あらすじ
アニメ化&コミカライズ決定で話題沸騰中の「宝石商リチャード氏の謎鑑定」シリーズ。ファンの皆様からこれまで多く寄せられてきた希望の声にお応えし、読みどころ&見どころ満載のファンブックを刊行! ★辻村七子の個人ブログ掲載のショートストーリー&書店購入者特典ショートストーリーをすべて収録!(書き下ろし3編を含む全26編)★雪広うたこ描き下ろしピンナップ!★口絵として既刊文庫カバーイラスト全点収録!★リチャード&正義の初期設定画初公開!など。【目次】まんが「宝石商リチャード氏の謎鑑定」/「宝石商リチャード氏の謎鑑定」文庫各話紹介/宝石コレクション/人物相関図/クレアモント家家系図/中田正義くんへの素朴な質問(1)/中田正義くんへの素朴な質問(2)/ジェフリー氏の優雅なる人生相談(1)/ジェフリー氏の優雅なる人生相談(2)/宝石商リチャード氏の謎鑑定SSコレクション(クレオパトラの真珠/エトランジェの日常 クンツ博士とモルガン/繋ぐクリソプレーズ/空漠のセレスタイト/曇天のアイオライト/ムーンストーンの慈愛/ふりかえればタイガーアイ/ハーキマーダイヤモンドの夢/お祝いの日/鎌倉仏教紀行/おいしいレシピ/スーツの話/ラーメンの話/サンタ襲来/リチャード先生のお料理教室/コロンボの書店/プレイ・オブ・カラー/下村と年上の友達/アイデンティティ/お祝いに寄す/ムーンケーキの季節/空港にて/新時代/宝石箱/スリランカ中田日記/オペラびいき)/お祝いまんが(あかつき三日)/辻村七子あとがき/雪広うたこあとがき
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Posted by ブクログ
シリーズに出てくる宝石の種類や登場人物の相関図、クレアモント家の家系図まで載っていて良かったです。
ショートストーリーは26話もあって、読み応えがありました。
私が好きなお話は「スリランカ中田日記」です。
正義のブログでのコメントする人(リチャード?ヴィンスさん?ジェフリー?)とのやりとりが面白かったです。
Posted by ブクログ
リチャードと正義の物語にはまって、ファンブックも購入。ショートストーリーがたくさんあって、おもしろかった。ラーメンの話とか、正義じゃないけど、ちょっと意外だったな。どれもいいお話。
ファンブック
宝石商ファンのためのファンブックです。
雪広うたこ先生の超美麗表紙絵や書き下ろし漫画が見られます。小さい端末で見るのは勿体ないです。
各所で発表されていたSSが纏められ、書き下ろしも収められています。ここ最近ファンになったので、過去のSSが纏められているのは大変ありがたいです。
ボリュームたっぷり!
冒頭の今までの表紙のイラスト集や、雪広先生の漫画にまずテンションが上がりました!何度見ても本当に美しいですね…!宝石商の世界をここまで素敵に描き出して下さる先生に感謝です…!
そしてたっぷりのSS!こんなにもあらゆる特典で配信されたSSを読ませていただけるなんて、すごく幸せでした!買ってよかったです!ありがとうー!
これからも宝石商シリーズを応援しています!!
良かったです。
初めての電子書籍。
とても読みやすかったです。
あと、気になっていた、ロイヤルミルクティーのレシピが掲載されていました。
今度作ってみようと思います!
Posted by ブクログ
思った以上に短編集が沢山入っていて面白かった。
ファンブックと言うより短編集におまけでちょっとした小ネタが付いている感じ。
意外だったのがジェフェリーの人生相談が想像以上にしっかりしていて面白かった。
まさしくファンのための公式本
短編が26本も収録されていたら、買わないなんて選択肢はありませんでした。
そして、大変満足しています。
本編を読みながらこちらも読んでいたので、各巻の解説等は本編を読み終えてから振り返る感じだったのですが、もう一度本編を読み返したくなる感じです。
短編も読み応えのある内容と質量で、とても幸せなひとときを満喫できました。
Posted by ブクログ
買ってしまったよファンブック。
第二弾がでるなら是非文庫サイズを希望します。
オペラの話とラーメンの話が好き。
本編では仕事→たまにプライベート→仕事+プライベートが描かれているけど、所詮は仕事の話がメインなので
プライベートでちまちまと一緒にいる話読むとまた、感じが違うというか。行間の偉大さというか。中田くんは鈍感でよかったなというか。
Posted by ブクログ
大学生の成長と葛藤物語のような宝石商シリーズもアニメ化、ファンブック発売という人気ぶり。
就職で悩む時期はとっくに過ぎ去ったけど、あの有り余る夏休み、なぜ私はもっと勉強しなかったのか…!と社会人になってから一般教養の面白さに気付いた人も多いのではないだろうか。
ファンブックだが、小話が多く、本作ではすっ飛ばされている、卒業からスリランカに移住するまでの間のエピソードが多くて読んでて楽しい。
宝石にかんする知識と、お菓子の話が半々だが、月餅の売り方がバレンタイン並みだとか、資生堂フルーツパーラーの高級ぶり、日本語やシンハラ語に関しての豆知識がチラチラ出てきてふむふむと思ってしまう。
わかったつもりなんだけども。(笑)
小話の最後のストーリーで、正義がオペラにハマり、日本の若い男性として珍しいその趣味を誰にも共有できずに黙っていた時、ふとしたことでリチャードに露見し、それを笑わず、オペラコンサートのチケットをプレゼントしてくれる、という話で、正義がプリンが好きだと告白したリチャードを笑わなかっただろうか、と思案する場面がある。
一昔前だったら、大人がアニメやゲームを好んだり、デスメタルやオペラを好きだったり(音楽は家庭によるかも)、女性向けのブランドを男性が好むことは「異端なこと」とされ、それが世間一般だった。
今では大人も子供も電車で堂々と漫画を読み(アブノーマルな18禁モノを堂々と読まれるのは嫌だけど)、サンリオ男子なるものが表れ、ブランドショップにアニメとコラボした限定品が並び、オタクやレイヤーも増え、ユニセックスなモノや人が流行るようになった。(東京にいるとそう感じる)
股おっぴろげて座ってた友人の子供に、女の子だから広げて座らないようにって注意した時、友人に、男らしい、女らしい、はもう差別用語だって言われたときに衝撃を受けた。
性は生まれ持った個性じゃないの!?と思ったけど、個人の男性女性に対するイメージを押し付けるのがいけないって聞いて、納得したけど、志向の偏りがあるのが人間だから、完遂するのは難しいな。
でもリチャードならできそう。
ちなみに、電車に乗ることを考えたら、男も女も関係なく足を広げて座るのは確かにNGだよね。
うん、反省。
とファンブックから全く関係ないことを一つ学びました。
買ってよかった
ほかの方もおっしゃっていましたが、短編が26本も入っていて、そのうちいくつかは書き下ろしでしたので、本当に楽しかったです。とくに最後の一本はものすごく面白くて、これを読むためだけに買うのもありと思わせられました。ただ、ファンブックにありがちな冗長なところも多く、星一つ減としています。