スティーヴン・キングのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ全盛期のキングには程遠いながらも、それでも普通に読ませるのはさすがと言うべきなのか。とはいえ、たくさんあるキングの傑作小説の中にあれば埋没必死の凡作になるだろうなぁ。
救いのない闇小説2編
表題作は読んでみればすぐ分かる救いのなさ。息子と2人で結託して嫁さん殺して幸せになるわけがないわな。もっとも振り回された親友(元?)はたまったもんやないやろけど。
もう1作の方はちょっとひねってある。作品自体じゃなく読んだ人の心のダークさを試す展開。人を呪わば穴2つと言うが、1つの穴を金で塞いで幸せになれるのかどうか
読後感はよろしくないが(キングにそれを求めるのはグリーンマイルと刑務所のリタ -
Posted by ブクログ
テーブルタッピング、いわゆるこっくりさんは自分に暗示をかけて強迫観念に陥ってしまうものらしい。十円玉から指を離してしまう、紙の処理を忘れるなど、ルールを破ることでこっくりさんは帰らず、自分に憑いたままだと思い込む。悪いことがあれば、こっくりさんのせいだと思い込む。ずっとこっくりさんが自分を見ていると思い込む。そういう思い込みは少しずつ、精神を衰弱させる。
『1922』はこっくりさんのような話だったと思う。ひたすら血を拭って、苦しみながら死ぬ人間を見ていたウィルフレッド、ヘンリーは思い込みの力に負けたように見えた。
要約すると、罪の意識ってやつ。 -
Posted by ブクログ
キングの短編集。世にも奇妙な物語って感じです。最初の二話はふーん。こんなもんか。という感じ。「ハーヴィーの夢」でちょっとひっかかり、「パーキングエリア」はちょっと笑え。「エアロバイク」はこれがキングかも!と思える面白さで、「彼らが残したもの」は前半ん?とおもいながら読んで、後半なきました。「卒業の午後」はキングの夢からきたものらしいですが、まさにそんなかんじ、え?ここで終わり?という(^_^;)。
久々読んだキングですが、彼の心理描写はああ、わかる!と思える部分があるものはほんとに共感できて面白い。「エアロバイク」と「彼らが残したもの」だけでも読む価値ありました。
「彼らが残したもの」は読み手 -
Posted by ブクログ
ネタバレ息子のゲージを生き返らせたのはいいけど今度は自分の手で殺すはめになってた。
事故で亡くすのはつらい。
でも自らが息子の容姿をしたモノを殺めるのもまたつらいでしょ。
なのに懲りもせず妻を生き返らせようとする。
どんなに埋めるのが早くても1度亡くなった者はもとの人間に戻らない。
哀しみは狂気に向かわせる原因なんだね。
しかも歩いて行ける距離に死者を生き返らせれる土地があれば、哀しみの中の希望に突き動かされて何度でも間違いを犯してしまう。
悪魔と化した妻が帰宅した夜、ルイスは殺された。
想像じゃなく確実だと思う。
そして隣人の老人ジャドは無視なのかよ(--
妻が亡くなった哀しみは大きいかもしれないけ