畑野智美のレビュー一覧

  • 消えない月
    こんなに早く一気読みしたのは初めてでした。
    ストーカーの思考回路がやばすぎます。
    なんてポジティブなんだ、、
    歪んだポジティブ!
    被害者のさくらも中途半端な優しさとか行動に苛々したなぁ、、、
    とりあえずストーカー怖い
  • 運転、見合わせ中
    電車が止まった時、それでも人はそれぞれ事情がある。
    そんな人々を上手く描いたお話。

    それぞれお話としては独立しているが
    電話が止まったところから始まることは同じ。

    人それぞれってこういうことかな…
    とも考えさせられるお話でした。
  • 消えない月
    こっわ、、、
    途中までは面白い!と思いながら読み進めてたけど、ストーカーの心理ってそういう感じなの?!と驚きと共にハッキリ言わない被害者のさくらにもイライライライラ、、
    そんなんだから相手がストーカーになるんだわと思ってしまった。
    ストーカーの松原の方にも、自分の理想に無理矢理はめこんでんじゃねーよ...続きを読む
  • ヨルノヒカリ
    30代女性の悩みも分かるってとこもある
    生きづらさってところが共感した
    ただ、この2人は本当に周りに恵まれている。
    成瀬君は変だけど良い人。
    ひかりくん良かったねって思ってほっこりした。
    綺麗な感じで終わった
    二日で読みました。
  • ヨルノヒカリ
    いとや手芸用品店を営む木綿子35歳と従業員のひかり28歳。雇用主と従業員といえども独身の男女が同じ屋根の下に住んでいれば周りは2人の関係が気になるのでしょうね。

    しかし木綿子は恋愛感情というものがわからず、一度も恋をした事がない。一方ひかりは子供の頃から母親が家に帰らず小さな頃からアパートの周りの...続きを読む
  • 大人になったら、
    自分の話かと思うくらいの共感。
    でも多分、同じ年代の多くの人が考えることなんだろうな。

    こんな自分が嫌いじゃないから、
    「大人になりきれない大人」でいたいなと思ったりする。
  • ヨルノヒカリ
    雨と風のため窓が割れ部屋にはいられなくなった。
    ひかりに不幸が襲ってくる。
    勤めている洋食屋の閉店と
    住んでいるアパートの取り壊しが迫っている。
    救ったのは『従業員募集!住み込み可!』の張り紙。
    しかし、その店は「いとや手芸洋品店」だった。

    祖母から引き継いだ手芸店でひとり暮らしの木綿子。
    28歳...続きを読む
  • 消えない月
    松原の思考回路が怖すぎる。
    ストーカーってこんな感じなのか。
    一つの物事に対して普通では考えられないような歪んだ捉え方をする。自分が正しいと信じて疑わず、誰に何と言われても信じた道をまっすぐに突き進む。
    無断欠勤して職場からの連絡を無視し続け、ついには私物が自宅に送られてきてしまうのに「それどころで...続きを読む
  • ヨルノヒカリ
    生きることに辛さを感じている、男女2人の物語。
    木綿子さんと光くんの恋仲でもない「パートナー」という関係性がとても素敵だった。
    2人の何気ない会話にいちいちときめいてしまった。
  • ヨルノヒカリ
    ひかりと木綿子の関係性がとても良かった
    お互いがお互いを大切に想い、お互いの欠けているところを補いあう空気のような存在
    夫婦の理想の最終形態のようだった(笑)
  • ヨルノヒカリ
    人が人を想う気持ちや、人と人との関係性は色々あって、恋人とか家族とか、ひとくくりにはできない。
    自分が自分のままでいたら、周りには自分を理解してくれて大事にしてくれる人が集まってくる。
  • ヨルノヒカリ
    台風の夜に住む場所を失くした、無職の28歳独身男・ひかりは、嵐の中で雨宿りに入った軒先で住み込み従業員募集の張り紙を見つけ、飲食店の募集だと思い面接に行く。だが、その店は手芸用品店でだった。店主の木綿子さんの厚意で住み込みで働くこととなったひかり。

    独身の年頃の男女が一つ屋根の下で暮らせばそこに恋...続きを読む
  • ヨルノヒカリ
    色んな形の家族がある。
    多様性の時代と言われて
    頭では理解できていても
    見えてるものだけが全てじゃない。
    身近な知り合いや友人、
    もしくは自分の家族が
    自分らしく居られる場所を見つけた時
    そっと寄り添えるような
    そんな人でありたい。

  • 若葉荘の暮らし
    コロナ禍で飲食店が大打撃を受けた事は記憶に新しい。ミチルがアルバイトとして勤務するアネモネもそんな店舗の一部。今後の家賃や生活費の不安から「若葉荘」を紹介してもらう。
    ミチルはアネモネで働き続けるも責任感のある立場とコロナ禍のアルバイトという不安定な立場に疑問と不安を抱いていく。
    同居人のバリキャリ...続きを読む
  • 大人になったら、
    35歳独身のメイ。
    高校から7年ほど付き合ったフウちゃんと別れてから
    なんとなく恋愛から距離ができ、職場でのスキルアップもないまま。
    毎日をただ過ごしている。

    ちょっと気になる常連さんとの会話
    高校時代からの友人の結婚
    なにかとちょっかいをかけてくる後輩

    このままでもいいと思っていた日常から
    ...続きを読む
  • 大人になったら、
    最初の何行かを読んで35歳になったばかりの女性が主人公と分かり、34歳の私は同世代のお話かぁ〜と興味を持ちました。

    読み進めるうちに
    同世代だけど、独身でバリバリ?お仕事しているメイさん(主人公)と、子ども2人を持ち正社員からパートになった私とでは置かれている状況がまったく違うことがわかりました。...続きを読む
  • 大人になったら、
    命さんより若いけどそのうちこんな風に悩むんだろうなとすでに思い始めてて辛い。
    大人になってかかるはしかみたいな恋がしたい!
  • 大人になったら、
    うわっこの主人公嫌いだな。
    主人公メイに、「35歳独身女性」の既成概念を上塗りしていく周りの登場人物も、嫌いだ。
    はじめそう思ったけど、読み進めるうちにその思いは溶解する。
    劇的な変化があるわけではない。
    主人公の少しの変化が、主人公自身と読者たる私の感じ方を丸く、優しいものにする。
    最後には最も憎...続きを読む
  • 消えない月
    ストーカーの話。恐い。
    ストーカーになるだろう人の
    独りよがり、思い込み、妄想、異常に高い自尊心、プライドの高さは大凡同じであろう。
    それが家族との関係も然り。
    自身の知り合いも同じ人間性であったことから更にリアル感がまし、身震いした。
    相手の女性(さくら)の対処法にイライラさせられる場面が多々ある...続きを読む
  • 消えない月
    気になりすぎて一気に読んでしまった。最初は素敵な恋愛小説だったのに転落がはやくてそのまま最悪なところまで落ちていく、、バッドエンドで残された側の気持ちを考えるととても無慈悲だと思った。
    自分がストーカーにならないように、よくわからない人とは関わらないようにしようと思った。ストーカー殺人は現実でも起こ...続きを読む