朝比奈あすかのレビュー一覧

  • 普通の子

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    小学生を育てる母として、この本に出会えたことは必然であったように思う。自分の幼少期を振り返ると同じような経験をした。色んなことを思い出した。いじめはだめ、いじめをなくそう、などと、大人は軽率でキレイごとだ。

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    2026年03月19日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    昔好きだった男性の息子と、ふたり旅 「感情旅行」一穂ミチ
    崇拝していたインフルエンサーが電撃結婚!「独身の女王」麻布競馬場
    友人が付き合い始めたのは、元恋人だった「オレンジシャドウの憂鬱」砂村かいり
    脛に傷持つふたりの行く末は――「さみしがりやの恐竜たち」こざわたまこ
    恋人へのひどい仕打ちを止められない「不機嫌依存症」田中兆子
    名前も知らないカフェ店員への想い「出会い」朝比奈あすか
    冒険しない三十三歳、それで正解?「振りかぶって、さよなら」千加野あい
    友達がほしかったはずなのに――「となりの独り」カツセマサヒコ

    とびきり不幸でもないけれど、完璧な幸せでもない。そんな「30代」を

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    2026年03月10日
  • 普通の子

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    小学生の子供を育てながら働く美保とそれを取り巻く生活の話。
    ワーキングマザーの日常、小学生の日常、どれもがリアリティに溢れていて特に小学校の人間関係の描写からすっかり忘れていたクラスの中で日々起きる嫌な感じを思い出さずにはいられなかった。
    いま関わっている子供たちも狭い世界の中で苦しんでいるのかもしれないと思うと、改めて絶対的な味方の一人でありたいと思う。
    本当の優しさとはなんなのだろうか、自分の記憶は本当に正しいのだろうかといろんなことを考えさせられる物語だった。

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    2026年03月08日
  • ミドルノート

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    私もアラサーで、結婚や出産、仕事のことなど、
    ライフスタイルが変化していく中で、とても共感して読めたし、自分の人生や生き方も、前を向いて頑張ろうと思えるような、そんな物語だった。

    私は現実味のあるテーマで、共感できるような作品が好みなので、朝比奈あすかさんのこちらの作品に出会えてよかったなぁ〜と思った。
    他の作品も読んでみたい!

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    2026年03月02日
  • 普通の子

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    2026/2/28

    我が子が小学校の窓から飛び降りた...心配する母親の話。

    主人公が嫌すぎて早くスッキリしたい!!と思って、一気読み。
    我が子の悪い部分を教えてくれた幼稚園の先生にはずっと感謝してる。
    自分自身嫌な奴である自覚あるので、人の痛みがわかる人間でいたい、子供たちもどうかそうなってほしい、と心から思う。

    しかし、きっと美保は変わらない。

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    2026年02月28日
  • 温泉小説

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    どのお話もすごく良かった。
    細かな心理描写に共感するところがたくさんあって自分好み。
    数年後に再読したい。

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    2026年02月22日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    今の気分にぴったりな本だった。短編集ってなんとなく気が進まなかったけどすごく良かった

    『そのたびに私はムッとしてしまうだろうが、そういう世の中の当たり前みたいなものを無視した先に、私だけの人生の幸せがあるに違いない。』

    『かなしい時や、さみしい時。そしてこんな時、恐竜は一体どんな声で鳴くのだろう。』

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    2026年02月21日
  • 普通の子

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    ネタバレ

    小学五年生の息子を持つ、共稼ぎの母親が主人公。セコムやALSOKのようなセキュリティ機器の営業の仕事をしている。
    ある日、息子が小学校のベランダから飛び降り、入院するまでの大怪我をする。

    母親は学校で息子がイジメにあったのではないかと憤り、保護者や学校にいろいろ聞くも真相はわからない…やがて、イジメの相手方と思われる子の親と、学校の立ち会いのもとで話し合いを持つことになったが、謝罪の言葉どころか、我が子がクラスの弱い子をいじめ、『死ね』といい追い込んでいたという事実、そしてクラスの正義感ある子に正され、やけになってベランダから飛び降りたという衝撃の事実を告げられる…

    大人の世界とは違い、被

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    2026年02月19日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    ネタバレ

    【感情旅行】一穂ミチ
    片思いしていた男性が病死。男性の息子は既に17歳。自身は社会で上手く通用しない現実。上手くいっていない恋愛。理想と現実が人生のやさしさと厳しさを感じさせてくれる。

    【独身の女王】麻生競馬場
    独身のカリスマと呼ばれていた女性の結婚。
    カリスマ女性のような存在に憧れ、
    自身も独身を貫いていたが、
    周囲の変化が自身に葛藤をもたらしてくる。
    独身も悪くないと思わせる。

    【オレンジシャドウの憂鬱】砂村かいり
    33歳のバリキャリOLが
    恋愛による自身の市場価値と
    他者との評価で揺れ動く。

    【さみしがりやの恐竜たち】こざわたまこ
    ピュアそうに見えてドロドロ。
    欲に流されている不思

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    2026年02月15日
  • 君たちは今が世界

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    小学生という小さい世界(社会の縮図)を一人一人の立場にフォーカスをした短編集。

    周りに流されやすい子、静かに自分と差別化する子、目立ちたがり屋、自己表現が難しい子、家庭にも学校にも心が休まるところがない子…
    さまざまな立場の子が出てくる。

    あぁ、自分のまわりにいた子はこういう子だったのかもなぁ~と思いながら読んだ。
    一番よかったのは『いつか、ドラゴン』かな。

    良い言葉もたくさんあった。

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    2026年01月15日
  • 君たちは今が世界

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    小学校6年生の世界

    きっと誰もが、尾辻、川島、武市、見村、宝田を知っている。ページをめくるたびに思い出される、心に影が差すような経験があるはずだ。

    それほどに小学生、あるいは中学生の微妙な世界を再現している。

    子どもたちの未熟な心は、些細なことで膨らんだり、潰れたり。親や周りの大人たちの無遠慮な言動も子どもたちには大きな影響を与えている。
    子どもの心身の発育に問題があったとき、わたしたちはどうしても親や周辺の大人に問題があると考えてしまうけれど、本当にそうなのだろうか?
    三組で1番の問題児のように見える前田には、いわゆる発達障害であろう武市にも温かな眼差しを向ける優しそうなお母さんがいる

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    2026年01月08日
  • いつか、あの博物館で。アンドロイドと不気味の谷

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    久しぶりに読んだ朝比奈あすかさん。

    中学に存在するヒエラルキーや進路選択を通して、中学生の瑞々しい、荒削りな思いや行動が描かれていて、あっという間に読み進められた。

    あらためて、朝比奈あすかさんは子供時代の、はっきり言語化できない微妙な心理を表現するのが上手いなと思った。

    読み終わって心が温かくなる、いい作品でした。

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    2026年01月01日
  • 憧れの女の子

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    表題作がまずひどい。ひどいって言い方が違うとしたら、ズルい。
    こんな話だと思わないじゃんwwwwって感じです。
    ページをめくる手が止まらなくて、オチはそうなるんかいって思わずツッコミたくなる。
    それ以降も、色んな形の、色んな立場の家族ことが描かれている。

    ピラティスお姉さんの話が結構好きだったなぁ。
    どの話もおもしろくて私はかなり好き。(評価あんまり高くないのなぜ?軽いのかな?)
    解説が宮下さんだから買ったけど、大正解だった。

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    2025年12月25日
  • さよなら獣

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    序盤は少し退屈に思ったが、読み進めていくうちにやめられなくなり、成人後のパートは一気に読んでしまった。

    10歳と20歳。
    成長した阿佐と咲。
    2人により少し変わり始めた野々花。

    どの登場人物にも心当たりがあり、浅く広く、学校や職場が変わるたびにともだちを一新し続けてきた自分を回顧し、残念に思う。

    だけど、年齢を重ねても、いろんな出逢いがあり、その中で親しくなる方々は意外といるものだ。
    これから先の人生も、人とのご縁を大切にして行きたいと思う。

    嫌なところを言ってくれるともだちは貴重だと思う。
    何も言わずに疎遠にされてしまうより、ずっといい。
    良いところも嫌なところも人間だからあって、そ

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    2025年12月19日
  • 温泉小説

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    初めての作家さんの本です。

    温泉に纏わる短編6作品。
     女友達の作り方
     また会う日まで
     おやつはいつだって
     わたくしたちの境目は
     五十年と一日
     島と奇跡

    どの作品も人間関係と温泉が面白く読めました。
    温泉に行きたくなります。

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    2025年12月19日
  • 普通の子

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    ネタバレ

    怖い。自分が壊れてしまわないために過去にした過ちを忘れてしまっていること。視野が狭く自分の見方だけが正しいと思い込むこと。自戒したい。

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    2025年12月17日
  • 翼の翼

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    テンポよく一気に読み終えた

    後半感情移入し過ぎて(⁉︎)涙が滲むような場面もありながら
    たくさん考えさせられた

    ある程度大きくなった子どもの親として
    子育てし直せたら今と違う風に成長させられたのではないかと反省すること度々だけれど
    過去には戻れないから
    今この瞬間が本当に正しいのかを心に留めながら
    子どもに接していけたらなと思う

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    2025年11月28日
  • 普通の子

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    読み進めるのも嫌になる感覚を味わいながらも読み進めずにはいられなかった。
    小さい頃のトラウマ的な記憶を私は改竄せずにいるのだろうか?細かいところで改竄しているのではないか?
    そして、子どもは残酷だが、大人もそんな一面を持っているのではないだろうか。
    丁寧に気をつけて自分の言動を見ていきたいと思った。

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    2025年11月25日
  • 君たちは今が世界

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    涙止まらず。
    教員という立場で子どもたちの心、立場、環境など全てがもう私には苦しいくらい色々伝わってきて、言葉にうまくできないけど、どんな子どもがいようと私はその心にしっかり寄り添える人でありたい。
    全部わかることは難しいかもしれないけど、もしかしたらできることがないかもしれないけど、私は寄り添っていく気持ちを常に持ち続けたい。

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    2025年11月18日
  • 君たちは今が世界

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    小学生のダークな部分を鮮明に切り取っていて読みながらぞくぞくしました。
    章ごとに主人公が変わり、それぞれの子の心境の変化やその時なにを考えていたのかが見えてきます。
    どうしようもなく見えた子が実は優しかったり、強く見える子が実は弱かったり。
    当時の自分はどうだったか、自分が無邪気にやっていたことはだれかを傷つけていなかったか。
    これからの人への接し方についても考えさせられる一冊でした。

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    2025年10月15日