辻村七子のレビュー一覧
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第二部が終了し、登場人物たち一人一人にスポットライトを当てたスピンオフ短編集。
理科教師、谷本先生。
たまたま今読んでいる『め組の大吾』のヒロインも理科の先生だったな…。
好きなものに邁進できる谷本先生はかっこいい。
自分のやりたいことがあるのに周りを気にして自分の気持ちを押しつぶすな、は、心に刺...続きを読むPosted by ブクログ -
第一部最終巻。今回は正義の過去が明らかになり、自分の中に渦巻いていた葛藤をさらけ出す。
正義の進路についての決着がサラッと終わってしまい、少し残念だった。Posted by ブクログ -
シリーズ第八作目。
2ndシーズン2作目は、南フランス、プロヴァンス!
フランスは卒業旅行で行ったきり。
しかも安いお上りさん観光客コース(それはそれでとても楽しかった)だったので、今度行ってみたい場所の一つ。
さて、話を戻すと、リチャードのお母さん、マダムカトリーヌが登場する。
どこに行っても美...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ2ndシーズン!
物語はスリランカから始まる。
正義は国家公務員になれずに、宝石商として修行中。
相変わらずのいい人っぷりも健在。
さて、スリランカにいたはずの正義は運命に導かれ洋上へ。
そこで知り合う怪しげな人々。
敵か味方か、読めない、食えないヴィンスという男。
ヴィンスと私は何もかも...続きを読むPosted by ブクログ -
謎だったリチャードの過去が明らかに。今回は感情的なリチャードの姿をたくさん見れた。これから更にリチャードを深掘りしていく形になりそう。Posted by ブクログ
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マグナキヴィタスより少し前の話。連作短編集かな。最後はマグナの2人のその後仲良く暮らしてます話。
この世界のアンドロイドは情緒を備えつつも悩むことはあんまりしないです。よくあるSFのようにロボットの葛藤はない。情緒はAIみたく成長するものみたいだけど、わりと行動はシンプルなので読んでて物足りなさもあ...続きを読むPosted by ブクログ -
野良アンドロイドと人造人間が出会って同居して友好的な関係を育み、野良アンドロイドの元の持ち主(アンドロイドの虐待、都市の犯罪者)から野良アンドロイドを助けてついでに都市も助ける話(犯罪者なので、虐待から助けたつもりが犯罪の証拠も掴む)
SFでした。SF。オチも仲良くなってめでたし、ということでした...続きを読むPosted by ブクログ -
今回は!リチャードの過去が明らかに!
なのになのに、なんでこんな終わり方?!
海外ドラマのクリフハンガー状態。
だが安心してほしい、次のシーズン(巻)は決定(出版済み)。
正義の遅々遅々として進まない恋にも展開が!
この巻は必読!
「受け継ぐ翡翠」では仏手柑の姿の翡翠が登場する。
カワセミって飛...続きを読むPosted by ブクログ -
幼い頃の恩人からのメールで、
フィレンツェに来たガブリエーレ
黒いモヤモヤ、謎の日本人…
半吸血鬼ダンピール、
吸血鬼ヴァンパイアとの闘い
終始真面目なトーンでお話は続く。
ラストはなんだかあたたかい気持ちにPosted by ブクログ -
あの話の時のあの人はどんな気持ちだったのかや過去のこと、第二部完結後の様子が読める短編集
谷本さんみたいな先生がいる理科部、とっても楽しそう
そして自分で自分を追い込む人たちの多いこと…ヴィンセントやジェッフィ他、皆に幸あれ!
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シリーズ第二作。
今回の宝石は、キャッツアイ、ガーネット、エメラルド、オパール、ユークレース。
お気に入りの物語は「戦うガーネット」。
山本さんという女性が、正義とリチャードの店にやってくる。
彼女はガーネットを自分で自分のために買おうとしている。
だが、ガーネットはルビーじゃない、とどこか悲しげ...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ一作目。
宝石は美しい。
鉱物マニアではないが、やはりダイヤの輝きも、ルビー、サファイヤ、エメラルドの輝きも捨てがたい。
科学博物館に行けば、宝石展は大盛況。
人の心をどうにも動かさずにはいられない、そんな宝石を扱う、世にも稀なる美男子リチャードと、二つ名がつくほどの名掏摸を祖母に持つ正義...続きを読むPosted by ブクログ -
宝石のことがわかるBL本だと思えば読める。
ものの例え方とかの言葉のチョイスが面白い(わかりやすいかは別として)が、ストーリが少し強引な感じがしてちょっと残念な気はするPosted by ブクログ -
リチャードのお家騒動。
師匠もいい味出しつつ、個性的な従兄弟。
性格は変わらないだろうけど、遺産相続がとりあえずひと段落。
正義はどうなっていくのか…。Posted by ブクログ -
歴史物の要素もある時間SFだけれど、それ以前に、核戦争後の荒廃したヨーロッパで、タイムマシンを使って過去から美術品を窃盗してくることを強要される元浮浪児たちという設定がまず魅力的。19世紀のパリへ逃れた元のタイム・スィーフが椿姫になっているというのも面白いし、彼女の行動の理由にも意外感がある。ただ、...続きを読むPosted by ブクログ
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続き!?横浜!?とワクワクしながら読みましたが。
うーん…はじめの頃のキラキラした宝石のお話しがないのがとても残念。
もはや『宝石商』も『謎鑑定』過去のものなんでしょうか…Posted by ブクログ -
悪くはないけど、些か不完全燃焼のような気がする。丸々一巻が、これから始まる物語の序章だと思えるぐらい。これだけかけたんだから、さぞやこれからのシリーズは面白くなるんだろうなとの期待も大きい。Posted by ブクログ
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概ね宝石にまつわるエピソードは良い感じでした。
ただガチのカット石含む鉱物好きとしては、ちょっと引っかかるところも。
自然金やカルサイトを例に出すなら、岩石標本じゃなくて鉱物標本じゃないかなーとか。
カボションカットを表現するなら水晶玉や曲玉よりも蓮の葉に溜まった水の雫で一発やん?とか(後者は趣味が...続きを読むPosted by ブクログ