畑野智美のレビュー一覧
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ネタバレ井上遥
二年三組。谷田部先輩萌え。
マーリン
綿貫茉莉。自分で作った食品サンプルのキーホルダーを通学カバンにぶら下げている。二年三組。図書委員。
谷田部
三年一組。テニス部。
バンちゃん
学年に二人しかいない考古学部員。竹井。
ミツイアルト
満井有音。二年三組。知的男子。考古学部。五歳から小学校四年生になる前まだ、ロンドンに住んでいた。
小山田
数学教師。
ジェニファー
ニュージーランドから来た英語教師。
川西友梨奈
二年三組。圧倒的にかわいい。
田村
生まれた時から中学校二年生の夏まだ、アメリカに住んでいた。
山岸
担任。世界史担当。
瀬野
和菓子屋の娘。 -
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ネタバレこの作品は、嫉妬や告白、付き合うといった恋愛ドラマ的な展開はほとんどなく、もっと静かで、もっと深くて、もっと丁寧な「男女の人間物語」でした。読んでいて何度も、自分自身のこれまでの人生と重なる部分があり、心に刺さるような言葉がいくつもありました。
とくに印象的だったのは、主人公のひかり君が孤独を感じ、「これからもずっと一人なのかもしれない」と思っていたところから、少しずつ、自分の周囲にある“支え”に気づいていく過程です。友人とその家族、隣人のおじいちゃん、そして手芸屋を通じて出会っていく人たち。ひかり君は、自分の弱さや恥ずかしさを含めてまるごと受け止めてくれる人たちに囲まれて生きているんだと気 -
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「ふたつの星とタイムマシン」は散漫として面白くなかったのだが、この作品のための序曲(準備)だったんだな。
巷によくあるタイムトラベルが現実をひん曲げてしまう危険を孕むというものでなく、パラレルワールドで話を膨らませていた。そして平沼教授が校舎の窓から祭りに賑わう人々を見て、「SNSを通すことで一人でいることも大事だが、その自分を肯定して寂しいことに慣れないでほしい」と呟く。まさに現在、そして未来に、人との触れ合い、繋がりの大事さを訴えて、体温を感じる関係が必要と警鐘を鳴らしている。時空を超えてスッキリするような解決はないのだが、それぞれの異なる世界での立ち位置をそれぞれが確立していく。 -
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自分がかつてOLだったとき、友人の結婚式に出席した時、時を遡って、自分が主人公の愛になったみたいにどんどん物語に引き込まれていって、あっという間に読んでしまった。
途中で、お金があるうちにアルバイトするとか、もっと方法があっただろうにと思わなくはなかった。
愛が友人に相談して惨めになりたくないとか、そんな気持ちが邪魔して、気がついたらホームレスになっていた、ということなのだろう。
たくさん無くしたことはあったけど、雨宮に見つけてもらえて良かった
雨宮、時には暑すぎるけど、人生の中で1人はそんな子に出会えたら、心強いよねと思った。
結局、愛を救ってくれた神様は、雨宮であり、千鶴であり、上谷であり -
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26歳の女性が派遣の満期で職を失い、失業手当の受給期間を過ぎても仕事は決まらず、お金がなくなり家賃が払えなくなって漫画喫茶に寝泊まりするようになる。
怠けていたわけでも、贅沢や浪費をしていたわけでもなく、真面目に働いて慎ましく暮らしていただけなのに。でも、これが現実。
主人公は四年制大学を卒業している。派遣や日雇いでの事務仕事だって人並み程度の能力があることは描写されている。
日本は、普通の人が普通に働いて普通に生活することができない国になってしまったんだな。
頼れる実家があるかないか、それが全ての運命の分かれ道になっている。
実家、就職、人脈ガチャ…全てが運ゲー。
終盤に出てきたCEOが -
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桜並木の坂道を上がると正門が見える。
海辺の町の、海の見える高校で、同じクラスの遥とマーリン、バンちゃんとアルトの4人の一年間を綴った物語。
バンちゃんとアルトは、考古学部員の男子。
派手な子や目立つ子もいるけれど、いじめのない良いクラスメートたちに囲まれて、何か特別なことがあるわけでもないけれど、読んでいて何故かわくわくしてくる。
これが青春ていうやつかなぁ。
高ニのあの頃の初々しい思い出の数々。
大人の恋愛の一歩手前のような、切なくて胸がキュンとなった恋も、かけがえのない友情も、何もかもがぎゅっと詰め込まれていて、記憶の断片として、いつまでもいつまでも大事にしておきたい。
ひかりに反射し