剛しいらのレビュー一覧
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面白い
話が進むにつれて、だんだん興味がなくなったというか、集中できなくなりました。恐れ入りますが登場人物の内面描写が十分ではない気がして、納得のいく話ではなかったです。でも一度読んでみてよかったです。
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購入済み
愛か仕事か
東京国税局の査察部の新人・嵯峨野雅博。脱税の疑いがある鴻山二朗が経営するパチンコ店で内偵調査中、粗野さがありながら人情味もある虎谷華次郎に出会います。
そこで情報収集していた雅博でしたが、華次郎が一目惚れ→最初は強引に体も奪われてしまうものの、いつしか真っ直ぐな華次郎に惹かれていく雅博。
華次郎の住むアパートがすごい。超おんぼろでクーラーなし、今時共同トイレ。おまけに風呂は外。回りから丸見え!お互いに素性を隠したままそこで過ごす内に、深みに嵌まる二人。
当然いつまでも隠せるはずもなく、双方の嘘がバレて……。雅博の正体を知りながらも、必死に雅博を口説いて迫ります。最終的に、雅博の選択は世間 -
Posted by ブクログ
一度聞いた事は忘れない記憶力の持ち主の主人公。
この度、執事が当主と旅に出るにあたって
繰り上がりで執事となった。
女好きの長男、引きこもりな次男、わがまま長女の妹。
ここに痴呆症な大奥様もいて、大変そうだというのに
女優たるお客様に、執事というのが付いてきて面倒な。
目的は最後の方に出てきますが、主人公が言っている事に
ものすごく共感です。
見られてない場所でも、演技はする事。
ぼろが出てからのフォローは面倒です。
目的が分かっても、彼のあの横柄振りは
通常のものなのか、目的の後を考えてなのか
ちょっと迷う所です。
そして我儘お嬢様。
どうしてこうも癇癪を起しているかと言えば…な理由が
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Posted by ブクログ
国に広がっているとある噂を確認するがため
ひっそりと夜の街道を進む王女。
そしてすぐに出会ったのは、噂のものではなく、盗賊。
好奇心とやる気満々の、正直者王女様。
上に立つ者ではないその感覚に、ものすごくこの国が
平和だという事はものすごく…。
しかしこの話、親世代があるようで
そちらを読んでなくても大丈夫です。
が、多分読んだ方が面白いかと。
神様に体を貸して、数日だけとはいえ
自分を満喫した王女。
帰宅すれば、それはそれで王道な感じ?
多分ここからさらに話が膨らむかと思われますが
序曲程度で終了、な一冊。
なので、そこまで危険はなく、王女の性格を
もうちょっと修正する、で終了。
読み -
Posted by ブクログ
大好物の記憶喪失もの。ストーリーは甘口の王道ではあるけれど、近未来設定になっていたのでいい感じで虚をつかれ楽しめました。
手術の影響で記憶を失った有利が主人公。目覚めたら理想の男が自分を大切に世話して支えてくれているけれど、なぜかそのことや他の様々な出来事に違和感を抱いてしまう…というミステリー仕立てです。
記憶喪失ものには主人公側が何も思い出せないパターンと、相手が何も覚えていないパターンがあり、前者は謎を解明していくところに焦点が当たるので、つい謎解きに興味がいってしまい萌えるのが二の次になってしまうんですよね。
この話もすごく引きこまれて鹿嶋と有利の関係をあれこれ推理して、面白かった -
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