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2015年に刊行された『人生はあはれなり… 紫式部日記』に、新たな描き下ろし16ページと修正を加えた、最新版。
『源氏物語』の作者であり、2024年大河ドラマの主人公でもある紫式部の日記を、コミカライズ。
さぞ、華やかな日常を送っていたのかと思いきや、実際は将来が不安、人目を気にしすぎてつらい、出る杭は打たれるのでできるだけ目立ちたくないなど、
現代女性でも共感できる、人間関係、仕事、嫉妬などが綴られている。
この絶望だらけの平安ライフを、人気イラストレーター小迎裕美子がコミカライズ。
テストにも役立つ、『紫式部日記』原文付き!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
自己肯定感が低い紫式部日記の一部を楽しくマンガにした本です。
夜中に目が覚めてたのでちらっと読むつもりが、面白くて眠れなくなりました。巻末の原文を除くと1時間ぐらいで読めます。
紫式部は夫の死後、源氏物語を書いて評判になり、中宮彰子の女房としてスカウトされます。イヤイヤ働くことにしますが、初出仕の日に総スカンに遭い、5か月間のひきこもり生活に。宮中に戻ってからは漢籍が読める知的さ隠し、周りの目を気にしながら宮中に馴染んでいきます。
彰子の出産時の騒々しい祈祷の様子には笑ってしまいます。カリスマ陰陽師・安倍晴明も祈祷のメンバーの一人。政敵の呪いを恐れる当時の考え方に面白さを感じるものの、出産が命懸けで、人が長生きできない時代の虚しさも感じます。
紫式部自身や源氏物語を解説し、当時の風習や考え方もわかりやすく書かれているので、中・高校生にぴったりです。学校に漫画を持って行ったら先生に怒られますが、これは漫画じゃありませんって、言い切れる…かな?漫画は多いけれど、古典の知識も多いです。
Posted by ブクログ
★4.5
冒頭に「ネガティブ」と人物紹介があったので、如何程かと読み進めるが、さすが作者さんのユーモアで、中和されている。
『源氏物語』は作者不明(と言われていたが)『紫式部日記』に、同著を書いたと記しているよう。
物語が生まれるには、必ず背景があると思っていて、いやー上手く反映させているな、と頷くばかり。
中学の古典で『源氏物語』は習っていたので、とっつきやすさもあったかも。
そう思うと学校の意味が広がる。
今の倫理で当てはめると、大変だ…と思いつつ、今は庶民でもその価値観が降りているのは何なのだろう?と思ったり。
2024年度大河と重なる描写は殆どないが、これは別視点のものとして楽しむのが良し。
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