朝比奈あすかのレビュー一覧
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ネタバレいじめに関わっている子どもの親としてどうすればいいのかを考えさせられる話だった。自分だったら、と比較しながら読み進めたが本当にそういう状況に置かれたときにどう反応するのかはわからない。
たまに自分の許容範囲を越える子供や親がいる。
そういった人と接しなくてはならない時に迎合する人が多いのではないだろうか?そしてその関わりから離れられた時に安堵し、自分に都合のいい記憶にすり替わっていくんだろう。
この後、この家族は再生出来たらいいのだが、と思って読み終わる、はずだったのだが…
ずっと美保の主観で話が進むことに違和感があったのだが最後に出てくる返信メールにひっくり返されてしまった。
いじめられた側 -
Posted by ブクログ
ネタバレ朝日奈あすかさんの本は何冊か読んだけど、その中でも上位で好きかも。
立場が似てるのもあって主人公の言動に触れる時に胸がギュッとなる感覚があった。自分も年の離れた弟がいて、可愛いのにかっこつけて優しくできなかったこともあるし、お母さんの前でしっかりしたできる自分を演じたいのも、お母さんを喜ばせたくてたくさん頑張っているのに弟には甘いように見えてしんどいのも理解できる。
真琴ちゃんは本当にいい子。だけど精神年齢が大人すぎるので、描かれてないだけで本当は何か抱えているのかもしれない。男女ともに仲良くする描写と同時に一人で本を読んでいる描写もあるし、一年程度で転校するなら家庭環境に何かあるかもしれない -
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自分の子が母親も、“普通の子”であることに執着し続け、息子が被害者であることを疑わない姿勢に母は強し、と感じたのも束の間。
そのズレが少しずつ歪みを大きくしていき壊れていくまでがリアル。
母の過去時代のいじめと、息子の事件を双方書くことで、教室の悪者像をこれでもかと見せられた。
母親は完全にモンスターペアレント寄りだし、息子も純粋な被害者ではなく、本物の嘘つきとして描かれているように感じてならない。弁解の余地が無さそうだ。
本当に居たのかと思うほどにリアル。
息子の嘘の付き方。
母の無鉄砲さ。
自身の立場への緩すぎる感覚…
読後感はかなり重いが、人間の嫌なリアルさがずっと残る作品。 -
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朝比奈あすかさん、3冊目。
胸にぐーっと来てぽろぽろ涙が出ました。
自分自身の小学校時代を思い出し、こんなこともあったようななかったような…
4人組女子やその周囲の女子たちのパワーバランスにヒリヒリ。
また小学生の母目線で見ると、子どもたち、みんなそれぞれ選ぶことのできない与えられた環境下で、全員が毎日すごく頑張っているということを再認識しました。
自分の子どもだけでなく近所の子どもたちが困っていたら、(鬱陶しがられても)気付いて声を掛けられる人間でありたいと改めて襟を正してくれるような作品でした。
小学生の親のみなさん、是非読んでみてください。 -
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ネタバレこの作者の方は本当にリアルな人間を描くのが上手い。
タイトルにあるように主人公の子どもはどこにでもいる普通の子。時にからかわれることもあれば人に攻撃することもある。
でも、悪い面に全く目を向けずにいたらどうなるのか?色々考えさせられる。
主人公である母親も一般的には子ども思いの良い人なんだろうけど、言葉の節々から感じる自己保身のような言動。でもこれもある意味普通の子なんだろうなと思った。
最後のメールの返信は震える。
加害者は被害者の本当の笑顔を見ることはできない。
エリ自身も加害者だからこそ言える。
誰が悪いとかそういう話じゃないんだろうな。
いじめは絶対に悪いことだけど、首謀者は誰だ?と -
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気になる作家さんが多く、うまくいかない恋アンソロジーにも惹かれ購入。
んんんー…
分かる…!!とても分かる!!なんだこれは!!
そうなんだよね… うまくいかない色んな恋の結末にそういうのも分かるわ…と思う事も多かったです。
気になっていた、一穂ミチさん、他の作品も読みたくなりました。言い表せない微妙で絶妙な感情を文字にされてて、すごいなぁと惹かれました。
30代の恋愛って事で本当に難しく、感情が動きそうになるもふと立ち止まって冷静に考えてしまったりという所であったり、周りの人間関係の環境がガラッと変わり、自分は自分と思いつつも、変なもやもやと焦りが入り交じったりと、複雑な心境だったり、 -
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ネタバレ【あらすじ】
昔好きだった男性の息子と、ふたり旅 「感情旅行」一穂ミチ
崇拝していたインフルエンサーが電撃結婚!「独身の女王」麻布競馬場
友人が付き合い始めたのは、元恋人だった「オレンジシャドウの憂鬱」砂村かいり
脛に傷持つふたりの行く末は――「さみしがりやの恐竜たち」こざわたまこ
恋人へのひどい仕打ちを止められない「不機嫌依存症」田中兆子
名前も知らないカフェ店員への想い「出会い」朝比奈あすか
冒険しない三十三歳、それで正解?「振りかぶって、さよなら」千加野あい
友達がほしかったはずなのに――「となりの独り」カツセマサヒコ
とびきり不幸でもないけれど、完璧な幸せでもない。そんな「30代」を -
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ネタバレ小学五年生の息子を持つ、共稼ぎの母親が主人公。セコムやALSOKのようなセキュリティ機器の営業の仕事をしている。
ある日、息子が小学校のベランダから飛び降り、入院するまでの大怪我をする。
母親は学校で息子がイジメにあったのではないかと憤り、保護者や学校にいろいろ聞くも真相はわからない…やがて、イジメの相手方と思われる子の親と、学校の立ち会いのもとで話し合いを持つことになったが、謝罪の言葉どころか、我が子がクラスの弱い子をいじめ、『死ね』といい追い込んでいたという事実、そしてクラスの正義感ある子に正され、やけになってベランダから飛び降りたという衝撃の事実を告げられる…
大人の世界とは違い、被 -
Posted by ブクログ
小学校6年生の世界
きっと誰もが、尾辻、川島、武市、見村、宝田を知っている。ページをめくるたびに思い出される、心に影が差すような経験があるはずだ。
それほどに小学生、あるいは中学生の微妙な世界を再現している。
子どもたちの未熟な心は、些細なことで膨らんだり、潰れたり。親や周りの大人たちの無遠慮な言動も子どもたちには大きな影響を与えている。
子どもの心身の発育に問題があったとき、わたしたちはどうしても親や周辺の大人に問題があると考えてしまうけれど、本当にそうなのだろうか?
三組で1番の問題児のように見える前田には、いわゆる発達障害であろう武市にも温かな眼差しを向ける優しそうなお母さんがいる