辻村七子のレビュー一覧

  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

    Posted by ブクログ

    豪華作家陣が想像力と食欲を刺激する、新世紀のごはん小説。
    日常SFから遠未来SFまで8編を収録。


    「人類と食」にまつわるSF小説アンソロジーです。

    「食」は人間が生きるうえで欠かせない大切なもの。生きるのに不可欠……というだけでなく、いつしかそれは娯楽となり、美食を求め奇食を追い、飽食に飽き、ある種の歪さを孕んでいるようにも感じる昨今。食のポジティブな面だけではない部分に目を向けた一冊。
    具体的に言えばディストピア飯やオルタナティブフードなどをテーマに扱ったものが多いです
    美味しいものが大好きな私としては、こんな未来が来ないことを祈るばかり。

    個人的に好きだった話は、『E・ルイスがいた

    0
    2025年09月07日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定 導きのラピスラズリ【ミニ小説つき】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今作は長編となっており、謎要素もあって面白かったのだけど、BL色が強まってしまった感が…。ブロマンスで留めておいて欲しい。正義がうだうだしてたり、背景事情を知ってもなおリチャードを褒めまくって「やっちゃった」となっているのがイラッとしてきた。でも相変わらず宝石知識は楽しいので読んでしまう。

    ・ザルツブルグの小枝
    恋愛論に出てくる言葉。岩塩がとれる坑道に小枝をいれると周りに塩がついてキラキラになることから、「恋をすると相手を理想化する」という比喩。
    ・アクロスティックリング
    石のイニシャルで単語をつくった指輪。
    ・ウルトラマリンは「海を越えた」という意味。昔はアフガニスタンでしか取れないと思わ

    0
    2025年08月03日
  • 京橋骨董かげろう堂

    Posted by ブクログ

    リチャード氏も好きですが、こちらも続きそうですね。
    骨董とは解説をからめつつ、自己紹介的に色々な人が出てきて、過去とからみながら、話がすすみ面白かった。

    0
    2025年07月28日
  • 京橋骨董かげろう堂

    Posted by ブクログ

    純粋に骨董について知っていくのが楽しかった。2人が骨董を通して見る人間模様は決して綺麗なものではないが、人間感情の機微が丁寧に書かれていて良かった。シリーズ化しますように

    0
    2025年07月19日
  • 京橋骨董かげろう堂

    Posted by ブクログ

    骨董に興味がなかったのに、読んでいたら急に骨董が気になり出しました(笑)
    辻村先生の書く主人公コンビの関係性が毎回好きだなと思います。
    続編が出ればぜひ読みたいです。

    0
    2025年07月17日
  • 京橋骨董かげろう堂

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    宝石の次は骨董。七子先生の守秘範囲の広さには脅かされます。宝石商シリーズの1話では盗品が出てきましたが、本作の主人公は贋作師。七子先生は、表側では無い人たちにスポットを当てて書くのがお好きなのかな、と思いました。
    今後もぜひシリーズものとして続いてほしいです。

    0
    2025年06月25日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定 天使のアクアマリン

    Posted by ブクログ

    相変わらず謎はないけれど、宝石うんちくが面白い。アクアマリンの章では宝石の話が少なく物足りなかったが、人間関係が発展し、リチャード氏はやはり…?と匂わせておいて気になるところで終わってしまった。

    ・インペリアルトパーズの由来は安価な水晶アメジストを加熱すると黄色いシトリンになり、「ゴールデントパーズ」として売られるようになったので差別化のため。
    ・白いハウライトに絵の具を塗っただけのニセトルコ石がよく売られている。海外の子供達に売られたら大体これ。
    ・仏手柑(ブッシュカン)とよばれる柑橘をモチーフとした翡翠は縁起物。
    ・アクアマリンは航海の安全を祈る石で、天使の石と呼ばれる。
    ・フローライト

    0
    2025年06月23日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

    Posted by ブクログ

    SF×食卓の短編集。

    個人的にいちばん好きだったのは
    やっぱり竹岡さんの「E・ルイスがいた頃」
    だったけれど、
    テーマ的にもいちばん合っていておもしろいと思ったのは
    須賀しのぶさんの「しあわせのパン」

    そして新井素子さんはさすがのトリ。
    タイムリーなテーマでしっかり読ませてくれる。

    ぎゅっ

    0
    2025年06月13日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

    Posted by ブクログ

    8人の作家による SFごはんアンソロジー
    いろいろな時と場所のごはん
    ごはん 生きるために必要なもの
    生きていく楽しみになるもの
    サプリだけで栄養を摂るのは 嫌だな
    やっぱり 美味しいと感じながら食べたいな

    0
    2025年06月11日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最近宝石に興味があるので、知らなかった知識が色々出てきて参考になった。ルビーは高温で熱すると鮮やかになり、市場に出回っているものはほぼヒートされていて天然よりも価値が高くなることもあるとか、ダイヤモンドの市場価値が高いのは宣伝効果、中性洗剤で綺麗になるなどなど…。

    謎と題するのでミステリーかと思ったらどちらかと言えば人情もの。BLっぽい描写多いけどそういう向けなのかな?

    0
    2025年05月28日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

    Posted by ブクログ

    SFと食事に関するテーマアンソロジー。どことなく漂うデストピア感と失われていく料理という文化。アンソロジーなので色々な切り口があって面白い。無駄も多いけど、多彩な料理文化が維持されていくといいなぁとか思います。
    1つだけ気になった。テーマアンソロジーに既存作品の番外編を持ち込むのはちょっとどうなんでしょうね。

    0
    2025年05月19日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

    Posted by ブクログ

    SF世界に出てくる「食事」にスポットを当てたアンソロジー。SFの中に出てくるご飯はどれも味気ないイメージだったけど、本当にその通りで(笑)、そこから繰り広げられるドラマだったり広がりや人との繋がりなども感じられて面白かった。 個人的には「E・ルイスがいた頃」(竹岡葉月)が好き。暖かい気持ちになれる。 「美味しい囚人飯」(椹野道流)は本編も読みたくなった。

    0
    2025年05月06日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定

    Posted by ブクログ

    リチャードと正義の距離感がゆっくり描かれている感じです。短編が数話入っているため、とても読みやすく読後感も良かったです。宝石について少し詳しくなり宝石に興味を持てるかと思います。二人の関係性がこれからどのように変化していくのか楽しみなところです。

    0
    2025年04月13日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定 再開のインコンパラブル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    やっっっっと(泣)

    正義とリチャードの二人の話が好きだったので、三部はあまりハマらなかったのですが。
    この巻はもっと早く読んでおけばよかった!
    ずっと、ずっと、長い時間をかけてふたりが培ってきた時間が、ようやくかたちになってきました。待ってた。

    終わり方がまた不穏でしたが、どうか幸せに過ごしてほしい。

    0
    2025年03月18日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定 再開のインコンパラブル

    Posted by ブクログ

    思ってた以上の展開に。
    大学生のときの出会いから、展開がどんどん進んで、ここまできたな、と思う。
    宝石メインではなくなったが、視点がみのるくんメインだからだろうか。
    また、次作が楽しみと同時に、読み返したくなるシリーズ

    0
    2025年03月15日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定 再開のインコンパラブル

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     宝石商リチャード氏の謎鑑定シリーズ14冊目、完結が近付くことを感じさせる第3部の3冊目です。

     前作、硝子の仮面舞踏会のラストで登場したヨアキムは、どうやら事情があってジェフリーの元から逃亡してきたらしく、しばらく正義たちの暮らす横浜のマンションで居候をすることに。英語しか話せないヨアキムとの距離をおそるおそる探りながらの交流、中華街に現れるようになった少し変わった占い師、みのるから見た正義とリチャードの関係と、真鈴が正義に向ける気持ちについて、様々な状況が入り乱れて、みのるは自分と周りの人のことを知らず知らずにつなげたり、考えを深めたりしていく。ようやく母親とも面会を果たし、一つ自分の中

    0
    2025年02月10日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定 祝福のペリドット【ミニ小説つき】

    Posted by ブクログ

    リチャードの過去についてのお話、とても複雑でしたが興味深かったです。
    正義とリチャードの関係もさらに良い感じになっていてよかった。

    0
    2024年10月19日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定 再開のインコンパラブル

    購入済み

    やはり面白い

    第3部に入ったところで、しばらく読むのをやめていた。買ったまま積読状態だったのだが、風邪で寝込んだのを期に再び読み始めたら一気に3冊読了。やはり面白い!
    ここへ来て宝石との絡みは少なめだが人と人の関係(リチャードと正義のみならず)を描く方に物語がシフトしているように感じた。
    もちろん今まだだってそれぞれの宝石に絡めて人々の心の綾が描かれていたのだけれど。

    思春期真っ只中の子供たちの悩みはともかく、良い大人たちである2組のカップルのややこしい悩みっぷりはどうなの?と思いつつも、考えてみれば彼らですら30前後のまあ青年…?と言っても良いお年頃なので仕方ないよねと、彼らの世代をはるかに超えてしまっ

    #共感する

    0
    2024年10月08日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定 導きのラピスラズリ【ミニ小説つき】

    Posted by ブクログ

    正義の行動力に驚きました。いつの間にか強い信頼関係が結ばれていたんだなあと、しみじみしながら読みました。ただ、正義のあまりにも向こう見ずなところにひやひやします。

    0
    2024年10月08日
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大学生の正義(せいぎ)は酔っ払いにからまれている外国人を助け、彼が宝石商だと知り、サファイアの指輪の鑑別を依頼します。その指輪にはある事情があり ―― 。

    外国人の宝石商リチャードはものずこい美形で日本語も堪能です。正義は名のごとく正義感溢れる好青年ですが、少し天然気味で誤解を受けそうなキャラ。
    正義がリチャードの宝石商でバイトをすることになり、宝石にまつわる様々な出来事を目にしていくというお話。

    二人の出会いの指輪のお話。正義の祖母が戦後の生活苦の時に掏摸で生計を立てていて、ある日若い女性から掏った指輪が女性の未来を変えてしまったという話なのですが、ずっと後悔したままだった祖母とそんな祖

    0
    2024年10月06日