あらすじ
「私は――君が大人になるのを待ってたんだ」美貌の臨床心理士・如月東栄は、11歳年下の恋人・佐々木洸太に愛され、平和であたたかな同居生活を送っていた。仕事に関しては天才的だが、生活に必要な能力は悉く欠如している如月をさりげなく支える佐々木。恋することに不器用だった如月も彼に応え、ふたりの関係は着実に深まっていた。しかし、そんな彼らの前に、ひとりの心に傷を抱えた少年が現れて――!?
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Posted by ブクログ
「水の記憶」をドラマCDで聴いて、
なんとなく古本屋さんにあった続きを手にとってみました。
佐々木くんイイ男ですよねvv
如月先生は行動や態度・考え方からも中性的な雰囲気が感じられ、
なんとも云えず美しかったです。
英くんは太ることができたのでしょうか。
後日談にそれを読めるかなと思っていたのに、
夫婦の甘々羅列だったのでちょっと肩すかしを食らいました。
シリーズあと3冊あるのですよね。
見つけたら手にとってみようと思います。
Posted by ブクログ
挿絵のカタが変わっていたのでシリーズ3作目だと気がつきませんでした。
また読みたいお話だったのでうれしい。
相変わらず如月先生がアホでかわいらしい。
新婚カップルのような二人が大好きです。
Posted by ブクログ
シリーズ第三弾。
佐々木と同居して1年。カウンセラーの如月も佐々木との生活に慣れ佐々木に癒されているのを感じる。
その頃クリニックに昨年まで通っていた高校の先生から電話があり拒食症の疑いのある生徒がいる、と相談があり。
今回の精神的な悩みは拒食症の高校生。しかしその本人も周りも自覚がない為に如月の直接の患者ではなく。たまたま前回の『炎の記憶』で知り合った高校生・耀を通して接触しようとする。
如月が1作目より2作目、そして今回とどんどん自分の気持ちを解放してきているのがいい。ホントに徐々に、なんだけど、だからこそ如月が心から納得して佐々木を愛していくのが分かる。
こうなるまでの10年を佐々木がどのように過ごしていたか、如月にも少しだけ思いをはせれるようになったし。
佐々木も自分が兄達を救えなかったトラウマをこうして高校生達に関わることで払拭していけているし、二人の関係が良好に育っていて嬉しいです。
エチも風呂場でしたり、ホテルでお道具入れたり、となかなか如月にとってはハードルを越えてます(笑)
ほんわかした天然の呟きを進歩さんの声で脳内変換して読んでます。
ただ、残念なことに絵師さんが雪舟先生から変わりました。
雪舟先生の絵はどこかほの暗いこの作品にあっていて、如月の美人さとか佐々木の快活さとか出ていただけに、途中での交代にはツラいです。
申し訳ないけど北村小梅先生は可愛らしい絵なので、この作品の持つ暗めなトーンには合わないと思いました。
絵でこれは誰?と思ってしまって悲しかったです。