あらすじ
国中の乙女を集めた後宮で皇帝が愛したのは一人だけ! 幾万とある宮中の書物を読みたくて妃候補になった嶺花は、望まずして新皇帝の正妃に選ばれた。彼女の聡明さに惹かれる皇帝。彼の純真に心奪われる嶺花。しかし、嫉妬心を抱く他の妃や宮廷の者たちが、二人に反感を募らせ――遂に嶺花の暗殺未遂が! 嶺花を守るべく後宮に駆けつけた皇帝は、国をも変える重大な決意をする!
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Posted by ブクログ
前巻でちょこっと出て来た皇太子の秀亥が皇帝になってから、前巻で香蓮が抜けたあと、4人となった妃たちのお話でした。香蓮についてきていた桃花が女官になっています。
皇帝になった秀亥は、香蓮を抜けたあとを埋めなかったのはいいとして、自分で選べたのに、3人があのような妃なのはちょっと疑問でしたけど、そこはお約束のように嶺花だけに惹かれていきます。
若い皇帝が初めてHをして、その相手が嶺花だってことで、のめりこんでいくのは初々しい感じがしてよかったですけど、そのシーンは、ティアラ文庫の割にはあっさりでした。逆に、宦官の宝明が秀麗を弄ぶシーンの方が、ティアラ文庫らしいって感じがしましたね。
あっさりはしてましたが、結構読みやすかったと思います。
Posted by ブクログ
こちらも完全に表紙買いでした。メインの二人が初々しくて私は前作よりもこちらの方が好きです。前作同様、後半にかけて強引なストーリー展開になってしまっているのが残念。