畑野智美のレビュー一覧

  • 星のうらの恋

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    推し活、貧困、副業、自己実現など現代の要素がたくさん詰まっている本だった。

    アイドルと付き合うというちょっと非現実的な感じがすごくファンタジーだったけど、未来のことを考えすぎず今を全力で生きるという姿がかっこいい。

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    2026年09月24日
  • 若葉荘の暮らし

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    40歳以上・独身女性のみのシェアハウス。コロナ禍で飲食店のアルバイト店員をしていたミチルは生活費を抑えるためシェアハウスに入居する。
    そこには事情がありながらも自立して生きる女性達がいた。一緒に食べ、時には交流し、でもあっさりとした付き合い。
    ミチルは人と出会い、環境が変わる中でひとつの決意をする。

    シェアハウスの暮らしの描写がとてもよい。清潔でちょっと副菜もらったり、百円でハイボールを購入したり。人たちもよい。自分もシェアハウスに入居したかのような体験ができます。
    明るくワイワイシェアハウスではないけど、落ち着いた清々しい物語。瀬尾まいこ先生や小川糸先生を好む方に良さそうです。

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    2026年09月22日
  • 大人になったら、

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    結婚するかしないか、子供をもつかもたないか、仕事との向き合い方など30代女性が誰しもが悩み、周りとの比較し傷つきながらも自分なりの人生を模索している様子が同じ年代として身近に感じられた。大切な人が急にいなくなったことで傷付き、苦しんだ過去をもつメイと羽鳥先生が不器用ながらも少しずつ心を通わせ、また新たに人を信じ、支え合う存在になろうとしている点に温かい気持ちになった。

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    2026年09月20日
  • 星のうらの恋

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    アイドルの推し活の話、パートナーとの関係、会社でのハラスメント、海外留学など、全部含めての女性の生き方の話を、畑野さんのやわらかで流れるような筆致で描かれていました。選択肢を、曖昧なまま決断しきれないまま進んでいく、その様子がリアリティを伴って身に染みてきました。瑠璃と拓海、2人の幸せな行先を望むばかりです。

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    2026年09月19日
  • 14歳までの犯罪

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    出てくる人出てくる人嫌な子ばっかりで、主人公も嫌な子で後味悪いけど、我が子もそうなるかもと恐ろしかった。

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    2026年09月19日
  • 若葉荘の暮らし

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    女性が一人で生きるための物語とても面白く読めた、最後の方で男性の方が高齢になった時楽しく働ける場所がないと言うくだりがものすごく刺さった。ほんとにそうだと思う…

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    2026年09月18日
  • 14歳までの犯罪

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    なんか若いなと思った。14歳ってなにもかも有耶無耶だったなあと思い出した。14歳の時に読みたかったな。

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    2026年09月14日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    漫画家の藤波夏帆は、『月収十五万円、六畳一間で夢をかなえる』でデビューして以来、節約・ライフスタイルエッセイを中心に、そこそこの人気を保ってきた。だが38歳を前に、これまでの作品で伝えてきたメッセージや世間でのイメージ、そして脚本家の彼氏との間にズレを感じ始める。自分が本当に描きたいものは、何だろう。新連載に向けて始めた取材と観察は、やがて夏帆の生活にも波を起こし始め・・・。

    最初エッセイなのか?と思いながら読むくらいにはわりとありそうな話かつ、ご都合主義がない結構苦い展開である。おいおい、この年齢の女子を捕まえておいてそれはないだろう・・・というくらい彼氏がひどい。私ならもう無理すぎて秒で別れる選択しかない。でもこういう長年阿吽の呼吸で、しかも自分からアタックしたようなパターンだと、なかなか別れる踏ん切りがつかないものだというのもよく分かる。読んでいてゔっとなる場面がいくつもあって30-40代の女にはリアルすぎる。最後はここで終わりなの?というわりとあっさりな感じだが、だらだら彼氏と続いたり編集者さんと恋愛関係に持ち込まなかったのは良かった。

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    2026年09月13日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    現代の日本を舞台にしているからすごく身近に感じることが多くて、お金の話など自分はどうだろうと振り返るきっかけになった。

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    2026年09月13日
  • 世界のすべて

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    淡い紫のレースカーテンの向こう側を見ているように感じた。関係ないのかもしれないけど、どこかで関係あるような、形が違えど自分の中にもそのカケラがあるのではないかと考えさせられる小説だった。

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    2026年09月11日
  • 大人になったら、

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    不器用な大人の恋愛が垣間見れた感じ。
    ゆっくりお互いのペースで着実に進めていけたらいいな。
    35歳、20代と40代の間にいて、1番複雑な時期だと思った。

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    2026年09月11日
  • 消えない月

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    ストーカーをする側とされる側の視点の交互に繰り広げられる文章。
    認知の歪みって恐ろしいなと思いつつ、やはり幼少期の親からの愛情がどれだけ大切なのかを思い知らされる。

    こういう認知の歪みのある人は一定数いるからこそ、出会ってしまった時の対処法は結局どちらが死ぬまで終わらないのか。
    読んでいて最後まで不快と嫌悪でいっぱいになる。

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    2026年09月10日
  • 大人になったら、

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    羽鳥先生がタイプ。不器用なところも愛らしい。もう少し私生活を知りたかった...!!

    結婚、出産をしていないと、社会の歯車に置いていかれるようで怖くなる。

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    2026年09月04日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    なんか直樹の死に関わるあれこれやその後の成り行きが今やってるドラマに似ているなと。

    まず、依里が大学卒業後、留学も就職もしなかったことが彼女の主体性のなさを物語ってる。彼に合わせ、彼のためにだけ生きたから、失った時に何も残らなかった。そんな彼女が、少しずつ“自分”がやりたいことを優先させていこうとする過程が描かれる。
    また自分を無くしそうで、一度は離れた高橋と本の終わりでは行き違ったけど、webで公開された続編でその先の選択を見られてよかった。

    依里の再生物語としてだけではなく、自ら寝具店勤務経験者だという作者の知識が生きた、自分に合った寝具の選び方など役にたつ知識も満載で面白かった。
    枕難民の私、マットレスにも問題あるのでは?と寝具売り場に行きたくなってる。

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    2026年08月19日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    主人公や主要な登場人物たちは私とは全く重なることのない属性の人たちですので、共感する、という面では弱かったです。ただ、日々の苦労や不安、それに対していつも頑張っていること、でも、やはり不安が大きくて、目を背けて、ないことにしてしまうこと、など、主人公や友人たちがこれからの人生をどう生きていくかを考えながら目先の毎日を過ごしていくことの大変さを感じました。

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    2026年08月15日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    特典?の後日談を読むのと読まないのでは、この物語の感想はかなり変わってくるのではないか。(欲を言えば書籍化の際に後日談も本に入れて欲しかったな…) 原題の 今夜も眠れない のが個人的には眠れない夜のメランコリー感があって好き。

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    2026年08月11日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    あの人と過ごす
    何気ない「おやつ」の時間が、
    今日を乗り切る力をくれる。

    おいしいものを愛する作家陣が贈る、
    心とおなかの空腹をあたたかく満たす連作短編集。
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    好きな作家さんが多く参加されていて購入しました。
    これもかなり前に読んだので記憶が曖昧ですが。

    ぱらぱらページをめくると少しずつ思い出してきました。

    島本理生さんの「楽園の代わりのカッサータ」が好きでした。
    議員と不倫という不毛なことと、
    切ないけどなんか爽やかな部分もあって。

    他の作品も同級生や親子等で、
    忘れられない瞬間と食べ物が。
    読後が良いアンソロジーでした。

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    2026年08月08日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    読みやすくてさくさく読めたけれど、結局主人公は美人でモテて、自立できて、僻みという感情しか生まれなかった。
    妹も離婚した友人もそれぞれに悩みや嫌なこと、不安なことがあって、わかるけれど、読んでいて不快感が拭えない。
    貝塚さんは少女漫画に出てくる人だね。
    ファンタジーな小説であり、今の自分にはファンタジーを楽しめる余裕はなくて、悩みは尽きなくて、楽しみにしていたからこそ、痛いところを刺されたな。

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    2026年08月03日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    ネタバレ

    少し前に読み終わった作品。
    登場人物やあらすじなど少しうろ覚えになってしまっているけど、覚えている限りで感想を書く。

    大きな展開はなくても、色々なライフステージにいる家族、友達、恋人、同僚の登場によってそれぞれにとっての"幸せ"の定義や苦悩を感じ、感情移入してしまった
    30代後半、まさに自分のこれまでの人生を振り返って答え合わせをする時期なのかな
    方向転換をするには少し勇気がいる、だからといって目を背けていたら何も変わらない。それをまざまざと見せられて、これから30代後半を迎える私は少しザワザワする気持ちになった。

    《印象に残っているところ》
    ・主人公ー夏帆、漫画家(イラストレーター)、30代後半、長女、美人
    美人なのに嫌味がなくて聡明な印象。妹がいて、妹の言動に迷惑したり、困惑したり、イライラすることがあってもそれを態度に出さず、距離も取らず、困っているときはいつも助けてあげるところ、とにかくしっかり者の長女というイメージ。
    自分の描きたいものではなく、ターゲットやどんなイラストを求められているかを冷静に分析して、それに応える形で絵を描く仕事をこなすところ、理想と現実を切り分けて考えられる、とても賢い人。その分析は正しく、自分の稼ぎだけで生きていける、自分の生活を丁寧に組み立てているところも、私が理想だと思う30代後半の大人の女性。

    ・夏帆と妹の関係
    ザ・出版社勤務です!の育児しない系男との結婚でほとんどワンオペ育児を強いられている妹。
    自分がイライラしていると、姉が独り身であることを非難することでストレスを発散している。夏帆の心に浮かんだ「しきりに結婚を勧めるけど、あなたはそんな夫と結婚して本当の幸せを手に入れたの?ワンオペで家事も育児もできない夫なのに?(意訳)」のような言葉に痛快!もっとやれ!と思ったけど、絶対に言葉にしないのが夏帆。お姉ちゃんって生きづらいのね。
    末っ子でやりたい放題していた私、客観的に自分を見ているようで恥ずかしくなった。実兄たち、こんな妹をありがとうね。

    ・女友達の変遷
    夏帆の日常に女友達があまり登場しないのが妙にリアルで。親友はバツイチになってから病んで性格が変わってしまうし、定期的に会っているといえばやはり妹。そんな妹もワンオペ家事育児で大変そうで、夏帆自身も"幸せ"の定義が分からなくなってくるのが分かる。

    『女性は同じライフステージにいる人としか友人関係を維持できない』という言葉は、悔しいけど的を射ていると思う。ライフステージが違うのに関係を維持できている場合は、どちらかまたは両方が相当に神経をすり減らして、気を遣ってなんとか維持しているのではないかと思う。
    そうまでして維持するべきか、それともお互いのためにそっと距離を離していくのか(自然に)
    、それもその人の考え方によるよね。
    夏帆は妹といると苦しい気持ちになることの方が多そうだから距離を取っても良いのでは、と思いながら読んでいた。

    ・ヨシくんと別れられない夏帆!
    何年も付き合って、結婚や子供の話をすると、気まずい感じになってしまい、それ以来お互いにその話題を避けている、そんな状態で何年もダラダラ付き合っている状態→やめとけそんな男!
    夏帆の仕事が順調だったり同僚(男)の話題を出すと不機嫌になる→やめとけそんな男!!
    過去に夏帆が作った「フルーツと食べ物の組み合わせが嫌い」と言っておきながら、若い女と浮気。若い女の作ったフルーツのカプレーゼ(だったっけ)は食べてるっぽくて→やめとけそんな男!!!

    浮気した時点でもう絶対にアウトなのに、最初は許そうとしてしまう夏帆、どうして、どうしてなの、、と思いながらも年齢や重ねてきた時間を考えると離れられない・別れ話を切り出すのも体力がいるのかな、と考えたりした。

    まともな恋愛経験がない私がこんなこと言うのもあれだけど、美人な人って意外と恋愛に苦労している気がする。なんでなんだろう、顔が良いと内面も知らずに安易な男がすぐに寄ってくるのか。まぁ残念ながらそっち側の苦悩が分かることはないのだけど(泣いてない)。

    ・貝塚くんと付き合わないの凄い!
    正直に言うとパフェのクリームを口につけているところからおばさん(私)、メロかったです。仕事を支えてくれる健気な年下男子、最高じゃない?
    ヴィラでキスされたときも告白されたときも、曖昧な態度を取らずにちゃんと断っているところ、夏帆って本当に誠実だと思う。これも美人故なのかな〜真のモテ女という感じ、尊敬します。私ならグラッと来てそのまま受け入れてしまいそうだよ、てかみんなそうじゃないんですか??

    《メモ》
    この作品を読んで、30代の女性の悩みって本っっ当に多種多様なんだなと改めて考えさせられた。
    私は既婚・子持ちだから妹の気持ちに少しだけ共感する部分もあったけど、それでも環境や生活の仕方が違えば悩みは全然変わってくる。
    バリキャリにはバリキャリの、独身には独身の悩みがある。でもそれを一括りにしてはいけなくて、その中でも、その人によってさらに分岐していく。だからこそ人の悩みを簡単にカテゴライズして「分かる」なんて共感するのは失礼にあたるよな、と感じた。
    全ての悩みがもうある程度どうでも良くなって、どんな人とも仲良くなれるようなおばあちゃんになりたいな〜
    でもきっとおばあちゃんにはおばあちゃんの悩みがあるのよね…(沼)
    大切なのは、優先順位を間違えないこと。仕事なら仕事、趣味なら趣味に生きて全然良い!
    でも夏帆のように自分を犠牲にして人に尽くすってやっぱり人生を消費しているような気がしてしまった。
    自立しているし生活の基盤も自分で整えられる夏帆が、もっと自分を大切にして自由に生きられる世の中でありますように。

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    2026年07月30日
  • 14歳までの犯罪

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    クラスメイトみんな性格が悪いから安心して読む事ができる。いい子がいじめられていると読むのがつらくなるけどこういうストーリーも面白いかも。
    万引きのうやむやは昭和の世界ぽい。

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    2026年07月24日