朝比奈あすかのレビュー一覧

  • 温泉小説

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    いい感じに気温が下がってきたし、温泉に行きたくなる。最後の『島と奇跡』がよかった。こんな偶然あるのかも。この先、いいことがありそうな予感。

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    2025年10月07日
  • 普通の子

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    読んでいて何度も「もうやめて」「落ち着いて」と思った。客観的に見れば、きっとそう感じる場面のだと思う。
    自分の子どもを信じすぎるなということなのか、ちゃんと向き合えば大丈夫ということなのか。向き合っても結果は同じで、それを受け入れるしかないということなのか。受け入れることで何か変わるのか。受け入れることは諦めることなのか。

    自分の子どもへの接し方が正しいのかどうか分からなくなった。

    展開が気になって一気に読んだが、読み終えた後、「読まなければよかった」と少し思った。

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    2025年10月06日
  • ななみの海

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    ネタバレ

    ななみが寮の子であることを内緒にしていたため、4人の寮に住む子どもが学園祭に来てくれたのに冷たくしてしまう。それを反省したり、税金泥棒と言われたことに納得いくまで反論するところが高校生とは思えないほど自分を確立している。
    子どもは育つ境遇を選べない。時代にそぐわない規則と闘いながら人生を考えていく様子が、しっかりしている。そうならざるを得ない環境に胸がいたむ。寮の子たちに幸せな未来がありますように…

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    2025年09月27日
  • 君たちは今が世界

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    朝比奈あすかさん2冊目。
    重松清を暗くした感じで、人が持つ嫌な側面をさりげなく出してくるのがうまい。
    心情描写とかも暗喩ながらある程度本を読んだ小学生なら理解できそうな感じで、中学受験にちょうどいいレベル感だと思う。
    話の中身としては、全てのストーリーがあえて尻切れトンボな感じになっていて、読んでてもっと知りたいよ!ってなるけどそこは想像で補うしかないのか(翼の翼、も尻切れトンボではないにしろ余韻を残す終わり方ではあったし、そういう作風なのかな)。
    あと、すごく思ったこととしては、摩耶ちゃん視点の物語欲しかった!!ルックスよくて、でもクラスの女王には逆らえなくて盛り立て役に徹したり、でもこっそ

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    2025年09月26日
  • やわらかな棘

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    短編同士が、少しずつリンクしていて、同じ世界なのが良かった。
    いろんな人がいろんな思いを抱えて生きているな〜と思った。
    私は私。頑張ろうっと、心に栄養が補給されました。

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    2025年09月25日
  • 温泉小説

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    「また会う日まで」「わたしたちの境目は」は妻を亡くした境遇が似ていて共感できる。
    今までも夫婦で或いは家族でいろんな所を旅行したけど、自分がリタイヤした現在、本来ならばカミさんと二人でノンビリ旅行をしたかったなぁ。かと言って今の状態では一人で行く気力も無い、ましてやカミさんと一緒に行った場所は思い出す事が多くて辛い。もう少し時間が必要かなぁ。

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    2025年09月23日
  • 普通の子

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    どよ〜ん…

    読後みんなどよ〜んでしょ?

    子どもが飛び降りた!
    学校は?いじめでは?
    でもそうじゃなかった…

    タイトルの「普通の子」が効いてる

    いじめは普通の子がしているんだ
    サイコな子だけじゃない

    アケミはやりすぎだと思うけど
    エリや主人公ミホみたいな子は
    だくさんいる

    いじめはダメ
    それは大前提としてある
    でも
    巻き込まれて加害者になってしまう事を避けられない場合も
    残念だけどある

    みんなが
    「やめなよ!」って言える世の中じゃないのは
    ホントは先生も親も知ってる
    当の子どもたちは恐怖を持って
    もっとそれを知ってる

    できるのは
    知らないフリ
    かかわらないだけ

    私はもうずいぶん

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    2025年09月19日
  • ミドルノート

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    びっくりした。登場人物それぞれの気持ちがわかるわかる、と思って読んだのに、いちばん心が動いたのが、元派遣社員の彩子が一緒に暮らしている彼氏が濃厚接触者なのにカフェの仕事に行こうとするところ。お金じゃないといっているけど、稼げないからと思っているところ。そんなところで涙が出た。
    私も昔、インフルエンザにかかった翌日会社に行ったことがあるから。派遣で仕事を始めると6ヶ月間は有給がない。休むと1日分のお給料が引かれてしまうから。その時はつらいとか正社員ずるいとは思っていなかったけど、10年ほど経って思い出すなんて。

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    2025年09月18日
  • 普通の子

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    ほぼホラー。なんならホラーよりおそろしい。

    母親である美保の思考と発言にイライラしたが、自分の子どもに置き換えると…いや、流石にああはならないかと思った。しかし、それは父親である和弥と同じように、呑気な幼少期を過ごしてきたからがゆえに、理解が及ばないだけなのかもしれない。
    子供も大人も、誰の気持ちも本当の意味ではわからない。決めつけたり、そうであってほしいという願望を込めたり、気のせいだと思いたいと流したりする事は楽だけど、自分の思い込みフィルターをはずす努力は必要だなと胸が痛くなった。

    最後の江梨のメールは、美保の心に届いただろうか。江梨は自分の行った加害についても理解しているがために、

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    2025年09月13日
  • 闘う女

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    ネタバレ

    バブル崩壊後の1993年、出版社に就職した石川ひとみ。その時々の流行を読みながら思いだし、あの頃の自分の生活を思い出した。懐かしい。イヤな女代表のような考えを持つ割に人生うまく渡ってる。それがまたムカつく。ひとみに人生を狂わされた元夫と、娘のりんちゃんが気の毒。あの環境でよくあれほどいい子に育ったなあ…なのに最後『あなたのために生きてきたのに、こんなふうに裏切られるなんて、信じられない』って。驚くけど、ここまでやりたい放題の人生を送るのも自分に正直で悪くない。関わりたくないけど。
    朝比奈あすかさん、どのジャンルでもさすが上手いな。

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    2025年09月13日
  • 君たちは今が世界

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    小5の娘の友達関係に悩むことがあるので読んでみた。思いのほか、自分の小学生時代を思い出し、ちょっとだけ苦しくなる方が多かった。小学生時代だけでなく、今、現在進行形の人間関係にも重なった。人は誰でもいろんな顔を持つこと。たくさん考えて悩んでいたとしても、その行動に至る理由があったとしても、それは自分しか知らないことで、誰かとの会話や関わりはその一瞬。そこで判断されることもある。その一瞬を間違わないことが大切なのかもしれない。でも私はそれ以上に、その一瞬だけで判断しないことの方が大切だと思う。他と上手く関わることができる人もいれば、誤解されやすい人もいる。私は自分自身はその中間なのかな、とも思うけ

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    2025年09月01日
  • ミドルノート

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    女性のそれぞれの人生。
    だれしも完成していないから、自分の立場や心の持ち方によって、同じことが起こっても捉え方は違ってくる。
    相手の立場を考えられる人になりたいと思った。

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    2025年08月31日
  • やわらかな棘

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    ネタバレ

    人間の嫌なところがよくわかる作品。柔らかい棘ではなく深く突き刺さる。柔らかいほうがいつまでも痛いからかな。
    恋人が逆玉結婚、捨てられた元カノがしたこと、狂気じみていく様子が恐ろしくも現実的。
    その逆玉の相手は大富豪の孫、奈那子。彼女の双子の姉、奈津子は見た目も性格も正反対。奈津子の働く幼稚園にいる美雨とその母、祖母の話は明るい兆しが見え3人が良い人生を歩めるといいなと思う。アパートの隣同士に住むのもすてき。

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    2025年08月24日
  • 普通の子

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    自分の子どもが学校のベランダから飛び降りた……いじめか事故か、二転三転していく様を息を詰めて読む。

    誰だってどこか後ろ暗いところのある人生。歯を食いしばって認めるところからリスタートするしかない。タイトル「普通の子」が万人に突きつける。

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    2025年08月11日
  • 普通の子

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    主人公・美保の息子である晴翔が小学校の2階から転落した事から物語の展開が始まる。

    "虐められた"という記憶は実に鮮明。
    "虐めた"という記憶は曖昧で、もしくは改竄する。
    最後の江梨からのメールが全てを語っているようだ。

    虐めは、虐める側の家庭環境が全ての元凶だと私は思っている。海外では加害者のカウンセリングを重点的にする、と聞いた事がある。
    美保のように、自分の子は"普通の子"と思っている家庭がほとんどであろう。
    このご時世、共働き家庭が増え、それなりに暮らせ、それなりに家族で旅行に行き、普通に暮らせている...。果たしてその中で

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    2025年08月10日
  • 普通の子

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    いじめ 被害者、加害者それぞれ事情があれど、大人になってからも心に傷を残す事柄
    子ども時代の人間関係が単純でただただ幸せを感じられることを望むのは難しいのか

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    2025年08月09日
  • 温泉小説

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     若くして亡くなった妻と一緒につかりに行った温泉に 雪の降りしきり渋滞する中をハンドルをしっかり握って 向かう話や、女性が1人でバスツアーに参加した時の話、 昔行った島に十年前後して移住する事に決め、十数年振 りにお世話になった年配の男の人に出会う話など日常で 誰にでも起こりうる話にほっこりしながら読みました

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    2025年08月05日
  • 普通の子

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    いじめ・・・・。悲しいかな、どの時代にも、どこでも行われている。自分の子供時代にも、しっかりと、あった。なぜ、人間はこれをやめられないのだろう?
    自分の子供時代には、もちろんSNSなんてなかったから、親や先生に知られる事なく、放課後に繰り広げられていた。
    私は、えりみたいな存在だった・・・・。
    いじめている方は、大した罪悪感はないのに、いじめられている方は、死にたいくらい悲しい。
    こんな理不尽なこと、世の中からなくなってほしい。

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    2025年08月03日
  • ミドルノート

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    菜々、愛美、麻衣、彩子、それぞれ違う人生だけど、それぞれに共感できる部分や自分を投影する部分もあって、年代ドンピシャの私には刺さる部分が多かったです。

    特に以下の菜々の言葉は、しっかりと心に留めておこうと思いました。
    「人が誰かに見せる姿って、普段からその誰かからどう接されているかの裏返しのような気がしてるんだよね。つまり、彼の今の姿は、わたしが作り出したものなんだ。」

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    2025年07月14日
  • 温泉小説

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    様々な世代、立場、性別の主人公が、温泉旅を通して、日々の疲れを癒し、リフレッシュし、自分を見つめ直し、生まれ変わる。
    大きな事件とか、ものすごく個性的な人が出てくるとかではないけれど、地に足がついているというか、一人一人の話が、とても身近に感じられる。
    良質な温泉に使ったような気持ちになれる物語。

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    2025年07月10日