朝比奈あすかのレビュー一覧

  • 君たちは今が世界

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    小中学生に特に読んでもらいたい小説です。
    この本は、小学6年生のとあるクラスの話です。
    そのクラスの色々な人の視点で話が進んでいくのでとても読みやすく、共感する所や、そういう考えもあるんだなと感じる所があります。

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    2024年01月01日
  • 君たちは今が世界

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    よくいる子供達の日常を、妙にリアルな心理描写と共に描く作品。
    この作品に登場する小学生達が普通の子達であるが故に、自分の子供時代にいた周りの友人達に自然と重なっていってしまうのが逆に怖い。

    全編を通して子供の持つ無垢な純粋さと残酷さに癒されたり苦しめられたりするせいか、何枚かページを繰るたびに、いちいち考えてこんでしまっていた。

    どんな人にも事情がある。
    その人の立場になって物事を考えてみよう。

    言葉にするのは簡単でも、子供に理解してもらうのは実際かなり難しい。
    ただこの作品を子供に読んでもらえたら、親の言葉とは全く違う種類のインパクトを与えられそうな気がする。

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    2023年04月05日
  • 彼女のしあわせ

    購入済み

    姉妹であっても三者三様の生き方をそれぞれ送っている。
    本当に欲しいものは手に入らないもの。皆何かを諦めたりして自分を納得をさせながら人生を生きている。
    傷ついても力強く生きている彼女達の幸せを祈らずにはいられない温かな作品でした。

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    2023年02月17日
  • 人生のピース

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    読みやすく、暗いだけでなく明るさもあり楽しく読めました。
    婚活小説ということでどろどろした女の嫌な部分を描いているのかと思いきや、
    「なんとなく結婚したい」「結婚しないと」という抽象的な気持ちを抱えるリアルな女性視点の、
    人生の試行錯誤の話。 
    最後は希望のある終わり方で、頑張れと言いたくなりました。

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    2022年09月14日
  • 人生のピース

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    今の状況と重なって、共感の嵐。ロイヤルのくだりがいまいち分からんかったけど、全体的に読みやすかった。

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    2022年08月03日
  • 人生のピース

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    34歳独身3人組仲良し女子が1人の突然の結婚宣言に驚いて婚活を始めるお話。何かキッカケが無いと思い切りがつかない落ち着く一歩手前の34歳。
    まず年齢設定が絶妙。
    3人組のそれぞれの個性が絶妙。
    3人のオチも三者三様で絶妙。
    特に主人公の妙にひねくれた、それでいて周囲に甘えたい微妙な感情を丁寧に描いている。
    会社での地位がアップすると妙にみんな落ち着いちゃうんだよね。見たことあるっ!と思う情景がたくさん。
    面白いです。

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    2021年06月24日
  • 憧れの女の子

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    ある男女を取り巻く風景

    は、自分がいかに性役割が潜在意識にあったのかを感じさせられた。
    口では男女平等だとは言うけど、根底の意識ってなかなか変わらないもんなのかな

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    2020年06月05日
  • 憧れの女の子

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    はじめての作家さんの短編集。
    すごい。なんというか、話のつくりもテクニックも文章も上手で衝撃を受けた。自分の中にある男女の固定観念を突きつけられたり、色んな意味で男女の違いを考えさせられたり。女性を書くにあたっての視点も面白い。
    「ある男女を取り巻く風景」のテクニックに圧倒され、「リボン」のメッセージに泣きそうになった。あえて好きなのあげたけど、本当に全部良かった~~。

    人間のマイナスの感情がプラスに働く瞬間を丁寧に的確にリアルに書いてるのもすごい。共感してしまう人は多いのではないかなあ。

    シンプルに、年を取るのもいいな、どんな生き方になってもその時々で幸せがあるんだなと、前向きな気持ちに

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    2018年11月10日
  • 天使はここに

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    ファミレスを舞台にしたお仕事小説。
    表紙のイメージとは違う、常にザワザワした気持ちで読み続けたストーリーでした。
    真面目に一生懸命に仕事に向かう真由子。
    そのせいで、貧乏くじを引くことも多く、周りからも都合のいい存在として扱われてしまう。
    ファミレスの同僚の中には、少しの悪意を持つ人達もいて、明るい雰囲気の場所が舞台のはずなのに、何故かドロドロしたイメージが付きまといます。
    真由子の生育環境、同僚バイトのトキの母娘の確執など、気になることが次々明るみになり、ページめくる手が止まりませんでした。
    最後は明るい兆しの見える終わり方で読後感は良好。橋輝が気になります。

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    2018年05月11日
  • 憧れの女の子

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    女の子をどうしても産みたい、その一心で産み分けに躍起になる妻を描いた表題作を含んだ全5篇の短編集。

    「ある男女をとりまく風景」は秀逸!やられた!
    「弟の婚約者」も、女性の狂気じみた感情が細かく描写されててゾクゾクしながら読んだ。
    リピートしたい一冊。

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    2018年04月25日
  • 憧れの女の子

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    典型的な帯買い(帯を見て惹かれて買った)した本。そして帯を信じて買ってよかった、と思った本。

    「次は女の子を産むわ」と宣言して産み分けに必死になる妻を、言い表せない違和感を持ちながら見つめつつともに暮らす夫が主人公の表題作。その他四編。
    全てにおいて、ハッピーエンドではないけれど希望が見えないわけでもないラストが秀逸で、独特な読後感だった。
    ちくりと胸が痛むけれど、泣きたいのとは違うような。

    “普通”な人間なんてこの世の中にはいないのかもしれない。一見何の問題もなく、何の悩みもないように見えても、その実はわからない。
    そして“普通の関係”というものもない。
    それぞれ個性がある人間同士の関係

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    2016年05月03日
  • 憧れの女の子

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    推薦者(宮下奈都さん)買いしたものの、幸福な出会いだと思う。

    物語はとつとつと進み、派手な事件が起きたりはしないけど、丁寧に描かれた文章なのかなと思うけど、とてもするりと気持ちに入ってくるカンジ。

    物語の機微を楽しめる。

    「ある男女をとりまく風景」は叙述的トリックというか、そのギミックに目を奪われるが、そうと気づいて尚、納得というか、理解というか、無理解というか、ふと思いを添わせてしまう自分に驚くのだ。

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    2016年03月24日
  • BANG! BANG! BANG!

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    ネタバレ

    最近、ハマって読んでいる朝比奈あすか。

    どの本も読んでみたいと思える作家さん。おもしろいっっ。

    BANG!BANG!BANG!の方、書き込みしてたのがじいちゃんだったというあたり、いやいや、そりゃないな、、、とガクっときたけど。

    トン骨とジュリアンが、BANG!と繋がってると、気づかずに読んでいた。そっかーと思って、そっかーの部分がとてもよかった。

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    2015年11月13日
  • 彼女のしあわせ

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    本屋で帯の「本当に欲しいものは手に入らない。それが人生なんです」に思わず手に取ってしまった。
    母と3姉妹(36歳独身キャリアガールの征子、35歳子育てや環境に鬱屈しブログで現実逃避の月子、27歳の子供が産めない新婚の凪子)それぞれの苦悩、隣の芝生は青く見えて羨んだり、自分を卑下したり色々な思いが交錯。誰でも心の奥底にひとつやふたつは共感できる部分があるだろうな。何の曇りも無く「幸せ」と言えなくても「不幸せ」でもなく、それでも少しずつ前向きに考えられるようにしてくれる様な気がする本。

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    2014年03月04日
  • やわらかな棘

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    棘ね…相手に向く棘、受ける棘、自分に向ける棘。
    読んでいて苦しいような、嫌な感じのような、もがくような、色々チクチク刺さるものあれど、何処かに泣きたくなるような優しさ。この人の作品は痛みと優しさを伴う。

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    2014年03月04日
  • おはなしの時子

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    歳をとるとこういう気持ちになるのかな、と考えさせられるお話。
    読み終わった後にとても温かい気持ちになれるお話。

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    2026年06月28日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    ちょうど彼氏にフラれたところで、タイトルが自分のことのように感じて読み始めた。
    特に面白かったのは「不機嫌依存症」と「出会い」。「不機嫌依存症」は共感はできないけど、ちょっと自分にもこういうところがあったんじゃないかと不安になる話だった。失敗して失ってから初めて自分の過ちに気がつく感じ、フラれてからずっと自分の悪いところを探し続けていた自分にすごく刺さった。
    「出会い」はすごく純粋で切ない感じがよかった。好きな人に近いものを集めてみたりするのわかる。

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    2026年06月27日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    当たり前だけど、叶わない恋で終わるってやるせないものの方が多いなって思った。

    -人は、寂しさで繋がることができるのだと思った。
    -マッチングアプリでの出会いというのは、好きな人を探しているのか、嫌いじゃない人を探しているのかわからなくなる。

    この2つのフレーズが、今の私にはとても刺さった。

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    2026年06月24日
  • 普通の子

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    ものすごく現実を感じられた。子どもたちにとってはとても身近な話。
    いじめた側ってそんな昔の事で済んじゃうんですね。いじめられた側は一生抱え込んでいくのに。
    母親は自分が可哀想だった。としか言ってるようにしか聞こえない。
    主犯格のアケミだって普通の子だったけれど、置かれた場所によって変わってしまった。
    結局は環境なのかな。

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    2026年06月23日
  • 普通の子

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    どこにでもいる、普通の子、とは。

    普通の子、だった女の子は母親になり、仕事も子育ても頑張る普通の親、になった。
    普通の親の、普通の子、である息子はある日急に学校のベランダから飛び降りた。

    飛び降りた理由を必死に探る母親の姿は、傷ましくも共感できる。しかし物語が展開するに従って、この普通の母親のいびつさが、段々と輪郭を表していく。

    内容も展開もすばらしいのだけどとにかく読後感が悪い。特に最後のページはぐさりと胸を刺されたような痛みが残る。それも含めておそらく作者の意図通り。

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    2026年06月11日