畑野智美のレビュー一覧

  • 世界のすべて

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    表紙が素敵で読もうと開きました

    何が正解とか絶対とかはない
    自身の境遇に名前があることで救われる、安心出来るときがある

    でも逆に、こういう人達はこう、と勉強した気になって決めつけはしないで
    ひとりひとりをみて、向き合いたい

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    2025年10月08日
  • アサイラム

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    自分の日頃のおこないを振り返ってしまいますね。今までもたくさん傷つき、傷つけてきたであろう過去までも振り返ってしまいます。ツラい。

    本作は、性加害(あえて性加害と言います)にあった主人公スミレが行政の支援によって支えられている市に住んでいます。
    昔からの住人もいますが、虐待やいじめなど様々な被害者の方々が移り住んできていて、傷つかないためのルールのもとに暮らしています。
    むやみやたらに相手の過去を聞かない。
    その場にいない人の話はしない。など、当たり前であるような、でも実はそれでコミュニケーションをとることが普通になってしまっているような、うー、考えさせられる。
    人は怖い。他人と関わらなけれ

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    2025年10月08日
  • 世界のすべて

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    静かで、あたたかくて、とても良かった。
    周りと違うことは決して「おかしい」ことではないけれど、「普通」と呼ばれる枠に入れないことを焦ったり苦しく思ったりする気持ちは分かるなぁと思いながら読んでいた。

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    2025年10月08日
  • 世界のすべて

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    多様性。アセクアロマで悩む主人公。
    カフェ開業を目指し勉強を兼ねカフェで働く。カフェの雰囲気なのか、穏やかに流れる空気感が心地よい。

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    2025年09月30日
  • ヨルノヒカリ

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    なぜかはじめ飲食店の話と思っていて、主人公と同じようにまちがえた!と思ってしまった 暖炉の前にいるみたいなきもちになる本

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    2025年09月23日
  • ヨルノヒカリ

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    何か行動を起こした時、馬鹿にするような事を言われたとしても、自分を信じて、胸を張り行動し続ければ、次第に自分を理解し、応援してくれる人だけが残り、そのうち、自分のいるところが真ん中になる。

    人と人との関係性を改めて考えさせられる小説。

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    2025年09月23日
  • アサイラム

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    加害行為により傷ついたひとたちの再生への話です。深く考えさせられるため、読後感はかなり重めです。
    被害者への支援の必要性が、今になってやっとクローズアップされてきたように思います。その究極系とも言えるのが、作中に登場する街です。行政がここまで取り組むことは十中八九ないので、実現することはないのでしょうが。。
    この話の中で難しいと感じたのが、二次的な加害行為についてです。性加害では特に、そんなの大した事ないしいつまで引きずっているの、と言ってしまいそうになる自分に気付きました。被害者をただただ追い詰めてしまう言葉です。
    街でのルールとして、他者に深入りしない、噂話をしない等がありました。それはす

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    2025年09月19日
  • 水槽の中

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    ふつうの高校生の
    ふつうの生活が書かれた青春小説

    特別な登場人物がいたり
    大きな事柄が起こるわけでもなく
    素直な子たちが日常を送る日々が綴られているのだけれど
    どの登場人物にも肩入れせずに
    穏やかに読み進められる
    落ち着いたよい作品でした

    数人の仲の良い友だちがいて平凡に過ごせるのが
    結局は一番よい学生生活なのだろうなと
    思わせてもらえた

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    2025年09月14日
  • 大人になったら、

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    メイの悩みがとても共感できる。

    メイの等身大の悩みは、自分が感じてきた悩みと同じところもあり、身に沁みた

    羽鳥先生は少し怖い気がするが大丈夫だろうか。

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    2025年09月08日
  • 若葉荘の暮らし

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    40歳以上、女性限定のシェアハウスでの暮らしを丁寧なタッチで気持ち良く読み進める事ができました
    これが40歳以上男性限定のシェアハウスならどんなストーリーとなるのかなと勝手に思をはせてしまい苦笑い

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    2025年09月06日
  • 世界のすべて

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    セクシャルマイノリティについて新しい知識を得て、考えられるだけでなく、仕事や人生における居場所作りもテーマになっている気がしました。相手の境遇に共感したり、共感できなかったりという心の動きが、主人公の鳴海くんや周りの登場人物を通して描かれています。周りのキャラクターもみんな素敵な人で、ストーリー全体に流れる雰囲気にも癒されます。畑野智美さんの作品を他にも読みたくなりました。

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    2025年08月30日
  • ヨルノヒカリ

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    優しい世界観のとても好きなお話でした。
    恋愛ものというのも違う気がする。でもひかりくんと木綿子の距離が少しずつ近づいていく感じ、お互いをとても大切に思っている感じ、その空気感がとても心地よかった。
    不器用なふたり。普通に生きたことがないひかりと恋愛がわからない木綿子(アセクシャルというのかな)。幸せの形は、周りからはわかりやすくなくても、ふたりだけの形がある。恋人とか夫婦とか決まった形ではなくても、お互いにとって唯一無二の存在。お互い大切過ぎてなかなか本音が言えなかったね。
    ふたりの幸せがずっと続いてほしい。それぞれに孤独だったふたりがめぐり合えて良かった。幼少期からの過酷で孤独な環境で過ごし

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    2025年08月28日
  • 若葉荘の暮らし

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    今から数年前、コロナ全盛期だったころの話。飲食店でアルバイトをしている主人公は、経済的に余裕が無くなってきたという理由で、女性限定のシェアハウスに移り住むことになる。そこに住む個性的な人々との関わり合いの中で、主人公の気持ちも少しずつ変化していくといった内容です。

    読んで率直に感じたことは、コロナ全盛期は大変だったなということです。正しいかどうか分からない情報に惑わされて、心身ともに意味もなく疲れていたと思います。自粛ムードもすごく、コロナを出した店がすごく叩かれていたことも思い出します。

    世の中が不透明で、先がどうなるか分からないというのは、コロナが流行る前も後も同じことではありますが、

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    2025年08月27日
  • 大人になったら、

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    ネタバレ

    P40 "恋人がいたから、結婚したい、子供を産みたいと思っていたのであり、わたしひとりでは、どうしたいとも考えられない。その可能性を考えられる相手もいないのに、結婚や出産を望むのは、おかしい気もする。"

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    2025年08月28日
  • 若葉荘の暮らし

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    初読み作家の畑野智美さん✨
    主人公は40歳未婚で、飲食店でアルバイトをしているミチル。
    コロナ禍をきっかけに生活や将来への不安を感じて、
    女性専用のシェアハウス「若葉荘」に住むことに。
    そんな中考え方が変化していく。
    これからの暮らしにおいて、
    シェアハウスも1つの選択肢として良いのかなと思った。
    自分の40代はどうなるのかなと思いながら、読んだお話でした

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    2025年08月23日
  • アサイラム

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    性加害、いじめ、虐待、DVなどの被害者のために作られた街のお話です。
    こんな街が現実にあったら救われる人は多いんじゃないかな…というか、現実がこの街みたいに優しい世界だったらいいのになぁと思います。
    日本にはまだまだ性加害やいじめなどの完全に犯罪なのに犯罪となかなか認定されず被害者が泣き寝入りするしかない事件が山ほどあって、本当に暗澹たる気持ちになります。
    被害を受けて仕事を辞めざるを得なくなったり、転校したり、なぜいつも被害者ばかりがこんなに苦しまなければならないのか…。

    主人公のスミレは大学時代に同じサークルの男性からの性加害に遭います。数年後サークル同窓会で、同じサークル仲間が全員その

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    2025年08月16日
  • ヨルノヒカリ

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    あまり期待せず読んだのだけど、良かった。
    淡々と進む文体だけど、ひかり君の過去の話には苦しくなる。
    きゅっと抱きしめてあげたくなる。
    自分の子供が同じ思いをすることのないように。
    子どもたちが自分の気持ちにふたをしてしまうことがなるべくないように。
    と何度も思った。

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    2025年08月11日
  • タイムマシンでは、行けない明日

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    丹羽光二(にわこうじ)は両親、友人、思い寄せる女性らに囲まれて南の島で高校生活を送っていましたが、ある事件をきっかけに島を離れて東北地方の大学に入学。ひょんなことからタイムマシンに出会い、高校時代の事件を解決したいと思うようになっていきます。いわゆるタイムリープものということになりますが、そちらの側面よりも登場人物の心情描写、諦観や人への想いが丁寧に語られていて、大変好印象でした。星4つ評価としました。

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    2025年08月11日
  • アサイラム

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    こんな町が現実にあればいいのに。批判はあっても行政の支援は必要だと思う。自分が家族や友人だったら何ができただろうか。

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    2025年08月10日
  • ヨルノヒカリ

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    手芸店の店主木綿子は35年男性と付き合ったことがない。住み込み店員として同居することになった光は、今は亡き母を待ち続けながら大人になった。…
    前回読んだ「世界のすべて」にもアロマンテイックの人が登場していた。多分木綿子はそれではない。とは言え恋愛に臆病になっているから自分の感情に素直になれていない、ひかりくんへの想いは恋以外のなにものでもない、なんて決めつけはいけないのだろう。
    関係性に名前をつけてしまいがちだけど、人それぞれでいい。お互いが自分らしくいられたらそれでいい。
    素敵な人がたくさん登場した作品だった

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    2025年08月01日