畑野智美のレビュー一覧
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どんだけ狭い街なんだと頭の中で突っ込み苦笑い。でもそれは些細なこと。内容は若者らしさ全開でとても面白かった。性描写に少し違和感を覚えたけど、なるほど女性作家さんということで納得。男性が女性に対して誤った固定概念があるように、逆も然りなのかもしれない。
あらすじ(背表紙より)
佐藤善幸、外食チェーンの正社員。身に覚えのない女性問題が原因で左遷された先は、6年半一度も帰っていなかった故郷の町にある店舗だった。淡々と過ごそうとする善幸だが、癖のある同僚たち、女にだらしない父親、恋人の過去、親友の結婚問題など、面倒な人間関係とトラブルが次々に降りかかり…。ちょっとひねくれた25歳男子の日常と人生を書い -
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ちょいと駄目な感じだけれども一応社会に順応している雰囲気イケメンが、いわれの無い女性問題の中傷書き込みで本社を追われ、生まれ故郷のファミレスに配属になるところから始まります。
都落ちの上に生まれ故郷に配属という事で、少々腐り気味となりますが、6年ぶりに会う親友や、父親以外の家族との触れ合いで次第に心がほどけて行きます。
この父親以外という所が味噌で 、女好きで家に寄りつかないくせに息子の事が大好きで、そんな父親の女癖の悪さが自分に遺伝しているんではないかと嫌悪感がありまして、しかもそんな父親の女性問題が善幸に直接の大問題を起こす事となるのであります。
この善幸くん基本的に年上好きで、今まで付 -
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私が父のことをあまり良く思わないのは、きっと自分と似てるからなんだろうな、特に自分の嫌なところが。
歳を取って、鏡に映る顔の形やちょっとした仕草や口調が似てくるのを自覚すると、益々そう思うようようになった。
だけども、ほんとは自分の嫌なところは、多少の遺伝はあったとしても、自分の人生の、自分の責任なんだよね。
息子を持って、二人とも独立した今となって、もっとこう接してあげていたら良かったとか、こう育てていれば良かったとか思うけど、彼らの人生には、私はまた間接的にしか関与できなくて、彼らの人生は自分で作り上げるものなんだよ。今度の次男の就活でつくづく思った。
ずっと長い、父と私、私と息子たちとの -
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寝具店でパートをする女性、依里。
彼女は恋人を数年前にバスの事故で失い。
さらに恋人が浮気をしていた…⁉︎
とかなり辛い経験をしている。
そんな彼女をある日恋人の浮気相手の女性の夫が
お店に尋ねてきて…
寝具店の知識の豊富さは実際に作者が
寝具店で働いた経験が元になっているので
ちょっとした枕や毛布の知識も知れて
お得でした♪
(まさか枕の寿命が3年とか衝撃∑(゚Д゚))
依里は喪失感を抱えながらも
少しずつ自分と向き合い、他人じゃなくて
自分のため生きていく姿が良かったです。
ただ、自分は依里のように誰かのために
やりたかったことを諦めたりという経験は
ないので、それだけ好きな人や -
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主人公の鳴海くんみたいに『好き』や『したい』が欠落してるんじゃなくて、単にその回路を持ってないだけなのに、周りが勝手に『可哀想』とか『いつか出会えるよ』とか、頼んでもない外野のノイズをぶつけてくる。
あれ、最高に余計なお世話ですよね。
結局、マジョリティが作った『普通』っていう物差しで測ろうとするから歪むわけで。喫茶店『ブルー』みたいな場所が必要なのは、そこが特別な場所だからじゃなくて、外の世界がそれだけ『正解』を押し付けすぎてるからじゃないですかね。
『みんな違って、みんなめんどくさい』。
それでいいじゃん、って改めて突き放してくれる感じ。心地いいですよね -
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婚約者が女性と一緒に温泉宿の帰りに事故死。あまりのショックで眠れなくなってしまった主人公の女性はデパートの寝具売り場で、寝具一式を買い替えた事をきっかけに自身もパートスタッフとしてその寝具売り場で働くことに…。
婚約者が一緒にいた女性との関係も気になり読み進めるが、寝具て自分の身体や睡眠を考えたら、もっとこだわるべき物なんだな…と少々反省。
幸いベッドに入り、読みかけの小説を読み始めるとコテッと寝てしまう私にとって、眠れない…なんて日はそんなに多くないので自分の使っている寝具に関して合っているかどうかを考えてみたこともなかった。寝てても肩がこる、腰が痛いなんて事があったら寝具の交換を考えて