのに、少なくとも枕ぐらい自分に合ったものが欲しいと思わされた一冊 笑

    0
    2025年11月29日
  • 若葉荘の暮らし

    Posted by ブクログ

    小さな洋食屋でアルバイト店員をしていたミチル(40代を迎えたばかり)がコロナ禍で家賃の安い家に移ることを余儀なくされ、40歳以上の独身女性専用のシェアハウス「若葉荘」に住むことになったところから始まるお話。
    コロナ禍の世の中で、そうした年齢のそうした境遇の女性の心理が細やかに描かれているように思えるが、時々晴れ間はさすものの、基本的にはドンヨリとした話が続く。『悩んでいても、悩んでいなくても、語る』ミチルさんの理屈っぽさにもやや閉口で、いい話だと思うのだが今ひとつお話に乗り切れず。
    若葉荘での人間関係にはホッとするところがあるが、ああしたシステムの中で人間関係に軋轢なく暮らしていける展開はいさ

    0
    2025年11月23日
  • 世界のすべて

    Posted by ブクログ

    雨の日に、半分ビニール傘越しに「喫茶ブルー」を見ているとても綺麗な表紙。
    鳴海君の色なんですね。
    自覚している性は〇〇で、恋愛対象はこうで、性的志向は、こうな人は〇〇、というふうにラベリングというか、カテゴライズされるというのは当事者の人は安心するものなのかな。
    身内には「普通」であってほしい、というのも理解できるし、どんな人にも色々な生きづらさがあると思う。
    理解できなくても、知ろうとする、分かろうとする、傷つかない人が増える世の中になっていってほしい。
    ラストがとても良かった。

    0
    2025年11月19日
  • 消えない月

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ストーカー側の心理を覗き見れる読んだことない感じの本でした。自己肯定感という言葉がありますが、自分に自信を持ちすぎて客観視できなくなるのはまずいと思います。

    0
    2025年11月17日
  • 世界のすべて

    Posted by ブクログ

    小さな喫茶店ブルーを舞台に、そこに集う人々の物語。恋愛感情やジェンダーなど様々なセクシャリティーの多様性をテーマにしている。知らないことは差別を生む。知っていろんな人の気持ちや考えを知ることが、お互いを理解し相手の気持ちを想像できるようになる第一歩だと思った。悩みを抱えているが故にフラットに人と接することができる鳴海優輝は、多くの人にとってオアシスとなっていく。最後がとても良かった。

    0
    2025年11月12日
  • 世界のすべて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回も多様性の話。ポリアモリー、見た目の性と心の性が違うこと、恋愛感情を持つということ、遠い存在に持つ感情。誰にでも話せる話じゃないし、全員が理解してくれるわけじゃない。私も私で自分自身を理解していないのかもしれないなぁと思った。

    気になった言葉。
    差別されたくないし、自分も差別しないように心掛けていても、全てを平等に見ることは難しい。

    苦手だからと何かを排除することは、自分が受けてきた差別と同じだとも感じた。

    知識を得て、言葉を知り、客観的に自分を考え、少しでも楽に生きていける道を探している。

    最後の一文が、私が読書をしたい理由なのかもしれないと思った。

    0
    2025年10月29日
  • アサイラム

    Posted by ブクログ

    登場人物の複雑な心境が細かく描写されていて分かりやすかった。主人公の気持ちとリンクするように、物語が進むにつれて描写が鮮明になっていっていたのが個人的に好きだった。

    0
    2025年10月21日
  • タイムマシンでは、行けない明日

    Posted by ブクログ

    タイムマシンがタイトルに入るのであれば、タイムパラドクスでぐちゃぐちゃになって分かりづらいのではと思ったが、理論的、科学的、論理的な難しいとこをゆるっとしてくれたおかげで、主人公を中心に喪失感やせつなさの心情にフォーカス出来て読みやすかったです。
    あまりネタバレは書きたくないのですが、最後の章を自分なりに考察した時、ポジティブには考えられませんでした。本当はもっと色々書きたいぐらいに楽しめました!

    ただどうしても言いたいのが、タイムマシンのセキュリティやばっ!です。
    危な過ぎます!!

    0
    2025年10月16日