紫式部のレビュー一覧

  • 新編 人生はあはれなり… 紫式部日記

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    紫式部という人を余り知らず、
    源氏物語も高校の教科書から得た
    知識くらいだった。
    イラスト付きの
    源氏物語登場人物解説や
    清少納言との対比はとてもわかりやすい。

    ネガティブシキブ、共感できるよ。
    ポジティブナゴン、羨ましいから批判しちゃうよね。

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    2024年01月26日
  • 紫式部は今日も憂鬱 令和言葉で読む『紫式部日記』

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    本書の中の言葉で
    「彰子の出産レポと宮仕えライフハック」本。
    大河ドラマのための予習はバッチリ!
    わかりやすいし、チョイチョイ入る注釈もありがたい。

    引きこもり体質で、あまり他人に興味なさそうなのに
    ファッションチェックが厳しい。人間関係が大変な職場では観察力も必要なことを教えてくれる。でも目立たないように、自分をお馬鹿に見せて、ゆるふわに振る舞う必要あったのかなぁ。結局、そんな自分や世の中を憂いて出家を望むようになったのでは。
    現代でも通用する処世術だけど、シンドそう。

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    2024年01月07日
  • 源氏物語 紫の結び 一

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    萩原規子による源氏物語。内容は手に取りやすいように、末摘花などの枝葉の話を切り取り、各話を配置している。文章は読みやすいながらも、原典に忠実に訳そうと試みているのがわかるような文体になっている。また、和歌については意訳のみが記載されている。
     

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    2021年08月30日
  • 源氏物語 紫の結び 三

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    光源氏がクズ、って思ってたけど、解説で、人間のダメな部分を描くところに源氏物語の凄みがある、って書かれていて、なるほどなと思った。

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    2021年04月29日
  • 源氏物語 紫の結び 一

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    さくさくと読める話になっていて読みやすかったが光源氏に感情移入ができないところがありどうしても楽しめなかった。

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    2021年01月14日
  • 紫式部日記 現代語訳付き

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    この本の編集の仕方がいい。 まず現代語訳文があり、その後に古文の原文が嫋々と並べてあり、山本さんの解説がおもしろく述べられてある。

    わたしが源氏のいろいろ読んだばかりだからか、古文の原文もいいものだなーと思って読んだ。

    だが、TV大河ドラマの「平清盛」にも時子が、源氏物語に陶酔しているように描かれているのを見た。 この時にも、その後の戦乱にも営々と『源氏物語』が受け継がれて失くさずに千年来たのがすごい!

    だって印刷技術は無く、手書きで写してきたのだから、 いまさらながら偉大なことだ!と感心してしまうことしきりの古文読書であった。

    ますます紫式部は偉大な女性だと思う。

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    2020年07月15日
  • 源氏物語 つる花の結び 下

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    これで最後なんですねー。
    このシリーズお気に入りなので残念。
    ただこの巻は読んでいてちょっと気が滅入ってしまった。
    想いが叶わずフラストレーションためる人、
    一方、想われるほうはそのきもちが重すぎて辛そう。。

    時が経っても変わらない。

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    2020年03月18日
  • 源氏物語 つる花の結び 上

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    空蝉、夕顔、末摘花、玉鬘といった本筋とは離れた話。

    本筋から外れているからか、どことなく軽い気持ちで読めた気がする。
    それにしても末摘花の描写がことごとく面白い。

    夕顔は寂聴源氏で魅力的すぎた分、この作品ではあっさりしているように感じた。

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    2019年03月24日
  • 源氏物語 12 姫君、若紫の語るお話

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    り。997
    5y5m
    絵が少ない(1ページに1つもない)のは、結構文句言っていて、私ももう少しあってくれた方がいいけど、
    話自体はかなり端折っているものの面白くて、
    夕顔あたりから面白くなってた。
    ただ言葉が昔の言葉やら新しいことばだらけだから、絵がないときついというのもあると思う。
    →次に新しい本が来たら、一切読まなくなった。

    次の本へ移行中。

    かいちゃんは全然だめ。興味なし。

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    2019年02月19日
  • 源氏物語 つる花の結び 上

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    末摘花の滑稽さと哀しさは、女性作家だからこその痛烈さと同情があって、なんとも言えない気持ちになる。
    夕顔の呆気なさは、玉鬘十帖の前日譚と捉えると納得。
    六条院の優雅な日常描写が、なんと詳細で華やかなことか。
    こうして、原文に近い文章で読むことができたのは嬉しい。
    こういうところは、源氏物語入門書として最適だな。

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    2018年10月09日
  • 源氏物語 宇治の結び 上

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    荻原源氏の宇治十帖。
    前作同様に、忠実に現代語訳をしつつ、荻原流に。

    しかし、薫って、こんなにイラッとする感じだったかねえ。
    平安という時代、社会だということを差し引いても、大君との遣り取りは、なんとも不快だった。結婚後の中の君に、未練がましく、しつこく付きまとっている姿もなんだかねえ。
    全く、この時代の女性は大変だなあ。

    下巻で少しは成長してくれると良いのだけれど。

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    2017年08月30日
  • 源氏物語 紫の結び ニ

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    抄訳でもなく超訳でもなく、これはもう編集ですね。「玉鬘」は潔くばっさりと切り落とし、「若菜」へと向かう。
    著者のはっきりした指針の下だから、これはこれでいいし、スタスタと読み易いのも確か。

    しかしもちろん現代とは結婚の様式も恋愛観も異なるとはいえ、そして源氏の君には女性たちを見捨てない甲斐性と恨まれないだけの器量があるとはいえ、いろいろと都合がよ過ぎて腹の立つことよ。
    よくもまあ白々と…と思い、また紫の上もよく受け入れるよなあと半分感心し、半分呆れる。

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    2017年07月01日
  • 源氏物語 宇治の結び 下

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    薫と匂の宮の浮舟騒動で、浮舟が身投げ。命は助かるものの、薫も匂の宮も拒否する。光源氏の物語のほうは様々なドラマが目白押しでめまぐるしい華々しいが、比べて宇治は登場人物も少なく内面掘り下げ型で物語は進む。光源氏のポジティブ部分とネガティブ部分を匂の宮と薫で分裂して生まれさせたようなキャラ設定。薫の異常な他人の目を気にする部分は不義の子である秘密を持つことや幼児期に母親に見捨てられている(出家)ことが起因するともいえるが、それにしても人(貴族)の目を気にしすぎ。さらに匂の宮は好色なところを殊更に特化しすぎでどちらもキャラ設定がデフォルメされすぎていて、分かりやすい構図でソープ(メロドラマ)、ただ現

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    2017年06月19日
  • 源氏物語 宇治の結び 上

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    光源氏が去った後、匂の宮(今上と明石の姫君の子、三の宮)と薫(光源氏の正妻女三の宮と柏木の不義の子)がメインになる宇治十帖。上巻は、光源氏が須磨に落ちた時に春宮にされた所為で源氏の君が復権してから忘れ去られた八の宮と薫の交流と八の宮の娘二人。長女の大君が無くなって、八の宮の庶子で常陸介の継子娘の浮舟登場まで。昔は何度読んでも、誰の訳だろうが原文だろうが宇治十帖の薫のモタモタぶりと匂の宮の性格にイラっとしてしまってどもならんかったが、最近になってようやく最近イライラせずに読めるようになった。が、やっぱりあんまり好きではない。恋愛ドラマ好きな人なら実際宇治のほうが面白いんだろうとは思う。

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    2017年06月19日
  • 源氏物語 紫の結び 一

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    源氏物語はあれこれ読んでいるのだが、読む度に思うこともいろいろだ。

    これは読み易さに重きを置いているようで、バッサバッサと潔く捨ててあるところもある。中高生も充分読める。

    しかし、今とは恋愛文化も恋愛観も全然違う時代の話とはいえ、これって犯罪スレスレじゃないの?という源氏の行動も、光り輝くほど美しい男だから許されるのだろうか。
    こんなに多くの女性と関わって、それでいて憎まれてない、って並大抵じゃないよね。

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    2017年06月16日
  • 源氏物語 紫の結び ニ

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    いろんな女性を気にかける光源氏に、紫の上だけじゃダメなのかなぁと思う。
    浮気じゃなく本気で他の女性を気にかけているから、たち悪いと思っちゃったりも。

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    2016年06月18日
  • 源氏物語 紫の結び 一

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    源氏物語、学校の授業でさわるくらいで、一度はちゃんと読んでみたいと皆が思う作品ではないだろうか。
    しかも好きな作家さんが訳するときたら読んでみたいと思った。
    読んだ感想は、ひく位光源氏が女性にマメ過ぎて。。
    主人公的にはあまり好きになれないタイプなので、作品的に面白いかと言われると否かと。

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    2016年06月12日
  • 源氏物語 紫の結び 一

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    どうしても源氏物語の少し詳細なあらすじを読んでいる感が拭えない。改めてこのような形式で読むと、源氏のあまりにも身勝手な行動にただ呆れるばかりだ。

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    2016年04月02日
  • 源氏物語 紫の結び 一

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    大好きな荻原先生の大好きな源氏物語。
    いつものファンタジーに比べてやはり文体が固いのでなかなか読み進められなかった。
    二巻以降は買っていない。
    時間ができたら揃えようと思う。

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    2015年10月26日
  • 紫式部日記 現代語訳付き

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    こういう心があったからこその源氏物語か、源氏物語があったからの自信かプライドか。プライドが高い。自信がある。卑屈。頑固。偏屈。彰子の出産の記録が続くと思いきや、女房批判も噴出して訳がわからなくなる。それが紫式部日記か。よほど清少納言が嫌いと思えるが、それは定子側と彰子側のためか。

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    2015年06月29日