朝比奈あすかのレビュー一覧

  • いつか、あの博物館で。アンドロイドと不気味の谷

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    すごく入りやすい文章と引き込まれる内容で、2時間くらいで一気に読めてしまう。
    この4人の中学生たちを心から応援したくなる。
    心が温かくなるって、こういう話を指すのだろう。

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    2024年07月13日
  • 君たちは今が世界

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    まさかの絵本だと思ってたら小説だった初めてのパターン。
    物凄い胸くそ悪くて胸が痛いと思いつつ、読み始めたら気になって読んでしまった。
    エピローグで私の胸くその悪さも少し救われたかな。
    学校生活で生じるあのヒエラルキーってなんなんだろうね?
    派手で目立って思ったことを口に出してしまえばこっちの勝ちみたいな。
    それを持ち上げる取り巻きも。
    ってこれ子どもの世界だけじゃないね。
    大人がそうだから子供も真似するんだ。
    私そういうのが嫌いで面倒だから一匹狼でいるんだ。
    何かあれば学校のせい、教育委員会に訴えます、自分の子どもは悪いことしません、みたいなの、本当嫌になる。
    悪いことを悪いと教えないで育てた

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    2024年06月18日
  • ミドルノート

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    食品会社同期でワーキングマザーの菜々と愛美。アロマデザイナーに転身した元同期の麻衣。菜々たちと同い歳の派遣社員・彩子。働くスタイルや活躍の場が異なる四人のアラサー女性は、新型肺炎が蔓延し、混沌とした時代の波に揉まれ、変化を余儀なくされる。焦りや不安、重圧のなかで、彼女たちが拠りどころにしたものとは!?

    社会人同期として、同じスタート地点(トップノート)から歩み始めたのに、結婚、出産、昇進、転職など、それぞれが別々の道を進んでいる――人生の「ミドルノート」で試行錯誤する女性たちは、この先どこへ向かうのか。


    「「好きなことを仕事にして自己実現」しながら、ひとりの時間も大切にし、

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    2024年05月25日
  • 君たちは今が世界

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    幼い頃は、今いるこの世界が自分の全てって思ってた。てことを、この本を読んで鮮明に思い出した。だんだんと大人になって社会に出ると、自分がいた世界は思ったよりちっぽけだったと気付く。常に自分が今いる会社や、住んでる家が世界の全てじゃない、もっともっと世界は広いから大丈夫。って、何かあるたびに思えるようになりたいし、そんな広い視野を持つことを忘れない大人になっていきたい。

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    2024年04月20日
  • ミドルノート

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    30代の女性の悩みや生活がやけにリアルで読んでいて少ししんどさがあるもののここまでリアルな作品が凄いと思いました。読んでいるうちに共感してどんどん自分もその悩みの最中にいるような感覚すらあります。けれどどうにか頑張って明日も生きていく姿に少し勇気を貰う作品でした。

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    2024年04月04日
  • ミドルノート

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    アラサーの同期女性4人を中心に、それぞれのライフスタイルや心の葛藤を描いた小説。

    ミドルノートは、本当の香りと言われることの多いラストノートの前段階の香り。彼女のうちの一人は、迷ったり苦しんだりいろいろある「ミドルノート」の段階だと自分たちを捉えている。まだ本当の自分ではない、と思ってる。
    本当の自分とは?と考えたらキリがないと思いながらも、未来の自分のために今を生きることの大切さをかみしめているラストが印象的。

    日経夕刊で紹介

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    2024年02月29日
  • 君たちは今が世界

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    小学校教諭を目指している今、書店で目に入って最初は素通りしたけれどどうしても忘れられなくて最後にあらすじを読んで即購入を決意。

    うん、いるいる。こーゆー子たちいる。という感情と共に今どきこういう小学生いるの!?とビクビクする場面も、、(笑)

    数人の視点から描かれているお話。私は教員という目線で読み進めましたが、ゆっくりでいい、ちゃんと話を聞いてあげたいと思いました。

    途中では頭の中で涙してしまう場面も。

    大人だけでなく、子を持つ親御さん、学生におすすめしたい作品です。

    (あくまで個人の感想です。)

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    2024年02月26日
  • 君たちは今が世界

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     受験シーズン到来ですね。受験生の皆さんに「桜咲く」の吉報が届くよう祈念いたします!
     本作は、2019年に刊行されると、多数の難関中学入試の国語問題として出題され、話題となったそう‥‥。小・中学生に限らず、若い方やその親御さん世代の方にも読んでいただきたい一冊です。
     
     6年3組が舞台で各章が独立し、主人公(4人)が変わります。いずれもクラスで中心的な存在ではなく、その周辺の子たちです。それぞれが、自分の居場所・立ち位置に悩む展開が主軸となっています。
     同調や群れる安心感、悩み、大人への態度や反感等、微妙な心情がリアルに描かれています。
     共感や反感をもちながら、決して楽しい読書ではなく

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    2024年02月11日
  • ミドルノート

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    食品会社で一緒に働いていた4人の女性のストーリー。
    それぞれの立場や置かれている状況が違って、いろんな人がいて、色々な生き方があるなーと、読んでて自分の周りはどーかなーと想像したりもして、、、本の中の4人それぞれの姿を想像しながら読んでいました。
    香水の話はそんなに出てこなかったです。

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    2024年01月23日
  • 君たちは今が世界

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    ネタバレ

    教室という狭い空間で作られた社会に苦しめられているのだなとつくづく思った。

    学校も友達も大好きだったけど、時々教室に行くのが憂鬱だなと思うことがあった。学校以外の場を知らなければ、嫌でも逃げ出すことなんてできない。この小説に出てくる子供たちは、塾や学校外のコミュニティでは生き生きしていて、塾とか習い事でも子供たちが安心できる居場所になりうるのだなと感じた。学校以外にも居場所をつくることが必要な気がする。

    あと感じたのは、良い意味でも悪い意味でも子供は親の影響を受けること。親が他の人を馬鹿にするような態度をとれば、その子供も真似る。作中に出てくる親は尊敬できるような親はあまりいなかったから、

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    2023年11月04日
  • 君たちは今が世界

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    ネタバレ

    本屋さんでタイトルとあらすじを見て購入。
    買って大正解なご本でした!面白かったです
    わたしの大好きな連作短編集で、前の話で出てきた主人公がまた出てきたり、前の話でちょっと出てきた子が今回の主人公で…となったりととても楽しめました。
    わたしが好きなおはなしはいつか、ドラゴン。
    詳細な感想は以下に。

    *みんなといたいみんな
    まわりの、自分ではリスクを背負いたくない子どもたちに文也くんが転がされて、読んでいて悔しい気持ちになりました。。
    パンケーキのシーンは文也くんそこまでするんだ!?って驚きながら読みました。
    お母さんがちょっと過干渉なのと、自分の子どもは悪いことしない!って気持ちが強すぎてもや

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    2023年10月31日
  • 自画像

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    初めましての作者さん。
    「心をえぐる衝撃」と煽り帯だが、どうせ言うほど衝撃でもないんでしょ?と思いつつ、結局気になって選んでしまった。

    不思議な書き出しから始まっていきなり面食らう。
    その後も淡々と話が進むのだが、妙に引き込まれてぐい読み。
    急展開があってからは、なんとも言えん感情で読み終えた。

    いつも通り帯がハードルを上げたが、これは確かに衝撃だ。
    人によっては読まない方がいいかも。
    面白いという言葉が不適切になる気もする。

    詳細に描かれていない部分もあるので、スッキリしないけど、終わり方はこれでいいと思う。
    そうでないと救われない。
    やめたからには、幸せな未来を掴んでほしいもんです。

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    2023年10月28日
  • 君たちは今が世界

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    今の学校って多かれ少なかれこんな感じなのかなぁと強い共感を覚えた。
    たまたま住んでいる地域が同じというだけで六年間共同生活を送る小学校。
    色んなキャラや得意不得意、家庭環境を背負った子どもたちが我が家以外の常識を思い知らされる場。
    子どもは子どもで、それなりに悩みもがいてるんだよな。
    エンディングがちょいと理解できずモヤモヤしたけれど、改めてこどもの思いを大切に尊重したいな、と考えさせられた。

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    2023年09月21日
  • 人間タワー

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    ネタバレ

    2年ぶりに再読。2年前は読んでいてふーんとしか思わなかったけど、今は色々と思うことがいっぱいあるかも。沖田先生は教師として公平にかけるし、とにかく厳しくやればいい、いつでも私が正しいみたいな感じで怖い。絶対にこういう人が担任は嫌ですねー。出畑くんは勘がいい。島倉先生はこの本で唯一成長する人だな。
    あえてはじめと終わりが学校に直接的に関わらない人なんだなーと思う。
    澪はすごく賢い。こういう子が令和には求められると思うな。小学生時代ピラミッドはやったことあるけどタワーはないなぁ。ここまで伝統になっていたらなんかやりたくないかも。伝統的な人間タワーで団結しましたっていうのが気持ち悪いんだよなぁ。いい

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    2023年05月11日
  • 人間タワー

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    朝比奈さんは、学校を中心にその周囲を描くのがとても上手いと感じる。
    よくある出来事、人間だからこそ大きな何かは起こらないけれど、自分の今までのことを思い出すきっかけになってくれる。

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    2023年04月13日
  • やわらかな棘

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    ネタバレ

    ちょっとずつ繋がってる短編集。

    どの章にも響く言葉があったし、共感する部分も多かった。

    やはり最後の弟が亡くなった姉の章が
    切なくて、似た体験をしたことがあるから
    分かる部分もあって、思わず涙が出た。

    初めて本に折り目をつけた。
    すごく胸に響いたほんでした

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    2023年01月09日
  • 憂鬱なハスビーン

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    この切り取り方は長めの短編なんだろうな。村上春樹の『風の歌を聞け』の似たような長さの作品が群像の新人賞デビューだったのを思い出す。
    言葉の選び方など、すでに作家として十分完成されているのを感じ、その後の活躍を予感させる作品であるのと同時に、「憂鬱な」という題名そのものの、痛いくらいの追い詰められ感のある作品でもあった。

    作者はどんな思いでこの作品を書いたのだろうと思って、インタビューを探すと『作家の読書道』で彼女がそれまでの人生を読書経験とともに語っている文章を見つけた。

    夫の仕事でアメリカ・シカゴに渡り、しばらく自分自身の仕事や小説を書くことからも離れていて、日本に戻った時に再就職。でも

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    2022年07月19日
  • Valentine Stories

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    ラブラブ甘々なものは全くなく、
    どれもどこか切ないのが小説って感じでした。

    やっぱりあんまり幸せすぎるのは
    ネタにならんのでしょうな。

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    2022年06月13日
  • 人間タワー

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    二つの小学校合併の象徴として、六年生全員で造る『人間タワー』。運動会の伝統となり、保護者のみならず地域の住民にも楽しみにしている人は多い。しかし、組体操が危険視される風潮の中、昨年は失敗に終わってしまった。
    今年はどうするべきか。保護者、教員、そして当の児童たち。様々な意見に分かれる中、出された結論とは・・・。

    賛成するにも反対するにもそれぞれの理由があり、どちらにも納得できるし反論する気持ちにもなる。実際に参加する子どもたちだってそうだ。上に乗る子、下で支える子、それぞれの立場で言い分がある。
    私は運動は全然ダメなので、団体競技など嫌を通り越して恐怖でしかないけれど、観る分には団体競技の方

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    2022年05月07日
  • 天使はここに

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    高校生でバイトを始めてそのままファミレス エンジェルズに就職し、まっすぐ仕事に邁進する真由子。

    ファミレスのリアルな勤務状況がわかって面白かった。人手が足りずシフトを回すのが大変なのに、その中で要領よく楽に仕事をしようとすらバイト生達に憤りを覚えたが、実際こういう人達いるなぁと妙に納得。時に彼等に振り回されるが、橋輝にインテグリティが真由子くらい高い人をみた事がないとの言葉に、真摯に仕事をしていれば必ず分かる人には分かると改めて思った。頑張れ真由子!

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    2022年03月19日