辻村七子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
これは絶対続きがあるでしょ??
そうなんでしょ?
てか続きを書いてくれーー!!
と、思わずにはいられない程面白い設定と話だった。
人の負の感情から出る「黒いモヤモヤ」を食べて生きるヴァンピールと言う半吸血鬼の存在と、それを監視、管理する役をおった二ポーテと言う人達。
彼等がどういう存在でどんな関係性なのか…そもそもヴァンピールとはなんなのか。
この1冊で序章という感じ。
え、その設定面白いけどめっちゃ切ないじゃん…
と言うのが七子さんの引き込む文章で書かれていてスグ読み終えてしまった。
ここからが面白くなるのでは!?
と言う所で終わったので、是非とも続編を期待したい! -
無料版購入済み
宝石で明らかになる人々の気持ち
宝石商が宝石の鑑別を依頼されることがきっかけになり、事件の謎や登場人物の考え・気持ちが明らかになっていく話。宝石の知識がたくさん盛り込まれていて、宝石好きな人は面白く読めると思う。
-
Posted by ブクログ
大学生の成長と葛藤物語のような宝石商シリーズもアニメ化、ファンブック発売という人気ぶり。
就職で悩む時期はとっくに過ぎ去ったけど、あの有り余る夏休み、なぜ私はもっと勉強しなかったのか…!と社会人になってから一般教養の面白さに気付いた人も多いのではないだろうか。
ファンブックだが、小話が多く、本作ではすっ飛ばされている、卒業からスリランカに移住するまでの間のエピソードが多くて読んでて楽しい。
宝石にかんする知識と、お菓子の話が半々だが、月餅の売り方がバレンタイン並みだとか、資生堂フルーツパーラーの高級ぶり、日本語やシンハラ語に関しての豆知識がチラチラ出てきてふむふむと思ってしまう。
わかったつもりなんだけども。(笑)
小話の最後のストーリーで、正義がオペラにハマり、日本の若い男性として珍しいその趣味を誰にも共有できずに黙っていた時、ふとしたことでリチャードに露見し、それを笑わず、オペラコンサートのチケットをプレゼントしてくれる、という話で、正義がプリンが好きだと告白したリチャードを笑わなかっただろうか、と思案する場面がある。
一昔前だったら、大人がアニメやゲームを好んだり、デスメタルやオペラを好きだったり(音楽は家庭によるかも)、女性向けのブランドを男性が好むことは「異端なこと」とされ、それが世間一般だった。
今では大人も子供も電車で堂々と漫画を読み(アブノーマルな18禁モノを堂々と読まれるのは嫌だけど)、サンリオ男子なるものが表れ、ブランドショップにアニメとコラボした限定品が並び、オタクやレイヤーも増え、ユニセックスなモノや人が流行るようになった。(東京にいるとそう感じる)
股おっぴろげて座ってた友人の子供に、女の子だから広げて座らないようにって注意した時、友人に、男らしい、女らしい、はもう差別用語だって言われたときに衝撃を受けた。
性は生まれ持った個性じゃないの!?と思ったけど、個人の男性女性に対するイメージを押し付けるのがいけないって聞いて、納得したけど、志向の偏りがあるのが人間だから、完遂するのは難しいな。
でもリチャードならできそう。
ちなみに、電車に乗ることを考えたら、男も女も関係なく足を広げて座るのは確かにNGだよね。
うん、反省。
とファンブックから全く関係ないことを一つ学びました。