辻村七子のレビュー一覧
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購入済み
最高
描かれているふたりの主人公が最高。
そして宝石の知識がまた最高😃⤴️⤴️
読んでいるとまた、主人公と
宝石の美しさにうっとりしてしまいます、
シリーズで読んでいきたいです✨ -
Posted by ブクログ
ネタバレ表紙からしてプロポーズでもしたんかと思ったがまさに内容もあながち間違ってはいない気が…
この2人のホームズとワトソンのような男同志の最強コンビ感が爆発した巻だと思う。
就活で今後の進路に悩む正義に襲いかかる元父の影。
大好きな人に自分の最も醜い所は見せたくない意地と言うのはよく分かる気がする。だからこそ抱え込んでなんとか自分1人で乗り切ろうとする正義が、ギリギリまで追い込まれたところで、やっぱり颯爽と助けてくれるリチャード。
全力でリチャードを助けた正義を好きで好きでたまらないからその分の『好意』を自分にも返させてくれというリチャード。そんなことされたらリチャードの前で号泣するのは当たり前だよ -
Posted by ブクログ
ネタバレ今までのシリーズの中では今のところこの巻が1番面白い!
ずっと謎に包まれていたリチャードの過去と彼を取り巻く遺産相続問題が遂に明らかに!
唯一リチャードが恐れている師匠も出てくるわリチャードの兄弟も出てくるわで大賑わい。
オマケに舞台がリチャードを追いかけてイギリスまで行っちゃうんだからワクワクドキドキですわ。
このままエトランジェも休業、正義も解雇みたいになって終了したらどうしようと思ってただけに正義を全力で応援せずにはいられなかった。
ほっと心の焦りが静まった感じ。
イギリスでのゴタゴタが終わってより仲を深めた(なんか違う意味にも捉えられそうだけど…)2人が今後どういうコンビになって行くか -
購入済み
まさしくファンのための公式本
短編が26本も収録されていたら、買わないなんて選択肢はありませんでした。
そして、大変満足しています。
本編を読みながらこちらも読んでいたので、各巻の解説等は本編を読み終えてから振り返る感じだったのですが、もう一度本編を読み返したくなる感じです。
短編も読み応えのある内容と質量で、とても幸せなひとときを満喫できました。
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購入済み
とても良いコミカライズ
無理なく漫画になっているなと感じました。
リチャードの美貌も谷本さんのゴルゴも絵で見える幸せ。
個人的な押しポイントは要所要所のコミカルな顔です。
大好きな原作なので、ぜひ全話コミカライズして欲しいです。
続きを楽しみにしています。 -
Posted by ブクログ
すごく良かった…!! 2人のやりとりが可愛かった。近未来SFものとしても、世界観にスッと入れたし説得力があった。ラスト近辺はちょっとごちゃついたかなという印象。続刊があったらいいのにな!
アンドロイドのワンの方が感情表現豊かで、人間のエルの方がそういう出力が不得手なのもちぐはぐで可愛かった。エルが、ワンとの交流で自分の心に生まれた新しい気持ちを手探りで知ろうとするような感じがよかった。ワンのこと好きなのは分かってるのに恋愛に結びつけて考えていないところもかわいい。にぶちん。ハイスペック幼児言い得て妙すぎて笑った。ワンの方がとっくに気づいているな〜これは…と途中で思ってにこにこした。常とは違う欲 -
購入済み
面白かったです!
「宝石商リチャード氏の謎鑑定」にハマってから本作を読んでみました。
未来ものだ…と読み始めて少し立ち止まりました。(今まで無機質で機械的な未来ものに少し苦手意識があったのです)
でも、読み進めるうちに、なんてあたたかくいきいきとした、愛に溢れたお話なんだろうと、主人公のルフの気持ちが伝染して愛しさで胸がいっぱいになってしまいました。宝石商で感じ入った素晴らしい筆致や表現力が、デビュー作にもそこかしこに香っています。素敵なお話でした。 -
ネタバレ 購入済み
面白かったです。
親子間の確執に、いくらかの雪解けをもたらした話でした。親子というのは近すぎるからこそ他人と接するよりも上手く思っていることを伝えられないのかなと思いました。
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Posted by ブクログ
ネタバレこれが私の強めの幻覚なのかそうでないのかはっきりしないんだけど、というのは原作読む限り「もしかしてそうなんじゃ?」と思えてならないんだけどそもそも私がそういう目で見ているからそんなふうに考えてしまうんじゃないかというのが前提としてありまして、いやそのつまり、
リチャードって正義くんのこと好きなんじゃないか?
と思うのです。
いやちょっとまって!! 好きなのはわかってる。リチャードにとっての「友人」は、夫婦間パートナー間に生じる気持ちとほぼほぼイコールであることも、だから正義くんのことを「友人」と呼ぶのはそういう、特別な意味での好きであると告白しているも同然(本人に自覚があるかはさておき)だ -
Posted by ブクログ
ネタバレヴィンセントさんとマリアンさんとシャウルさんとジェフリーさんとオクタヴィアと。中田さんと大学の同輩先輩と谷本さんと。そしてリチャードさんと。
たくさんの人の思い、絡み合う思惑。完全な『敵』も『味方』もなく、それぞれが思い悩みながら日々を過ごしている。
シャウルさんの言葉が沁みる。「少しずつ、少しずつ、積み上げてゆきなさい。……投げ出してはいけません。」ではじまる台詞とか、すごい、いいなぁ。
今回、中田くんとリチャードさんの実際に会って話してるシーンは少ないんだけど、その分濃い!リチャードさんは、本当に中田くんに救われてるんだなぁと思うし、その逆も然り。物事がきれいに解決されることって現実少ない