松永美穂のレビュー一覧

  • モモ(絵本版)

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    野外劇場に住んでいるモモは、みんなの話を聞くのが上手だ。

    みんな聞いてもらってるだけで、とても満足で前向きになる。

    話を聞くだけ…と言うが、それはとても難しい。
    誰にでもできるものじゃないと思う。

    絵本版になったモモの世界観を美しい絵で楽しめた。




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    2026年02月16日
  • その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか

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    とても不思議な作品。さぞ翻訳が難しかっただろうと拝察する。
    サーカス団を転々としつつ生きていく子どもを描く。東西冷戦など歴史的背景も勉強したくなる。

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    2026年01月24日
  • モモ(絵本版)

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    あの有名なモモの絵本版。絵がとても美しい。

    モモという名前の少女が野外劇場で暮らしながら、そこに来る人々の話に耳を傾け一緒に時を過ごす。
    モモは人の話を聞く時に何かをたずねたり、口を挟むことなく、ただそこにすわって、注意深く、熱心に話を聞いているだけだった。モモからそうやって受容され続けることで、大人も子どもも動物までもみんな元気になっていく。そして自分が大切な唯一無二の存在だと気づく。モモはカウンセラーのような存在だと思いました。

    時間に追われSNSが流行るこの世の中、こうやって大切な誰かの横に座ってじっくり耳を傾ける時間こそ尊く豊かなものだと教えてくれます。子どもたちにとってのモモで在

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    2026年01月11日
  • モモ(絵本版)

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    MOEのランキングから

    思ってたのと少し違うかったけど(あの有名なシーンが絵本で見たかったの)これもこれでよかった!何より絵が素敵!

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    2026年01月09日
  • モモ(絵本版)

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    とにかく絵がキレイ
    物語は原作のほんの一部。読み聞かせてあげて「もっと読みたくなったら、こっちがあるよ」って原作を進めてあげたい。
    ゆっくり時間をかけて、読み聞かせてあげたいな

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    2025年12月31日
  • その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか

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    刺激的なタイトルが気になってずっと読みたかったもの。作者の自伝的小説とのこと。作者はサーカスの踊り子の少女として登場する。内容は結構心を抉られるような個所もあるのだが、語り口が淡々としていてするすると読めてしまうのが怖い。作者は39歳の若さで入水自殺したとのこと。生前唯一発表されたのがこの小説。

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    2025年12月17日
  • その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか

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    するすると読める。その読み心地とは裏腹に、文章が心に絡みついて離れない。
    余白が、「わたし」の叫びを表す太字が。
    「わたし」は幼年期を過ぎ、少女になり、思春期を迎える。とても危うい時代。「わたし」の周りの世界は残酷で、不確かで、風が吹けば飛んでいってしまいそうだ。
    少女の語り口は明るくて、それでいて不安を常に抱えている。私は「わたし」の世界から目が離せない。

    とても良い作品だった。また月日を経て再読したい。
    世界中すべての子どもたちが、「子どもがなぜおかゆの中で煮えているのか」を忘れられる世界であってほしい。

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    2025年12月04日
  • モモ(絵本版)

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    優しくて可愛らしい絵とともに、モモの魅力についてわかりやすくまとめてあった。小学生の頃とかにこの絵本に出会っていたら、美しい世界の景色にもっと早く気づけていたのかもしれない。

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    2025年11月27日
  • その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか

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    残酷な環境を少女の純粋で明るい語りで伝えられるので心をグサグサ刺される。

    物語の終わはあまりすっきりしない。何故かというと、本当のラストはあとがきで伝えられる作者の早すぎる最期だから。

    「地獄の裏に天国がある」

    生まれる国が違うだけでここまで境遇の違いがあっていいのだろうか。

    文字数も少なく読みやすいのに、読後に色々考えさせられる。この作品に出会えてよかった。

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    2025年11月23日
  • モモ(絵本版)

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    モモはタイトルは知っていても今まで読んだことなくてこの絵本が初めて。
    まず絵がいい。丁寧で空気を感じる。
    話は、ものすごく聞き上手のモモという少女の話なのは分かるんだけど、結局なんなのか読み取れなかった。

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    2025年11月22日
  • その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか

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    ふしぎな書物。まるでわたしが主人公になったみたい。
    父さんと母さんと姉さんと、ほかの人たち。
    ところどころ、絶叫したり、余白をもたせたり、繰り返したり。
    少女の肉声が絶えず語りかけてくるようだった。

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    2025年11月12日
  • その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか

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    どれが実体験でどれが小説なのかは分からないけれど、小説であって欲しいところが全て実体験のような気がする。両親がルーマニアを出たことは良かったのかも知れない。ずっと不幸の霧の中を生き抜いていくわけだけど、一度も食べるものがないとか衣服靴がないなどの描写はない。とはいえ食料や衣服があれば幸せかといえば、おおむねそうではあるけれど絶対ではない。
    ルーマニアからの避難民、サーカスで各国を転々とする毎日。これだけでも子供にとって安心出来る場所はない。その上に母親が死と隣り合わせの曲芸を毎日やっているとなると子供が不安定な精神状態になるのは当たり前。その様子はロリコンだけでなく全ての男達にとって好都合だっ

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    2025年10月26日
  • 別れの色彩

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     何かの書評での紹介を見て興味を持って読み始めた。短編集だが、言葉が極めて多い、読み続けるのに難儀する類の本だった。様々な人と人との出会いや別れが描かれていているが、日常の細々した出来事というより、季節の流れや長い歴史を持つ小都市の街並みを背景として描きながら、ひたすら回顧したり思索したりする話だった。人物が抱える困難な状況や哀しみも、複雑で一筋縄ではいかないものばかりだった。ヨーロッパやアメリカの小都市の街並みや郊外の自然に馴染みがないのでイメージが膨らまないというのは、鑑賞する上で障害になった。また、なかなかアイロニカルな展開や結末が、新鮮だが共感しづらく、普段読む日本の短編集と違っていて

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    2025年09月27日
  • その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか

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    サーカス団に入って移動している移民家族。その娘のどこか危うい成長。ゆるやかに、あるいは突然に崩れる文体が彼女の精神状態のようで目が離せなせずひりひりする。

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    2025年07月19日
  • モモ(絵本版)

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    ネタバレ

    【この本を一言でいうと】
    心に染みる系の本

    【きっかけ】
    この本を読もうと思った理由は本屋の児童書コーナーで小説モモを良く見かけるのでいつか読んでみたいとずっと思っていたが、その前に絵本でどんな感じの内容か知りたかったから。

    【読んでみて】
    絵が綺麗でびっくりした。
    絵本の割には文字量が多いとは思うが、何回も読み聞かせをしたくなるような教訓本?のように感じた。以下のベっぽの引用のところが、事がぐっと心に響いた。
    小説モモも読んでみたい。


    【好きな絵本の引用】
    「一度にその道路全部のことを
    考えちゃいけないんだ。わかるかい?
    ただ、次の一歩、次の息、次にほうきで
    はくことだけを、考える。

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    2025年06月15日
  • 車輪の下で

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    ハンス。少年。繊細。秀才。小さな町で一番の神童。神学校に入り、自由奔放で怠け者の友人(ヘルマン)ができると、次第に勉学から遠ざかっていく。将来を期待され、ちやほやされてきたハンスだったが、徐々に周囲の態度は冷たくなる。ハンスはしだいに精神を病み、学校を退学。父親の紹介で機械工の仕事につく。ハンスは機械工の仲間と酒を飲んだ帰りに川に落ち、人知れず闇の中を流れていく。ヘルマン・ヘッセHesse『車輪の下』1906
    〇ヘルマン・ハイルナー。ハンスの同級生。詩を作る。自由奔放。
    〇エンマ。ハンスが想いを寄せる女の子。
    〇フライク。靴屋の男。親方。信心深い。勉強ばかりするなとハンスをさとす。

    2人の罪

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    2025年04月20日
  • 朗読者(新潮文庫)

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    ネタバレ

    第二章からグンっと重いテーマになった。

    2人だけの物語であれば、もっと違う結果になった気がするけど、ハンナの過去を考えると本の結末が妥当な気がする。主人公は手紙を書かなかったけど、きっと、書いたところでこの結末は変わらなくて、
    やっぱり重い。

    重いし、もっと違う結末を望むけど、読んで良かったと思える作品。

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    2025年04月04日
  • モモ(絵本版)

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    小学生の頃エンデが書いた物語ばかり読んでいた。これはモモという少女ついてのお話で、時間泥棒は出てこないけど、モモ読んでみたいなと思わせる空気感がいい。対象年齢が高いからまだ一歳の息子には早いけどいつか絶対読んでもらう

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    2025年03月01日
  • モモ(絵本版)

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    4.5年から。原作モモの主役、この女の子が表した生きた時間とは、どんなことなのか、どうしたら生きた時間になるのかをモモから教えてもらえる大人な絵本。あくまでモモについてで、時間泥棒は出てこないので注意。

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    2025年02月19日
  • 文庫で読む100年の文学

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    気になるところだけ読むつもりが結局全編読んでしまった。
    読んでない本がこんなにあること、知ってるけど読んでない本がたくさんあること、そして読んだはずなのにあまり覚えていない、理解していなかった本が結構あることを再確認。
    過去に読んだ本は当時の衝撃や感想を思い出したりした。読んでみたい本も見つかったし、こういう本も面白い。

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    2025年02月07日