畑野智美のレビュー一覧

  • タイムマシンでは、行けない明日

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    ふたつ星〜読んでから、すぐに読み始めた。 色んなところで繋がってくるから 頭の中で整理しながら読んでった。 色々複雑な所もあるけど、こういう話は個人的に好き。

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    2018年06月10日
  • 南部芸能事務所 season4 オーディション

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    南部芸能事務所シリーズの4作目。
    TVのオーディション番組が始まったはずだが、その様子は殆ど描かれず、それに臨む、最初に新城、それから先輩ナカノシマの3人とライバルであるインターバルの2人の話が交互に挟まり、最後に溝口と、それぞれの日常と心情が語られる。
    このシリーズ、いつも思うのだが、自分とは全く異なる世界や世代が舞台ながら、身につまされるような話が多い。
     
    離れた場所にいても、家族三人で、一緒に頑張るんだ(by中嶋)。息子が生まれ名前を考えた時のことを思い出す。
    約束を守れずに逃げ回っていた後ろめたさがあり、それを咎められそうで、僕は敬語でしか話せなくなったのだと思う(by中野)。うちの

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    2018年06月02日
  • 南部芸能事務所 season2 メリーランド

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    南部芸能事務所に所属する芸人たちと周囲の人びとの人間模様を、瑞々しいタッチで描く連作短編集第2弾。
    これから売れるのか、それとも燻り続けるのか。確固たる未来像を描くことができない芸人たち。不安な心うちが実に冷静にかつ温かみをもって表現されている。物語の中心はデビュー間もない新城溝口だが、個人的に気になるのは中堅トリオ芸人のナカノシマ。他にはない空気感があるんだけどなあ。

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    2017年10月31日
  • 南部芸能事務所 season2 メリーランド

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    3月に読んだ「南部芸能事務所」の続編。単行本は1年の間があったようだけど、来月にはシリーズ4作目が単行本で出ているからだろう、2ヶ月続けての登場。
    前作で“溝口新城”が初舞台を踏んだところからの続き。
    新城が初めて貰ったギャラの500円玉を見つめてあれこれ考えたり、溝口のことを好きな鹿島さんがカフェを辞めて事務所のバイトになったり、そんな話を読んでいると、何だかありきたりの話になっちゃたなぁという感じだったのだけど、野島が再び原点を見つける話や、中野がバイトする映画館に勤める古淵さんの話や、長沼に去られて目が覚めた川崎の話には、自分の好きなことをしながら生きたい働きたいという理想と世の中そんな

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    2016年04月24日
  • 世界のすべて

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    【世界のすべて】

    喫茶店ブルーと主人公を通して、多様性を考えつつ飯テロされてました。

    理解できること、できないことがあるけれど簡単に否定だけはしないでいたい。
    そんな優しい気持ちになれる作品でした。

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    2026年08月30日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    30代後半の女性たちの悩みや生き方が垣間見れた。
    あらゆる生活スタイルがあっていい。

    自分で選択していくこと。
    どの年代でも今を生きていくにはこれが1番大事なのだ。

    ◾️心に残った文章

    私にも家族や友達がいて、仕事関係の人もいる。
    けれど1人だと感じている。
    周りを頼っているつもりで甘えられない。
    自分自身を大切にできず厳しくしてしまう。
    その人生には不安が付きまとう。

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    2026年08月26日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    ネタバレ

    ネットの感想で面白くないと書いてあるのをみかけたが私は面白いと思った。

    長くダラダラ付き合っていた彼氏と別れてよかった。時間の無駄とは思わないけど負担になるのであれば勇気を出してお別れしたほうがいいと思うので。

    女性は世代による悩みも多いし、生き方の固定概念みたいなものがあって難しいよなぁと思う。

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    2026年08月26日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    ネタバレ

    婚約者を事故で亡くして眠れなくなった女性が、たまたま入った寝具店で店長に親身に接してもらい、その後その店でパートとして働き始めます。そこでさまざまな理由で眠れなくなって悩んでいるお客様や、仕事仲間との交流を通して、少しずつ前に進んでいきます。

    ストーリーもよかったけど、時々出てくる接客シーンでの枕やマットレスの説明が興味深かったです。あとから知ったことには、著者は寝具店で働いていたことがあるそうです。読み終わった今、自分に合う枕とマットレスが買いたくてたまりません。

    ラストはちょっと切なかったので、主人公のその後が気になります。幸せになっていてほしいです。

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    2026年08月24日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    身近な誰かと重なる主人公。仕事の時はかがやく彼女たちも、プライベートや気持ちの中では、こんなに揺れ動いているのかもしれない。

    そう思うと、自分だけじゃないと思えて気持ちが楽になる本でした

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    2026年08月24日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    ネタバレ

    ドーナツ息子が良かった。上京する息子を想う母親の気持ち。幼かった頃の息子と一緒に食べた思い出のドーナツ屋さんを見つけて子育てに苦労したことや、ここまで成長してくれた息子を想う。上京してうまくやっていけるだろうかと、これからの息子を心配するやるせない気持ちと一緒に息子が買ってきてくれたドーナツをまた一緒に食べる最後の場面があたたかい気持ちになった。

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    2026年08月23日
  • 大人になったら、

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    三十五歳の誕生日を迎えたメイ。「いつから彼氏いないんですか?」「何が目標なんですか?」――失礼な後輩に憤慨しつつも、カフェの副店長として働く日々はそれなりに充実している。毎日同じメニューを頼むお客さんも、そんな日常の一部だったのだけど……。久しぶりの恋に戸惑う、大人になりきれない私たちの恋愛小説。

    35歳、結婚やキャリアの分岐点。
    将来への漠然とした焦りや迷いに痛いほど共感!

    最初は苦手なタイプだわーと思っていた、後輩の杉本君…
    終盤には「…可愛すぎる!」と悶絶。
    自分の視点の変化に、大人の階段(笑)を感じて少し切なくなった。

    劇的な展開はないけど、仲間の温かさに背中を押される。
    一歩

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    2026年08月08日
  • 大人になったら、

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    SNSで少し話題になっていて、その時に読んでみたい!と思って手に取った1冊。
    表紙カバーのイラストは、可愛くもありシンプルでもある。コーヒーカップとお砂糖。

    アラサーアラフォー位の年齢の女性に特に刺さる内容だと思う。あらすじを読んで、共感できるかもと思った私は、読んだ後にやはり強く共感できたと確信。

    登場人物がとても魅力的。
    杉本くんも、新しくきた店長も、レナちゃんも、鯨岡さんも、マスターも大ちゃんも好き!(みっちゃんとフウちゃんは苦手かも笑)
    そして羽鳥先生……。ある意味一貫した言動。ラストシーンでの行動にはびっくり(そしてキュンッッ!!)
    最後まで読んで、表紙のイラストを見ると、「あ、

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    2026年08月08日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    満足感の高い素敵なアンソロジーでした。

    *島本理生さん
    良いなぁ。最初は朧げな印象の主人公が、いつの間にかしっかり地に足をつけて、「凛」とした雰囲気をまとうように。
    『楽園には住めなくても、楽園のようなものはいつか見つけられるはずだ。私の中に』
    の言葉が心に残りました。

    *織守きょうやさん
    あらあら、どうしましょ。こういうの好きなんです。織守さんは短編集しか読んだことがないので、長編も読んでみたい。

    *友井羊さん
    両親を亡くし、島に住む叔父さんの元へ引き取られた中学生の蒼。そこでの日々は穏やかで人の温もりがあって、シーンのひとつひとつが心地よくて味わい深い。こういう作品好きです!

    *畑

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    2026年08月07日
  • 大人になったら、

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    久しぶりの恋愛小説。主人公は30代の女性であり、結婚や出産など、様々なことを考えながら恋愛をする主人公の苦労が書かれていた。

    大人の恋愛というのはどうも身体の関係をイメージするが、今作は恋愛をしたいというピュアな欲求が動機となって恋愛が進行していく。

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    2026年08月07日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    私はこういう不意な胸キュンに弱いのかもしれない。堂々たる愛を語るみたいな恋愛ではなくて、小学生の恋愛のような知らず知らずの間に一緒にいる、一緒に何かを食べる、一緒に帰るとか、そういうちょっとした当たり前を共有しているという好きを大事にしたいなと改めて思った。駆け引きなんてない小学生の頃の純粋な恋愛に少しだけ懐かしく少しだけ羨ましく感じた。

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    2026年08月02日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    人生は取捨選択の連続だなと思った。
    畑野さんの物語はとにかく怖いくらいにリアル。変化を求める癖に現状維持が1番楽だし安心するのは皆同じ。

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    2026年08月02日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    婚約者がバス事故で亡くなった。知らない女性と一緒に旅先からの帰り道で。
    それから眠れなくなり、デパートの寝具売り場を訪れた。
    そこで働くようになった依里は、寝具を求めにやってくるお客様に寄り添いながら日々を過ごしていた。そこへ女性の夫が現れて……。

    眠ることは食べることを同じくらい重要。
    頑張って生きるひとにより良い眠りを。

    寝具についてのノウハウも参考に。

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    2026年08月02日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    無理やり生き方を変えるのではなく自然な成り行きで出会った心地よさを頼りにゆったりと変わっていくような生き方が素敵だ。
    人生は繋がっていて全部自分のものだから。
    いるものもいらないものも引っくるめて広く構えていたい。
    35歳を目の前にしてビビり散らしていたけれど、1人だろうが、結婚していようが、子供がいようが、どうなっていたって自分の人生が楽しみだなと思えた。

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    2026年07月31日
  • 消えない月

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    2人の視点から読んでみて、ずっとそこにいる月のように見られている感覚と、真っ暗闇の中にいる一筋の光としての月
    お互いに付き纏う・見失うことない「消えない月」

    どの範囲からストーカーなのか
    被害者目線、自覚なしの加害者目線それぞれの視点から描かれていて読みやすい

    松原さんはストレスフルな子供時代を過ごし、劣等感に溢れ歪んだ愛を創造してしまったのだと思う
    愛の形はそれぞれ、けれども受け取り側によってそれは歪んだものとして形になる

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    2026年07月31日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    おやつをテーマにした短編集。
    6名の作家さんが1つずつお話を書いてくれていて、こういうのをアンソロジーというらしい。

    タイトルに「やるせない」とついてるだけあって、どのお話にも切なさが漂うけれど、甘いおやつがそれを癒してくれたり、前を向くきっかけになったりして、読後は優しい感動に包まれる。

    「楽園の代わりのカッサータ」は、映画みたいなおしゃれな雰囲気。
    不倫はダメだけど、誰かや何かにすがったり、現状を変えてほしいっていう思いには共感した。
    しかしこの相手の政治家はひどい男だ。
    ピュアなんだけど、結局自分のことしか考えてないんだよね…。

    「ファースト・アンド・オンリー」はキュンすぎてまるで

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    2026年07月27日