畑野智美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あーこういうところいいなぁ
私も住みたいなぁ。
こういうところで老後過ごせるなんてことがあるなら夢みたいだなぁ。と読みながらすごく惹かれました。
今の時代、少しづつ格差や、あといろいろ選べるからこその多様性が、広がっていて、少し将来的に不安を抱えている人って思っているより多い気がします。
それは、この本にもあるけれど
コロナという少し前には考えつきもしなかったことが世界中で起こり、人との距離感がガラッと変わってしまった
今となればその距離感にも慣れて
対応できる自分がいるけれど
真っ只中の時は、それぞれ個人の価値観の違いの中孤独な気持ちにもなった記憶は忘れられない。
そういうのもあるのかもし -
Posted by ブクログ
多様なセクシュアリティがテーマの一冊です。最近になってよく見かけるようになったテーマですが、今作はセクシュアリティのグラデーションにまで言及されていて、勉強になりました。
はじめは、主人公の鳴海くんのまるで第三者のような淡々とした世の中への目線に、苦手かもと思いながら読み進めました。それが、段々と彼の心情があらわになり、人間味が出てきたからか、話に没頭することができました。
子どもに対するセクシュアリティの対応は難しいですね。どんなセクシュアリティでも受け止められる大人でありたいけれど、親であったり関係が近ければ近いほど、苦労のない『普通』を願ってしまう気がします。 -
Posted by ブクログ
畑野智美作品3冊目。今回もとても面白く、一気読みしてしまった。
この前に読んだ『消えない月』はかなり重い読後感だったが、本作は最後が前向きな終わり方で少し救われた気持ちになった。
物語の中で印象に残ったのは、大卒である程度の学力があっても、派遣切りをきっかけに簡単に貧困へ転落してしまう現実。決して特別な人の話ではなく、誰にでも起こり得ることのように感じられて怖かった。
もし本当にそういう状況になったとき、どこに頼ればいいのか、どう行動すればいいのか、愛と同じように自分には分からないとも感じた。そんな中で、雨宮が友人としてそばにいてくれたこと、さらに福祉の仕事をしていたことが大きな救いだった