畑野智美のレビュー一覧

  • 南部芸能事務所 season4 オーディション

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    再読。

    1年を通して行われるオーディション番組がスタートした。
    勝者には、レギュラー番組が決まる。
    高みをめざし進む若手芸人達。
    彼らの心には、孤独や嫉妬の感情が渦巻いていた。

    今回は全7話。
    全てオーディションに参加するメリーランドとナカノシマ、インターバルのメンバーの話。

    悶え苦しむ彼らには多くの支えてくれる力がありました。
    家族や友人、互いのメンバーや相方、どのエピソードもグッと来ます。

    今回も、中嶋くんの赤ちゃんの誕生シーンに泣かされました。

    さあ、また来た最後。
    終わるのが惜しいですが、読みますよ!

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    2020年01月22日
  • 南部芸能事務所 season2 メリーランド

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    再読。

    さらにみんなが一歩進んだ2作目。
    明るい未来が見える展開あり、悲しい決断ありの各章でしたが、各章の最後のページで、ゾワゾワと来て、必ず泣きそうになりました。

    女子の活躍が目覚しく、みんな強いなと感心しました。
    新城の彼女の美沙ちゃんには、ずっと新城を支えていて欲しいと願います。
    ちんちくりん鹿島ちゃんがいい。幸せになって欲しいです。


    長沼さんからの溝口への言葉に涙腺崩壊。
    仕方ないとはいえ、スパイラルの結末は悲しい。

    新城溝口の名前も決まり、さらなる活躍に期待します。

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    2019年12月27日
  • 南部芸能事務所

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    再読。

    芸人ライブを見て、自分も芸人になると決めた大学生の新城。
    元人気芸人との付き合いに悩む女ものまね芸人津田ちゃん。
    中学の同級生3人で組むナカノシマの一人中野。
    元人気芸人のおっかけをする高校生ナルちゃん。
    目の不調、相方との関係性に悩むスパイラルの長沼。
    20歳下の夫に支えられる齢90の大御所芸人保子師匠。
    売れない芸人だった父を持ち、新城と漫才コンビを組むことになった溝口。

    このシリーズ大好きです。
    それぞれが葛藤する姿がとても切ない。だからこそ、みんなが魅力的で応援したくなります。
    ラストシーンのジワジワ来る盛り上がりに、心臓がドキドキしました。
    続きに進みます。

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    2019年12月27日
  • 南部芸能事務所 season5 コンビ

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    これが完結巻なのかー!もっともっと先を見たい、未来を見せて欲しい、そう思えるシリーズだった。けど、だからこそ、ここで完結するのが良いのかもしれない。でも先が読みたい!

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    2019年11月08日
  • 南部芸能事務所 season4 オーディション

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    深夜のオーディション番組に挑戦する三組の芸人。売れるためのチャンスでもあり、彼らの運命も左右する。熾烈な勝ち抜き戦が幕を開ける。芸に生きる人々の心情を描く、好評シリーズ第4弾。
    実力だけで売れる世界じゃないのが芸能界。事務所の力や時代のニーズ、そしてよく言われるのが、ちょうど今その枠が空いているのか。限られた椅子を巡る、男たちの熱い戦いが遂に佳境に入る。

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    2019年11月07日
  • 国道沿いのファミレス

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    もう何冊も畑野作品を読んでいて、やっとこのデビュー作を読み終えました。解説の北上次郎さんが書いていた通りの感想です。一人を除いて全ての登場人物に幸せになってほしいと願ってやまない。そして登場人物を甘やかさないのはデビュー作からずっとなのですね。

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    2019年07月09日
  • タイムマシンでは、行けない明日

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    この本はタイムマシンの存在を知り、今は亡き大切な人のために、タイムトラベルを
    してしまった、青年の話です。
    SF小説の中でも、もしかしたら今、世界のどこかで起こっているかもしれないと
    思うとゾクゾクしてとてもとても面白かったです。
    面白い中にどこか現実味を感じられました。

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    2019年02月03日
  • 国道沿いのファミレス

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    再読。

    著者の近年の作品に引き継がれたものをいくつも垣間見ました。
    デビュー作だと思うと、ファンとしては感慨深いです。

    大まかなあらすじは覚えていたつもりでしたが、後半に繰り返されるトラップを忘れていて、その都度驚かされ、新鮮な気持ちで読みました。

    ユキのような男性は自分や自分の身内には近づいて欲しくないタイプかも。
    でも、最後の彼女との暮らしで変わって欲しいなと思います。

    シンゴが愛おしい。
    出自を本人が知る日が来るかもしれないと思うと胸が苦しくなりますが、ユキやその他周囲の人たちに守られ、ずっと幸せでいて欲しいです。

    とても好みの作品。
    また手に取ると思います。

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    2019年01月27日
  • 南部芸能事務所 season3 春の嵐

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    弱小芸能プロダクション・南部芸能事務所を舞台に、お笑いに魅せられたひたむきな人々を描くシリーズ第3弾。
    熱くお笑いを語り合うわけでもなく、芸に精進している姿をみせるわけでもない。何故彼らはお笑い芸人の道を歩んでいるのか。三作目となる本作品でもその答えはない。登場する若手芸人たちの描かれる気質は、そのまま現代の若者の姿に見えるし、年配者にとっては「ピン芸人」のテネシー師匠のエピソードは感涙ものである。

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    2018年10月04日
  • タイムマシンでは、行けない明日

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    ふたつ星〜読んでから、すぐに読み始めた。 色んなところで繋がってくるから 頭の中で整理しながら読んでった。 色々複雑な所もあるけど、こういう話は個人的に好き。

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    2018年06月10日
  • 南部芸能事務所 season4 オーディション

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    南部芸能事務所シリーズの4作目。
    TVのオーディション番組が始まったはずだが、その様子は殆ど描かれず、それに臨む、最初に新城、それから先輩ナカノシマの3人とライバルであるインターバルの2人の話が交互に挟まり、最後に溝口と、それぞれの日常と心情が語られる。
    このシリーズ、いつも思うのだが、自分とは全く異なる世界や世代が舞台ながら、身につまされるような話が多い。
     
    離れた場所にいても、家族三人で、一緒に頑張るんだ(by中嶋)。息子が生まれ名前を考えた時のことを思い出す。
    約束を守れずに逃げ回っていた後ろめたさがあり、それを咎められそうで、僕は敬語でしか話せなくなったのだと思う(by中野)。うちの

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    2018年06月02日
  • 南部芸能事務所 season2 メリーランド

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    南部芸能事務所に所属する芸人たちと周囲の人びとの人間模様を、瑞々しいタッチで描く連作短編集第2弾。
    これから売れるのか、それとも燻り続けるのか。確固たる未来像を描くことができない芸人たち。不安な心うちが実に冷静にかつ温かみをもって表現されている。物語の中心はデビュー間もない新城溝口だが、個人的に気になるのは中堅トリオ芸人のナカノシマ。他にはない空気感があるんだけどなあ。

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    2017年10月31日
  • 南部芸能事務所 season2 メリーランド

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    3月に読んだ「南部芸能事務所」の続編。単行本は1年の間があったようだけど、来月にはシリーズ4作目が単行本で出ているからだろう、2ヶ月続けての登場。
    前作で“溝口新城”が初舞台を踏んだところからの続き。
    新城が初めて貰ったギャラの500円玉を見つめてあれこれ考えたり、溝口のことを好きな鹿島さんがカフェを辞めて事務所のバイトになったり、そんな話を読んでいると、何だかありきたりの話になっちゃたなぁという感じだったのだけど、野島が再び原点を見つける話や、中野がバイトする映画館に勤める古淵さんの話や、長沼に去られて目が覚めた川崎の話には、自分の好きなことをしながら生きたい働きたいという理想と世の中そんな

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    2016年04月24日
  • 感情8号線

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    女性6人の群像劇。一番共感できないなと思っていたお嬢様が、最終章に出てきたとき結構良かった。あと、いくつかの章に出てくる不倫相手や浮気相手の女性も嫌だと思っていたが、その人が主人公として出てくる章ではこれも結構良かった。

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    2026年06月30日
  • 消えない月

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    ストーカーという存在を、とても真っ直ぐに描いた作品だった。

    読んでいて何度も「どうしてこんな結末になってしまったんだ」と考えさせられる。被害者だけでなく、加害者側の歪んだ思考も描かれることで、その異常さや恐ろしさがより伝わってきた。

    特に印象に残ったのは、「ストーカーは風化しない。誰よりも何よりも努力して、運も味方につける」という言葉。その執着の恐ろしさに納得すると同時に、ぞっとした。

    一方で、その執着の果てに、唯一の理解者ともいえる住吉との繋がりさえ失い、松原は本当の意味で独りになってしまう。その結末には何とも言えない虚しさが残る。

    終盤の展開は衝撃的だっただけに、その後の松原の独白

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    2026年06月29日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    日経の書評で面白そうだったので、買って読んでみる

    特定の世代の特定の属性をもった人をテーマにしたようで、フリーランスのみならず会社勤めの給与所得者でも会社経営者でも、既婚者でも子育て中の人でも持っているであろう不安感、閉塞感がとても細やかに描写されている

    男尊女卑的な価値観を持つ男性の存在は、世代的な問題なのだろうか?
    おっさんはいつまでも価値観をアップデートできないということは、共通認識として定着しているの?

    自分はそうじゃないと思いたいけど、そういう一面があるかもしれないことには気をつけていなきゃ

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    2026年06月28日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    ネタバレ

    タイトルと表紙絵から想像したのは、なんらかの理由で眠れない女子が、様々なアドバイスをもらいつつ、睡眠と生活を立て直していく話。ざっくりとはそうなんたけど、思ったより重い感じだった。

    主人公の依里は、婚約者の直樹を事故で亡くしている。出張だと言って、既婚者の女性と温泉旅館に泊まり、帰りにバス事故で2人とも亡くなったのだ。眠れなくなった依里は、たまたま訪れた寝具店でお勧めの寝具を一式買って、どうにか眠れるようになる。そして、今はその寝具店でパートとして働いている。そこへ偶然、直樹と共に亡くなった女性の夫、高橋が客として訪れ、直樹に囚われていた依里に少しずつ変化が…。

    話の核として、連れ合いを不

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    2026年06月27日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    ネタバレ

    ほっこり短編集。
    一番最初の島本さんのだけ不倫ネタで、好きなジャンルじゃなかったけれど…他の話はほっこり読めた。
    織守さん、友井さん、名取さんの話が好き。

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    2026年06月23日
  • 大人になったら、

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    面白かったです。
    恋愛や結婚にマニュアルはない。35歳は若者ではないけど最近は失敗を恐れて恋愛をしない若者が増えているらしい。
    この主人公が先生を気になる人になり最後は上手く行く気配で終わるのが良かった。
    後苦手な後輩が段々と可愛く見える所が面白かったです。
    恋愛に悩む人、特に30代には刺さるかなと思います。
    畑野さんの本初めてでしたが、読みやすさや色々考えさせられて他の本も読みたくなりました。

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    2026年06月23日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    恋人が不倫相手と事故死してから眠れなくなった依里。
    自身が働く寝具店に、その不倫相手の旦那が訪れた…。
    表紙の可愛さから、まさか、こんなちょっと重い話とは思わず。
    結婚間近だった依里にとって、恋人の不倫は寝耳に水で、何があったかなんてもう聞く事が出来ない。
    彼への思いや、寝具店での接客で毎日がいっぱいいっぱい。切り替えが出来なくてもどかしくてなかなか前に進めない気持ちに自分も寄り添っていると本当に辛い。
    寝具の説明が結構的確で、枕やマットレスが体に合ってないと疲れが取れないなどその辺もためになった。

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    2026年06月20日