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舞台を観に行きたくなる
舞台と俳優と脚本家のお話だから、一度に二つの物語が堪能出来るというちょっとした贅沢を味わった気分です。
舞台、観に行きたくなるなぁ。
歌舞伎でも、ミュージカルでも、2.5次元でもいい。
そんな気分にさせてくれるお話でした。
登場人物のバックグラウンドは、辻村先生ぽいなぁとか思いましたけど、惹かれるキャラクターです。
とっても楽しかったです。
僕たちの幕が上がる
作者買いです。
辻村先生の新作バディものということで大変楽しみにしていました。
若手俳優の勝と新進気鋭の脚本家カイトがお芝居に挑む物語。
生きようと思わされる作品でした。
二人の物語は始まったばかりです。
Posted by ブクログ
最近まで戦隊モノに出演していた二藤。あることがきっかけで、それ以降は活躍しなくなった。そんな状況の中、新進気鋭の演出家・カイトから、舞台のオファーが来た。カイト直々のオファーに周囲は困惑。何故自分に?
実際カイトと会ってみると、衝撃の真実が。高校の同級生だった。しかもカイトはいじめられていた過去があり、二藤は生徒会長だったが助けることができなかった。
そんな心境ながらも、二藤は舞台を始めることにした。
苦難の連続ながらも、舞台の幕が上がる。
舞台に情熱を注いでいく大人達。作品の表紙は、漫画チックでラノベっぽい雰囲気を醸し出していますが、中身は
青春ドラマを読んでいるようでした。
過去に問われながらも、二人を含め、みんなで一つの作品に励んでいく姿に青春の風を感じました。
舞台が完成されるまでの行程だけでなく、舞台の基本情報や二藤の役に対する苦悩、過去のトラウマも交えて、物語は進行します。
演出家や俳優達の苦悩を描きながらも、そこには楽しさや生き生きさも伝わってきて、切磋琢磨する姿にみんな輝いて見えました。自分も演劇を経験したことがありますが、苦難を超えての達成感は今でも忘れられません。
読んでいて、その頃の雰囲気がよみがえってきました。
いじめといった陰の要素はありますが、あまり暗い雰囲気ではなく、熱き青春ドラマの空気感なので、楽しく読めました。
所々、無理矢理感はある印象でしたが、舞台にかける情熱や友情が伝わってきて、最後は清々しい気持ちにさせてくれました。
プロ集団で作り上げた舞台。実際にあったならば、どんな作品になったのか見てみたいなと思いました。
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