畑野智美のレビュー一覧

  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    寝具店でパートをする主人公は婚約者をバス事故で失っていた。大阪に出張した筈の彼は年上の既婚女性と東北の温泉宿に宿泊していたのだ。
    寝具店で接客する内に自分の為に生きていくことの大切さを知る。良き眠りが良く生きる事を表していて読んでいて心地よくなる作品だった。偶然だが、丁度今観ているTVのミステリードラマでバスの転落事故で配偶者の不倫を知るというのと被ってて、ゾワッとした。

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    2026年07月14日
  • 消えない月

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    1日で読み切った。それくらい続きが気になって読み続けてしまった。
    松原の育ってきた環境と、性格と、友人関係と、仕事環境と。色々な角度からストーカー加害者の心情や背景が描かれていて、松原がどういう人間なのか。どういう考え方をするのか。というのが、すごく伝わってきて、気持ち悪かった。たぶん読みながらしかめっ面になってたと思う。

    さくらちゃんが家族とか大事な人に迷惑がかかるから、悪い影響が出てしまうのではと、1人で抱え込んでしまう気持ちはとても分かる。じゃあどうすればよかったんだろうとモヤモヤする。

    私だったら、と考えてはみるものの、そもそもさくらちゃんと考え方も性格も異なるので、なんの解決策に

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    2026年07月11日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    どのお話もとても素敵でした。
    それぞれの登場人物が抱えている陰を、おやつたちが彩り、背中を押してくれる。
    ほっこりするし、こんなおやつが食べたいなと思える作品でした。

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    2026年07月08日
  • 感情8号線

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    女性6人の群像劇。一番共感できないなと思っていたお嬢様が、最終章に出てきたとき結構良かった。あと、いくつかの章に出てくる不倫相手や浮気相手の女性も嫌だと思っていたが、その人が主人公として出てくる章ではこれも結構良かった。

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    2026年06月30日
  • 消えない月

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    ストーカーという存在を、とても真っ直ぐに描いた作品だった。

    読んでいて何度も「どうしてこんな結末になってしまったんだ」と考えさせられる。被害者だけでなく、加害者側の歪んだ思考も描かれることで、その異常さや恐ろしさがより伝わってきた。

    特に印象に残ったのは、「ストーカーは風化しない。誰よりも何よりも努力して、運も味方につける」という言葉。その執着の恐ろしさに納得すると同時に、ぞっとした。

    一方で、その執着の果てに、唯一の理解者ともいえる住吉との繋がりさえ失い、松原は本当の意味で独りになってしまう。その結末には何とも言えない虚しさが残る。

    終盤の展開は衝撃的だっただけに、その後の松原の独白

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    2026年06月29日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    日経の書評で面白そうだったので、買って読んでみる

    特定の世代の特定の属性をもった人をテーマにしたようで、フリーランスのみならず会社勤めの給与所得者でも会社経営者でも、既婚者でも子育て中の人でも持っているであろう不安感、閉塞感がとても細やかに描写されている

    男尊女卑的な価値観を持つ男性の存在は、世代的な問題なのだろうか?
    おっさんはいつまでも価値観をアップデートできないということは、共通認識として定着しているの?

    自分はそうじゃないと思いたいけど、そういう一面があるかもしれないことには気をつけていなきゃ

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    2026年06月28日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    ネタバレ

    タイトルと表紙絵から想像したのは、なんらかの理由で眠れない女子が、様々なアドバイスをもらいつつ、睡眠と生活を立て直していく話。ざっくりとはそうなんたけど、思ったより重い感じだった。

    主人公の依里は、婚約者の直樹を事故で亡くしている。出張だと言って、既婚者の女性と温泉旅館に泊まり、帰りにバス事故で2人とも亡くなったのだ。眠れなくなった依里は、たまたま訪れた寝具店でお勧めの寝具を一式買って、どうにか眠れるようになる。そして、今はその寝具店でパートとして働いている。そこへ偶然、直樹と共に亡くなった女性の夫、高橋が客として訪れ、直樹に囚われていた依里に少しずつ変化が…。

    話の核として、連れ合いを不

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    2026年06月27日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    ネタバレ

    ほっこり短編集。
    一番最初の島本さんのだけ不倫ネタで、好きなジャンルじゃなかったけれど…他の話はほっこり読めた。
    織守さん、友井さん、名取さんの話が好き。

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    2026年06月23日
  • 大人になったら、

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    面白かったです。
    恋愛や結婚にマニュアルはない。35歳は若者ではないけど最近は失敗を恐れて恋愛をしない若者が増えているらしい。
    この主人公が先生を気になる人になり最後は上手く行く気配で終わるのが良かった。
    後苦手な後輩が段々と可愛く見える所が面白かったです。
    恋愛に悩む人、特に30代には刺さるかなと思います。
    畑野さんの本初めてでしたが、読みやすさや色々考えさせられて他の本も読みたくなりました。

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    2026年06月23日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    恋人が不倫相手と事故死してから眠れなくなった依里。
    自身が働く寝具店に、その不倫相手の旦那が訪れた…。
    表紙の可愛さから、まさか、こんなちょっと重い話とは思わず。
    結婚間近だった依里にとって、恋人の不倫は寝耳に水で、何があったかなんてもう聞く事が出来ない。
    彼への思いや、寝具店での接客で毎日がいっぱいいっぱい。切り替えが出来なくてもどかしくてなかなか前に進めない気持ちに自分も寄り添っていると本当に辛い。
    寝具の説明が結構的確で、枕やマットレスが体に合ってないと疲れが取れないなどその辺もためになった。

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    2026年06月20日
  • ヨルノヒカリ

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    ネタバレ

    現代の苦労であるアロマンティックや毒親を話を赤裸々にしつつ、畑野先生作品でよくある一匙の奇跡が救ってくれる話
    作中で女装趣味の司さんの「人と違うから、社会の隅で生きていこうとか思わなくていい。何も気にせず付き合ってくれる人が増えれば、そのうち自分がいる所が真ん中になる。」(若干意訳)のセリフが素敵だった

    人と変わってても、それを分かって付き合ってくれる人がいれば、簡単には倒れないといった話だった

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    2026年06月18日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    主人公夏帆は漫画家。一冊目に出した節約というテーマと、美人漫画家という話題性からそこそこ売れっ子に。彼氏は脚本家だけどヒモみたいなフラフラした人。
    独身のライフバランスやお金事情や恋愛や家族に相続など気になることが満載で参考になったり興味深い内容だった。

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    2026年06月14日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    人それぞれ悩みがある。何が幸せかはわからない。お金が沢山あるから、成功ではない。お金があっても幸せだとはわからない。自分に力をつけることは大切。勉強、努力。

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    2026年06月14日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    寝具ってちゃんとしたの使った方がいいのが
    よ~っく分かったし
    仕事のやり方って自分の納得できる方を選ぶ方が
    やっぱりよい。

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    2026年06月12日
  • ヨルノヒカリ

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    わたしは恋愛体質で悩むことがとっても多いけど、逆の人でも悩むんだなっておもった。
    ご飯作れる人とてもいい。

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    2026年06月09日
  • 宇宙の片すみで眠る方法

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    不思議な話だった。
    けっこう衝撃的なイベントがあったなか、淡々と仕事に取り組む姿勢や話の展開が、逆に感情を押し殺して必死に生きてる姿を想像させる。
    とても静かに、紆余曲折しながら、自分の感情を出せるまでに回復するストーリー。
    みんなが、一人でも安心してゆっくり眠れるようになりますように。

    自分に合う枕、気になってきた。

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    2026年06月07日
  • ヨルノヒカリ

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    つい、「付き合ってるの?」とか
    「結婚しないの?」とか聞きたくなる。
    聞かれた方は困る。
    でも、関係性なんて関係なくて、
    糸谷手芸店には2人がいて居心地のいい空間だったらそれでいい。
    木綿子さんに、ひかりくんに、会いに行きたくなる店ならそれでいい。
    2人にとっても居心地がいいならそれでいい。
    相性があって、大事な人が、お互いに大事な人でそばにいられる、いてくれるって素敵なこと。大事な人をもっと大事にしようと思えるお話だった。

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    2026年06月06日
  • 消えない月

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    ストーカーこわい
    認知の歪みこわい
    どんだけ周りの人に言われても自分が思ってることが正しい、って思い込んでどんどん正当化できるのもこわい

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    2026年06月02日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    日本って年齢によって生き方とかライフスタイルひとまとめにしがち
    何歳までは学生で就職して何歳になったら結婚して子供がいて役職がついてetc…
    人間の数だけ生き方があってそれを尊重し合える日が来るといいね
    そんでお金の心配しなくていい日も来るといいね
    クズ彼氏と付き合う日は来なくていいね( ^ω^ )

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    2026年06月01日
  • 30代後半、独身、ひとり暮らし

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    ネタバレ

    面白かった!タイトルからするとよくあるイラストエッセイの小説版みたいな話かと思ったら、もっと深く、大人の小説だった。
    主人公夏帆さんはもちろん努力したしてるけど、イラストエッセイの漫画家として成功してるし見た目もきれいでモテて、誰にでも悩みはあるが、結局恵まれていると思ってしまった。出てくるいろんな女性も背景はいろいろ。結局人それぞれ。だけど、夢中で読んだ。自分とは立場が異なるけど、その場に同席してるかのように読めた。貝塚くんとくっついてくれた方がよかったのにな。終わりは少し納得していない。

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    2026年05月31日