Posted by ブクログ 2022年11月03日
言うまでもなく、最古の当時の全層の人々から収集した歌集である「万葉集」の入門書というか、「ビギナーズ クラシックス」な、ガイドブックである。
義務教育にも、万葉集を取り上げられていて、今さら入門もないとおもうし、日本史史上初の、五経四書以外で、万葉集から引用された年号の令和の出典元であることから近年...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月25日
他人の作った和歌が読みたいなあ、、とふと思いまずは万葉集からでしょと手にとってみました。
万葉集はますらをぶりと言われるだけあって、一首一首が力強く、はっきりとしていて、直接的で感情がダイレクトに伝わる気がする。
悲しい歌は悲しく、恋しい歌は恋しく、1000年以上の時が経っても人が感情を動かされる...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月05日
「万葉集」は現存最古の歌集と言われている。二十巻。歌数は約4,540首。舒明天皇の時代(629年~641年)から天平宝字3年(759年)まで、約130年間の歌が収められている。700年から780年頃まで数次にわたる作業を経て、奈良時代末に現行の体裁が整ったという。
本書はその中から約140首を選んで...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月13日
元号が発表になる前の週、書店でどうしても気になって購入したのですが、なんと、万葉集から「令和」が決まるとは。単なる偶然ですが、なんだかうれしいです。
万葉集の句は、素朴で力強くて、飾り気が少ないような気がします。肩ひじ張らずに、気楽に万葉時代の日本語のリズムに触れてみるのがいいと思いました。古今、新...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月02日
新元号「令和」の出典は万葉集からとのことだが、はて万葉集というものの存在は知っているがついぞ読んだことがないと気づく。
せっかく興味を持ったものの万葉集に関する書籍は山のように出版されておりどうしたものかと悩んでいたところ、「ビギナーズ」の文字が躍る一冊を発見し手に取った次第である。
丁寧な解説...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月20日
1300年前には歌しかなかったからなのか、心の有り様を言葉で表現することにおいては現代人よりも遥かに上手(うわて)です。いや、というよりも、気持ちを言葉にすることって、現代人にとっては遠ざかってしまったことのような気もします。
風の様、土のにおい、草木花々の彩り香り、天気や月、星雲の形、誰かを想う...続きを読む
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