畑野智美のレビュー一覧

  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    ネタバレ

    面白かった!タイトルからするとよくあるイラストエッセイの小説版みたいな話かと思ったら、もっと深く、大人の小説だった。
    主人公夏帆さんはもちろん努力したしてるけど、イラストエッセイの漫画家として成功してるし見た目もきれいでモテて、誰にでも悩みはあるが、結局恵まれていると思ってしまった。出てくるいろんな女性も背景はいろいろ。結局人それぞれ。だけど、夢中で読んだ。自分とは立場が異なるけど、その場に同席してるかのように読めた。貝塚くんとくっついてくれた方がよかったのにな。終わりは少し納得していない。

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    2026年05月31日
  • 夏のバスプール

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    胸キュン青春恋愛小説

    東日本大震災の翌年。夏休み前の数週間。
    主人公・涼太は、被災して転校してきた久野ちゃんが気になっている。可愛くて少し変わり者の彼女から、トマトを投げつけられるという奇妙な出会いをきっかけに、二人は親しくなる。

    涼太は高校に上がって部活をやめ、成績も悪いし、恋人もいない。親しかった友人の一人は高校進学を機に不登校になってしまい、また、別の親しい友人同士のカップルの関係性も気になる。
    そんな、ままならない高校生活。

    だからこそ、久野ちゃんとのやり取りは爽やかで甘酸っぱい。
    恋っていいなあ、と思える一作。

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    2026年05月30日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    あの人と過ごす「おやつ」の時間が、
    今日を乗り切る力をくれる。
    おいしいものを愛する作家陣が、
    心とおなかの空腹をあたたかく満たす短編小説集。

    ●作品紹介
    妻子ある政治家と逢瀬を重ねる画家の朱莉。
    マスコミを避けるため延泊した伊豆の山奥のホテルで回想する、
    これまでのこと。
    ――島本理生「楽園の代わりのカッサータ」 

    なりゆきから、派手めギャルとして高校生活を送る陽子。
    クラス替えで再会した関優征は、かつて放課後をともにした相手だった。
    ――織守きょうや「ファースト・アンド・オンリー」

    両親の交通事故がきっかけで瀬戸内海の島に住む叔父に引き取られた碧。
    果樹が茂る庭の手入

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    2026年05月28日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    30代後半という人生の転換期の女性たちの不安や揺らぎを、誇張することなく丁寧に描いた作品だ。主人公は仕事も生活もある程度成り立っており、決して不幸ではない。しかし、どこか満たされない。このままでよいのか?という問いが浮かび上がる。若い頃のように何かを獲得することよりも、何を手放し、どんな孤独と付き合うかが重要になる年代のリアルが伝わってきた。このような誰にでもある気持ちに寄り添うような空気感が印象的。生きづらさの言語化しづらい感情を掬い上げるところに、畑野作品の魅力があるのだろうと男性目線でも感じた。④

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    2026年05月27日
  • 水槽の中

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    畑野智美さんの『水槽の中』を読みました。
    ​読み終わったあと、しばらくぼんやりと自分の高校時代を思い出してしまった。

    この物語に描かれているのは、同じ高校に通う遥、マーリン、バンちゃん、アルトの4人の1年間。友情、恋愛、勉強、そしてなんとなく見え隠れする将来の不安……。誰にでもある、でも二度と戻らない特別な高校2年生の日々です。

    ​ドラマチックな大事件が起きるわけではありません。むしろ、どこにでもある「平熱の日々」。でも、だからこそ彼らの心の機微がダイナミックに伝わってきて、胸がギュッとなる。

    ​「水槽の中」というタイトルが、まさにあの頃の、世界のすべてだった狭くて透明な空間を象徴してい

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    2026年05月21日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    30代後半って、生き方がバラバラに分かれていくタイミングなのかも。
    学生時代はみんな同じような感じだったのが、結婚するしない、離婚するしない、子どもを持つ持たない、介護ありかなしか…様々な選択を経て、今の状況がある。体調不良も重なったりすると、色々不安になるのもわかるなぁと思いながら読んだ。
    そして、ピタッとハマる雑誌がないというのも同感。ハイブランドがたくさん載っているものはただの憧れでしかないし、節約術ばっかりというのも面白くない。そういえば、雑誌も読まなくなったなぁと。
    主人公の夏帆は漫画家として成功しているし、そんなに悲観的にならなくても…と思うけど、これは周りの男に恵まれなかったせい

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    2026年05月21日
  • ヨルノヒカリ

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    優しい文章で綴られる、優しいラブストーリー?
    心の中に葛藤を抱いている登場人物の心情が、フンワリと漂ってくる。
    大きなドラマはないものの、優しい人達に会いたい人にオススメの一冊。

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    2026年05月20日
  • 神さまを待っている

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    文具メーカーで働いていた主人公が派遣切りにあい、あっという間にホームレスになってしまう描写がリアルでした。
    参考文献の量がとても多く、しっかり勉強してから書かれた物語なのだと思いました。

    何か悪いことをしたわけでもなく、真面目に生きていてもちょっとしたことで貧困に陥ってしまうのは今でも実際に起きていることですね。
    主人公の愛は少し危機感が足りない…?と思う場面も確かにありましたが、困った人がセーフティネットに繋がりにくい現状の方が問題と思います。

    愛ちゃんだけでなくナギちゃんやサチさんが今後どうなるのかが気になりました。

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    2026年05月17日
  • 若葉荘の暮らし

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    こんな場所、こんな人の関係あったらいいなぁーと思いながら読んだ
    ここに住んで悩みが前向きになり成長していく主人公

    文章も軽くて読みやすかった

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    2026年05月17日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    婚約者の直樹が亡くなってから不倫していたかもしれないという疑念が残ってしまった依里。
    直樹の不倫相手かもしれない人の夫である高橋と会うようになった依里が直樹との思い出と新たな気持ちで向き合っていく。
    男性マネージャーが物凄く嫌な人間として描かれていたり、年配の女性の夫が高圧的なお爺さんとして書かれており、依里に「負けるな……!」と応援してしまう場面がしばしばあった。寝具店に勤務している依里が真面目にお客様たちと向き合い、店員とお客様としての信頼関係が芽生えているところは心温まった。

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    2026年05月15日
  • 罪のあとさき

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    ネタバレ

    罪を犯した人の話はよくあるが、そこにストーカーにあった女性の話が絡んでたのが珍しかった
    もっと罪を犯した少年の周りの心情も知りたかった。特に濱川さん

    重いが、文体は読みやすく、綺麗に収まるのでかなり良かった!

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    2026年05月15日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    ネタバレ

    タイトル通り、30後半、独身、一人暮らしのフリーランス漫画家。

    夏帆は側から見ると凄くしっかりして見えるけど、何となくダラダラ付き合っているヨシくん最悪だし、もっと最悪なのは妹の旦那・村上。元は自分をプロにしてくれた恩人と思ってはいるけど、人間的に最悪。モラハラ、セクハラオンパレード。
    その被害者である、現編集者の貝塚は人はいいけどボンボンすぎる。

    元編集者、彼氏の所為で自己評価がどことなく低いのは仕方ないのかもしれないですよね…

    ヨシくんは自分の浮気はOKで、夏帆のは許せないとか論外。
    村上も偉ぶってたくせに、いざ自分がいなくても仕事回ると解ったら鬱になるし。

    ヨシくんと別れてスッキ

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    2026年05月15日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    全体的に読みやすかったです。
    個人的な事情で読書に集中できない時間が続いていましたが、短編で読みやすく、またお腹も空いていなかったのに読み終わると何か食べなきゃって思う不思議な一冊でした。

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    2026年05月13日
  • アサイラム

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    アサイラムに住んでる人は、どこか傷ついた人ってことになるから、優しくもなれるかもしれないけど気を遣って疲れてしまうのかもしれないな、と思った。

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    2026年05月08日
  • 神さまを待っている

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    辛い時ほど周りが見えなくなって、過去に囚われて、客観的に見れば「そっちじゃないよ」と言いたくなる方へ突き進んでしまう。主人公ほどでないにしても、そういうことには身に覚えがある。
    どん底にロープを垂らして引っ張り上げてくれる人、そのロープを掴んで上に登るまで諦めない人、助かるためには双方の力が必要なのだ。でも現実は、ロープがあっても掴む勇気が持てないケース、途中で手放してしまうケース、ロープが弱すぎて支えられないケース、そもそもロープ自体見つからないケース、色々あって、全員が全く安全に幸福に生きられるわけじゃない。主人公以外の登場人物たちによって、そういう色々なケースを提示されて、その一つ一つが

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    2026年05月08日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    他の方々の感想を見ていたら煮え切らないとかすっきりしない的なものがあったけれども、自分はこれが現代日本の実際かもと思いながら読んでいました。畑野智美さんご自身が夏帆のように真摯に生活や社会と向き合っているのだろうなとも思いました。超おすすめかというとそうではないけれども読んでよかったとは思いました。

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    2026年05月07日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    ネタバレ

    30代後半な同世代から見たらすごくわかると思ってしまった。最初から最後まで楽しく読ませてもらったけど、個人的には最後くっついても良かったんじゃないかな…と。恋愛に発展させても良かった気がするんだけど…ダメかね。

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    2026年05月02日
  • 消えない月

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    読んでいてずっと嫌な気持ちになる小説だった、認知の歪みって恐ろしい。自分の理想像を主人公に投影して現実を捻じ曲げていくおかしさ、登場人物たちにいろんな種類の怒りがわいてくる。「努力」の話はもしも自分ごとになった時のためにも覚えておきたい。

    いかにもなストーカー像に感じたので、よくいる普通の人がコントロールできない感情に歪んでいく話も読んでみたいなと思った。

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    2026年04月27日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    ネタバレ

    この作家の著作は初めて読む。
    前から気になっていた方なので、読めてよかった。

    こんなにも愛していた人がいたことも、それを亡くしてしまうことも経験したことはないので主人公の悲しみは理解はしても共感することはできなかった。依存していた傾向も見られたし。
    でも、人が様々な理由で眠れなくなることはよく分かる。

    寝具の知識も増えたことで、貧乏人はよい睡眠を取ることもなかなかできないのだと思い知る笑
    一万のマットレスで一年しか持たないのなら、数万のマットレスを買っても数年でまた買わないとならない。
    この世はとかく難しい。

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    2026年04月25日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    自分が40代に入ったからなのか、イマイチ共感出来なかった。。
    40前の方々は共感出来たのだろうか。
    年齢以外は同じなんやけどなぁ…( ´・ω・` )

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    2026年04月24日