朝比奈あすかのレビュー一覧

  • 自画像

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    女性の心理描写の巧さに驚いた。
    心が痛くて読み進めるのに一苦労。

    刺さる人には刺さる描写がたくさんだと思う。
    刺さらなかったとしたらそれも幸せなのではと勝手に思う。辛いので。

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    2026年01月05日
  • 天使はここに

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    ほんと、天使。
    心に傷を抱えながらも、一生懸命生きている主人公を応援しちゃいました。
    不器用で、要領が良くない。
    それでも、ただひたすら頑張っている姿に、胸を突かれました。

    変なユニットバスの家が気になり過ぎるw

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    2026年01月02日
  • 君たちは今が世界

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    高解像度な小6の生態。読後感が悪かったらやだなと思いながら恐る恐る読んだ。読後感、よかったです。ちゃんと希望がある。よかった。

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    2025年12月29日
  • 温泉小説

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    ネタバレ

    久々の朝比奈さん
    温泉に絡む6つの話
    どれも良かった

    特におじいちゃんが主役の
    「また会う日まで」と「わたくしたちの境目は」
    この二つが私には染みた

    「また会う日まで」
    高齢者の運転、確かに心配だらけ
    でも運転する側の気持ちがめっちゃ
    理解できて、すごく良かった

    「わたくしたちの境目は」
    これは孫とのしりとりが
    めっちゃウケた
    素敵なおじいちゃんよね

    他の話も全部読みやすく良かった

    温泉小説=ほっこりと思って
    読む人には、ちょっと違うやんと
    思われるかも〜
    読んだ後、温泉行きたい!と
    ならんかったし…

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    2025年12月16日
  • 憧れの女の子

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    クラスにいる憧れの女の子…みたいな話かと思ったら全然違う。読み始めにもつ予想を鮮やかにひっくり返され驚く。5つ入った短編がすべてそんな感じ。そしてどの登場人物にも心惹かれる。描かれかたがうまいからなのかな、日常のすぐ側にあるけど気づいていないドラマチックさをさっと切り取って手渡してくれる小説でした。

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    2025年12月13日
  • 天使はここに

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    確かに何か非日常の事件が起こるわけでもないし、大恋愛をするわけでもない。
    ありふれた日常を他人より正義感の強い女の子が過ごしている。そんな話なんだけど、何だか心温かく、私ももう少しだけ責任感強く持とう、と思えるほっこり話でした。

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    2025年12月09日
  • BANG! BANG! BANG!

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    ネタバレ

    2011年の本、今ほどSNSが活発ではなかったがネット掲示板の誹謗中傷がテーマのようなお話。
    2つの短編集だと思ったら同じ登場人物が出てきて、別の側面からもばんちゃんが見れて良かった。

    印象的だったのは

    「他人の悪口を言いたいのは人の性だから仕方がない。だけど、言うからには本人の耳に届かぬよう徹底的に注意しろ。本人に聞かせるからには、同じだけ傷つく覚悟をしろ」

    「ネットの書き込みと陰口とはまったく違う。陰口は、あたしもいろんな人のことをたくさん言ってきたが、人に向かって喋るぶん、多少は自分を守るし、言葉も選ぶ。顔をなくして吐き出せるネットでは、陰口でも出てこないようなひどい言葉が我がもの顔で毒を放つ。
    あんな一方的な誹謗中傷、嘘まじりの苦い言葉や人をおとしめるような言葉は、たとえ芸能人や政治家に対してだろうが、本人が見る可能性のある場所へ向けて発信された瞬間に、そのパソコンからレーザーが出て書き手を殺すくらいの仕組みにしといてほしい。」

    でした。

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    2025年12月05日
  • 温泉小説

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    温泉にまつわる短編小説。
    温泉なのでほっこりエピソードが多いと思いきや、見事に期待を裏切られ、一気に読めた。
    温泉がたくさん出てくるので、昔行った熱海の温泉に行きたくなった。

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    2025年11月21日
  • 温泉小説

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    朝比奈あすかさん、温泉ソムリエの資格を持っているほどの温泉好きだったとは。今まで読んだ本から勝手に持っていたイメージとは違っていて、ちょっとビックリ。こういう意外性は好きだなぁ。

    温泉小説といっても、ただほっこりする温泉の話ではなく、悩みを抱えた人たちが主人公の6つの短編集。
    悩みの種類は様々だけど、「こういう事ってあるよね」と思えることが多くて、温泉につかって解放されるところまで含めて共感しながら読んだ。
    温泉ソムリエらしく、お湯の作法や効能などにも触れられていて、読み終えると温泉に行きたくなってしまうのは私だけじゃないはず。
    寒くなってきたし、ゆっくりお湯に浸かりたい!

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    2025年11月18日
  • 温泉小説

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    温泉小説とはいえ、そこまでほっこりしない。朝比奈あすかさんらしいヒリヒリとした人間関係を絡めている。お気に入りは高齢者ドライバーが恐ろしい目にあう臨場感がリアルな『また会う日まで』と最後「なるほど!」となった『島と奇跡』。

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    2025年10月30日
  • 人間タワー

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    とある小学校での「人間タワー」、その演目を背景に繰り広げられる様々な人たちの"人間"らしいやりとり、「伝統を守るって?」「誰かのために耐えるって?それって美談?」という時代の変わり目を問う子どもたちと大人たちとのやり取りがさらにリアリティを増していたように思う。危険だから、意味を感じないからという理由だけ(それすらネットに広がっている誰かの意見を安く引用しただけ)で、物事をやめることには何も生まない。「じゃあ、どうするのか」を今作の中で、きっと描かれていない子どもたちと大人たちとのやりとりのように、真剣に向き合っていくことが歴史を作るということなのではないだろうか。

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    2025年10月30日
  • 温泉小説

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    いい感じに気温が下がってきたし、温泉に行きたくなる。最後の『島と奇跡』がよかった。こんな偶然あるのかも。この先、いいことがありそうな予感。

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    2025年10月07日
  • ななみの海

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    ネタバレ

    ななみが寮の子であることを内緒にしていたため、4人の寮に住む子どもが学園祭に来てくれたのに冷たくしてしまう。それを反省したり、税金泥棒と言われたことに納得いくまで反論するところが高校生とは思えないほど自分を確立している。
    子どもは育つ境遇を選べない。時代にそぐわない規則と闘いながら人生を考えていく様子が、しっかりしている。そうならざるを得ない環境に胸がいたむ。寮の子たちに幸せな未来がありますように…

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    2025年09月27日
  • 君たちは今が世界

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    朝比奈あすかさん2冊目。
    重松清を暗くした感じで、人が持つ嫌な側面をさりげなく出してくるのがうまい。
    心情描写とかも暗喩ながらある程度本を読んだ小学生なら理解できそうな感じで、中学受験にちょうどいいレベル感だと思う。
    話の中身としては、全てのストーリーがあえて尻切れトンボな感じになっていて、読んでてもっと知りたいよ!ってなるけどそこは想像で補うしかないのか(翼の翼、も尻切れトンボではないにしろ余韻を残す終わり方ではあったし、そういう作風なのかな)。
    あと、すごく思ったこととしては、摩耶ちゃん視点の物語欲しかった!!ルックスよくて、でもクラスの女王には逆らえなくて盛り立て役に徹したり、でもこっそり中受してたり。だけど中学受験の塾でカンニングしちゃってたり。割と成績いい描写されてたけど、結局受かったのかな(優等生の杏美が意外と成績いいって評してるあたり、カンニングなしの状態だと中堅女子校ってとこかも)。クラスの女王カナも、取り巻きの摩耶やリッチーには優しいあたり、いつもの4人組には見捨てられたくないって思ってるのかなあって思ったり。

    こういったところをあえて描かないのが朝比奈さん。答え合わせをしてくれない小説というか。でもそこ含め良かった。

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    2025年09月26日
  • やわらかな棘

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    短編同士が、少しずつリンクしていて、同じ世界なのが良かった。
    いろんな人がいろんな思いを抱えて生きているな〜と思った。
    私は私。頑張ろうっと、心に栄養が補給されました。

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    2025年09月25日
  • 温泉小説

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    「また会う日まで」「わたしたちの境目は」は妻を亡くした境遇が似ていて共感できる。
    今までも夫婦で或いは家族でいろんな所を旅行したけど、自分がリタイヤした現在、本来ならばカミさんと二人でノンビリ旅行をしたかったなぁ。かと言って今の状態では一人で行く気力も無い、ましてやカミさんと一緒に行った場所は思い出す事が多くて辛い。もう少し時間が必要かなぁ。

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    2025年09月23日
  • ミドルノート

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    びっくりした。登場人物それぞれの気持ちがわかるわかる、と思って読んだのに、いちばん心が動いたのが、元派遣社員の彩子が一緒に暮らしている彼氏が濃厚接触者なのにカフェの仕事に行こうとするところ。お金じゃないといっているけど、稼げないからと思っているところ。そんなところで涙が出た。
    私も昔、インフルエンザにかかった翌日会社に行ったことがあるから。派遣で仕事を始めると6ヶ月間は有給がない。休むと1日分のお給料が引かれてしまうから。その時はつらいとか正社員ずるいとは思っていなかったけど、10年ほど経って思い出すなんて。

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    2025年09月18日
  • 闘う女

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    ネタバレ

    バブル崩壊後の1993年、出版社に就職した石川ひとみ。その時々の流行を読みながら思いだし、あの頃の自分の生活を思い出した。懐かしい。イヤな女代表のような考えを持つ割に人生うまく渡ってる。それがまたムカつく。ひとみに人生を狂わされた元夫と、娘のりんちゃんが気の毒。あの環境でよくあれほどいい子に育ったなあ…なのに最後『あなたのために生きてきたのに、こんなふうに裏切られるなんて、信じられない』って。驚くけど、ここまでやりたい放題の人生を送るのも自分に正直で悪くない。関わりたくないけど。
    朝比奈あすかさん、どのジャンルでもさすが上手いな。

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    2025年09月13日
  • 君たちは今が世界

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    小5の娘の友達関係に悩むことがあるので読んでみた。思いのほか、自分の小学生時代を思い出し、ちょっとだけ苦しくなる方が多かった。小学生時代だけでなく、今、現在進行形の人間関係にも重なった。人は誰でもいろんな顔を持つこと。たくさん考えて悩んでいたとしても、その行動に至る理由があったとしても、それは自分しか知らないことで、誰かとの会話や関わりはその一瞬。そこで判断されることもある。その一瞬を間違わないことが大切なのかもしれない。でも私はそれ以上に、その一瞬だけで判断しないことの方が大切だと思う。他と上手く関わることができる人もいれば、誤解されやすい人もいる。私は自分自身はその中間なのかな、とも思うけれど、誤解されやすい人を理解して関係を築ける人でありたいと思う。
    この本を読めば、友達がいないことに悩む娘にどう言ってあげればいいのか少しわかるのかなと思ったけれど、読み終えてみると、何も言わなくていいのかなと思った。何も言えない分からないのかもしれない。

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    2025年09月01日
  • ミドルノート

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    女性のそれぞれの人生。
    だれしも完成していないから、自分の立場や心の持ち方によって、同じことが起こっても捉え方は違ってくる。
    相手の立場を考えられる人になりたいと思った。

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    2025年08月31日