西山秀人の作品一覧

「西山秀人」の「ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」「日記文学編【5冊 合本版】 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典『土佐日記(全)』『蜻蛉日記』『和泉式部日記』『紫式部日記』『更級日記』」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 日記文学編【5冊 合本版】 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典『土佐日記(全)』『蜻蛉日記』『和泉式部日記』『紫式部日記』『更級日記』
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    1巻2,486円 (税込)
    『土佐日記(全)』 平安時代の大歌人紀貫之が、任国土佐から京へと戻る旅を、侍女になりすまし仮名文字で綴った紀行文学の名作。天候不順や海賊、亡くした娘への想いなどが、船旅の一行の姿とともに生き生きとよみがえる! 『蜻蛉日記』 美貌と和歌の才能に恵まれ、藤原兼家という出世街道まっしぐらな夫をもちながら、蜻蛉のようにはかない自らの身の上を嘆く、二一年間の記録。有名章段を味わいながら、真摯に生きた一女性の真情に迫る。 『和泉式部日記』 為尊親王の死後、弟の敦道親王から和泉式部へ手紙が届き、新たな恋が始まった。恋多き女、和泉式部が秀逸な歌とともに綴った王朝女流日記の傑作。平安時代の愛の苦悩を通して古典を楽しむ恰好の入門。 『紫式部日記』 平安時代の宮廷生活を活写する回想録。同僚女房や清少納言への冷静な評価などから、当時の後宮が手に取るように読み取れる。現代語訳、幅広い寸評やコラムで、『源氏物語』成立背景もよくわかる最良の一冊。 『更級日記』 平安時代の女性の日記。東国育ちの作者が京へ上り憧れの物語を読みふけった少女時代。結婚、夫との死別、その後の寂しい生活。ついに思いこがれた生活を手にすることのなかった一生をダイジェストで読む。 ※本電子書籍はビギナーズ・クラシックス 日本の古典「土佐日記(全)」「蜻蛉日記」「和泉式部日記」「紫式部日記」「更級日記」を1冊にまとめた合本版です。
  • 源氏物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    4.1
    1~30巻539~1,254円 (税込)
    源氏物語の全体が分かる楽しい1冊。わずらわしい文法などの障壁を取り払い、こなれた現代語訳によって、古文の力がなくても十分古典の面白さが分かる。原文も現代語訳も総ルビ付き。ビジュアル面も豊富。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

ユーザーレビュー

  • 土佐日記(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

    Posted by ブクログ

    空を漕ぐ船
    影見れば 波の底なる ひさかたの 空漕ぎわたる 我ぞわびしき (水に映る月影を見ると、波の底に大空が映っているが、その空を漕いで行く私は、何とちっぽけで頼りない存在なのか)

    廬山寺 ろざんじ
    京都にあるお寺。紫式部の邸宅跡と言われている。

    昔の旅行は本当に大変だ。海賊の心配をしたり、天候のために何日も足止めされたり…

    「わだの泊の別れの所」での段で、在原業平の名前が出てきて驚いた。
    故在原業平だって。死んでる…
    在原業平は平安前期の人で、紀貫之は平安前期から中期にかけての人。
    それに紀貫之が前の世の優れた歌人たちを六歌仙と名付けたのだから、同じ時代の人ではないというのは、考え

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    2023年11月17日
  • 土佐日記(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

    Posted by ブクログ

    平安時代の大歌人、紀貫之が女性になりすまして土佐から京の自宅を目指す旅を描いた日記文学の名作だ。

    編者の「はじめに」を引用すると“笑いあり、涙あり、スリルあり、そして作品全編にただよう水の匂い。それが『土佐日記』の魅力”

    時にはデーブ・スペクターにも負けないようなダジャレを繰り出し、紀貫之の堅いイメージがいい意味で崩れた。

    また、この日記には様々な登場人物が詠む五十八首の和歌が出てきて和歌入門書としての側面もある。一番好きなのはこの和歌。

    棹させど 底ひも知らぬ わたつみの 深き心を 君に見るかな
    (棹をさして知ろうとしても測り知れない大海のように、深いご厚意をあなた方には感じますよ)

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    2023年05月28日
  • 土佐日記(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

    Posted by ブクログ

    何となく読みたくなって気まぐれで購入。
    面白い。

    1話ずつ現代語訳→原文→解説・註釈の順に並んでおりとにかく読みやすかった。
    多分最初に原文だと嫌になってたかも。好みの問題かもしれないが。

    この作品は平安貴族・紀貫之による’女性になりすましたおじさんの旅行日記ブログ’。
    高知から京都までの55日間のクルーズ旅行で起こったアレコレを女性のふりをして綴ったもの。

    高知を出発する数日間ずっと飲んでる。やっと出立したと思いきやすぐに着岸してまた飲んでる。シケで停泊してイライラする中、海賊が近くに来たっていうので船頭に八つ当たりバチ切れしちゃう。船酔いでぐったり。家に着いたら着いたで、隣の人に4年

    0
    2021年04月06日
  • 土佐日記(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

    Posted by ブクログ

    なのめのネカマのブログならむと思ひて読み始めたてまつれど、さしもあらず。まうけたまふネタの数々、自身の待遇を心うく思ひたまへるさま、道すがら海賊のむくひもこそすれなどとおびえたまふさま、そして今は帰らぬわが子を思ひたまへるさま…。いづれをとりても、いとあはれにをかしかりき。解説もゆかしかりき。

    0
    2011年12月27日
  • 土佐日記(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

    Posted by ブクログ

    やっぱ日本の古典はいいね〜

    「分かる!」ってなるもんな

    海外の古典、まぁ主にわいが読む海外の古典は中国が多いんだけど
    たま〜にぜんぜん意味分からん!てなるときあるもん

    もちろん個人差あるだろうし、あっていいんだが、少なくともわいは「分かる!分かるよ貫之!」てなるもん
    やっぱ日本人なんやな〜って
    繋がってるんやな〜って

    わいってやっぱ大和撫子なんやな〜って

    ん?

    はい、『土佐日記』ね
    あらためまして紀貫之です
    紀貫之はもう全員知ってるものとして話進めます
    土佐国の国守だった紀貫之が任期を終えて京の都に帰るまでの日記…のようなものです

    土佐国の国守っていうのは今で言う高知県知事なんだ

    0
    2024年11月25日

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