辻村七子のレビュー一覧
-
表紙からしてプロポーズでもしたんかと思ったがまさに内容もあながち間違ってはいない気が…
この2人のホームズとワトソンのような男同志の最強コンビ感が爆発した巻だと思う。
就活で今後の進路に悩む正義に襲いかかる元父の影。
大好きな人に自分の最も醜い所は見せたくない意地と言うのはよく分かる気がする。だから...続きを読むPosted by ブクログ -
リチャードの遺産相続問題のゴタゴタ内容は前巻で知れたけど、シャウル師匠とどう出会って何があったのかは未だに明かされてこなかった。
けど、今回の巻で2人がどう出会ってなんで宝石商にリチャードがなったのかと言うきっかけが読めたのがとても楽しかった。
シャウル師匠には是非朝が弱い弟子の話や香港での話を今後...続きを読むPosted by ブクログ -
今までのシリーズの中では今のところこの巻が1番面白い!
ずっと謎に包まれていたリチャードの過去と彼を取り巻く遺産相続問題が遂に明らかに!
唯一リチャードが恐れている師匠も出てくるわリチャードの兄弟も出てくるわで大賑わい。
オマケに舞台がリチャードを追いかけてイギリスまで行っちゃうんだからワクワクドキ...続きを読むPosted by ブクログ -
今回の巻は、リチャードの過去が少し垣間見えたり正義との仲が段々と深まったり正義の恋の行方が…進展??したのかなんなのか…そこは相変わらず外野からするとさっさとしろ!と言う感じだけど、兎に角話の展開的には石にまつわる事だけではなく人間関係の方に比重が置かれていた気がする。
せっかくリチャードとも仲良く...続きを読むPosted by ブクログ -
ある日大学生の正義は酔っ払いに絡まれている宝石商を助けたことから彼の営む宝石商でアルバイトをする事に。
オマケにその助けた店主が人間やめてる程の美貌の持ち主。
正義君の真っ直ぐな性格と宝石商リチャードの絶妙なコンビ感が読んでいて面白いだけでなく、単純に宝石にまつわる色々な事が学べて勉強になる。
そこ...続きを読むPosted by ブクログ -
短編が26本も収録されていたら、買わないなんて選択肢はありませんでした。
そして、大変満足しています。
本編を読みながらこちらも読んでいたので、各巻の解説等は本編を読み終えてから振り返る感じだったのですが、もう一度本編を読み返したくなる感じです。
短編も読み応えのある内容と質量で、とても幸せなひとと...続きを読む -
無理なく漫画になっているなと感じました。
リチャードの美貌も谷本さんのゴルゴも絵で見える幸せ。
個人的な押しポイントは要所要所のコミカルな顔です。
大好きな原作なので、ぜひ全話コミカライズして欲しいです。
続きを楽しみにしています。 -
リチャードんとこが落ち着いたと思ったら、今度は正義んとこがっ!!(;>_<;)でもリチャードを始め良い仲間達がいるから安心(^^)人徳がある正義だから~♪ということで第一部完結!「美しさの過剰摂取で死ぬ」を体験してみたいかも?(^.^)Posted by ブクログ
-
アニメ化に伴い、振り返りのために読み直し。
本の後半、正義のお父さんが出てくるお話。
ここまでの工程と信頼関係があってこそのお話だとしみじみ思った。
前半パートの正義と、後半パートの正義の違いも魅力なので一気読み推奨の1冊。
きちんとした救いもあって、これからきちんと幸せになるんだよ!!って思え...続きを読むPosted by ブクログ -
すごく良かった…!! 2人のやりとりが可愛かった。近未来SFものとしても、世界観にスッと入れたし説得力があった。ラスト近辺はちょっとごちゃついたかなという印象。続刊があったらいいのにな!
アンドロイドのワンの方が感情表現豊かで、人間のエルの方がそういう出力が不得手なのもちぐはぐで可愛かった。エルが、...続きを読むPosted by ブクログ -
今回の話はタイトルにある「邂逅」が示唆するように、正義を取り巻く人々との対面、或いは再会。中でもシャウルさんが語る自身の遍歴に裏打ちされた確固たる価値観が素敵だなと思いました。彼のような人間が多ければ世の中はもっとスマートになるだろうなと感じます。谷本さんの登場も久し振り。終盤はもう、色々な意味で言...続きを読むPosted by ブクログ
-
スリランカへ居住を移した中田正義、只今宝石商見習いとして修行中。なかなか上手くいかない自分自身と時間を持て余している日々。そんな最中に謎めいたメールが届く。乗り込んだ豪華客船クルーズで起こる事件に巻き込まれる正義とリチャードの行方は如何に?今回もとても楽しめました。何気にヴィンスさん好きなキャラクタ...続きを読むPosted by ブクログ
-
今度は正義とリチャードがリチャードの母親・カトリーヌに会うために南仏プロヴァンスへ訪れる。ヴィラでの宝探しやカトリーヌの母、強いてはリチャードの血縁者の間に広がる謎を辿って明かされる真実。カトリーヌのテンションの高さが読んでいて楽しい。子供っぽいところがとてもチャーミングだけど実母だったらかなり大変...続きを読むPosted by ブクログ
-
親子間の確執に、いくらかの雪解けをもたらした話でした。親子というのは近すぎるからこそ他人と接するよりも上手く思っていることを伝えられないのかなと思いました。
-
これが私の強めの幻覚なのかそうでないのかはっきりしないんだけど、というのは原作読む限り「もしかしてそうなんじゃ?」と思えてならないんだけどそもそも私がそういう目で見ているからそんなふうに考えてしまうんじゃないかというのが前提としてありまして、いやそのつまり、
リチャードって正義くんのこと好きなんじ...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズの中で1番好きになったかも。
リチャードの登場は多くはないけれど、その存在をどのページにも感じてしまう書。
シャウルさんのような人と学生時代に出会えていたら、もっと違った人生になったかもなぁ、と思ってやまない。Posted by ブクログ -
この物語を読み進めているうちに気づいたことだけれど、さりげなく社会問題が織り込まれている。すごいことだ。すんなり読めてしまうのはいつものことながら、ますます頼もしくなる正義くんを応援したくなる。Posted by ブクログ
-
リチャさまお久しぶりです
読むたびに美しさの瞬間最大風速が更新されてまう…
宝石商読むと世界に対する解像度の高さを求められる感がある、美しいものを「美しい」と感じるためには自分の門戸が広くないといけないなあ…などと
腐女子向けじゃん、という意見もあるかもだけど、大切な人に対して大切なんだー!好...続きを読むPosted by ブクログ