辻村七子のレビュー一覧
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ファンタジーっぽい美しい表紙からはなかなか想像つかないような、タイムループ物のがっつりSFミステリ。
主人公が泥棒という設定も珍しく面白いです。
後半にかけて盛り上がっていき、真相まで読むと、ルフとフォースの信頼関係と、ほんのりした恋愛色にきゅんとします。
それにしても、未来にもブラック企業がある...続きを読むPosted by ブクログ -
あの胸糞悪い父親の尻拭いと思うと腹立たしい感じもするけど、息子もいい子に育っていたし、正義とリチャードがいるなら今後は安泰だなと思う。Posted by ブクログ
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正義はすっかり大人になってしまって……というか、イギリス貴族ファミリーに毒されてしまって、パンの耳食ってた子どもの前に、豪勢な飯奢ってくれる大人が急に現れたら子どもがどう思うかを忘れてしまったんかな……ってなりました。
あと今どきの小中学生そんな風に外国語やってないと思いますけどこれは個人の視野の...続きを読むPosted by ブクログ -
正義、いろんな国を飛び回ってるな(厄介事に巻き込まれながら…)
ヴィンスさんはどこにでも現れるの目的が気になる
息子としては大変だろうけれどカトリーヌさんも自由奔放で良いキャラ!
人種問題について、正義と一緒に改めて考えさせられた感じ
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宝石と人の関わりは面白かった。
リチャードの過去も気になります。
主人公、大学生だからか、軽さが気になりますが、いいコンビになっていくのかな。Posted by ブクログ -
筆者のデビュー作
ガッツリSF
タイムトラベラーのぐるぐる回るお話
どう解決させるんだろーと思ってたら
納得の結末。
初々しいしさと、気合いが感じられる一冊でしたPosted by ブクログ -
最初の話でこのままシリーズを読もうと思いました。
宝石の知識も興味深かったです。
ただ話を重ねるうちに、あまり主人公のことが好きではないかも、という気持ちになったので次巻はまた落ち着いてから読んでみようと思います。Posted by ブクログ -
リチャードのピンチをほのめかされたら動かずにはいられない正義
ふたりの信頼関係(愛情?)はより強固になってるな
セクハラ親父、許せぬ!
ヴィンスさんとの過去に何があったのか気になる(黒幕の彼女も)
第二部、これからに期待しよう
宝石言葉に纏わるようなエピソードはなくて少し残念Posted by ブクログ -
最後までドキドキしながら読みました。
とにかく熱い!青春ものです。
舞台を観に行きたくなりました。
夢の時間は有限。
田山さんの印象的な言葉にそうだなと思いました。Posted by ブクログ -
作者さん、SFが好きなんだなあ、とそんな風に感じる。作り込まれた設定もそうだが、終盤に出てくる「メモリーダビング端末」なんてガジェットに強くそれを感じる。Posted by ブクログ
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1話完結の短編集のような形で読みやすい。読む前はリチャードが事件を解決していくイメージだったが実際は正義が出しゃばって強引に解決していく。飽き性の自分には続刊を読むまでには至らなかった。Posted by ブクログ
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「お前も俺も同じ地獄の釜の住人だ。お前だけ天国にいるようなふりをしなくてもいい。俺にはお前の苦労はわかんねーし、お前にも俺のあれこれはわかんねーだろうが、まあ、そんなもんだろ」
(P.130)Posted by ブクログ -
高級商品を扱うお店の接客業に、二日酔い丸出しで出社とか
安全運転には自信有る、好きな子に見栄張りたいから、ジャガー貸してとか
正義感溢れるしっかりした子かと思いきや、天然でしたって?じゃあ仕方ないね、とはならないがPosted by ブクログ -
久々の新刊…!専属秘書になった正義くんとリチャードさんの新たな日々がよめるぞ!ひゃっほー!!…と思って飛び付いたのですが、大半がジェフリーさんの短編でした…これはこれで楽しかったけど、やっぱりちょっとがっかり…(しゅん)
ラスト1話だけ、新たなふたりのエピソードが読めて嬉しかったです。次巻こそは正義...続きを読む -
谷本さん絡みの話から始まったので、色々な人の目線の短編集かなぁと読みはじめたけど、殆どジェフリーの長編みたいな感じでしたね。コンテナハウスとか、出てくるものが素敵で惹かれます。Posted by ブクログ
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原作気になってたけど、先にコミカライズを手に取ってしまった。これもなにかの縁っていい言葉だな。本物のロイヤルミルクティーのいれ方を披露して得意げなリチャード氏かわいい。ゴルゴ谷本、これからも登場するよね?Posted by ブクログ
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今作は各編の内容を思い返すと、実は表題作につながる描写があったことに納得した。正義の実父との決着があっけなく済んでしまったように思うところはあるが、正義が自身が実父のように暴力を振るう人間になってしまうのではないかという今まで抱えていた苦悩をリチャードに話すことによって救われた話であると思った。Posted by ブクログ