うつほ物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

うつほ物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

小説・文芸
748円 (税込)

3pt

4.0

異国の不思議な体験や琴の伝授にかかわる奇瑞などのローマン的要素と、源氏・藤原氏両家の皇位継承をめぐる対立を搦めながら進行するスケールの大きな物語がはじめてわかりやすい形になった。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

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ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 の一覧

1~30巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~30件目 / 30件
  • 源氏物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    1,012円 (税込)
    源氏物語の全体が分かる楽しい1冊。わずらわしい文法などの障壁を取り払い、こなれた現代語訳によって、古文の力がなくても十分古典の面白さが分かる。原文も現代語訳も総ルビ付き。ビジュアル面も豊富。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    715円 (税込)
    芭蕉の紀行文の真髄を現代語で味わうことができる本。現代語訳・原文ともに総ふりがな付きで紹介。コラムや地図・写真などを採り入れて、芭蕉の風雅の誠を求める旅とその昇華された俳句の世界へいざなう、入門古典。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    715円 (税込)
    5人の求婚者を破滅させ、帝の求婚にもの応じないかぐや姫。だれもが知っている物語の全体を、古文の力がなくても十分古典の面白さがわかるように構成。その時代の生活を理解するためにビジュアル面も活用。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    759円 (税込)
    神々の時代から推古天皇までの時代を雄大に語るわが国最古の書を、こなれた現代語訳と原文で楽しむ本。参考情報やビジュアルも豊富。現代語訳と原文は総ルビ付きで朗読にも最適。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    759円 (税込)
    日本の中世を代表する知の巨人、兼好が見つめる自然や世相。その底に潜む無常観。たゆまない求道精神に貫かれた随想のエキスを、こなれた現代語訳と原文で楽しむ本。現代語訳にも原文にも総ルビ付き。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 枕草子 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    715円 (税込)
    源氏物語とともに王朝文学を代表する珠玉の随筆集。清少納言のたぐいまれな感性により描写された機知にあふれた宮廷生活を、現代語だけでも味わえる好書。初めて古典を読む方のための現代語訳。原文総ふりがな付き。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    715円 (税込)
    日本最古の歌集万葉集から名歌140首を選び丁寧に解説。歌に生き、恋に死んだ人々の歌を、しみじみ味わう本。参考情報を付しながら、古文の力がなくても十分古典の面白さがわかる。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 今昔物語集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    759円 (税込)
    インド、中国、日本では北海道から沖縄にまで、広大な舞台に繰り広げられる説話大百科。現代語訳を全面に出し、古文の力がなくても、豊穣な話の宝庫を楽しめる。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 更級日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    759円 (税込)
    平安時代につづられた女性の日記。東国育ちの作者が京へ上り憧れの物語に読みふけった少女時代。結婚、夫との死別。その後の寂しい生活。ついに思いこがれた生活を手にすることのなかった一生が今の世にも胸に迫る。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 大鏡 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    836円 (税込)
    平安貴族の最盛期を築きあげた道長の栄華に至るまでの、176年間の藤原氏の王朝の歴史物語。歴史的人物に焦点を当てた史実にまつわる裏話や逸話・人物像などが、簡潔にいきいきと描かれ、興味は尽きない。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

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うつほ物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    うつほ物語

    源氏物語の先駆けになったとも言える初の長編小説。四代に渡る秘琴の伝授を中心とした宮廷の物語。

    秘琴の伝授した俊蔭、尚待、仲忠、いぬ宮と宮廷での皇位継承問題が一見乖離したストーリーになるかと思いきや、どちらものストーリーもそれぞれの内容を深めるために必須でこれまでの長編物語にできているこの作品は源氏物語にもない素晴らしさを持っていると思った。
    確かに、作者が注で言っているように矛盾する点が多くあって疑問に思わざる終えない点はたくさんあるが、無理やりに辻褄を合わせようとするのではなくて、それでこそ最初の長編物語として受け入れているこの作者の姿勢もこれから自分で古典を研究していく上で参考になった。全部現代の尺度で測るのではなくて、現代から見れば欠陥の部分も欠陥として手ではなく、それも一つの魅力として受け止めることでもっと好きになれるような気がした。
    自分の特に印象的な場面としては立坊問題のときに父正頼は自分の娘の御子が春宮になれないということで出家まで考えていたシーンである。
    外戚となることで実権を握れるということは日本史で学んでいたが現代の感覚とはやはり離れていて、実感がしづらかったが、出家を考えるほどにやはり大事であることを感じれた。そのように考えると、やはり娘からしたら御子を生まなくてはいけないというプレッシャーや春宮にしなくてはといけないプレッシャーに日々苦しんでいたのだと思う。
    他の作品ではどちらかというと恋に思い悩む
    女性の姿が多く描かれていたがそれに加えて、一家の繁栄へのプレッシャーがかかっていたと思うと本当にいたたまれない生活をしていたのだと思う。源氏物語で桐壺が帝の寵愛を一身に受けていることに対して、他の女御や更衣が意地悪をした気持ちも今になって、少しわかるような気がした。

    0
    2020年08月13日

    Posted by ブクログ

    ボリューミーで、巻同士の前後関係に問題があるとかで、あまり一般に読まれない古典作品と聞いている。
    実際、私も学生時代、文学史の試験のために、作品名くらいは見たなあ、くらいの関わりしか持ってこなかった。
    一度、現代語訳で読んでみようと思ったのが昨年。
    でも、源氏のような読書環境は、このマイナーな作品には望むべくもない。
    昨年、ようやく津島佑子のジュニア向けのリライトを読んだばかり。

    ビギナーズクラシックスのシリーズは、ハイライトの現代語訳→原文→解説という構造になっている。
    津島版で読んだものは、あて宮への求婚譚が中心にまとめられていた。
    春宮に嫁いで、寵愛を一心に集めながらも、仲忠への思いが残っていて、「不機嫌なお妃」になってしまう―という結末だったような気がするが、この本ではそんな気配は全くない。
    この本で「○○宮」という呼称が、内親王を母とする子どもに許されたものだったとか、践祚と即位の違いとか、六歳まで乳を飲む幼児の記述は必ずしもヘンなことではなかったとかいう解説も、役に立つ。

    原文をわずかずつ読むことができて、よかった。
    尚侍、仲忠、いぬ宮の三人の合奏の場面のシーンの、なんと綺羅綺羅しいこと。

    楼の巡りは、まして、さまざまに、めづらしう香ばしき香、満ちたり。三所ながら、大将おはする渡殿にて弾き給ふなり。下を見下ろし給へば、月の光に、前栽の露、玉を敷きたるやうなり。響き澄み、音高きことすぐれたる琴なれば、尚侍のおとど、忍びて、音の限りも、え掻き鳴らし給はず。色々の雲、月の巡りに立ち舞ひて、琴の音高く鳴る時は、月、星、雲も騒がしくて、静かに鳴る折は、のどかなり。(「楼の上」)

    大分古文を読み慣れて「あからしき」、「こくばく」「けけしき」、「景跡(けうさく)」、「桃楚(ももすはえ)」などなど、知らない言葉がたくさん出てきた。
    これもまた楽しい。

    0
    2016年02月27日

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