あらすじ
「おれだけのものだ。誰にも渡さない」
歯科医を目指す大学生・深海は海辺の家にプロサーファーの次男・千尋、複雑な事情を持つ高校生の三男・涼と暮らしていた。家族の中心であった母親を亡くして以来、どこか危うい雰囲気のなか、三人は漠然とした不安と焦燥を抱えていた。そして、そんな三人を兄のように見守る大樹。危うい均衡を保っていたある日、千尋が涼をそそのかした。深海を抱きたいなら抱いちまえ、と。男たちの狂おしい恋を描いたグルーヴィング・ラブ、鮮烈に登場!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
かなり前に表紙買いして読んだ作品を再読。改めて読んで主人公達の複雑な家庭環境にびっくり。すっかり内容を忘れてる。マーさんは本当に海の魔女だったのかもしれない。そして自分の子供達を海から見守っているんだな。
Posted by ブクログ
歯医者を目指す大学生・深海は海辺の家でプロサーファーの次男・千尋、複雑な事情を持つ高校生の三男・涼と暮らしていた。家族の中心であった母親を亡くして以来、危うい均衝を保っていたある日、千尋が涼をそそのかした。深海を抱きたいなら抱いちまえ、と。
Posted by ブクログ
母亡き後、歯科大に通ってる深海には弟が二人いる。その末の弟・涼は母の葬儀の日に現れた戸籍上の弟で…。
関係性が複雑で理解するのに時間が掛かった…。
実は続編の「愛し過ぎた至福」の半分位を先に読み始めていて、余計混乱しました。
サーファーの様子、鵠沼の地域の様子が楽しかった。
新田先生の挿し絵目当てで読みましたが、面白かったです。