畑野智美のレビュー一覧

  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    ふわーっと読めて、さらっと大事なことが書かれている。
    他人軸で生きている時って、自分では他人軸になっているなんて気付けない。よくある話なのだけれど、よくある話だからこそ気付くチャンスがないから、ある意味一番危険だと思う。
    たとえばパワハラを受けているとか、暴力を受けているとか、明らかな事実があれば周囲が気付いて助言ができるが(その人が受け入れるかは別として)、日常に馴染んでしまっている小さな抑制、抑圧ほど、目には見えないから他人も本人もスルーしがち。
    そのまま一生を終えてしまうこともあるけれど、気付いて人生に変化がもたらされる時は、結局人との出会いと自分で“気付くこと“であると感じた。

    ずー

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    2026年02月06日
  • 大人になったら、

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    めちゃめちゃ共感した。
    私も30になって独身であることによってすごく生き方に対する考え方も、恋愛に対する考え方も、働くことへの考え方も変わっていって、それが言語化されてるシーンが沢山あってよかった。
    自分の外から見る性格と自分の本質に近い性格にギャップがあるなって感じることも増えたり、自分ってこんな性格だっけ?って思うことも増えたり、でも自然なことなんだなって思えた。自分の今のこのタイミングで読んでよかったです。

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    2026年02月01日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    すっごく弱い女を書くのが上手い!!
    直樹じゃなくて高橋さんと先に会っていた方が主人公は幸せだったと思う。直樹はずっと好きになれなかったな、田島さんのご主人と同じタイプの人。

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    2026年02月01日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    自分を大切にして、自分らしく生きること。女性にとっては特に難しいことなのかも。主人公の依里、その周りの人々を見ると、そう思ってしまう。
    私も周囲から求められている役回りを、知らず知らずのうちに演じてしまうことがあるなと。
    婚約者直樹の死をきっかけに、自分の生き方を見つめ直す依里を自然と応援したくなる物語だった。
    そして、要所要所に盛り込まれている「寝具の選び方」や「快眠のコツ」がとても参考になった。
    読んでいるうちに寝具専門店で、自分に合った枕を買いたくなってウズウズしてしまって…
    近々、見に行ってみよう。
    好みの本だったけど直樹の死に関する部分だけは、やっぱり納得いかず不完全燃焼。

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    2026年01月26日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    高級寝具店の内情や商品など新しい世界が見れて楽しかった。ムートンシーツいいなぁ。
    男女平等社会とはいえど、給与の男女差や偏見、たまに職場の異性から受けるじめっとした嫌な気持ち、そういったものは改善されているが全くゼロになったわけではない。共感しつつ、現実社会が本と同様にそうであることに対してもやっとしてしまった。
    あと、相手がモラハラだとか悪いわけではないが、誰といても保てるだけの自分というのがなくて近しくなった相手の言うことを聞くようになってしまうというのも共感した。
    ただ楽しかった、だけで終わるなく、自分のことも周りのことも考えてしまう物語だった。

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    2026年01月21日
  • 大人になったら、

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    ネタバレ

    自分と重なる部分が多くて、心にグサグサ。

    "普通"という言葉、私は苦手です
    普通ってまさに人それぞれの価値観が詰まった言葉だと思います
    自分の価値観を"普通"という言葉で押し付けてる気がする

    恋愛面では命ちゃんと関わる男性がたくさん出てきて、誰と恋愛に発展するのか楽しみでした

    杉本くんにイライラしてたけど、
    帰国子女の杉本くんにしか分からない悩みもあったり...。
    頭ごなしに怒るんじゃなくて、
    ちゃんとその見えないところにも気を配れる人になりたいと思った


    P132 マスターの言葉がすごく好き
    「もういい大人のはずなのに、
    子供である自分を見せら

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    2026年01月14日
  • タイムマシンでは、行けない明日

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    ネタバレ

    よくあるタイムマシンものだけど、展開が少し意外で面白かった。どんな世界戦でも出逢うべき人には出逢うと思いたい。

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    2026年01月12日
  • 神さまを待っている

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    かわいい表紙につられて読み始めましたが、途中からとんでもなく不安な気持ちになりながら読んでました。
    大学を卒業して就職するという、普通と呼ばれる暮らしをしていた女性が貧困と呼ばれる状況になっていく様子が書かれています。
    この本に出てくるような状況の人たちを利用している人間の内側も見てみたいと思いました。

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    2026年01月08日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    ストーリーも寝具の話も秀悦。読み終えた後、寝具店に行きたくなる。しかし、本当に良い物は高くて手が出せない。

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    2026年01月07日
  • 大人になったら、

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    ネタバレ

    「結婚した!」などの明確な締め方ではなかったからこそ、主人公の心の動きを鮮明に感じ取ることができた。

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    2026年01月06日
  • 世界のすべて

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    恋愛感情が無くても暮らしてゆける。
    恋愛感情が無いと暮らしてゆけない人もいる。

    じゃあ、人間という単位で考えた時に共通して無いと暮らしてゆけない感情と無くても暮らしてゆける感情ってどんな感情なんだろう。

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    2026年01月02日
  • ヨルノヒカリ

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    ネタバレ

    いろんな形があっていいんだな
    西園寺さんは家事をしないを観たときと近いあたたかさを感じた
    恋愛恋愛してなくてよかった

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    2025年12月24日
  • タイムマシンでは、行けない明日

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    ネタバレ

    前回の話をすっかり忘れてしまって読んだのでつながりは覚えていませんでしたが、単独で読んでも面白かったです。
    最後は誰だっけですが、どの世界でも形は違っても出会うことが決まっているところはすごく素敵です。

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    2025年12月20日
  • 水槽の中

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    ネタバレ

    平凡な高校生の日常生活の話。
    遥、マーリン、アルト、パンの4人の高校生。
    高校2年生の将来への不安、現状の不満。
    理想と現実を描いた作品。
    ひねりやミステリ的な部分はなく、すんなり話が進みます。

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    2025年12月14日
  • アサイラム

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    舞台は、被害者のための街。いじめやDVや犯罪やハラスメントに遭って生活が困難になり、学校や会社や心療内科で紹介を受け、役所での面接を通過した者だけが住める街。
    性加害を受け、その街に住むことにした真野スミレと、違う傷を抱えた周りの人たちのお話。

    ファンタジーではなく、リアリティのある、地に足の着いた話だった。言語化してくれてありがとう、と思った。読んでよかった。

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    2025年12月09日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    婚約中の彼を事故で喪い、しかも彼が年上の既婚女性と共にいたということで眠れなくなった女性が、デパートの寝具売場で働くことになります。

    読んでいくうちに、自分に合った枕、マットレス、掛布団って、熟睡するために大切なんだなと改めて思いました。著者が以前寝具店店員だったこともあって、寝具の選択はその人の頭の大きさや体型などと関わりがあることなど、詳しく書かれていました。

    小説では、わかりやすいセクハラとパワハラ、そしてわかりにくいモラハラについても書かれていました。人を愛することは、その人の気に入るようにすることではないと気づかされました。

    悲しみと共に過ごし、語り合い、向き合い、そして自分を

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    2025年12月03日
  • アサイラム

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    心に傷を負った人々が暮らす街、アサイラム。
    大学時代に同じサークルの男性から、同意のない性加害を受けたスミレはその街で暮らすようになる。
    心に傷を負った人々が暮らす街、なんて重たいのだろう。

    この街に住む雪下くんはとても幼く見えたが、スミレと変わりない年齢だった。
    生育環境が特異だったので、雪下くんは電車に乗ったことがない。
    ひとりで出かけられない。
    親は愛情から、彼を一人で行動させなかったのだ。

    登場人物は少なくはなかったが、一番心にの響いたのは雪下くんだった。

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    2025年11月30日
  • アサイラム

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    「アサイラム」とは
    避難所や保護、亡命という意味。

    物語は、いじめやDV、性被害などで
    心や身体に傷を受けた人たちが住む街に
    大学生の頃に性被害を受け、癒えない傷を持つ
    真野スミレ。

    そんな彼女が働く雑貨で同じくそれぞれに
    傷がある人たちとともに過ごしていく日々が
    丁寧に描かれた作品になってます。

    畑野さんの作品の好きなところは、
    キャラクターの感情面を繊細描写している部分です

    傷ついて別の場所て過ごしていても
    人と人が関わる中では何かしらの問題や悩みが
    出てきます。
    そういう時に他者重視の考えではなくて
    時には自分のことを大切にすることも必要なんだと
    感じました。

    物語に出てくるキ

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    2025年11月26日
  • 世界のすべて

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    静かで、するすると読みやすい。
    自分も少し前にデミロマンティックという言葉を知り、必ず「そんな長い間何で彼氏いないの?」と言う言葉にうんざりしていた身としては僅かに救われた気持ちになったので、主人公の気持ちにも共感した。
    主人公はどこまでもフラットな立場に見えるけど、そんなかれにすら偏見がある(自覚はしている)。きっと自分もそうなんだろう。都度客観的に自分を見つめ、気にしていけたらいいと思う。

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    2025年11月21日
  • 若葉荘の暮らし

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    コロナの影響を受け、収入が減ってしまったミチルは家賃の安い家に移ることに。そこは40歳以上独身女性限定のシェアハウス。

    孤独死はしたくないとか、自立しつつも誰か寄り添い暮らす、とかで実際需要ある気がするが、世の中色々な人もいるからなぁ。

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    2025年11月07日