畑野智美のレビュー一覧
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第23回小説すばる新人賞受賞作。
ファミレスの店員の主人公が地元のファミレスに左遷され、
親友と恋人との関係を通し、問題があった家との関係に折り合いを付けながら、
成長して行き、最後は幸せな結末を迎える。
主人公にハラハラしながら、読み終わると最後に心あたたまる小説。Posted by ブクログ -
タイムマシンがあったら、私はどうするんだろう。やり直したいと何度も夢に出てくる大学院2年の夏に帰るのか。そうすると今居る息子には会えなくなるな。それは、辛い。
与えられたカードで最善を尽くして生きること。タイトルが良いなぁ。Posted by ブクログ -
映画館って普段意識しないけど、こんなに部門があって忙しいんだなぁ。色んな悩みを抱えながら少しずつ前向きになっていく。徐々に静かに盛り上がって、最後の言葉が沁みる。Posted by ブクログ
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再読。
新城の『プロ』、新城のお姉さんの『姉と弟』、ナカノシマ中嶋の『家族』、インターバルの榎戸君の『一人暮らし』、津田ちゃんと付き合う橋本の『東京』、テネシー師匠の『ピン芸人』、そして『春の嵐』。…
どの話もキュンとくる切なさです。
覚悟を決めた新城が頼もしく、でもお姉さんの前では可愛く愛おしい...続きを読むPosted by ブクログ -
おもしろかった。主人公の、女にだらしのないのはちょっとおいといて、勤務先ファミレスのバイトの子たちや親友や家族とのふれあい場面は読んでいて心地がいい。
私の頭の中で主人公は福士蒼汰。Posted by ブクログ -
南部芸能事務所シリーズ第4弾。
いよいよTV番組のオーディションが始まる。
今作は芸人を目指すメンバーがお互いをライバルとして視ている様子をリレー形式で表現されてます。
それぞれが不安や相手が失敗することを期待してしまう事への嫌悪など心情が伝わってきます。Posted by ブクログ -
シリーズ第3弾。
新番組が始まるとの話がささやかれ始めて各事務所の若手新人芸人たちの焦りが見られる。
またそれに伴って関わる先輩、スタッフの様子もあり。
厳しい世界でどう這い上がっていくか。
いよいよ次作にて芸人としての実力などが表現される様子なので期待。Posted by ブクログ -
南部芸能事務所シリーズ第2弾。
漫才師を目指す大学生2人を中心に事務所に所属する人々の目線でリレー形式に展開する短編集。
前作から約1年後位の様子でお笑いの世界が少し見えてきている。
リレー形式なので主人公がその都度変わるがその主人公なる人物が意外な人なのでそこがおもしろい。Posted by ブクログ -
たぶんSF小説の分類になるんだろうけど
どこか現実的で、私の苦手なSFとは違う。
まぁよくある話だなと思って読んでいたら
途中からはがっつり印象が変わった。
自分の選んだ道が1番よかったのかなんて
そんなの誰にもわからないけど、
どんな場合であれ結局最終的に選んだのは自分。
未来をどう変えるか決...続きを読むPosted by ブクログ -
初読みの作家さん。私が最も手を出さないジャンル、SF。SFというより恋愛?恋愛というより・・・?と、なんともジャンルの区別が難しい本でした。
物語は、理系男子高校生が、初めての恋をして、その子に想いを伝える前に、その子は待ち合わせの場所で車に轢かれて亡くなってしまう。
大学生になった理...続きを読むPosted by ブクログ