畑野智美のレビュー一覧

  • やるせない昼下がりのご褒美

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    とにかく、登場してくるスイーツが美味しそうで気持ちがあたたかくなり前を向けるような言葉が添えられていて、素敵な一品だなと感じた。「ファースト・アンド・オンリー」が特に大好きだった。甘酸っぱくて心にふわっと優しさがじんわりと広がる、青春も感じるとても素敵なお話でした。私もスイーツとともに、自分に甘い時間をプレゼントしたいと思った。

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    2026年05月18日
  • ヨルノヒカリ

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    事情がある2人が共同生活をしていく中で、引かれ合っていくお話。夫婦、恋人、友だちとは違う普通ではない関係。少しずつお互いのことを知り合って繋がっていく物語に惹きつけられました。ほっこりできる好きな恋愛ストーリーでした。

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    2026年05月16日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    人は無意識のうちに相手に好かれたくて自分を偽ったり変えたりしている
    女性だから男性だからなんてのは古いのかも
    私もお金がないからデパートでは寝具を買えないけど、枕と毛布を新しくして優しいものに包まれたいと感じた
    作品自体が温かみでふんわり包んでくれた気がする
    でも芯はある

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    2026年05月12日
  • 世界のすべて

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    初めての畑野さん。
    なんで優しい物語なんだろう。
    大きな出来事がない話なのに最後まで夢中になって惹かれてしまう話は初めてだった。
    この物語の世界の中で生活したい...。

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    2026年05月08日
  • 大人になったら、

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    SNSのおすすめで見て、恋愛小説好きとしてずっと読みたかった本。

    わたしは、結婚したいとも思わないし、子供が欲しいとも思わない。
    でも、家族が欲しい。
    ずっと一緒にいてくれて、わたしのことを「命より大事」と言ってくれる誰かを、わたしも「命より大事」と思いながら、暮らしていきたい。

    終盤まで読んで、これって上手くいかない大人の恋の話なのかなって思ったけど、どんでん返しがあった。最後の一文でやられた〜!ってなった、最高の締めくくり。

    今年これを超えてくる作品にはなかなか出会えないと思う

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    2026年05月06日
  • 夏のバスプール

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    過去に読んだ時になんかいい青春小説だったなとだけ覚えていたので、もう一度読み返しました。

    「そっか。じゃあ、狸に化かされたとでも思って、忘れちゃえばいいんじゃないの? 夏休みになったら、何か楽しいことがあるよ」
    「何かってなんだよ?」
    「何かは何かだよ」

    こんな気持ちで読める、とても爽やかで刺激的な作品でした。

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    2026年04月16日
  • 大人になったら、

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    最近、気になっている作家さんの5冊目。既読作品の中では一番好きかも。不器用な大人の恋愛小説という感じで、心が温かくなった。

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    2026年04月13日
  • 消えない月

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    ネタバレ

    元恋人のストーカーに付きまとわれる女性の話
    この話を読んでいる最中に池袋のポケモンパークの事件(元恋人のストーカーが包丁持って暴れた事件)が起きて、重なってしまった

    本書はかなり惹き込まれる内容だった

    ■ストーカー側の心情
    ストーカーされる女性側の心情や目線だけでなく、ストーカー側のパートもあり、そこで心情やどのような動きをするかを見れる
    ただ単にストーカーに苛つくだけでなく、深い視点で物語を見れる

    ■魅力的な登場人物
    被害者と加害者だけでなく、友崎さんのような正義でも悪でもない立ち位置のキャラがいるのがかなり魅力的だった

    ■衝撃のラスト(かなりネタバレです)
    畑野先生の小説は、現実の

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    2026年03月29日
  • 大人になったら、

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    面白かった。久しぶりにページをめくる手が止まらなかった。登場人物がみんな優しい。何かが起こるわけじゃない。でも、ドキドキした。
    映画化かドラマ化してほしいなー

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    2026年03月27日
  • 14歳までの犯罪

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    いろんな方向のモヤモヤを味わいきった、お腹いっぱいという感じ。中学生という、いろいろとコントロールが効かない時期なのがまたモヤモヤする。絶妙な苦しさがとにかく好み、他の本も買ってみよう。

    知ってる人が学生の頃に万引きしたという話を聞いたことがあり、かなりの衝撃と軽蔑の気持ちがあったけど、実際やった本人の心情はこんな感じだったのかもしれないなと読んでいて思った。

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    2026年03月25日
  • 14歳までの犯罪

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    タイトル通り中学2年生の非行や学校の実態を描かれていましたが、現実は学年問わず、一部でも多少起きているのではないでしょうか。生徒が周りに引き込まれる、やり続ける怖さと、教育現場の杜撰さがここまで混在しているのは、義務教育において生徒が可哀想に思いました。非行の裏背景に目を向けていかないと無くならない気がします。

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    2026年03月19日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    どの短編も読んだ人を前向きな気持ちにさせてくれるお話でした。程度の差こそあれどの主人公も悩みを抱えているのですが、魅力的なおやつのおかげで読んでるこちらも重苦しい気持ちにならずに読むことできました。欠点は読んでる途中からすごくお腹が空いてくることでしょうか。
    個人的にはいちばん「ドーナツ息子」が印象深かったです。街中で誰もが見かけたことのある子育ての苦労を、その当事者目線で語られいるため胸に深く突き刺さるものがありました。
    この短編をきっかけにそれぞれの作家さんの長編作も読んでみたくなりました!

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    2026年03月19日
  • 大人になったら、

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    登場人物全員好き。なんだこいつという人物もいなかったのでほんわかした優しい恋愛の本でした。私は学生なので悩みのリアルさが分からないので勝手に主人公を見守っている気持ちになった。主人公と同じ年齢になったら感想がガラリと変わるかもしれない

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    2026年03月07日
  • 大人になったら、

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    ネタバレ

    社会人になって誰かを好きになったり、誰かと付き合うのが難しく感じる時がある。学生の頃はフィーリングで好きになったり、“推し”を作ったりしてドキドキ・ワクワクな人生を送っている人が多いと思う。社会人になると結婚や妊娠・出産が身近で、周りの結婚ラッシュに伴い焦りが出てくる。だけど、好きな人が簡単にできない。だって、“付き合う”と“結婚”は違うものだから。結婚を意識するとフィーリングより相手の収入や家柄、趣味など色んな面で相手を“評価”してしまう。そうなると、良いなって思った人でも将来を考えれない人とは自然に距離ができる。だから好きになったり、付き合ったりするのも難しくなると思う。         

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    2026年03月04日
  • 世界のすべて

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    めっっちゃわかる。
    腫れ物扱いすると可哀想だから逆にいじるのが良いんだよみたいな人おるよね〜...


    「子供たちの生活する環境や世の中をどうしていくか、次第じゃないですか」
    「誰かがどうにかしてくれることを待つだけではなくて、自分たちでどうにかしていかないといけないので。世の中を、です」

    こことても良かった。
    要所要所で、鳴海くん結構ストレートに言うところあるなーと思っとったけどこの台詞は一番効いた。
    周りと違うってマイノリティとして閉じこもるのではなく、自分のやり方で変えていくことって大切だよね。

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    2026年03月05日
  • 大人になったら、

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    ネタバレ

    主人公と年齢が近いからこそ葛藤が自分のことのように感じられる。
    仕事か、恋愛か。
    女性はキャリアを積んでいく過程で結婚や出産というライフイベントは避けられない。でも相手がいないと結婚も出産もできない。そうなると自分一人で頑張れることは仕事しかない。でも誰もが仕事をバリバリやりたいと思っているわけではないし、そのために恋愛を疎かにしてもいいと思っているわけではない。

    結婚して子供のいる同級生の振る舞いや話に思うこともある、、、、。
    とても感情移入してしまった。

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    2026年02月15日
  • 大人になったら、

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    ネタバレ

    羽鳥先生が札幌に来た瞬間、読んでいた気持ちが報われた気持ちになりました‬т т 大人になっても、恋愛って尊いものなんだと思います。出会いって日常のどこに潜んでいるか分かりませんね、、、。

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    2026年02月09日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    婚約者の死。非正規社員で働く大変さ。
    そんな中でも前向きに生きて行こうとする主人公…。
    関わる人々の日常を垣間見ることにより、なによりも自分自身を大切にすることを教えてくれる物語です。
    波風が立たないように振る舞い、人に合わせて生きていることを自分の幸せと勘違いしたり、私は正しい道を歩んでいる!と無理矢理思い込んで生きる事もあると思います。
    時がくれば、本当にしたかった事、自分の進むべき方向が見えてくるのかもしれません。その時は思う存分自分自身を大切にし、楽しみたい!そう思わせてくれるお話でした。

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    2026年02月05日
  • ヨルノヒカリ

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    ネタバレ

    畑野さんの作品は2作目だが、今回も良作だった。何かしらの側面でマイノリティ側にいる登場人物の細かい心情が上手く描かれていると感じた。「普通」は歳の近い男女が2人きりで一つ屋根の下に暮らすなんて、恋人や夫婦関係でなければおかしい、周りからしたら心配になるような事案だが、その不安や疑念をよそに、恋愛とも家族愛とも違うが、互いを大切に思うひかりと木綿子さんだけの関係を築いていこうとする姿が眩しいと思った。また、手芸のシーンが多いため、ハンドメイドの作品を買ってみたくなったし、自分でも何か簡単なものを作ってみたくなった。

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    2026年02月01日
  • ヨルノヒカリ

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    ネタバレ

    恋愛感情がよくわからない木綿子さんと、普通に生きることが難しかったひかりくん。
    彼らの周りにいる、あたたかくそばに居てくれる成瀬くん、人生の先輩として好きに生きる強さを見せてくれる司さん、違う軸で生きるけれど気にかけてはくれるまいさん。

    自分にとっての幸せってなんなのかなって
    わざとらしくなく考えさせてくれる、あたたかなものがたりでした。

    手芸のシーンが多いのでこたつで、ゆっくり、夜にでも。

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    2026年01月21日