畑野智美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あらすじに惹かれて。鳴海くんの一線を引いているような冷静さが私は好きだった。優しくていっしょにいたら居心地がいいだろうな。「恋愛」をしない自分と周囲の人々とでは世界が違うように感じているからこその俯瞰的な考え方なのかな。
多様なセクシュアリティって言われていろんな名前が付けられているけど、きっとそれだけじゃ分類なんてできない。そしてどうしたってそれはマイノリティになる。
「普通」に恋愛して結婚することが難しい人がいる。それを当然のことだとする世の中になるのだろうか。瀬山さんの「コーヒーがないとカフェじゃないのかな?」の言葉で自分にも凝り固まった偏見があるのだとハッとした。 -
Posted by ブクログ
2026/06/18
久々に畑野さんの本を読みました。以前の作品がタイトルを変えて文庫化してものだそうです。
少しの嘘や他人よりちょっとすごいと思われたい見栄、友人との綱渡り感のある人間関係の中で色々と複雑な思いを抱える中学生女子たちの様子が描かれています。
主人公たちが通う学校では、まあ色々なことがあり、そこに人間関係がどう絡んでいるかとか登場人物たちはどんな心境でその出来事に対応しているのかと言った心情描写が丁寧過ぎるくらい丁寧で、何度かページを戻ってみないと分からなくなる時があるくらいでした。
複雑な女子の人間関係を、友達から誘われる悪いことという視点からどう広がっていくのかがこのストー -
Posted by ブクログ
ネタバレ【あらすじ】
わたしの自由は、ここから加速する。
お金の使い所、物価高、PMS、更年期、結婚するのか、子供は産むのか……
胸の奥でくすぶる不安の正体を、一緒に探ってみませんか?
漫画家の藤波夏帆は、『月収十五万円、六畳一間で夢をかなえる』でデビューして以来、節約・ライフスタイルエッセイを中心に、そこそこの人気を保ってきた。
だが38歳を前に、これまでの作品で伝えてきたメッセージや世間でのイメージ、そして脚本家の彼氏との間にズレを感じ始める。
自分が本当に描きたいものは、何だろう。
新連載に向けて始めた取材と観察は、やがて夏帆の生活にも波を起こし始め……。
わたしの自由は、ここから加速す -
Posted by ブクログ
ネタバレ元恋人のストーカーに付きまとわれる女性の話
この話を読んでいる最中に池袋のポケモンパークの事件(元恋人のストーカーが包丁持って暴れた事件)が起きて、重なってしまった
本書はかなり惹き込まれる内容だった
■ストーカー側の心情
ストーカーされる女性側の心情や目線だけでなく、ストーカー側のパートもあり、そこで心情やどのような動きをするかを見れる
ただ単にストーカーに苛つくだけでなく、深い視点で物語を見れる
■魅力的な登場人物
被害者と加害者だけでなく、友崎さんのような正義でも悪でもない立ち位置のキャラがいるのがかなり魅力的だった
■衝撃のラスト(かなりネタバレです)
畑野先生の小説は、現実の