紫式部のレビュー一覧

  • 源氏物語 紫の結び 一

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    はじめて源氏物語がわかったーーー
    源氏の君、どうしようもない男…(笑)
    今の世だったら、ただのチャラ男だわーーーー!(笑)

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    2014年06月23日
  • 源氏物語 紫の結び 三

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    脇筋を省略した荻原規子版・源氏物語。
    光源氏が女三の宮を正妻として迎え入れていて、波乱の生涯も終盤です。

    光源氏の娘の明石の姫君は、春宮(皇太子)の妃となっていますが、めでたく懐妊して里帰りしてきます。
    紫の上にとっては育ててきた娘。
    姫君と対面するついでに、女三の宮(先帝・朱雀院の三女)とも会うことに。
    まだ幼さの残る女三の宮は、実質的な正妻である紫の上が若々しいので、親しみを覚えるのでした。

    身分の高い女三の宮の降嫁で正妻の座を奪われた紫の上は、内心の失望を表には見せません。ただ、何度も出家したいと源氏に訴えます。
    源氏はとんでもないと却下し、その気持ちもわかりますが、二度目三度目とも

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    2014年04月13日
  • 全訳 源氏物語 四 新装版

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    與謝野晶子の訳は彼女独特の潔癖なデリカシーを感じて好きです。決して読みやすくはないでしょうが。光源氏は二部のおっさんになってからがシズル感があって好きです。柏木イビるところとか最高です。匂宮三帖も好きです。特に「紅梅」がいいです。竹河はほかの訳者よりいちばん解りやすかったかも。夕霧のマヌケな恋心が炸裂している「夕霧」もいいですね。落葉宮様かわいそう…。

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    2013年03月10日
  • 源氏物語 桐壺

    購入済み

    帚木と若紫

    「若紫」高校時代の古文で読んだせいもあるが、与謝野晶子の訳文も冴えているのか、とても分かりやすく、読みやすかった。それに比べて、「帚木」はひどく読みにくい。

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    2013年01月26日
  • 全訳 源氏物語 三 新装版

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    くっきりはっきり立体的な與謝野源氏。谷崎源氏が春の木漏れ日のようにおだやかで繊細な綾があるとしたら、與謝野源氏は夏の晴れた日のようでカラリとしていていい意味で影がない。まるで明治の小説を読んでいるかのようです。「これから何かが始まる」というワクワク感があります。その明け透けさに「王朝の雰囲気がない」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。原文に忠実で完璧なのは谷崎源氏だと思いますが、ワイルドな與謝野訳が私はとてもいとおしい。「梅が枝」での薫香あわせのエピソードが大好きです。あとそれまであまり思い入れのなかった若菜が與謝野晶子の筆で読むととてもおもしろく感じます。紫の上が源氏にため口(?)聞い

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    2013年01月23日
  • 紫式部日記 現代語訳付き

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    紫式部の根性ワルな一面が垣間見えて大変おもしろかったです。嶽本野ばら先生曰く「立派な乙女は根性ワル」だそうですので紫式部はまごうことなき立派な乙女だったのでしょう。この日記の道長はなんだか「陽気なオッサン」に見えました。清少納言ディスりっぷりは噂に違わずすさまじいものがありますね。解説も分かりやすいです。そんな「千年前の立派な乙女」が書いた源氏物語がおもしろいのは道理であります。

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    2013年01月03日
  • 全訳 源氏物語 二 新装版

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    須磨から胡蝶まで。おもしろかったです。与謝野さんは「ずんずん」って表現よく使いますね。あと「ぎょうさんな」とか。笑ったのが「胡蝶」で玉鬘に迫る源氏に「変態的な理屈である」と書いてあったところです(笑)アッコさん正直すぎ!谷崎源氏では「まことにおせっかいな親心もあったものです」となっておりました。この違いがいいですね。女性からすると玉鬘に迫る源氏はやっぱ変態ですよね………。

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    2012年12月31日
  • 紫式部日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    ネタバレ

    源氏物語の原作者紫式部が彰子中宮の元で宮仕えをしていた3年程の記録及び体験記とも言える「紫式部日記」の解説本です。

    原典と口語訳とを併記されておりまずはとてもわかりやすいです。
    タイトルにビギナーズ・クラッシックスと銘打ってあるだけのことはありますw
    残念ながら原典の全てが掲載されているわけではなく、日記の内容や式部が家庭の主婦から職業女房へと成長・変化してゆくさまにあわせ、3部構成になっています。

    「鬼と女は表に見えないのが良い」とされていた平安の時代、職業としての女官や女房は多くの男性に顔を晒さねばならず総じて「はしたない」「言い寄り易い」と軽視されている側面がありました。
    式部もその

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    2012年02月09日
  • 全訳 源氏物語 一 新装版

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    ネタバレ

    いつかは読みたいと思っていた與謝野晶子版が、新装販売となった。
    歌人としても定評のある人の文章なので、楽しみ方はひとそれぞれ。
    古典なので、好きな人は数種類を読み比べてみるのがよいと思われる。

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    2011年12月13日
  • ウェイリー版 源氏物語1

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    アーサー・ウェイリーは、イギリスの東洋学者で、
    ケンブリッジ大学古典学科を卒業後、
    大英博物館に勤めつつ独学で日本語をマスターして、
    日本古典文学の翻訳を手がける。
    原詩のリズムを写した英訳は、
    英詩の新しい詩法を編み出すことにつながり、
    『源氏物語』の訳はスコット=モンクリーフのプルーストの訳とともに
    20世紀のイギリス散文に大きな影響を与えたといわれている。

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    2010年02月26日
  • 全訳 源氏物語 一 新装版

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    與謝野晶子の格調高く優しい筆致で現在によみがえりました。

    54帖全訳の世界最古の長編小説の決定版です。

    第一巻には「桐壷」から「花散里」までを収録しています。

    帝の寵愛を一身に集めた桐壷の更衣が産んだ美しい皇子「光源氏」と、

    彼にかかわる人々の姿を情感豊かに写し取った晶子流「源氏物語」です。

    切なさといとおしさに満ちあふれた恋模様や、壮烈な権力闘争など、

    いつの世も変わらない人間の営みを描ききった日本文学の最高傑作です。

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    2009年11月18日
  • まんがで名作 源氏物語

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    千年を超えてなお、読み継がれる日本の名作『源氏物語』がまんがでわかる!

    帝の第二皇子として生まれた源氏の君。
    幼くして母を亡くし、その面影を残す美しい女性たちとの恋を続けていく。
    はなやかな宮中を舞台に、美しさと聡明さによって女性たちを翻弄する源氏の君。その恋物語は次々に波乱を呼んで――。
    千年を超えてなお、読み継がれる古典の名著『源氏物語』がまんがで分かる!
    『まんがで名作』は、不朽の名作を分かりやすいまんがで学び楽しめるまんが学習の決定版!

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    2025年11月09日
  • 新編 人生はあはれなり… 紫式部日記

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    昨年の大河ドラマの影響(今頃)で、ちょっと紫式部に興味を持ったので。…なんか、勝手にシンパシーを感じてしまいましたよ紫式部様…。感じすぎて、同時代だったらきっと苦手になっただろうな、と思うほどに。(←同族嫌悪)
    (巻末の作者様のマンガにまたシンパシーを感じてしまう…)
    とか言いつつ、読むんなら源氏物語より枕草子かな、とも思ってしまう私って…。

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    2025年04月21日
  • 新編 人生はあはれなり… 紫式部日記

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    ★4.5
    冒頭に「ネガティブ」と人物紹介があったので、如何程かと読み進めるが、さすが作者さんのユーモアで、中和されている。
    『源氏物語』は作者不明(と言われていたが)『紫式部日記』に、同著を書いたと記しているよう。
    物語が生まれるには、必ず背景があると思っていて、いやー上手く反映させているな、と頷くばかり。
    中学の古典で『源氏物語』は習っていたので、とっつきやすさもあったかも。
    そう思うと学校の意味が広がる。
    今の倫理で当てはめると、大変だ…と思いつつ、今は庶民でもその価値観が降りているのは何なのだろう?と思ったり。
    2024年度大河と重なる描写は殆どないが、これは別視点のものとして楽しむのが

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    2025年04月01日
  • 紫式部日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    約1000年前の官庁で働く女性の話だけど、人間って全然変わらないんだな〜と実感。それはちょっとほっとした。

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    2025年01月10日
  • 紫式部は今日も憂鬱 令和言葉で読む『紫式部日記』

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    大河ドラマのついでに読み始め。
    大河ドラマの紫式部像はやっぱりフィクションなんだなぁと再認識した。
    今風口語調で読みやすい。あの時代の生活がよく分かる。貴族、殿上人らはしきたり、行事ばかりで日々過ぎていくんだなぁとファンタジーのように感じた。漫画にしてくれたらさらに分かりやすい。

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    2024年09月18日
  • 源氏物語 つる花の結び 下

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    源氏物語の口語訳は多いが、この本の画期的なのは登場人物で括ってまとめているので、人間関係が分かりやすく、淡々と語られていて、感性が現代にも通じる感じで、読みやすかった。この巻では特に、脇役の玉鬘(夕顔の娘)が中心に取り上げてられていて、そこがまた新しい視点で、共感が強かったです。

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    2024年08月31日
  • 新編 人生はあはれなり… 紫式部日記

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    大河ドラマとは随分違う道長と紫式部に興味を持ち手に取った本です。丁度ドラマが『源氏物語』を描き始めたところなので、いろいろと重なり興味深く読みました!
    平安時代という昔から人というのは変わらないのだなと実感です!笑

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    2024年08月29日
  • 源氏物語 紫の結び 一

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     登場人物をスッキリと捉えやすく、読みやすいと感じました。ああ、そういう流れだったのか、と納得しながら読み進むことができました。

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    2024年07月27日
  • 新編 人生はあはれなり… 紫式部日記

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    コミカルだけど内容ばっちり!
    倫子と道長のキャラクターが
    怖おもしろい
    傲慢な態度の人の前での
    お馬鹿なふり...心当たりあり

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    2024年06月09日