剛しいらのレビュー一覧
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ネタバレ「闇の皇太子」以外はすべて本編を読んでいたので、買ってみました。
「死神姫の再婚」と「瑠璃龍守護録」は、なんか本編のオールスター登場って感じ。「双界幻幽伝」「おこぼれ姫と円卓の騎士」が面白かったです。
「双界幻幽伝」は設定が日本になってて、竹取物語っぽくなってたけど、朧月の兄静心の出した難問を蒼刻があえなくクリアしてきたり、月の使者が来る前にさっさと朧月を嫁にしてたり、本編ではまだ嫁にできていない蒼刻の一人勝ちっぷりが気持ちよかったです。
「おこぼれ姫と円卓の騎士」は、いつもはレティの夢の中に出てくる、過去の王様たちが表に出て来ていて、なによりうれしいのは、本編では互いに好意を持っている? -
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ネタバレ久々にティアラで面白いと思った作品でした。
タイトルが遊郭なんで、借金のかたに売られてくる話かと思ったら、最初美麗は妃候補として皇宮にいました。この皇宮どっかで聞いた話と思ったら、「華の皇宮物語」の世界と同じでした。といっても、あの作品よりはちょっと昔の話みたいですけど。
で、当世皇帝はデブ女が趣味だったので、一人細身できれいな美麗はつまはじき。2年で皇帝が退位し、皇宮を出されましたけど、自分から志願して娼妓館で勤め始めます。ここからですね。
途中で出会った大布に心を動かされるけど、そのまま娼妓館に向かうし、折角大金払って競り落としてくれて初めては大布と・・・ってなったのに、そのあとは拒否 -
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【あらすじより】
狭いところに入りたい―。旧財閥の跡取りで船舶会社副社長の風宮にはおかしな性癖がある。秘書となった幼なじみの祐一朗は、その唯一の理解者で支配者であった。家族に萎縮し、仕事の重圧で心が壊れかけていた風宮は、デスクの下で祐一朗の足下に蹲り安寧を得る。薄闇に包まれた狭い空間は、安らぎと同時に恍惚感をもたらした。まるで祐一朗の執着に閉じ込められたようで…。
【感想】
一途といえば聞こえはいいけど一歩間違えば病気。まさに受けも攻めも違った意味での病んだ精神。でもそこが嫌じゃないところが最初から最後まで一気に読めました。なので★4です -
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ネタバレ主人公は元フレンチのシェフ・巽。
巽は、実家から逃げるように海外へ留学し、そこで学校には行かず、フレンチの修行を積み、日本に戻り、東京に店を開いたものの一年で潰してしまう。
そこで僧侶である父の助言を受け、居酒屋の板前である坂東の元へ赴く。
そうして坂東の元で働き始めた巽だったが、実は坂東は、元ヤクザの組頭で、服役した過去を持つ男であった。
坂東の逞しい背中には艶やかな弁天の刺青が彫られていて、坂東の家に住み込ませてもらっている巽は、毎日その背中を流すけれど、次第に自分の気持ちが抑えられなくなるのを、巽は感じていた。
それというのも、巽は男にしか恋愛感情を抱けない人間で、坂東にだん -
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弁護士×依頼者
まず、タイトル。
「みつとつみ」…回文です。
攻めがなんと回文マニアの弁護士さん(笑)
なので台詞には幾度となく回文がでてくるんですが、そっちが気になるとストーリーがしっかり頭にはいってこなくて困る困る。
剛しいらさん!この設定必要だったんすか?!(笑)
攻めはイイ男で仕事もできるんだけど、依頼人とイイ仲になってしまう悪いクセがある。
そこでまわされてきたのは、男の依頼者。
お金持ちの遺産を相続した受けですが、この人がとんでもないオヤジキラーなんですねー。
なんという魔性の受け。
というか、私自身がかなりおっさんスキーなのでその描写だけでじゅるりとヨダレものでした(笑)
ち -
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ネタバレ前巻でちょこっと出て来た皇太子の秀亥が皇帝になってから、前巻で香蓮が抜けたあと、4人となった妃たちのお話でした。香蓮についてきていた桃花が女官になっています。
皇帝になった秀亥は、香蓮を抜けたあとを埋めなかったのはいいとして、自分で選べたのに、3人があのような妃なのはちょっと疑問でしたけど、そこはお約束のように嶺花だけに惹かれていきます。
若い皇帝が初めてHをして、その相手が嶺花だってことで、のめりこんでいくのは初々しい感じがしてよかったですけど、そのシーンは、ティアラ文庫の割にはあっさりでした。逆に、宦官の宝明が秀麗を弄ぶシーンの方が、ティアラ文庫らしいって感じがしましたね。
あっさり