畑野智美のレビュー一覧

  • 南部芸能事務所 season5 コンビ

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    これが完結巻なのかー!もっともっと先を見たい、未来を見せて欲しい、そう思えるシリーズだった。けど、だからこそ、ここで完結するのが良いのかもしれない。でも先が読みたい!

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    2019年11月08日
  • 南部芸能事務所 season4 オーディション

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    深夜のオーディション番組に挑戦する三組の芸人。売れるためのチャンスでもあり、彼らの運命も左右する。熾烈な勝ち抜き戦が幕を開ける。芸に生きる人々の心情を描く、好評シリーズ第4弾。
    実力だけで売れる世界じゃないのが芸能界。事務所の力や時代のニーズ、そしてよく言われるのが、ちょうど今その枠が空いているのか。限られた椅子を巡る、男たちの熱い戦いが遂に佳境に入る。

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    2019年11月07日
  • 国道沿いのファミレス

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    もう何冊も畑野作品を読んでいて、やっとこのデビュー作を読み終えました。解説の北上次郎さんが書いていた通りの感想です。一人を除いて全ての登場人物に幸せになってほしいと願ってやまない。そして登場人物を甘やかさないのはデビュー作からずっとなのですね。

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    2019年07月09日
  • タイムマシンでは、行けない明日

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    この本はタイムマシンの存在を知り、今は亡き大切な人のために、タイムトラベルを
    してしまった、青年の話です。
    SF小説の中でも、もしかしたら今、世界のどこかで起こっているかもしれないと
    思うとゾクゾクしてとてもとても面白かったです。
    面白い中にどこか現実味を感じられました。

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    2019年02月03日
  • 国道沿いのファミレス

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    再読。

    著者の近年の作品に引き継がれたものをいくつも垣間見ました。
    デビュー作だと思うと、ファンとしては感慨深いです。

    大まかなあらすじは覚えていたつもりでしたが、後半に繰り返されるトラップを忘れていて、その都度驚かされ、新鮮な気持ちで読みました。

    ユキのような男性は自分や自分の身内には近づいて欲しくないタイプかも。
    でも、最後の彼女との暮らしで変わって欲しいなと思います。

    シンゴが愛おしい。
    出自を本人が知る日が来るかもしれないと思うと胸が苦しくなりますが、ユキやその他周囲の人たちに守られ、ずっと幸せでいて欲しいです。

    とても好みの作品。
    また手に取ると思います。

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    2019年01月27日
  • 南部芸能事務所 season3 春の嵐

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    弱小芸能プロダクション・南部芸能事務所を舞台に、お笑いに魅せられたひたむきな人々を描くシリーズ第3弾。
    熱くお笑いを語り合うわけでもなく、芸に精進している姿をみせるわけでもない。何故彼らはお笑い芸人の道を歩んでいるのか。三作目となる本作品でもその答えはない。登場する若手芸人たちの描かれる気質は、そのまま現代の若者の姿に見えるし、年配者にとっては「ピン芸人」のテネシー師匠のエピソードは感涙ものである。

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    2018年10月04日
  • タイムマシンでは、行けない明日

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    ふたつ星〜読んでから、すぐに読み始めた。 色んなところで繋がってくるから 頭の中で整理しながら読んでった。 色々複雑な所もあるけど、こういう話は個人的に好き。

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    2018年06月10日
  • 南部芸能事務所 season4 オーディション

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    南部芸能事務所シリーズの4作目。
    TVのオーディション番組が始まったはずだが、その様子は殆ど描かれず、それに臨む、最初に新城、それから先輩ナカノシマの3人とライバルであるインターバルの2人の話が交互に挟まり、最後に溝口と、それぞれの日常と心情が語られる。
    このシリーズ、いつも思うのだが、自分とは全く異なる世界や世代が舞台ながら、身につまされるような話が多い。
     
    離れた場所にいても、家族三人で、一緒に頑張るんだ(by中嶋)。息子が生まれ名前を考えた時のことを思い出す。
    約束を守れずに逃げ回っていた後ろめたさがあり、それを咎められそうで、僕は敬語でしか話せなくなったのだと思う(by中野)。うちの

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    2018年06月02日
  • 南部芸能事務所 season2 メリーランド

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    南部芸能事務所に所属する芸人たちと周囲の人びとの人間模様を、瑞々しいタッチで描く連作短編集第2弾。
    これから売れるのか、それとも燻り続けるのか。確固たる未来像を描くことができない芸人たち。不安な心うちが実に冷静にかつ温かみをもって表現されている。物語の中心はデビュー間もない新城溝口だが、個人的に気になるのは中堅トリオ芸人のナカノシマ。他にはない空気感があるんだけどなあ。

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    2017年10月31日
  • 南部芸能事務所 season2 メリーランド

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    3月に読んだ「南部芸能事務所」の続編。単行本は1年の間があったようだけど、来月にはシリーズ4作目が単行本で出ているからだろう、2ヶ月続けての登場。
    前作で“溝口新城”が初舞台を踏んだところからの続き。
    新城が初めて貰ったギャラの500円玉を見つめてあれこれ考えたり、溝口のことを好きな鹿島さんがカフェを辞めて事務所のバイトになったり、そんな話を読んでいると、何だかありきたりの話になっちゃたなぁという感じだったのだけど、野島が再び原点を見つける話や、中野がバイトする映画館に勤める古淵さんの話や、長沼に去られて目が覚めた川崎の話には、自分の好きなことをしながら生きたい働きたいという理想と世の中そんな

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    2016年04月24日
  • 大人になったら、

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    三十五歳の誕生日を迎えたメイ。「いつから彼氏いないんですか?」「何が目標なんですか?」――失礼な後輩に憤慨しつつも、カフェの副店長として働く日々はそれなりに充実している。毎日同じメニューを頼むお客さんも、そんな日常の一部だったのだけど……。久しぶりの恋に戸惑う、大人になりきれない私たちの恋愛小説。

    35歳、結婚やキャリアの分岐点。
    将来への漠然とした焦りや迷いに痛いほど共感!

    最初は苦手なタイプだわーと思っていた、後輩の杉本君…
    終盤には「…可愛すぎる!」と悶絶。
    自分の視点の変化に、大人の階段(笑)を感じて少し切なくなった。

    劇的な展開はないけど、仲間の温かさに背中を押される。
    一歩

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    2026年08月08日
  • 大人になったら、

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    SNSで少し話題になっていて、その時に読んでみたい!と思って手に取った1冊。
    表紙カバーのイラストは、可愛くもありシンプルでもある。コーヒーカップとお砂糖。

    アラサーアラフォー位の年齢の女性に特に刺さる内容だと思う。あらすじを読んで、共感できるかもと思った私は、読んだ後にやはり強く共感できたと確信。

    登場人物がとても魅力的。
    杉本くんも、新しくきた店長も、レナちゃんも、鯨岡さんも、マスターも大ちゃんも好き!(みっちゃんとフウちゃんは苦手かも笑)
    そして羽鳥先生……。ある意味一貫した言動。ラストシーンでの行動にはびっくり(そしてキュンッッ!!)
    最後まで読んで、表紙のイラストを見ると、「あ、

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    2026年08月08日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    満足感の高い素敵なアンソロジーでした。

    *島本理生さん
    良いなぁ。最初は朧げな印象の主人公が、いつの間にかしっかり地に足をつけて、「凛」とした雰囲気をまとうように。
    『楽園には住めなくても、楽園のようなものはいつか見つけられるはずだ。私の中に』
    の言葉が心に残りました。

    *織守きょうやさん
    あらあら、どうしましょ。こういうの好きなんです。織守さんは短編集しか読んだことがないので、長編も読んでみたい。

    *友井羊さん
    両親を亡くし、島に住む叔父さんの元へ引き取られた中学生の蒼。そこでの日々は穏やかで人の温もりがあって、シーンのひとつひとつが心地よくて味わい深い。こういう作品好きです!

    *畑

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    2026年08月07日
  • 大人になったら、

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    久しぶりの恋愛小説。主人公は30代の女性であり、結婚や出産など、様々なことを考えながら恋愛をする主人公の苦労が書かれていた。

    大人の恋愛というのはどうも身体の関係をイメージするが、今作は恋愛をしたいというピュアな欲求が動機となって恋愛が進行していく。

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    2026年08月07日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    私はこういう不意な胸キュンに弱いのかもしれない。堂々たる愛を語るみたいな恋愛ではなくて、小学生の恋愛のような知らず知らずの間に一緒にいる、一緒に何かを食べる、一緒に帰るとか、そういうちょっとした当たり前を共有しているという好きを大事にしたいなと改めて思った。駆け引きなんてない小学生の頃の純粋な恋愛に少しだけ懐かしく少しだけ羨ましく感じた。

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    2026年08月02日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    人生は取捨選択の連続だなと思った。
    畑野さんの物語はとにかく怖いくらいにリアル。変化を求める癖に現状維持が1番楽だし安心するのは皆同じ。

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    2026年08月02日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    婚約者がバス事故で亡くなった。知らない女性と一緒に旅先からの帰り道で。
    それから眠れなくなり、デパートの寝具売り場を訪れた。
    そこで働くようになった依里は、寝具を求めにやってくるお客様に寄り添いながら日々を過ごしていた。そこへ女性の夫が現れて……。

    眠ることは食べることを同じくらい重要。
    頑張って生きるひとにより良い眠りを。

    寝具についてのノウハウも参考に。

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    2026年08月02日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    無理やり生き方を変えるのではなく自然な成り行きで出会った心地よさを頼りにゆったりと変わっていくような生き方が素敵だ。
    人生は繋がっていて全部自分のものだから。
    いるものもいらないものも引っくるめて広く構えていたい。
    35歳を目の前にしてビビり散らしていたけれど、1人だろうが、結婚していようが、子供がいようが、どうなっていたって自分の人生が楽しみだなと思えた。

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    2026年07月31日
  • 消えない月

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    2人の視点から読んでみて、ずっとそこにいる月のように見られている感覚と、真っ暗闇の中にいる一筋の光としての月
    お互いに付き纏う・見失うことない「消えない月」

    どの範囲からストーカーなのか
    被害者目線、自覚なしの加害者目線それぞれの視点から描かれていて読みやすい

    松原さんはストレスフルな子供時代を過ごし、劣等感に溢れ歪んだ愛を創造してしまったのだと思う
    愛の形はそれぞれ、けれども受け取り側によってそれは歪んだものとして形になる

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    2026年07月31日
  • ヨルノヒカリ

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    タイトルと表紙が気に入って読むことにした。
    タイトルって、ものによったらかなりこじつけ感満載のものもあるが、"なるほど!だからこのタイトルか!”と、ストンと私の中に落ちた。
    ヨルノヒカリって"夜の光”のことだろうから、夜間に起こる出来事かなんかを物語にしたものなんだろうなぁと思っていたので、こっちか!なるほど~!という感じだった。
    ラストどういうところに落ち着くのか?ラストまでずーっと"どこに落ち着く!?”で読み進められた。
    読み手として派手な感情の動きはないものの、静かでじんわりとした大切な何かが心の中に広がるような読後感。
    続きをぜひ読みたい。

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    2026年07月30日