辻村七子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
宝石商リチャード氏の謎鑑定の著者の最新作。
未来の人口都市・・・
読み始めのあたりでは、長野まゆみさんのテレビジョン・シティを
連想してしまいました。
読後数日間、切なさを引きずった作品だったので、
裏表紙に書かれた「せめて血の色くらいは赤がよかったな」
というセリフで嫌な予感バリバリ。
ハイスペック幼児で天才馬鹿なエルとアンドロイドなのに
人間以上に人間らしい二人の噛み合わない会話がいい。
後半で、いきなり走り出す物語に、久しぶりの心臓バクバク!
ベタで王道と言えば、その通りなんだけど
その持って行き方が好き。
これはうまく誘導されてしまったなぁ~
楽しく読めました。
ただ、表紙絵は、どうに