あらすじ
『宝石商リチャードの謎鑑定』の著者が贈る、ハートフルな医療SF
海面上昇が進み医療が著しく後退した未来。偏屈なドクターとロボットのマリアⅡの船には、治療を求める患者たちが集まってくる。
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Posted by ブクログ
前編通して面白かった。興味深い、という方の面白いに近い。久しぶりのSF作品。私はあまりSF作品は読まない方なのだが、興味はある。ガンダムだって銀英伝だって雪風だって好きだし。
そしてこの『博士とマリア』は、それらよりより身近な存在として考えられた。
中でも一番好きな話は、『殻むき工場船から』である。少女たちの力強い『生きる』意志が印象的だった。私が女だからだろうか。つい、素敵だな、と思ってしまったのは。
ねぇ、マリアⅡ。あなたも彼女たちに、味方してくれましたよね。(笑)
Posted by ブクログ
舞台は24世紀の地球。
地球温暖化の進行で海に覆われたディストピア。
二本の煙突から煙を上げる小型船。
中に乗っているのは
一人のドクターと円柱形の医療用ロボット。
1話目を読んだ感触として、
ブラックジャックみたいな短編集かな、と思ったのだけれど、
“見返り”が明言されず有耶無耶になっていたり、
委託を受けて大企業の下請けのような役割をしたり、
どうにも一貫性を感じない作品集だった。
そしてラストの5話目のエピソードが強すぎて、
この5話目のアイデアを1冊にまとめるためだけに
前の4つのエピソードが足されただけのように感じた。
1冊の作品としてはちぐはぐな印象が拭えなかった。