朝比奈あすかのレビュー一覧

  • やわらかな棘

    Posted by ブクログ

    棘ね…相手に向く棘、受ける棘、自分に向ける棘。
    読んでいて苦しいような、嫌な感じのような、もがくような、色々チクチク刺さるものあれど、何処かに泣きたくなるような優しさ。この人の作品は痛みと優しさを伴う。

    0
    2014年03月04日
  • 翼の翼

    Posted by ブクログ

    胸にグサグサ刺さった物語だった。
    私も数年前に息子の受験を検討していて、塾の宿題を一緒にやっていた時の感情がそのまま描かれていて…読む手が止まらなかった。
    まだ小1だったので小4になる時、息子と話し合い受験は辞めた。
    いよいよ中学生になるが、今の息子は日々楽しく過ごしているし、スポーツも頑張っている‼︎
    次は高校受験⭐︎自分で進路を決める第一歩はどんな事があるのかなぁ〜⁉︎
    親は一番の応援団として見守ろう♡

    0
    2026年02月07日
  • 普通の子

    Posted by ブクログ

    自分が小学生で当事者より親として小学生の子どもを持つ方が難しいよな……
    自分の子が加害者になるわけないとかあの子は普通の子なのにとか

    0
    2026年02月07日
  • 普通の子

    Posted by ブクログ

    混沌とした小学生たちがリアルで良かった。
    小説やドラマに登場する小学生は純粋無垢で善良な子が多いが、そんな子なかなかいないと思う。
    我が子の話を聞いたり、自分の子ども時代を思い出しても、素直な良い子などいなかったな…と

    主人公も息子も被害者であり加害者であった。
    被害者だと思い込んでたら実は無意識に他人をたくさん傷つけていた、なんてこと実際によくある。
    主人公が良い人格だとは思わないが、夫や江梨が正しい人間とも思えない。
    親子関係も子どもへの対応も正解がなくてますます悩まされる物語だった。

    0
    2026年02月07日
  • 普通の子

    Posted by ブクログ

    題名からは、内容が想像できなかった。とても深い内容で、いろいろと思うところが多かった。記憶は改ざんされるということを、改めて感じた。それは自分にもあてはまるのだけれど、脳が自分を守るためにそういった働きをするのではないかと思う。因果応報という言葉が浮かんだ。最後の美保さんに向けたメールの長文を重く重く受け止めた。

    0
    2026年02月07日
  • 普通の子

    Posted by ブクログ

    読んでる時、常にざわざわ心がしていて、怖い、という感情だったのかもしれない。
    明らかに「いじめそうな子」「悪いことしそうな子」じゃないのに、加害者になること。
    親には親なりの正義があって、子供のこと大切に思っていて、だからといって、その子がいじめなんてしない優しい子になるなんて、そんな単純なことないんだ。

    怖いなと思った。
    私は、自分はちゃんと色々考えて、自分が未熟で正解じゃないのもちゃんとわかっていて、その中で子供が優しく正直で、心のきれいな子に、なるべくなるように、思いっきり大切にするし、良くないことは言い聞かせてきたつもりだけど、
    どれだけ試行錯誤してやっていても、我が子をちゃんと冷静

    0
    2026年02月04日
  • ミドルノート

    Posted by ブクログ

    香水の時間経過による香りの変化と、人生の中での人の変化が重ねられて書かれていた。
    私にはまだ先のことのように感じるけど、これから就職、結婚、出産、親の介護、様々な人生のステップが待っているんだなって実感した。
    自分が人に接している態度が、相手の自分に対しての態度を作るってところはすごく共感できた。
    素直に時には自分の意見をぶつけることも大切なんだなと思った!

    0
    2026年01月28日
  • ミドルノート

    Posted by ブクログ

    ----------------------------------
    ひと振りの香水で
    明日のわたし、
    もっと輝く。
    ----------------------------------
    ネットか何かで著者を気になってて(理由が思い出せない苦笑)、本作を読みたいと思ったんですが、文庫がなくて。
    悩んでバリューブックスさんで購入しました。

    30代の女性たち4人がメインで物語が展開します。
    同じ時間、場所で過ごしていても、
    それぞれが抱えてる悩みも、
    見える景色も違っていて。

    仕事も恋愛も悩みや不安は尽きない。
    読みながらコロナの時期の異様な緊張感や不安も思いだしました。
    動画撮影やYouTu

    0
    2026年01月28日
  • 普通の子

    Posted by ブクログ

    早く大人になりたかった。
    いつも不安だったし怖かった。
    親が望む快活明朗な子でなければならなかった。教室では、次のターゲットにされるのが怖かった。どれだけ良い子にしていても明るく振る舞っても、理由もなく回ってくる「順番」。途方も無く長い時間に感じられた。あの頃は学校が教室が全てだった。それ以外の選択肢なんて与えられなかったし知らなかった。
    これはわたしの本だ。美保はわたしだ。

    自分が傷付かないために、傷付けた人もいた。その人の痛みも知らずに年月が解決したと思い、大人になってきっとまた更に傷付けた。
    そしてそのことすら、この本を読むまで忘れていた。
    こわい、息子を守りたい。
    そう1番に思った私

    0
    2026年01月25日
  • 憧れの女の子

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった〜!
    最近はミステリーやサスペンス的なものよりこういう日常の闇的なものにスポットあてたストーリーがいい。
    その昔そんなのばかり読んでいたけど…
    また最近の自分にとてもハマる。
    その頃と似たような心情なんかな〜

    短編なのでおそらくすく忘れると思うけど、リボンはなんか共感した。
    人の態度や言動を見て本当は気にしなくてもいいなんでもない事で勝手に考え巡らせてハラハラする事ってあるな〜って。

    0
    2026年01月20日
  • 普通の子

    Posted by ブクログ

    普通の子ってどんな子どもだろう。
    親や先生の言うことを良く聞き、大勢の友達と仲良くできる子?
    子どもの世界は大人が思っているより非常に厳しい。そして残酷だ。
    読み進めると気分が悪くなっていく。
    いじめの加害者、被害者、そしてその親たち。
    まさか自分の子どもがいじめをしているなんて思いもしないだろう。
    いじめられている子どもの親もまた同じだろう。
    子どものことになると冷静になれない、また自分に都合の良いように考える親。
    今実際に起きているような問題が、この作品に描かれている。
    子どもの様子をしっかり見るのが親として大事な役目だと改めて思う。


    0
    2026年01月18日
  • 普通の子

    Posted by ブクログ

    教育関係の仕事をしているからなのか、こういう親いるよなぁと思いながら読み進めました。最初の方からうすうす感じていた予感が、最後大当たり。やっぱりなぁという感じでした。
    朝比奈さんの本は「君たちは今が世界」からの二冊目ですが、子供の世界を描くのが本当に上手で、惹き込まれます。私が日々子供たちと接していて、感じる子供の世界の残酷さや複雑さがありありと表現され、いろんなことを考えさせられました。

    0
    2026年01月17日
  • 普通の子

    Posted by ブクログ

    読み始めからこの母親に小さな違和感をずっと感じました…
    読み進めていくうちに、だんだん違和感は大きくなり、最後はゾッとして終わりました。

    いじめについての物語はそれなりに読んできましたが、ここまで心揺さぶられたのははじめてです。
    自分の小・中学生時代をリアルに思い出しました…

    朝比奈あすかさんの心理描写って、本当驚くぐらい細かくて、ずしんと自分の心の中に入ってくるので、いつも読後重さが残る、稀有な作家さんだと思います。

    それにしても、子どもの内面を、ここまできめ細やかに書けるのすごい!

    0
    2026年01月05日
  • 自画像

    Posted by ブクログ

    女性の心理描写の巧さに驚いた。
    心が痛くて読み進めるのに一苦労。

    刺さる人には刺さる描写がたくさんだと思う。
    刺さらなかったとしたらそれも幸せなのではと勝手に思う。辛いので。

    0
    2026年01月05日
  • 普通の子

    Posted by ブクログ

    小学生の子の加害と被害について書かれた作品。美保は夫と息子の3人でなんとか生活をかつかつ回している。ある日息子が小学校の教室から飛び降りた。美保は同級生の親たちと何のつながりもなかった。情報を得ることができないが、先生たちも誰がそばにいたのか、いなかったのか、どんな経緯で飛び降りたのかを話すことができない。それは保身のためなのか、何を知っていて知らないのかがわからない。

    0
    2026年01月03日
  • 天使はここに

    Posted by ブクログ

    ほんと、天使。
    心に傷を抱えながらも、一生懸命生きている主人公を応援しちゃいました。
    不器用で、要領が良くない。
    それでも、ただひたすら頑張っている姿に、胸を突かれました。

    変なユニットバスの家が気になり過ぎるw

    0
    2026年01月02日
  • 君たちは今が世界

    Posted by ブクログ

    高解像度な小6の生態。読後感が悪かったらやだなと思いながら恐る恐る読んだ。読後感、よかったです。ちゃんと希望がある。よかった。

    0
    2025年12月29日
  • 温泉小説

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久々の朝比奈さん
    温泉に絡む6つの話
    どれも良かった

    特におじいちゃんが主役の
    「また会う日まで」と「わたくしたちの境目は」
    この二つが私には染みた

    「また会う日まで」
    高齢者の運転、確かに心配だらけ
    でも運転する側の気持ちがめっちゃ
    理解できて、すごく良かった

    「わたくしたちの境目は」
    これは孫とのしりとりが
    めっちゃウケた
    素敵なおじいちゃんよね

    他の話も全部読みやすく良かった

    温泉小説=ほっこりと思って
    読む人には、ちょっと違うやんと
    思われるかも〜
    読んだ後、温泉行きたい!と
    ならんかったし…

    0
    2025年12月16日
  • 憧れの女の子

    Posted by ブクログ

    クラスにいる憧れの女の子…みたいな話かと思ったら全然違う。読み始めにもつ予想を鮮やかにひっくり返され驚く。5つ入った短編がすべてそんな感じ。そしてどの登場人物にも心惹かれる。描かれかたがうまいからなのかな、日常のすぐ側にあるけど気づいていないドラマチックさをさっと切り取って手渡してくれる小説でした。

    0
    2025年12月13日
  • 天使はここに

    Posted by ブクログ

    確かに何か非日常の事件が起こるわけでもないし、大恋愛をするわけでもない。
    ありふれた日常を他人より正義感の強い女の子が過ごしている。そんな話なんだけど、何だか心温かく、私ももう少しだけ責任感強く持とう、と思えるほっこり話でした。

    0
    2025年12月09日