無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
独裁者は「もはや」いないのに、戦争は「まだ」終わらない。
1945年4月30日、「一人の総統」といわれた男の突然の退場により時代の歯車が動きだす。
首都が陥落し、降伏への交渉が多方面の水面下ですすむ一方で、ある町では大量自殺が発生。 高官の逮捕と地下潜伏、その後のナチ狩り、同時多発で横行する報復的暴行や暴力的な追放、強姦事件、「死の行進」など……
激動の瞬間を、500人を超える登場人物とともに追体験する。
多くの日記や伝記、手紙や証言から知る、崩壊と始動の歴史的瞬間
強勢を誇った一つの国家が破滅に向かっていくさなか、その渦中に生きた人々は、どう考え、どう行動したか。
日ごと刻一刻と変化する時代の断面を活写する本書は、いま世界で進行中の惨劇をも彷彿とさせずにおかない。
Posted by ブクログ 2023年04月13日
【この世の終わりのような悲観的な気分が一方にあり、さあ、これからだ、という覚醒の雰囲気が他方に存在しているのだ】(文中より引用)
ヒトラーが自死してからドイツの降伏に至る8日間を描いたドキュメント。戦争にひた走った独裁者を失った後の歴史的な1週間余りを、数多くの証言と共に振り返っていきます。著者は...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。