畑野智美のレビュー一覧

  • 南部芸能事務所 season4 オーディション

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    南部芸能事務所シリーズの4作目。
    TVのオーディション番組が始まったはずだが、その様子は殆ど描かれず、それに臨む、最初に新城、それから先輩ナカノシマの3人とライバルであるインターバルの2人の話が交互に挟まり、最後に溝口と、それぞれの日常と心情が語られる。
    このシリーズ、いつも思うのだが、自分とは全く異なる世界や世代が舞台ながら、身につまされるような話が多い。
     
    離れた場所にいても、家族三人で、一緒に頑張るんだ(by中嶋)。息子が生まれ名前を考えた時のことを思い出す。
    約束を守れずに逃げ回っていた後ろめたさがあり、それを咎められそうで、僕は敬語でしか話せなくなったのだと思う(by中野)。うちの

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    2018年06月02日
  • 南部芸能事務所 season2 メリーランド

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    南部芸能事務所に所属する芸人たちと周囲の人びとの人間模様を、瑞々しいタッチで描く連作短編集第2弾。
    これから売れるのか、それとも燻り続けるのか。確固たる未来像を描くことができない芸人たち。不安な心うちが実に冷静にかつ温かみをもって表現されている。物語の中心はデビュー間もない新城溝口だが、個人的に気になるのは中堅トリオ芸人のナカノシマ。他にはない空気感があるんだけどなあ。

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    2017年10月31日
  • 南部芸能事務所 season2 メリーランド

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    3月に読んだ「南部芸能事務所」の続編。単行本は1年の間があったようだけど、来月にはシリーズ4作目が単行本で出ているからだろう、2ヶ月続けての登場。
    前作で“溝口新城”が初舞台を踏んだところからの続き。
    新城が初めて貰ったギャラの500円玉を見つめてあれこれ考えたり、溝口のことを好きな鹿島さんがカフェを辞めて事務所のバイトになったり、そんな話を読んでいると、何だかありきたりの話になっちゃたなぁという感じだったのだけど、野島が再び原点を見つける話や、中野がバイトする映画館に勤める古淵さんの話や、長沼に去られて目が覚めた川崎の話には、自分の好きなことをしながら生きたい働きたいという理想と世の中そんな

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    2016年04月24日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    ずっと枕難民な私が、フムフムと参考にしながら読み終えました。
    寝具売り場がメインの視点が新鮮でしたし、高橋さんとのこれからも気になりました。

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    2026年02月08日
  • 大人になったら、

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    35歳独身女性、大規模チェーン店の正社員でカフェ『キートス』の副店長として働くメイ。彼女の成長と少しの恋の物語。登場人物それぞれの解像度が高く共感できる。35歳という中途半端な年齢であり、人によって大きく岐路が分かれるこの年齢は、どうにもならないモヤモヤを抱えて生きている人が多い。メイは恋人も家族もおらず、仕事での目標もない。そんな女性の物語です。

    著者とはまさに同じ年代で、感じてきたことやその感覚が近しいと思う。

    役職ある立場で働き、会社の駒となり突然の辞令で異動する。社員である自分とパートアルバイトさんたちとの間には距離があり、お互いに本音で語らうことはない。
    必死に働くことやプライベ

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    2026年02月07日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    ふわーっと読めて、さらっと大事なことが書かれている。
    他人軸で生きている時って、自分では他人軸になっているなんて気付けない。よくある話なのだけれど、よくある話だからこそ気付くチャンスがないから、ある意味一番危険だと思う。
    たとえばパワハラを受けているとか、暴力を受けているとか、明らかな事実があれば周囲が気付いて助言ができるが(その人が受け入れるかは別として)、日常に馴染んでしまっている小さな抑制、抑圧ほど、目には見えないから他人も本人もスルーしがち。
    そのまま一生を終えてしまうこともあるけれど、気付いて人生に変化がもたらされる時は、結局人との出会いと自分で“気付くこと“であると感じた。

    ずー

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    2026年02月06日
  • 大人になったら、

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    めちゃめちゃ共感した。
    私も30になって独身であることによってすごく生き方に対する考え方も、恋愛に対する考え方も、働くことへの考え方も変わっていって、それが言語化されてるシーンが沢山あってよかった。
    自分の外から見る性格と自分の本質に近い性格にギャップがあるなって感じることも増えたり、自分ってこんな性格だっけ?って思うことも増えたり、でも自然なことなんだなって思えた。自分の今のこのタイミングで読んでよかったです。

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    2026年02月01日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    すっごく弱い女を書くのが上手い!!
    直樹じゃなくて高橋さんと先に会っていた方が主人公は幸せだったと思う。直樹はずっと好きになれなかったな、田島さんのご主人と同じタイプの人。

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    2026年02月01日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    自分を大切にして、自分らしく生きること。女性にとっては特に難しいことなのかも。主人公の依里、その周りの人々を見ると、そう思ってしまう。
    私も周囲から求められている役回りを、知らず知らずのうちに演じてしまうことがあるなと。
    婚約者直樹の死をきっかけに、自分の生き方を見つめ直す依里を自然と応援したくなる物語だった。
    そして、要所要所に盛り込まれている「寝具の選び方」や「快眠のコツ」がとても参考になった。
    読んでいるうちに寝具専門店で、自分に合った枕を買いたくなってウズウズしてしまって…
    近々、見に行ってみよう。
    好みの本だったけど直樹の死に関する部分だけは、やっぱり納得いかず不完全燃焼。

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    2026年01月26日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    高級寝具店の内情や商品など新しい世界が見れて楽しかった。ムートンシーツいいなぁ。
    男女平等社会とはいえど、給与の男女差や偏見、たまに職場の異性から受けるじめっとした嫌な気持ち、そういったものは改善されているが全くゼロになったわけではない。共感しつつ、現実社会が本と同様にそうであることに対してもやっとしてしまった。
    あと、相手がモラハラだとか悪いわけではないが、誰といても保てるだけの自分というのがなくて近しくなった相手の言うことを聞くようになってしまうというのも共感した。
    ただ楽しかった、だけで終わるなく、自分のことも周りのことも考えてしまう物語だった。

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    2026年01月21日
  • 大人になったら、

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    ネタバレ

    自分と重なる部分が多くて、心にグサグサ。

    "普通"という言葉、私は苦手です
    普通ってまさに人それぞれの価値観が詰まった言葉だと思います
    自分の価値観を"普通"という言葉で押し付けてる気がする

    恋愛面では命ちゃんと関わる男性がたくさん出てきて、誰と恋愛に発展するのか楽しみでした

    杉本くんにイライラしてたけど、
    帰国子女の杉本くんにしか分からない悩みもあったり...。
    頭ごなしに怒るんじゃなくて、
    ちゃんとその見えないところにも気を配れる人になりたいと思った


    P132 マスターの言葉がすごく好き
    「もういい大人のはずなのに、
    子供である自分を見せら

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    2026年01月14日
  • タイムマシンでは、行けない明日

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    ネタバレ

    よくあるタイムマシンものだけど、展開が少し意外で面白かった。どんな世界戦でも出逢うべき人には出逢うと思いたい。

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    2026年01月12日
  • 神さまを待っている

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    かわいい表紙につられて読み始めましたが、途中からとんでもなく不安な気持ちになりながら読んでました。
    大学を卒業して就職するという、普通と呼ばれる暮らしをしていた女性が貧困と呼ばれる状況になっていく様子が書かれています。
    この本に出てくるような状況の人たちを利用している人間の内側も見てみたいと思いました。

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    2026年01月08日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    ストーリーも寝具の話も秀悦。読み終えた後、寝具店に行きたくなる。しかし、本当に良い物は高くて手が出せない。

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    2026年01月07日
  • 大人になったら、

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    ネタバレ

    「結婚した!」などの明確な締め方ではなかったからこそ、主人公の心の動きを鮮明に感じ取ることができた。

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    2026年01月06日
  • 世界のすべて

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    恋愛感情が無くても暮らしてゆける。
    恋愛感情が無いと暮らしてゆけない人もいる。

    じゃあ、人間という単位で考えた時に共通して無いと暮らしてゆけない感情と無くても暮らしてゆける感情ってどんな感情なんだろう。

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    2026年01月02日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    婚約者を亡くした女性が、寝具店のパートをしながら日々を過ごしている。ある日婚約者と一緒に亡くなった女性の旦那さんが偶然来店して…
    そんなシチュエーションなかなかないけど、話の展開が面白くて、じっくり読んだ。また、それとは別に寝具の話も興味深い。

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    2026年01月02日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    主人公の依里が今まで知らなかった自分を知り、過去を抱えながらも自分の気持ちを優先して生きていく道を探す物語。
    少し暗い。
    でも、静かで深々とした夜中を過ごしているようだった雰囲気が少しずつ太陽が昇るように光量が増していき、音が重なっていくように物語が進んでいった。
    これからもし傷付くことがあっても、人生を憂うことがあってもそれでも何とか生きていけるかもと根拠のない安心感が得られた。
    寝具の知識もすごくためになった。
    高いものは買えないけれどもっと真剣に選んでみたいなと思った。

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    2025年12月31日
  • ヨルノヒカリ

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    ネタバレ

    いろんな形があっていいんだな
    西園寺さんは家事をしないを観たときと近いあたたかさを感じた
    恋愛恋愛してなくてよかった

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    2025年12月24日
  • タイムマシンでは、行けない明日

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    ネタバレ

    前回の話をすっかり忘れてしまって読んだのでつながりは覚えていませんでしたが、単独で読んでも面白かったです。
    最後は誰だっけですが、どの世界でも形は違っても出会うことが決まっているところはすごく素敵です。

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    2025年12月20日