剛しいらのレビュー一覧

  • 色重ね

    Posted by ブクログ

    ストーリー好みだったので満足!美術ブローカーと贋作師。陰謀好きってところがwkwkしたw 緊縛プレイ、春画、高齢な祖父、エロティックな暗さがマッチしてて良かった。死や孤独に怯え、お前になら殺されてもいいから置いていかないでくれと、心の中で叫んでいるような受けに、攻めのセリフはまさに殺し文句、二人にだけ通じる愛の言葉だったかと。エスパー並みの読心術ある攻めだったな~w 相性ってことか。

    0
    2011年05月26日
  • ホームドラマ

    Posted by ブクログ

    町医者・八千草毅×外務省職員・真々田明美

    与党幹事長のスキャンダル証拠を抱え命の危険に晒される明美は、息子・空汰を引き取ったばかりの八千草に匿われ…。

    好物の子ども付き。
    BLに出てくる子は、たいがい年齢よりかなりしっかりしてますね。可愛いですけど。
    国をゆるがすようなスキャンダルをどう収集つけるんだろ?って思って読みましたが、一般市民だとこうだよねぇ~って感じの納得できる決着の付け方。
    当然、攻の毅は男らしくあったのですが、受の明美も精神的に強くて良いですねぇ。
    子育ても、性教育的に不安は残るものの、情緒豊かな立派な男の子に育ちそうだし!!
    危機に晒されながら、幸せ感溢れるお話でした。

    0
    2011年05月17日
  • 大いなる遺産

    Posted by ブクログ

    大いなる遺産、と聞けば、多分ディケンズの小説または映画があまりにも有名で頭に浮かぶ人が多いと思いますが、こちらはBL。
    男の楽園ファンタジーでございます。

    かなり前の本みたいですが、特に背景とか古く感じなかったです。
    祖父から1つの国を遺産としてもらったら、そこは同性愛推奨のオトコの楽園でした…というぶっ飛んだ(でもBLではお約束ですね)ネタだからこそ、ラストのおじいさんから主人公への手紙がホロッときます。
    うまいな。

    あー、わたしも南の島で恋人といちゃいちゃしてぇ!

    0
    2011年04月08日
  • 御足をお舐め

    Posted by ブクログ

    剛しいらさんの学園もの。←珍しいよね
    さすがは剛さん、単なる学園ものではなくひとひねりある話だった。
    私は好きだけど、評価の分かれる話かもしれない。
    でも剛しいらスキーさんには読んで欲しいと思う。
    話も面白かったけど、門地かおりさんのイラストがまた絶品でした。巻末の門地さんの後書きも良かった。この門地さんの後書きはネタバレ含んでるので 読後に読むのがオススメ。

    0
    2011年03月22日
  • 狼皇帝 ~宿命のつがい~

    Posted by ブクログ

    狼伯爵、狼王に引き続き、狼皇帝です

    よからぬ話題の絶えない攻め様が、ようやく番となる主人公に出会うのですが…
    浮世離れした主人公と、歪んだ攻め様の気持ちはすれ違うばかり

    そして、やはり最後は『愛』なんですね

    これがシリーズラストとなるお話
    一番良かったかも
    捻くれた性格を、大きな愛で包み込んで、最後は更生させちゃうなんて
    ちょっとトキメキました

    0
    2011年02月20日
  • 禁縛

    Posted by ブクログ

    剛しいらさんのお名前は前から知っていたのですが、実際に作品を読むのは初めてでした。
    タイトルが「緊縛」となんともインパクトが強いですが、かなりしっかりとした読み応えのある作品でした。
    だいたいこういう題材を扱う作品はただエログロになりがちなのですが、この作品は緊縛師とそれに頼らざるをえないお客様の心の動きが丁寧に書かれています。
    この作品の中では縄は性的なものではなく、癒しの道具のように描かれています。
    「 SはMの望むものを的確に与えてやらねばならない。その絶妙な関係が付き合う二人の心の開放される安らぐ瞬間なのだ。」主人公たちを通してこうしたメッセージが伝わってきます。
    Sとは何かMとは何か

    0
    2011年02月16日
  • ホームドラマ

    Posted by ブクログ

    正直、表紙買いだったのですが…本間アキラセンセのイラストが、とてもよかった。内容にもぴったりです。

    ツッコミどころは数々ありましたが、とにかく笑った。
    33歳の医者、毅は節操のないところが非常に残念な男前。やりまくったバチが当たったのか、以前関係した女から突然父親なんだから引き取れと、3歳の男の子を押し付けられ、子育てのため清い生活に。
    ところが、すごーく好みの美形をカフェでみつけ、しかもひょんなことから何者かに追われている外務省職員のその男、真々田明美(ままだあきよし、と読みます)を自宅に匿うことになるんですが。

    イラストで見る限り、とってもイケメンな毅ですが、とにかく終始下半身ネタです

    0
    2011年02月07日
  • 顔のない男

    Posted by ブクログ

    じんわり残る感じだった。独特の空気が好きです。演技なのか本音なのか分からない、展開もミステリアスで不気味なまでの掴めないもどかしさが、エロくて切ない。それなりに話しは終わっているけど、もっとのめり込んで読みたくなる感じ。タイトルぴったり。

    0
    2010年12月13日
  • 針の魔法 ~スワンドール奇譚~ 2巻

    Posted by ブクログ

    お針子さんのサクセスストーリー。努力が報われるのは良いことです。もう一つぐらいドレスが出てきても良かったなー、恋愛分はこれくらい添え物でも十分。
    あと、二人の出会いのシーンが自分的にすごくツボだった。マリアンネからハリィへの第一印象、私が男だったら正直惚れる。

    0
    2010年10月30日
  • 顔のない男

    Posted by ブクログ

    多分しいら作品中では一番すき。たまにはこういうの書けばいいのに、と思う。
    歪な関係にゾクゾクした。

    0
    2010年10月23日
  • 決戦はバレンタイン!

    Posted by ブクログ

    付き合うまでが毎回さらっとしているなあという…
    受…
    いきなり好きになりすぎでしょう…
    魅力ある攻ですけど。
    そしてやはり魅力的な職業設定と描写です。
    この先生の職業モノに外れないなあと思います。

    それにしても…
    生クリームプレイ…

    別シリーズもあるみたいなので、
    見かけたら読んでみます。

    0
    2010年08月12日
  • 命いただきます!

    Posted by ブクログ

    任侠×元シェフという変わった組み合わせのお話。

    元シェフ、根性が据わっていました…^^
    「あなたの命いただきます」
    (だから生きていてください)のシーンの色気が半端なかったです。

    0
    2010年05月30日
  • 炎の記憶

    Posted by ブクログ

    佐々木くんと如月先生のご本、第二弾。
    たまたま見つけて手にとりました。

    あいかわらず少年の心情表現の文体がうまくて、
    筆力のある作者さまなのだろうなあと思いました。

    サブカップリングの、最後に命がけでやっと想いを
    認めてもらえる攻が健気です…いい男になると思います、彼は。
    第二弾→第三弾と読んだほうが楽しめたのですよね、きっと。
    けれど、火事のシーンはBLらしからぬ感じにページを
    多く割いてくれていて、ドキドキさせられました。

    0
    2010年05月28日
  • 緑の記憶

    Posted by ブクログ

    「水の記憶」をドラマCDで聴いて、
    なんとなく古本屋さんにあった続きを手にとってみました。

    佐々木くんイイ男ですよねvv
    如月先生は行動や態度・考え方からも中性的な雰囲気が感じられ、
    なんとも云えず美しかったです。

    英くんは太ることができたのでしょうか。
    後日談にそれを読めるかなと思っていたのに、
    夫婦の甘々羅列だったのでちょっと肩すかしを食らいました。
    シリーズあと3冊あるのですよね。
    見つけたら手にとってみようと思います。

    0
    2010年05月12日
  • 華の皇宮物語 帝の花嫁

    Posted by ブクログ

    こちらも完全に表紙買いでした。メインの二人が初々しくて私は前作よりもこちらの方が好きです。前作同様、後半にかけて強引なストーリー展開になってしまっているのが残念。

    0
    2011年08月28日
  • 華の皇宮物語

    Posted by ブクログ

    表紙絵に一目惚れして買ったものだったのですが、内容も甘くて幸せな感じだったのでとても良かったです^^後半にかけて少しストーリーが大雑把になっている感じを受けるのが残念。

    0
    2011年08月28日
  • おもちゃの王国

    Posted by ブクログ

    天王寺グループの会社「おもちゃの王国」社長の天王寺泰明と、小さな町工場海原工業の専務で天才的な発明家海原聖のほのぼのとした恋の物語。買収を仕掛けた会社に社長自ら身分を偽って就職してしまうというのは、ありえないシチュエーションだけれど、すんなりと受け入れて読めてしまう。クラゲ、エンジェルフィッシュ、イイダコ、ホタルイカの泳ぐミニロボットに、雀や鴉の実物大ラジコンロボットなど、楽しそうなおもちゃが小道具として登場する。剛しいらさんのアイディアとセンスに脱帽である。

    0
    2010年03月31日
  • 緑の記憶

    Posted by ブクログ

    挿絵のカタが変わっていたのでシリーズ3作目だと気がつきませんでした。
    また読みたいお話だったのでうれしい。
    相変わらず如月先生がアホでかわいらしい。
    新婚カップルのような二人が大好きです。

    0
    2009年11月22日
  • 身代わり王子の純愛

    Posted by ブクログ

    剛しいらさんの同人誌新刊が、本作の番外だったので
    「これは読まねば」と急ぎ入手。

    失踪したという話の王子の身代わりになったのは、王子に瓜二つと
    言われる貧民層のダンサー。ただ、声や立ち居振る舞いは真似できない。
    そこでモノマネ芸人(声色をまねる天才)が、日本から“仕事”として
    国に連れてこられるんだけど、どうも最初の話と???

    王道パターンではあると思うけど、このカップルの設定は案外
    珍しいかも?2人がくっつくのがあっさりだと思うものの、緊張下の
    状況じゃそれもありか。それにしても迷惑な王子だ(苦笑。

    展開も店舗欲面白かったし、自作はその迷惑な王子と幼馴染?の側近。
    読むのが楽しみです。

    0
    2009年11月03日
  • 別れごっこ

    Posted by ブクログ

    高校時代から関係がスタートし
    進学で別れ、就職・異動で再会し
    数年同棲する中で、また価値観の違いと意地で別れ
    そして、また再び一緒になる。

    受けが好きで好きでたまらんけど
    強引でわがままでお坊ちゃんで人生にも戦闘的な攻めと
    金もある、勉強も運動も仕事も何でもこなす攻めに対して
    男として負けたくない意地を持ち続けているんだけれど
    彼が自分にだけ見せる甘えや真っ直ぐな気持ちに負ける受け。

    よくこいつら付き合ってるな、と思いながらも
    この2人は何だかんだで一生添い遂げるんだろうなあ。
    ちっちゃい別れは今後も何度かありそうだけど。

    あとがきにあった「60代の2人のユギさんの挿絵」は
    私も見たかっ

    0
    2009年12月23日