辻村七子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
下手なBLよりドキドキした。お前ら早くくっついてしまえ!
宝石商リチャードシリーズ3巻。リチャードが自身の出自を少しずつ正義に話し、二人の間に甘い雰囲気が出てきている。超絶美人でストイックで完璧なリチャードが、正義にかかっては甘味大臣の可愛い人になる。正義もリチャードのために自家製プリンを切磋琢磨して作る。リチャードは正義には非常に優しく、他の人には見せない表情を見せる。二人のやり取りを周りの人が誤解してぎょっとするのは1巻からのお約束だが、あながち間違いでもない気がした。促して自身のほめ言葉を言わせ、それに応える方もどうかしている。そんなん恋人同士やないかーい!
幸せな人を見るとわーっ! -
Posted by ブクログ
時間遡行機によって過去に遡れることになった世界
泥棒と呼ばれる職業が台頭し、
戦争で失われた美術品を過去から盗み出していた
主人公にある日任された仕事は
19世紀のパリで
ある卵を盗み出すことで……
過去も未来も現在として繰り返す
タイムループミステリ
******
序盤は、なんだかよくわからなくて
マリーに小馬鹿にされて
主人公と一緒に「どういうことだよいい加減にしろ!!」と
カッカしていたけど
中盤以降の展開がとても良かった!
「仕事を成功するまで延々と繰り返すループ」
会社も、あきらめずに何度もチャレンジしてほしいと
社員の泥棒たちに指導している
けれどその繰り返しが単な -
Posted by ブクログ
舞台は24世紀の地球。
地球温暖化の進行で海に覆われたディストピア。
二本の煙突から煙を上げる小型船。
中に乗っているのは
一人のドクターと円柱形の医療用ロボット。
1話目を読んだ感触として、
ブラックジャックみたいな短編集かな、と思ったのだけれど、
“見返り”が明言されず有耶無耶になっていたり、
委託を受けて大企業の下請けのような役割をしたり、
どうにも一貫性を感じない作品集だった。
そしてラストの5話目のエピソードが強すぎて、
この5話目のアイデアを1冊にまとめるためだけに
前の4つのエピソードが足されただけのように感じた。
1冊の作品としてはちぐはぐな印象が拭えなかった。