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神々の時代から推古天皇までの時代を雄大に語るわが国最古の書を、こなれた現代語訳と原文で楽しむ本。参考情報やビジュアルも豊富。現代語訳と原文は総ルビ付きで朗読にも最適。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
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Posted by ブクログ
★★ 256P 古文って音として聴いた方が理解出来るよね。 古事記めちゃくちゃ面白い 角川のビギナーズクラシックス日本の古典シリーズ、登録者数が1000以上でめちゃくちゃ人気なんだね。原文、現代語訳、寸評、コラムとかかなり詳しくて面白いからかな? #読書 古事記 が成立したのは、一般的には ...続きを読む712年(和銅5年) とされています。 「【訳文】 わたくし安万侶が陛下(元明天皇)に申し上げます。 宇宙の中心の浮遊がおさまり、凝固してきたものの、まだ生命の兆しや物体の形がはっきりとは見えません。何と名づけたらよいのか、どんな活動をしているのか、だれにもわかりませんでした。 けれども、そこから天と地が初めて分かれ、三神(アメノミナカヌシ・タカミムスヒ・カミムスヒ)が現れて、世界の創造にとりかかりました。ついで、男女という両性がはっきりと分かれ、男女二神(イザナキ・イザナミ)が現れて、万物の生みの親となったのです。 このイザナキが亡き妻イザナミを慕って死者の国(黄泉の国)を訪れたあと、ふたたびこの国(葦原の中つ国)に戻って、死の穢れを払う禊をいたしました。清流で目を洗うと日神アマテラス、月神ツクヨミが生まれ、海水で身を清めるとたくさんの天つ神・国つ神が生まれました。 このように、天地創造の時代は、はるか遠くておぼろげですが、今に伝わる神話・伝説によって、日本列島の誕生を知ることができます。 また、原始の時代はよくわかりませんが、古代の賢人のおかげで、神々が生まれ、人間の世界が始まるようすを知ることができるのです。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「例えば、アマテラスは天神、オオクニヌシは国つ神、スサノオは天神だったが、乱暴を働いたために天上界から追放され、国つ神に落とされた。天神は高天の原系の神で、これに対して、葦原の中つ国に土着していた神々を国つ神と呼び、出雲系の神が多い。日本神話はこの高天の原系と出雲系の神々の抗争・和睦のドラマでもある。 登場する神々の名はみな、その能力・役目などを表示しているが、今では意味不明なものも多い。イザナキ・イザナミを例にとると、イザは愛に誘う意であり、キは男性、ミは女性を表している。つまり性愛を表示する神名である。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「【コラム】 「神」は「ゴッド( God)」ならず 一神教(キリスト教・イスラム教・ユダヤ教など)のただひとりの神(ゴッド)を信仰する人々にとって、日本の八百万の神々など、とうてい理解できないらしい。狐を敬うお稲荷さん、学者(道真)を拝む天満宮、武将(家康)をあがめる東照宮、それどころか戦死者を祭る靖国神社など、来日した宣教師たちは狐につままれた気分だったろう。動物はおろか、原罪を背負った人間を信仰するなんて、もってのほかだった。 しかし、日本人にとっては、『古事記』に登場する神々ばかりでなく、この世ならぬ能力や徳をもっていると感動すれば、人間はもちろん狐や石ころだって、みんな神さまになれるのだ。この宗教観の違いは、永遠に交わることがない。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「【訳文】 次には、三つ子のように三島から成る隠岐の三子島を生んだ。またの名を押し凝り固まったという意でアメノオシコロワケという。 次に、筑紫島(九州)を生んだ。この島もまた、身は一体だが顔は四面あった。これもそれぞれの顔に名があった。四面はそれぞれ、日(太陽)にちなんで、筑紫の国を白く輝く日のシラヒワケ、豊の国をトヨヒワケ、肥の国をタケヒムカヒトヨクジヒネワケ、熊曾をタケヒワケと名づけた。 次には壱岐の島を生んだ。別名を海中に立つ一本の柱に見立ててアメヒトツバシラという。 次に対馬を生んだ。別名をアメノサデヨリヒメという。 次に佐渡の島を生んだ。 そして、最後に五穀豊穣の意をこめた大倭豊秋津島(本州)を生んだ。別名をアマツミソラトヨアキツネワケともいう。こうして、八つの島々を生んだので、日本列島を大八島国というのである。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「【寸評】 イザナキ・イザナミの男女神が結婚して、人間の子どもを生むのではなく、国土を生むというのが、政治色の濃い日本神話らしいところである。 この一段、かなり露骨な性行為の描写でよく知られている。世界の神話にも類例のない奇抜な場面だが、眉をひそめることなく、古代の性教育のなごりくらいに考えるのも楽しいではないか。『古事記』には、この種の実際的な知識の言い伝えがあちこちに顔を出している。 最初の子に失敗するというのは、東南アジアの神話にも共通する発想で、試練を耐え抜かなければ成功しないという経験上の知恵が神話に反映したものという。 ヒルコ(水蛭子)には「日る子」(日神の子)説と「蛭児」(ヒルのような児)説とがある。「日る子」説は「日る女」(天照大御神)と音がうまく対応するところから着想されたが、ここでは「蛭」という用字に従い、ヒルのように骨なしの児としておこう。 こうして日本列島を生んだ後も、二神は自然界に必要な数々の神々を生んだが、火神の出産でイザナミは死んだ。 怒ったイザナキが火神の首をはねたところ、剣についた血の中から神々が誕生する。神々はいずれも雷神・剣神である。のちに国譲りの段で活躍するタケミカズチも、このとき誕生した。 母神を焼き殺した火神が父神に斬り殺されて、その剣の血から、国土平定の特使に任命される剣神が誕生した。ここには王権をつらぬく聖なる血と剣の信仰がある。王権は血のあがないと剣の威力によって守られるのだ。 火の神の「ヒ」は音を転じて「ホ(火・穂)」となり、オシホミミ、ホノニニギ、ホオリ、と王権継承者の名の核となっている。この火神の誕生と死によって、王権は地上界から、さらに地底の黄泉の世界へと拡張していく。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「禊は、水で身を洗って罪・穢れを祓い清めることをいう。(コラム「禊と祓はどう違うか」参照*)。この、禊から統治者が誕生するという設定は、政治家たるものの必要条件に清潔感・透明感が求められることを示している。もっとも、これは神さまの世界の話で、欲まみれの人間どもの世界で条件が守られるかどうかはきわめて不透明だが。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「【寸評】 武装したアマテラスの勇姿は、ワグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」に登場する乙女の戦士ワルキューレを思い起こさせる。こちらは北欧神話だが、戦う乙女ほど力と美の偶像にふさわしいものはない。ここに至って、アマテラスは天上・地上に君臨する戦いの女神に変身した。この戦う女神像は神功皇后へと引き継がれていく。「ウケイ(誓約)」は神意を受けるための占いの一種で、さまざまな解釈があるが、およそ次のように想定されている。神意を求める者がある行為をする場合、その結果についてあらかじめ神意を割り当てておくのである。つまり事前に条件を設定しておくのだから、その約束は守らなければ意味はない。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「【訳文】 さすがのアマテラスもスサノオの非道ぶりに恐れをなし、天の岩屋戸を開き、その中にこもってしまった。日神の隠れた天上界(高天の原)はまっ暗になり、地上界(葦原の中つ国)も闇に包まれてしまった。こうして日光のない夜だけがいつまでも続いた。 だが、そんな暗黒の世界につけこんで、無数の悪神・悪霊どもが大はしゃぎを始めた。その喧噪は、群れ騒ぐ夏蠅のように世界を覆い尽くし、あらゆる災いが至る所で発生した。 世界の危機を感じた天上の神々は、天の安の河の河原で会議を開き、タカミムスヒの子の知恵の神オモイカネに対策を求めた。対策の内容は次のようなものだった。 まず、永遠の光に満ちた常世の国の長鳴鳥を集めて鳴かせた。光を呼ぶ鳴き声が悪神・悪霊を恐れさせて追い払う。 次に、天の安の河の川上にある堅い岩石を金敷用に運び込み、鉱山から鉄鉱を採取して、鍛冶の男神アマツマラを呼び、鏡作りの女神イシコリドメに命じて、この二神に大きな鏡を作らせた。鏡は映るものの魂を呼び込む。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「次に、玉作りの神タマノオヤに命じて、たくさんの勾玉を長い緒に貫き通した玉飾りを作らせた。玉は日神を誘い出す霊力をもつ。 次に、言霊の神アメノコヤネと祭祀の神フトダマを呼んで、聖なる天の香具山に棲む雄鹿の肩骨を丸抜きに抜き取り、同じ山にある樺の木(または桜桃)で肩骨を焼いて、その裂け目で神意を占わせた。 こうした準備を整えたうえで、次のような儀式が執り行われた。 まず、葉のよく茂った天の香具山の榊を根から丸ごと掘り取って、その上の枝にたくさんの大きな勾玉を長い緒に通した玉飾りをつけ、中の枝に大きな鏡を掛け、下の枝には楮の白い幣と麻の青い幣を下げた。これらを、フトダマが神に献上する品々として捧げ持ち、アメノコヤネが荘重な祝詞を唱えた。 次に、強力の男神アメノタジカラオが天の岩屋戸の脇に隠れ立ち、芸能の女神アメノウズメは天の香具山の聖なる日陰葛を襷にしてかけ、聖なる真折の葛を髪飾りにして、天の香具山の笹の葉を束ねて手に持ち、天の岩屋戸の前に桶を伏せて踏み鳴らし、神がかりして乳房を露わにし、裳の紐を陰部に垂らした。それを見て、天上界が鳴り響くほどに大勢の神々が爆笑した。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「ところで、アマテラスが岩屋戸にこもることだけに目を奪われてはならない。アマテラスがこもると闇の世界となり、現れると光の世界になる。この光と闇は、世界の政治情勢をそのまま反映している。光の明るさはアマテラスの政治力の大きさに比例しているのだ。もはや一個人の鎮魂という秘儀の枠を超えて、この神話は国家の政治のあり方を問う領域に踏み込んでいく。 岩屋戸神話を理解するには、鎮魂祭をその一部とする大嘗祭の全体を見渡す必要がある。大嘗祭は天皇即位の年に行われる国家最大の行事であり、天皇政治の聖典『古事記』に浸透しないはずはないからだ。皇位継承に必要な三種の神器のうち、鏡と勾玉がここで用意されている。残る神剣は、次の話のお楽しみ。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「 さて、物語はのっけから兄弟神のいじめにあう場面を出して、読者の同情心と義憤を大いにあおるしかけだ。 鰐に毛皮を剝がれた白兎を助ける話は、医療の神オオナムチの一面を紹介している。蒲の花粉を止血・鎮痛に用いるのは民間療法だが、医療に通じることは為政者の資格として重要だった。古代では素朴な科学知識が民心をつかむのに最も効果があった。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「大和の勇者が戦いの日々に明け暮れ、酒と女を好んだのに対して、出雲のオオナムチはやはり女好きだったものの、なかなかの文化神である。土地柄、大陸文化の刺激を受けていたせいかも知れない。 オオナムチは艶福家で女性にもてた。越の国のヌナカワヒメ(沼河比売)とも愛の讃歌を歌い上げている。だが、糟糠の妻スセリビメには頭があがらず、恐妻家ぶりを見せる。 スサノオの娘で正妻におさまったスセリビメは、自分からオオナムチに求婚した情熱娘で、気性も激しくやきもち焼きだった。「スセリビメ」という名の意味はよくわからない。スサノオのスサがスサブから来て、勢いに乗って暴れる意とすれば、スセリビメのスセリも語源は近いように思う。 愛する男のために父を裏切る娘、スセリビメの果敢な行動力は父のスサノオそっくりである。系譜には見えない名で、オオナムチをオオクニヌシにするための使命感に燃える出雲出身の女神とだけ想像しておこう。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「【コラム】 古代の出雲大社──雲を衝く巨大神殿 二〇〇〇年四月五日、発掘調査中の出雲大社の境内で、本殿を支えた巨大な柱根が出土した。直径約一メートル以上の丸太三本を束ねて一本の柱にしてあり、現在のものと比較すると三倍以上にもなる。 出雲大社には、その昔、本殿の高さが現在の二倍、現在約二十四メートルだから、四十八メートルだったという伝承が残されている。およそ十四、五階建てのビルの高さだ。 かつて、この伝承が木造建築として可能かどうかを、建設という立場からコンピューターで復元に挑戦したプロジェクトチーム(株式会社大林組)があった。結果は合格。階段は百七十段、高さ三十メートル、長さは百九メートルに達したという。 今回の巨柱発見も、疑問視されてきた伝承が、現実に可能であることを裏づけるものだ。八雲立つ出雲に、今に倍する高さの神殿がそびえ立つ偉容を、想像するだけで胸が熱くなるではないか。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「降臨に随伴する神々の顔ぶれを見ると、天の岩屋戸神話に登場した神々がここにもいることに気づく。それも当然で、天孫降臨と岩屋戸と、この二つの神話の源が同じだからである。どちらも大嘗祭の秘儀を母胎とする神話であり、『古事記』神話の核心部を形づくっている。 三種の神器もきちんと揃った。岩屋戸神話ではまだ草薙の剣がなかったが、スサノオの献上を受けて神器に加えられた。剣は武力の象徴であり、今後の王権の拡張・維持には欠かせないものである。 ところで、岩屋戸の前で踊ったアメノウズメがここでも活躍する。降臨の先導役を買ってでたサルタビコを尋問するのがウズメで、その眼光に強い霊力のあることをアマテラスが認めている。ウズメは天上界最高の霊能者だった。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「【訳文】 山神のオオヤマツミ(大山津見の神)は、娘イワナガヒメ(石長姫)が実家に戻されたことにひどい屈辱を感じて、こんな絶縁状をニニギに送りつけた。「私の娘二人を一緒に差し上げた理由は、姉娘イワナガヒメを差し上げたのは、天神の子孫の寿命が、大雪にも大風にも損なわれず、いつも巌のように永遠不滅であれと、また、妹娘コノハナノサクヤビメ(木の花の咲くや姫)を差し上げたのは、木の花がはなやかに咲くように子孫が繁栄してほしいと願って、神意を受けるために、二人一組で献上したのです。ところが、このようにイワナガヒメを実家に返して、サクヤビメ一人を妻とされました。その結果、天神の子孫の寿命は、木の花のようにはかなく短い定めになってしまうことでしょう」 これが起源となって、今に至るまで、歴代の天皇の寿命は長久ではなくなったのである。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「トヨタマビメは不思議に思い、門の外に出て見て、たちまちホオリの美貌に一目惚れしてしまった。互いに見交わす顔と顔、激しく情熱を交わした後、トヨタマビメは父の海神ワタツミに、「門のところにとてもりっぱな方がいます」と伝えた。 娘の言葉を確かめるため、父神はみずから門の外に出て男を見た。「この方はアマツヒコ(天孫)の御子のソラツヒコ(太子)でいらっしゃる」と驚いて、すぐに宮殿に招いた。珍しい海驢の皮の敷物を何枚も敷き重ね、その上に絹の敷物を何枚も重ねて、ホオリを座らせた。たくさんの結納品を用意し、豪華な食事でもてなして、娘のトヨタマビメと結婚させた。 こののち、ホオリは三年の間、海神の宮殿でトヨタマビメと結婚生活を送った。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「【寸評】『古事記』の中でもっとも文学の香り高い物語として有名な章段である。たんなる兄弟争いのように見えるが、真のねらいは王権の拡張にある。 先代のニニギは山神の娘と結婚して山の支配権を獲得したので、当代のホホデミは海神の娘と結婚して海の支配権を獲得する必要があった。この二つが揃って、国土の支配権は万全なものとなるからだ。 しかも、山神は地の神であり、海神は水の神でもあったから、五穀豊穣のためには絶対に必要な神々である。ホノニニギが穀神の名であることを思い起こせば、地と水の必要性を納得できよう。 これを、天と海山との荘厳なる聖婚にたとえることもできよう。海山の神霊に守護された天子こそは「豊葦原の瑞穂の国」の真正なる支配者である。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「その一方、『出雲国風土記』には、娘を食われて復讐の念に燃え、神に祈願したところ、鰐たちが集まって犯人の鰐鮫を教えたので、怨みを晴らすことができたという話が載っている。当時の出雲地方には鰐鮫が多く生息し、被害者も多かったのだろう。赤褌や長い六尺褌が鮫よけになるというのは俗信にすぎない。 ちなみに、日本は鮫を最もよく利用する国といわれる。鰭がお馴染みのフカヒレとして輸出されるほか、肉は蒲鉾などに加工される。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「【訳文】 さらにまた、タカギは夢の中でイワレビコに、「天神の御子よ。これ以上、奥に入ってはなりません。邪神どもがたくさんおります。今、天上界から八咫烏を遣わします。その八咫烏が道案内をしますので、飛んでいく後ろについて進みなさい」とさとした。 その教えのとおりに、八咫烏の後ろをついて行くと、吉野川の合流点に着いた。そこに、筌(細竹を編んだ筒型の道具)をしかけて魚を獲っている人がいた。天神の子イワレビコが「おまえは誰か」と尋ねたところ、「私は国の神で、名はニエモツの子と申します」と答えた〔これは阿陀(五條市。阿田)の鵜飼の祖先である〕。 また進むと、尾のある人が井戸の中から出てきた。その井戸の水は光っていた。「おまえは誰か」と尋ねたところ、「私は国の神で、名はイヒカと申します」と答えた〔これは吉野の首らの祖先である〕。 そこから山に入ると、また尾のある人に出会った。この人は岩を押し分けて出てきた。「おまえは誰か」と尋ねたところ、「私は国の神で、名はイワオシワクの子と申します。今、天神の御子がおいでになると聞きましたので、お迎えに参りました」と答えた〔これは吉野の国栖の祖先である〕。 さらに、道なき道を踏み越えて宇陀(宇陀市)に入った。この難渋した行軍にちなみ、地名を宇陀の穿(菟田野区宇賀志)とつけた。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「【訳文】 オオタタネコがオオモノヌシの子孫であることを言い伝える話にこんな物語がある。 あのイクタマヨリビメは容姿端麗な美人だった。ところが、夜半、すうっと鍵音もたてずヒメの寝室に忍び込んできた男がいた。見れば、容姿も態度も最高の男である。二人は一目で相思相愛の仲になり、親に秘密の同棲生活を始めたが、まもなくヒメは妊娠してしまった。 当然のことながら、娘の体の異変に気づいた両親は、「おまえは妊娠しているようだが、夫もいないのに、どうしてそんな体になったんだ」と問いつめた。「とてもすてきな方が現れて、名前も知りませんが、毎夜、私のもとに通ってきて、いっしょに過ごしているうちに、いつの間にかできてしまったの」とヒメは答えた。 返事を聞いた両親は、男の素姓を知りたいと思い、娘に向かって、「赤土を床のあたりに撒き散らし、糸巻に巻いた麻糸を針に通し、その針を男の着物の裾に刺しておきなさい」と教えた。 娘は教えどおりにして、翌朝、見てみると、針に通した麻糸は戸の鍵穴から通り抜け、糸巻にはたった三輪の麻糸だけが残っている。これで、男が鍵穴から抜け出たことがわかった。その糸をたどって行くと、三輪山に至り、神社で終わっていた。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 そうですね。古事記 は、現代の感覚で読むとかなり「生々しい」「性的だな」と感じる場面があります。 たとえば有名なのは、伊邪那岐命 と 伊邪那美命 が国生みをする場面です。 柱を回って出会ったあとに性交によって島々を産む描写があり、「女から先に声をかけたので子がうまく生まれなかった」という話まで出てきます。 また、 * 男根を連想させる表現 * 性交や出産の直接的な描写 * 求婚歌や寝所のエピソード * 兄妹婚・近親婚的な神話構造 * 「見る/見られる」ことへの性的タブー などもかなり多いです。 でもこれは単なる“エロ”というより、古代では「性=生命力・豊穣・神聖な力」という感覚が強かったからなんですよね。 農耕社会では「産むこと」が世界そのものの生成と直結していたので、性描写が神話の中心にある。 だから 古事記 は、 * 神話 * 政治的正統性 * 呪術 * 性と生殖 * 歌謡 が全部混ざった、不思議なテキストなんです。 しかも文章が妙に官能的なところもある。 たとえば求愛の歌のやり取りなんかは、かなり艶っぽいです。『万葉集』に近い感覚もあります。 逆に、後世の儒教的・近代的な「性は隠すもの」という価値観で読むと、「えっこんなに露骨なの?」となりやすいですね。 「【訳文】 垂仁天皇がサオビメを皇后にしていた時のこと、サオビメの兄サオビコ王が実の妹に、「夫の天皇と兄の自分とでは、どちらを愛しているか」と尋ねた。妹の皇后は「それは兄上のほうを愛しています」と答えた。 すると、サオビコ王は謀反の計画を妹に打ち明けて、「おまえがほんとうに私を愛しているならば、私はおまえと二人で天下を治めようと思う」と誘い、十二分に鍛えた鋭利な紐小刀を妹に与えて、「この小刀で眠っている天皇を刺し殺せ」と、そそのかした。 一方、天皇はそうした陰謀を知るよしもなく、皇后の膝を枕にして、心安らかに休んでいた。この時機をとらえて、皇后サオビメは紐小刀で天皇の首を刺そうと、三度それを振り上げたが、つらくてつらくて、刺すことができない。皇后の流す涙は天皇の顔の上に落ちた。 この涙に天皇は目が覚めて起きあがり、皇后に、「不思議な夢を見た。佐保(奈良市)の方からにわか雨が降ってきて、急に顔を濡らしたのだ。それに、錦の模様のある小さな蛇が、私の首にぐるぐる巻きついた。この夢は、いったい何の前兆だろうか」と打ち明けた。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 古事記を読めば日本人がどんな人たちなのか、どういう文脈からきたやつらなのか、割とわかるからすき。そうそう日本人ってそういうとこあるよね、ワハハつって 「兄は、自己を主張できない妹の純真な性格を知りぬいた上で、政治的野望の生け贄にした。夫を愛することと、兄を愛することは次元の異なる愛なのに、二者択一を迫ったあげく、天皇刺殺を命じた。 暗殺計画が未然に発覚しても、なおも自らの一言ゆえに兄に組みするサオビメ。家名と氏族の運命に翻弄される姿が哀れである。嫁ぎ先よりも実家を選ぶ女性はどうしても支配階級に多い。 敵陣にありながら、赤子に名をつけ、子育ての方法を示し、しかも後妻候補まで推薦する皇后。これを見て天皇はためらいを捨てた。 愛することの苦しみを描いて、『古事記』最高の芸術度を示す。この章段に限って言えば、女性の守り伝えた物語であると断言できる。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 古事記や日本書紀も、初読ではあまり要領が得られなかったのだけど、 多少は民俗学や神道教学の知識を身につけた今になって読むと、一言一句が極めて示唆に富んでいることに気がつく 内容自体は平易なので誰にでも読むことができるが、その意味では読者に対して相応の知識を要請する典籍ではある 【伊弉諾神宮】 『古事記』・『日本書紀』の冒頭「国生み神話」に登場する、国生みを果たされた伊弉諾尊と伊弉冉尊の二柱をお祀りする神社です 拝殿は工事中でした。 #伊弉諾神宮 #兵庫県淡路市 #淡路島 #淡路国一宮 #パワースポット 『山』(39) 『三輪山』 奈良盆地をめぐる青垣山の中でもひときわ形の整った円錐形の山。古来大物主大神が鎮しずまる神の山として信仰され『古事記』や『日本書紀』には御諸山、 美和山、三諸岳と記されている。高さ467m周囲16km面積350haのお山は松・杉・檜などの大樹に覆われる。 「【寸評】 父に愛されていないという悲しみを、叔母のヤマトヒメにぶつけるヤマトタケル。父に愛されたい一心で戦いに明け暮れた日々は何だったのか。──ヤマトタケル物語の中でも胸にしみる名場面である。ヤマトヒメがタケルの愚痴には応じないところがいい。甥の運命を見通している霊能者は神剣と火打ち石を授けて、新たなる戦場に送り出す。その優しさは女神のようだ。『古事記』のみならず古典文芸における叔母の地位は、実母よりもはるかに重いものがある。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「【寸評】 オトタチバナヒメが海神の怒りを鎮めるために荒海に身を投じた(口絵・裏)。その七日後、海岸に櫛が流れ着いた。このさりげない一文が感涙を誘ってやまない。 オトタチバナヒメの名は武蔵の国橘樹郡出身のオトヒメ(美女)の意。このオトタチバナヒメほど英雄ヤマトタケルにふさわしい妻はいない。一生を戦場で送ったタケルにとって、ヒメは戦陣の妻だった。 夫の勝利を願って一命を捧げたヒメに、タケルは足柄山から「吾妻はや」と呼びかけてその霊を慰めた。 走水の海は「潮の流れの速い海峡」という意味。当時、東海道の終点である常陸の国(茨城県)に行くためには、走水の海(浦賀水道)を渡り、上総(千葉県)に上陸するのが最短のコースだった。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「【寸評】 戦い終わった英雄は必ず故郷をめざす。だが、剣の霊力に見離された英雄は、ひとり滅びの道を歩むほかなかった。「一本松」を自分の分身に見立てるほど、絶望的な孤独感がタケルをむしばんでいく。今ようやく剣を置き忘れる過ちに気づいたタケルだったが、時すでに遅かった。 やがて、故郷にたどりつけないという死の予感に襲われはじめた。「倭は国のまほろば」という望郷の念をこめた絶唱が悲しく響く。長く苦しかった戦いの疲れが死病を呼び込んで、英雄ヤマトタケルはここに倒れた。 いかなる英雄も剣霊に見離されたならば滅びるほかない。この刀剣信仰は、『古事記』の敬神思想を太く鋭くつらぬいている。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「【コラム】『古事記』と『日本書紀』とは異母兄弟 日本の神話のほとんどが『古事記』と『日本書紀』に収録されている。日本神話のことを、書名の末尾を合わせて「記紀神話」というのも、二書が神話集の代表だからである。その点からすれば二書は兄弟ともいえる。が、事はそう簡単ではない。 この兄弟、父親は天武天皇であることは確かだが、母親が違う異母兄弟なのだ。『古事記』の母親役は太安万侶、『日本書紀』の母親役は舎人親王(天武天皇の子)。だが、公的に認知されているのは『日本書紀』で、『古事記』のほうは官選の歴史書から無視された日陰者扱いだ。その理由はいろいろ取りざたされているが、真相は今ひとつはっきりしない。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「オオクニヌシも、あの因幡の白兎の話は『日本書紀』には出てこない。敵役にはもったいないからかどうか、その辺の事情はわからないが。 さらに、ヤマトタケルにいたっては人格ががらりと変わる。『古事記』では、兄を殺したり、父から見捨てられたと叔母に訴えたりする不肖の息子だが、こんな話は『日本書紀』にはまったくない。『日本書紀』のヤマトタケルは父の命令に従って、勇んで蝦夷征伐におもむく自慢の息子である。どだい『古事記』の「倭建命」と『日本書紀』の「日本武尊」では、見た目にも違いすぎるというものだ。 挙げればきりがないので省略するが、『日本書紀』には「一書に曰はく」として、異文がたくさん出てくる。要するに、出所不明の兄弟が何人もいるのだ。 というわけで、日本神話をきちんと読むには、『古事記』『日本書紀』の二書を、読み比べる必要があるのである。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「神功皇后には卑弥呼ばかりか、アマテラスの戦う女神像も重なる。そもそも『古事記』に登場する女性像は、男性像よりも力強く輝いているものがはるかに多い。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「阿礼は、天皇の最も近くで最も信頼され、天皇の私的な極秘任務を遂行する立場にあったのである。阿礼は、天武天皇が校定した内容(原『古事記』)を暗唱するとともに、漢字の読み方および発声の仕方(節回し)について、天皇から直接に指導を受けた。 いささか語弊はあるが、彼は一種の録音・再生装置として用いられたのである。今ならパソコンで簡単に保存できるが、当時こうした記憶力抜群の人間は、いろんな分野で重用されたに違いない。いわゆる語部もこうした人間であったろう。 しかし、たんに記憶力だけで選抜されたのではない。阿礼の出身が記憶力以上に重要な資格条件だった。稗田の家系はアメノウズメを祖とする猿女である。猿女は宮中の鎮魂祭などで神楽舞に奉仕した女性である。この秘儀に奉仕する家には、皇室の系譜にまつわる伝承が歪曲されずに伝わっていた。これが阿礼を『古事記』編集に起用した最大の理由であった。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著 「さて、これまでも述べてきたように、『古事記』は系譜部分と伝承部分の二部構成になっている。系譜部分には天皇の続柄・名・皇居・年齢・治世年数・后妃・皇子・皇女・事績・御陵などを記してある。伝承部分には神話・伝説・説話および歌謡などを収めてある。 系譜は『古事記』を心柱のように貫いているが、神々の名を記した神統譜と歴代天皇を記した皇統譜があり、二つは連続している。この接続部にあって、両者を媒介しているのが天孫降臨の神話である。天神から天孫へ、そして天皇へと途絶えることなく系譜は脈々と続く。してみると、『古事記』は、ある名言を借りれば、「天皇の、天皇による、天皇のための書」と言い換えることができそうである。」 —『古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)』角川書店著
寺田寅彦の「神話と地球物理学」で古事記の内容が登場していたので、まずは初心者向けのこの本を読んでみました。再度「神話と地球物理学」と照らし合わせながら読んでみようと思います。
奈良で橿原神宮と仁徳天皇陵を見たことがこの本を手に取ったきっかけでした。 分かりやすく現代語訳、解説されており良く理解できました。 解説もかなり砕けた解説で読んでて楽しかったです。 個性的な神様がたくさん出てきますね。
伊勢神宮一族と出雲地方一族が勢力争いをしていたんじゃないかな。 国譲りで禅譲するのは日本らしい。 ちなみに、島根県のうちの親戚は諏訪部。 オオクニヌシの息子のタケミナカタ(建御名方神)が、アマテラスの部下と戦って諏訪まで逃げていった話があったが、その血筋なのかも。
とても読みやすく、断片的だった日本神話を繋ぎあわせることができ、たいへん面白かった。読後あらためて『古事記』史跡を訪れたくなった。また、本書コラムにあるように是非『日本書紀』と読み比べしたい。
★★★★☆母校の高校が神道を採用していました。毎月参拝があったり、伊勢神宮の川で禊をしたりというイベントがありました。高校生の頃は、あまり神道に興味がありませんでしたが古事記を読んで思い出しました。関係する本も買ってしまいました。他の古典もよく読んでみたくなりました。
古事記とい名前しか知らなかったので、編纂目的、内容共に大変勉強になりました。日本書紀も読みたくなりました。
安定のビギナーズクラシックス。 古事記は元々全て漢字で書かれていて、文章化した太安万侶自身、やまと言葉を外来語である漢字で記載し伝達することの難しさを語る。 和歌の原文を読むとわかるが、本当に意味がわからない部分やまったく読めない部分がありすぎて、古事記を現代語訳した人たちの苦労を感じる。おそらく...続きを読む万葉集の原文ともまた違う読み方になっていて、他の書の例を参考にすることが出来たのか疑問に思う。 内容としては、神が天上と地上、海や地下をも制覇し、だんだんと人間が国を治めていく話に変わっていく。こういう神話ものは大抵すぐに人を殺すし狂気に満ち溢れている。 やはりヤマトタケルの話がなんとも切ない。
日本の神話をよく知らなかったので。 地方の伝承との刷り合わせから日本書紀ほどその神性や正当性はないらしい。 どのようにこの国という体制が出来上がったのか、言葉は語られることによって、人にその存在を信じさせる。ないけどある。とても不思議な力を持ったもの。言葉による国の物語。序文でも注意している。「巨安...続きを読む万侶言さく」と。 まだ書くための主流な手段が中国語だったということもあって、その語りを書き起こすのはたやすいものではなかったはずだし、書き落ちたものもたくさんあると思う。神様の名前の由来や意味がわからないのは、現代の人と共有できない何かがあったからだと感じる。 そんな言葉によって語られる日本の物語。本当に日本は一つの国などでは決してなかったし、天皇が非の打ちどころのない神などではないのだと教えられる。幾人もの血が流れてこの島を支配してきたのだな。そしてその支配のために英雄や悪としての名を負った人がいて、この日本という国の幻想が成り立っているのだな。ヤマトタケルも支配のための仕組みに組み込まれたひとつの道具でしかなかったのだな。その彼のために何人の血が流れたか。 国家は作り物。それを作り出すのはひと。ひとりひとりがよくならなければ、よい国家などありえない。 幼少期からこれを読み聞かせろとは言わないが、なにがよい国なのか知るためにも、日本神話はひろく教えられるべき。
本文はとても分かりやすく、史跡案内もあって文句ないんですが、解説にいちいち余計な事書きすぎだと思います。それだけが残念。
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ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
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