畑野智美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あーこういうところいいなぁ
私も住みたいなぁ。
こういうところで老後過ごせるなんてことがあるなら夢みたいだなぁ。と読みながらすごく惹かれました。
今の時代、少しづつ格差や、あといろいろ選べるからこその多様性が、広がっていて、少し将来的に不安を抱えている人って思っているより多い気がします。
それは、この本にもあるけれど
コロナという少し前には考えつきもしなかったことが世界中で起こり、人との距離感がガラッと変わってしまった
今となればその距離感にも慣れて
対応できる自分がいるけれど
真っ只中の時は、それぞれ個人の価値観の違いの中孤独な気持ちにもなった記憶は忘れられない。
そういうのもあるのかもし -
Posted by ブクログ
ネタバレ勤務先の廃業、災害で住む家も失った、身寄りのない28歳の男性。
彼が住み込みで働くことになった手芸用品店の店長は、「恋愛感情」が理解できないことに悩む35歳の女性。
一緒に暮らす中で、ゆっくりと心を通わせていく様子が優しい世界でした。
お互いに、相手が人には話せない(たぶん、自分でもうまく言語化できない)悩みを抱えていることに気づきながら、「自分に話してくれなくてもいいけど、いつか話せる相手を見つけてほしい」と思っているのが印象的でした。
そして、孤独感を感じている二人が、実は周囲の人たちに支えられているということに気づいていく様子にも心が温まりました。
最後が「…?そこで終わっちゃうの? -
Posted by ブクログ
ネタバレわたしは20代後半。
すでにわかる…と思うことと、まだわからない考えだと思うこと。半々くらいで読んでいました。
結婚していない夏帆。
結婚したけど後悔しているような汐里。
離婚した百音。
シングルマザーとして生き生きと働く美鈴。
近しい年代の女性たちだけれど、みんな違う生活をしている。何が正解でも間違いでもない。
けれどどんな生活をしていても、それぞれ悩みを持っている。幼い頃や、学生とはまた違う。30代になったからこその悩みなのだろうと感じました。
26ですが、まわりに結婚したり子供が生まれた友人が増えていき生活スタイルが以前とは変わったんだなと思うことが増えていきました。
まだ私にとって切 -
Posted by ブクログ
ネタバレ子どもから大人になるまでに家族と過ごした時間、経験って色濃く性格に反映されるなと感じた。自分にとっての当たり前は、親の影響を強く受けているものなのかもしれない。そこに気づいて新しい視野を取り入れ行動を変えることで、小さな光が見えるのだろう。
主人公が惰性?のように付き合っていた男と別れることができてよかった!ヨシくんの考え方は、もしかしたら本人が悪いのではなくて、親の影響を受けて、 凝り固まった固定観念を持つようになったのかもしれない。
それでも、相手を大切にすることができない人と長く付き合う必要はないし、すっぱり関係を切ってしまって良かったと思う。
文末処理がかなり気になってしまった作品 -
Posted by ブクログ
多様なセクシュアリティがテーマの一冊です。最近になってよく見かけるようになったテーマですが、今作はセクシュアリティのグラデーションにまで言及されていて、勉強になりました。
はじめは、主人公の鳴海くんのまるで第三者のような淡々とした世の中への目線に、苦手かもと思いながら読み進めました。それが、段々と彼の心情があらわになり、人間味が出てきたからか、話に没頭することができました。
子どもに対するセクシュアリティの対応は難しいですね。どんなセクシュアリティでも受け止められる大人でありたいけれど、親であったり関係が近ければ近いほど、苦労のない『普通』を願ってしまう気がします。 -
Posted by ブクログ
恋が出来ない二人の愛の物語。
木綿子、恋愛感情が持てないことに悩む35歳。祖母から引き継いだ手芸店店長で凄い美人。光、恋愛依存症の母親の為にいびつに育った28歳。ごくまれに切れる事はあるが、普段は優しく、どこか子犬を思わせる男子。
勤めていた飲食店が閉店し、住んでたアパートも取り壊しのために追い出された光が、間違って木綿子の手芸店の募集に応じたところから物語が始まります。
良いですね。
流行のLGBTの物語に含まれるかもしれませんが、、変に虚勢を張って声高に主張することもなく、暖かく主人公を見守っている感じです。やや善い人が多すぎる気がしますが、人物配置も面白い。
はじめて初めて読んだ畑野さん