Posted by ブクログ 2011年08月19日
日本最古の歴史書である『古事記』の主なエピソードを抜粋し、現代語訳と読み下し文を併記、さらに解説と図付きで分かり易く読めます。
日本神話を知りたいと思う方にはもってこいの入門書です。
また、昔話などで既に知っているお話も、実は『古事記』からきているものがあると知ることになるでしょう。
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Posted by ブクログ 2022年01月20日
安定のビギナーズクラシックス。
古事記は元々全て漢字で書かれていて、文章化した太安万侶自身、やまと言葉を外来語である漢字で記載し伝達することの難しさを語る。
和歌の原文を読むとわかるが、本当に意味がわからない部分やまったく読めない部分がありすぎて、古事記を現代語訳した人たちの苦労を感じる。おそらく...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月05日
角川ソフィア文庫のビギナーズ・クラシックスは、古典文学の原文と訳文が共に掲載されているところがいちばんのお気に入り。訳文を読んでいると、「ここって原文ではどう書かれているのかな?」と気になることがよくある。やっぱり訳文は訳文であって、理解しやすさのために原文を親切丁寧に噛み砕いてみせるから、どうした...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月14日
日本の神話をよく知らなかったので。
地方の伝承との刷り合わせから日本書紀ほどその神性や正当性はないらしい。
どのようにこの国という体制が出来上がったのか、言葉は語られることによって、人にその存在を信じさせる。ないけどある。とても不思議な力を持ったもの。言葉による国の物語。序文でも注意している。「巨安...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月06日
神から天皇に至るまでの系譜を、当時の天皇のためにまとめた神話集。政治的な側面や教育的な面があり、様々な思惑が詰め込まれて編纂されているのが面白い。また、神々のキャラクターも様々でエンタテインメントとしても楽しめました。
日本人として、知っておこうと思って読みはじめたのに、意外に楽しい読書経験でした...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月13日
勾玉シリーズの世界を知りたくて、読みました。
思った以上に読みやすく、面白かったです。
古事記の中からいくつかのお話がとりあげられていますが、勾玉シリーズのモチーフになった人物や、エピソードがいたるところに登場するので、勾玉から古事記に興味をもった人にはおすすめできると思います。
古典は難しいかもと...続きを読む
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