朝比奈あすかのレビュー一覧
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《30代の恋愛は、人生と地続きだ》
とびきり不幸でもないけれど、完璧な幸せでもない。そんな「30代」を切り取った、人気作家さんたちによる「うまくいかない恋」がテーマのアンソロジーということで…
これはきっと30代は読みたくなるヤツ!
まだ一応30代の私もまんまと気になって手に取ったσ(´˘` )
♥「感情旅行」一穂ミチさん
葬儀って悲しみの場であると同時に、残された人の縁を繋ぎ直す場でもあるよな、と自分自身の経験も踏まえて改めて感じた。
過去の記憶、懐かしさ、言えなかった気持ちー…旅を通じて、心もあの頃へ。
そして、きっと旅をする前とは少し違う気持ちでいつもの日常に戻っていく。
あぁ、余 -
Posted by ブクログ
ネタバレ我が子が褒められると嬉しい、期待したくなる。
良い親の当然の反応だと思う。
子どもも、親の喜ぶ顔を見たいから頑張れる、それが問題を乗り越える原動力になる。
お互い順調に進めばいいのだけど、現実は山あり谷あり。
谷底にいる(ように見える)我が子も、そのまま受け止められるか、が鍵かなぁと思った
私も子どもが数人いて中受経験もあり、本を読んだり先生に相談したり、子どもと喧嘩もしたり、いろいろあったけれど…中受に限らず自分の感情とは切り離して子どもをしっかり見ることが1番大切だと改めて思った。
ママ友関係の描写はリアルで面白かった。
最後、言いにくいことを気づいて教えてくれたママ友、人との関係は時 -
匿名
購入済み子供は残酷だ。狭い世界で、それがすべてだと思い必死に生きている子供達。子供の頃は1日が長くて毎日、自分の存在を汚されないように自分を守るためだけに生きていた。そのずっと先、大人になったら今の苦しみから開放される。漠然と大人になる事を考えても生きるための術を知らないから必死に今を生きる事だけにしか考えが及ばない。家庭環境が最悪な家に生まれた子供はさらに悲惨だ。守ってくれる大人がいないから、より孤独で自分を守るのに必死になる。先生も教師としての自分の立場が大事な人が多い。それはしょうがない事だと大人になったらわかるが、子供の頃は、見て見ぬふりする大人に絶望してしまう。ちゃんと自分を見てくれる先生と
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ネタバレ6つの短編集。主人公は別々だが、ストーリーに温泉が登場し、一役買っている。
一人でバスツアーに参加した女性が、参加者同士で温泉に入り、友達のあり方を語り合うとか、娘に免許返納を迫られた高齢男性の温泉へのドライブ旅とか、母親に依存してきた半生を顧みるため女一人旅をする娘、亡き妻との思い出の秘湯へ息子家族と旅する男性、婚約者と別れて南の島で再出発する青年が若い頃に世話になった地元の気さくな老人と再会する奇跡など、さまざまな家族の位置関係に悩み、主人公は温泉に入り、人生を回想し懐古するのだ。
ゆっくり読めて、読後にじわじわと気持ちが温かくほっこりとなるような内容だから温泉小説というタイトルにした -
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朝比奈あすかさん6冊目。
アラサー女性の悩み、共感できて一気読み。
こういう話って、陰湿な意地悪や不倫など、女性どうしの嫉妬や争いが描かれることが多いのですが、この本にはそれがなくてどの女性も一生懸命生きていて、そこがすごく現実感があってとても良かったです。
30代女性って、仕事や育児等自分のライフステージの変化に向き合うのに必死で、他人を羨んだり妬んだりする暇ないですよね。(いいなぁ程度には思うけど)
女性同士が互いの良いところを認め合って助けになりたいと思っているのがすごく良くて、最後のところ何気ない文章なのですが、4人と子どもたちの様子が目に浮かんでじわっと胸に来ました。
「外 -
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もう どれもこれも 痛すぎる。
痛いところ順番に押してくるアンソロジー。
圧倒的安定感 我らが一穂ミチ「感傷旅行」
そんな女子コミュニティ内部を覗かないで、
麻布競馬場「独身の女王」
カクヨム発 令和のOLも辛いわね、泣けそうだったわ、砂村かいり「オレンジシャドウの憂鬱」
他者を食いつぶす寂しがりやはいかんね、
こざわたまこ「さみしがりやの恐竜たち」
昔は 仏の顔も三度までなんて言葉がありました、間に合うと良いね、田中兆子「不機嫌依存症」
出会いは恋愛だけでなし 仕事も良いよ
朝比奈あすか「出会い」
そうそう 正しい判断ですね、
千加野あい「振りかぶって、さよなら」
そうそう -
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様々な理由で親元で暮らせない子どもたちが生活する児童養護施設で暮らす高校生・ななみ。
努力して進学校に進み、学校では周囲の友達とも「うまくやって」きた。
高2になり、ダンス部の引退前の最終ステージ、初めての恋人、友達グループとの関係、そして迫り来る進路選択……と、ただでさえ揺れ動く思春期の心に、本人も言語化しきれない自らの境涯に対する想いや将来に対する不安がつきまとう。
いきなり矛盾したことを言うが、この「言語化しきれない自らの想い」を緻密に言語化していることに驚愕する。
表面的にはうまく取り繕うもふつふつと湧き上がる自分でもコントロールできない気持ち、逆に爆発的に感情が湧き起こってきて抑え -
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Posted by ブクログ
子育て中、もしくは子育てで悩んだ経験のある女性にはめちゃくちゃ響く内容だろう。
この小説は2篇収録されており、一つは表題の『声を聴かせて』で、亡くした幼い息子と成長した孫を出産した娘へ注がれる母親の視線と回想…こちらも面白かったが、もうひとつの『小さな甲羅』という短篇が印象的だった。
ある日、幼稚園へ通う息子が友だちを噛んでしまったことを知るが、その理由を聞かずに、幼稚園のママ友の中で嫌われてしまうのでは無いかと心配になる母親。
実は我が子は物事がまだうまくできない年頃であり、その噛んだ相手の子を中心にいじめられていたのだ。
予想通りママ友の中でも浮いてしまい、余裕を無くして壊れていく母 -
Posted by ブクログ
香水がトップノート、ミドルノート、ラストノートと時間が経つにつれて香りが変化することを初めて知った。でも、なぜタイトルがミドルノートなのか、読み進めても全然分からなかった。そして、物語の最後に分かった。香水の香りを人生に例えていた。まだまだ私はミドルノートの位置にいる。そして今はメンタル不調が続いていて正直辛い時期。でも、またきっと楽しい時期もやってくる。喜怒哀楽を繰り返し、やがていつかラストノートの時期が来る。そのときに、ミドルノートのとき、いろんなことがあったけど、だからこそ今の自分、ラストノートの自分がいるんだよなあと優しく言ってあげたい。
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