紫式部のレビュー一覧

  • 源氏物語 紫の結び 一

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    源氏物語を荻原規子の訳で!
    帯には、`スピード感あふれる新訳、みずみずしい源氏物語`とあります。
    全3巻で、1巻には桐壺、若紫、紅葉賀、花宴、葵、賢木、花散里、須磨、明石までの9章。

    ちゃんと源氏物語を読んだことはなかったけど、和歌部分は、訳だけでなく、原文そのままと、訳を並べて読みたかったかな。


    葵の上がなくなって、火葬の煙の失せた空ばかりを見上げて歌った

    `立ちのぼる煙を、かの人と見分けなくても、空のすべてが恋しく思える`

    この歌・・・いいなあ。

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    2015年06月28日
  • 源氏物語 紫の結び 三

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    最後まで、なんとか読み終えたよ\(^o^)/三巻はまさに因果応報な感じ(--;)でも今までの行いを考えたら仕方ないっていうか、むしろそのくらいで済んで幸せな最後だったんじゃないか?と思う。ここまで読んだら、省かれたぶんまで読みたくなるなぁ(^^)

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    2014年05月09日
  • 源氏物語 紫の結び ニ

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    光源氏が都に復活して栄華を極める!そして次世代へ(^^) 今のところ何とか着いていけてます(^^;)ても相関図とか欲しいなぁ(--;)

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    2014年05月08日
  • 源氏物語 紫の結び 三

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    この巻はけっこうドロドロしてました。
    現代でもありそうな事件なので、
    なんかこわいな~と思いながら。。

    光源氏が、
    一度思った人には手厚い、っていうようなことを
    一巻を読んだ時に思ったんだけど、
    それは3巻でも同じで、
    逆にそれがちょっと重すぎて
    なんか思われてる人にとってはきつそう。。って
    思ってしまった。
    もういい加減、忘れさせて、って思ってるのに
    手放そうとしないところが。。
    なんかちょいうっとおしいw
    それがほんとに大好きすぎて、っていうのとは
    ちょっと違ってても手放そうとしないのが
    怖い。

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    2014年04月07日
  • 源氏物語 紫の結び 三

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    (No.14-8) 荻原規子さんの源氏物語。一~三をまとめて書きます。

    源氏物語が長すぎるので、読みかけて途中脱落する人が多い。だからともかく全部読んでもらうために、荻原さんは枝葉を取っ払って幹だけにしたこの本を書いたとのことです。

    長くて読みきれない人が多いらしいとは聞いていたけど、私にはそれほど長いとは思えないの。
    何十年か前なら確かに長い小説と言えたかもしれないけど、今は何巻にもなる小説が当たり前にあるもの。特にファンタジー小説は長いのが多い。
    私も、原作はとても全部は読めてないけど、翻訳したのなら何種類も何度も読んでいて、これが何で長いんだ?と不思議な気がしてます。
    まあこの短いバ

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    2014年03月24日
  • 源氏物語 紫の結び ニ

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    作者が意図しただけあって、
    展開に流れがあって、物語に惹き込まれ易い。
    大胆な巻の省略が上手く機能している。

    絵合わせ、香比べ、書比べと、
    優美で典雅な世界に魅了されつつ、
    そこに潜む人間批評のスリルにドキドキする。

    しかし、自分の愛しい人が他の女の話をする。
    それってどんな気持ちだろうか。
    今とは持っている感覚が、常識が違うとは言え、
    人が抱く想いにそう違いがあるとは思えない。

    平安時代ですら、古の方が良いものがあるという考えがあったことに驚いた。
    永遠に人が持ちうる感覚なのかなあ。

    言葉の少ない原文に近いこの文章は、
    想像する余白が多い。
    文章に、物語に集中しないと読み進めない。

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    2014年03月18日
  • 源氏物語 紫の結び ニ

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    1巻に続いて挿絵がすてき。
    光源氏の30歳代の様子を描いた2巻。

    お話の方は、けっこう読みやすいです。が、、、
    平安の言葉?(裳着→もぎ、とか)
    をすぐに忘れてしまって、
    「えーーーっと、なんだっけ?」みたいに
    前のページに戻ること数え切れず。。

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    2014年04月07日
  • 源氏物語 紫の結び 一

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    荻原規子の源氏、ちょっと期待しすぎたか。
    意外なほどに、古文に忠実なのではないだろうか。
    読みやすいとは思うけれど、彼女らしい物語性は感じられなかった。

    淡々と綴られていく物語は、多くを説明せず、語らない。
    そこは読者側の読解力、想像力にかかっている。
    試されている気がして、ちょっと息苦しい。
    まさに古典の世界。
    真摯に向き合うのも悪くはない。続きも読もうと思う。

    しかし、女性が作り出した人物なのに、
    光源氏の心理、行動は不可解だ。
    式部は理解していたのだろうか。

    なんで紫の上を思いながら、明石の君に会いに行けるのか。
    そして、様々な女性にかけ続ける情け。
    それは、優しさなんかじゃなく未

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    2014年01月29日
  • 源氏物語 紫の結び 一

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    古典としては読みやすいですが、いつもの荻原さんの文章のような読みやすさを期待するとちょっと読みづらいかと思います。 もう少し意訳して、荻原さんの文章にしてしまってもよかったのではないかと思いました。

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    2013年11月03日
  • 紫式部日記 現代語訳付き

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    紫式部というと高慢で嫌な女だという第一印象で、あまり読む気が起きなかったが授業で取り挙げられたので読みました。

    …結論。やっぱり紫式部は嫌な女でした←笑

    でも、紫式部の生い立ちとか出仕当初の宮中におけるハブられ具合とかはなかなかに面白かったし、後半での消息文というのも名前だけで読んだことなかったから勉強にはなりました。

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    2012年01月24日
  • 紫式部日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    平安時代の宮廷生活を活写する回想録。華麗な生活に溶け込めない紫式部の心境描写や、同僚女房やライバル清少納言への冷静な評価などから、当時の後宮が手に取るように読みとれる。道長一門の栄華と彰子のありさまが讃仰の念をもって描かれ、後宮改良策など、作者が明確に意見を述べる部分もある。話し言葉のような流麗な現代語訳、幅広い話題の寸評やコラムによる『源氏物語』成立の背景を知るためにも最適の入門書。


    卒論の参考にさっと。
    けっこうおもしろい。紫式部も人間だね。

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    2011年11月22日
  • 紫式部日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    女房の普段の生活、中宮彰子、道長、同僚の悪口・・・色んな話が盛りだくさんで、おもしろかったです。
    また、話の間に挟まれる解説も、女房事情や、平安の生活など詳しく書かれていて、とてもよかったです。

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    2011年09月10日
  • ウェイリー版 源氏物語1

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    源氏物語は紫式部が作ったのではなくウェイリーが作ったのだと思わざるを得ない。この本のおもしろさは、ウェイリーを再翻訳をすることによってだいぶ増したと私は思う。原書で読むとまただいぶ感じが違う。

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    2019年01月16日