朝比奈あすかのレビュー一覧

  • 普通の子

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    一気読み。
    私自身小学生の親なのですが、最後まで読むとゾクゾクくるような、どんなホラーものよりも現実的な恐怖で覆われるような、なんとも言い難い気持ちになりました。
    小学生高学年の親はこの本を読んでおいた方がいいような気がするけれど、だけど読んでもどうにもできないというか。我が子は大丈夫か、我が子の周囲は大丈夫なのか、自分の学生時代は大丈夫だったのか、漠然とした不安が残るような読後感です…

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    2026年03月08日
  • 温泉小説

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    うまい作家さんだなーと思った。
    以前に、ある人がこの作家さんをチェックしていて出てれば買って読む、と言っていて、ずっと覚えてる。
    温泉にまつわる6つの短編が収録されており、それぞれの主人公の年齢性別背景は様々。というか、わりとよくいる、通り過ぎても心に残らないくらいの人たち。彼らが温泉に行き、そこでクルッと読者の世界が変わる。基本的に語り手視点での話だから、彼らが明かさないと分からないのだ。普段と違う環境に身を置き、違う心境に陥ることで、初めて彼らの本音が覗く。

    このままだと苦い締めくくりになりそうだなあと心配してると、わりと持ち直してほろ苦いけれども少し明るい先が見える形に落ち着く。その背

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    2026年03月06日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    となりの独り
    カツセマサヒコを読んで

    マッチングアプリを通して人をジャッジする立場に立ってしまっていることの虚しさ、悪いことをしているような気持ち悪さについて納得した。

    30代になり、子供が産まれた友達ばかりで付き合いが変わってしまうということで孤独を感じる独身男性の気持ちが描かれていて結婚願望の強くない自分は結婚をしなくてもいいのか考えてしまった。
    →明確に子供を欲しいと思わないが結婚をすることに対しては前向きに考えたいと思った。
    先日、アプリの女性とは子供が欲しいという価値観の違いから交際するのではなく友達としての付き合いを続けることになったので、26歳になった今の恋愛では子供を作るこ

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    2026年03月01日
  • 君たちは今が世界

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    ネタバレ

    子どもには、近くで話を聞いてくれる大人や、間違ったことをちゃんと間違っていると正してくれる大人の存在が必要だと改めて感じた。
    また、この子はこういう子だからというレッテルを貼ることの危険性も感じた。
    教室という1つの小さな社会の中ではなぜだかパワーバランスが生まれ、そのことにあの頃は疑問を持たなかったし、今となっては大したことないと思える。でもあの頃は確かにあの社会がすべてだったなと思った。

    子どもは子どもで、大人ではないしなる必要もまだない。

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    2026年03月01日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    前半のお話が特に面白かった。
    同じ30代独身として耳が痛い部分もあったし、叶わない切なさにぎゅっとなった。
    1話が短いからどのお話も読みやすかった。

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    2026年03月01日
  • ミドルノート

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    すらすらと一気に読み終えた
    4人の30代女性が、本当の自分になるために今を生きている
    コロナ禍の話でもあり、大変だったあの頃
    今は忘れていたことも思い出した

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    2026年02月23日
  • 温泉小説

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    「女友達」が一番胸にささる話だった。「島と奇跡」のなかの「僕」はかっこいいと思ったのに岡部はもっといい男だった。

    とりあえず温泉に入りたくなった。できれば大きなお風呂で消毒薬の匂いのしない温泉がいいなぁ…

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    2026年02月22日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    私は麻布競馬場が書く文章が好きです。特に、この部屋から東京タワーは永遠に見えない、が好きです。だから今回の小説を買いました。前半部分に面白いエピソードが固まっており、後半部分は私好みではなくなってきたなという印象です。

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    2026年02月21日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    恋愛はどの年代でも難しいが、中でも周囲のライフステージの変化が大きい30代に自分を見失う気持ちはとてもわかる。友人や家族との付き合いが変わると、どうしても自分の生き方も変わってしまう。正解はないと思うが、自分自身と向き合うことから逃げ続けていてはいけないなと感じさせられた。
    各短編、個性的で不器用な主人公ながらもリアルで共感する部分も多くてそれぞれ面白かった。

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    2026年02月17日
  • 翼の翼

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    胸にグサグサ刺さった物語だった。
    私も数年前に息子の受験を検討していて、塾の宿題を一緒にやっていた時の感情がそのまま描かれていて…読む手が止まらなかった。
    まだ小1だったので小4になる時、息子と話し合い受験は辞めた。
    いよいよ中学生になるが、今の息子は日々楽しく過ごしているし、スポーツも頑張っている‼︎
    次は高校受験⭐︎自分で進路を決める第一歩はどんな事があるのかなぁ〜⁉︎
    親は一番の応援団として見守ろう♡

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    2026年02月07日
  • 普通の子

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    自分が小学生で当事者より親として小学生の子どもを持つ方が難しいよな……
    自分の子が加害者になるわけないとかあの子は普通の子なのにとか

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    2026年02月07日
  • 普通の子

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    混沌とした小学生たちがリアルで良かった。
    小説やドラマに登場する小学生は純粋無垢で善良な子が多いが、そんな子なかなかいないと思う。
    我が子の話を聞いたり、自分の子ども時代を思い出しても、素直な良い子などいなかったな…と

    主人公も息子も被害者であり加害者であった。
    被害者だと思い込んでたら実は無意識に他人をたくさん傷つけていた、なんてこと実際によくある。
    主人公が良い人格だとは思わないが、夫や江梨が正しい人間とも思えない。
    親子関係も子どもへの対応も正解がなくてますます悩まされる物語だった。

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    2026年02月07日
  • 普通の子

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    題名からは、内容が想像できなかった。とても深い内容で、いろいろと思うところが多かった。記憶は改ざんされるということを、改めて感じた。それは自分にもあてはまるのだけれど、脳が自分を守るためにそういった働きをするのではないかと思う。因果応報という言葉が浮かんだ。最後の美保さんに向けたメールの長文を重く重く受け止めた。

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    2026年02月07日
  • 普通の子

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    読んでる時、常にざわざわ心がしていて、怖い、という感情だったのかもしれない。
    明らかに「いじめそうな子」「悪いことしそうな子」じゃないのに、加害者になること。
    親には親なりの正義があって、子供のこと大切に思っていて、だからといって、その子がいじめなんてしない優しい子になるなんて、そんな単純なことないんだ。

    怖いなと思った。
    私は、自分はちゃんと色々考えて、自分が未熟で正解じゃないのもちゃんとわかっていて、その中で子供が優しく正直で、心のきれいな子に、なるべくなるように、思いっきり大切にするし、良くないことは言い聞かせてきたつもりだけど、
    どれだけ試行錯誤してやっていても、我が子をちゃんと冷静

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    2026年02月04日
  • ミドルノート

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    香水の時間経過による香りの変化と、人生の中での人の変化が重ねられて書かれていた。
    私にはまだ先のことのように感じるけど、これから就職、結婚、出産、親の介護、様々な人生のステップが待っているんだなって実感した。
    自分が人に接している態度が、相手の自分に対しての態度を作るってところはすごく共感できた。
    素直に時には自分の意見をぶつけることも大切なんだなと思った!

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    2026年01月28日
  • ミドルノート

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    ひと振りの香水で
    明日のわたし、
    もっと輝く。
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    ネットか何かで著者を気になってて(理由が思い出せない苦笑)、本作を読みたいと思ったんですが、文庫がなくて。
    悩んでバリューブックスさんで購入しました。

    30代の女性たち4人がメインで物語が展開します。
    同じ時間、場所で過ごしていても、
    それぞれが抱えてる悩みも、
    見える景色も違っていて。

    仕事も恋愛も悩みや不安は尽きない。
    読みながらコロナの時期の異様な緊張感や不安も思いだしました。
    動画撮影やYouTu

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    2026年01月28日
  • 普通の子

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    早く大人になりたかった。
    いつも不安だったし怖かった。
    親が望む快活明朗な子でなければならなかった。教室では、次のターゲットにされるのが怖かった。どれだけ良い子にしていても明るく振る舞っても、理由もなく回ってくる「順番」。途方も無く長い時間に感じられた。あの頃は学校が教室が全てだった。それ以外の選択肢なんて与えられなかったし知らなかった。
    これはわたしの本だ。美保はわたしだ。

    自分が傷付かないために、傷付けた人もいた。その人の痛みも知らずに年月が解決したと思い、大人になってきっとまた更に傷付けた。
    そしてそのことすら、この本を読むまで忘れていた。
    こわい、息子を守りたい。
    そう1番に思った私

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    2026年01月25日
  • 憧れの女の子

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    ネタバレ

    面白かった〜!
    最近はミステリーやサスペンス的なものよりこういう日常の闇的なものにスポットあてたストーリーがいい。
    その昔そんなのばかり読んでいたけど…
    また最近の自分にとてもハマる。
    その頃と似たような心情なんかな〜

    短編なのでおそらくすく忘れると思うけど、リボンはなんか共感した。
    人の態度や言動を見て本当は気にしなくてもいいなんでもない事で勝手に考え巡らせてハラハラする事ってあるな〜って。

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    2026年01月20日
  • 普通の子

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    普通の子ってどんな子どもだろう。
    親や先生の言うことを良く聞き、大勢の友達と仲良くできる子?
    子どもの世界は大人が思っているより非常に厳しい。そして残酷だ。
    読み進めると気分が悪くなっていく。
    いじめの加害者、被害者、そしてその親たち。
    まさか自分の子どもがいじめをしているなんて思いもしないだろう。
    いじめられている子どもの親もまた同じだろう。
    子どものことになると冷静になれない、また自分に都合の良いように考える親。
    今実際に起きているような問題が、この作品に描かれている。
    子どもの様子をしっかり見るのが親として大事な役目だと改めて思う。


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    2026年01月18日
  • 普通の子

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    教育関係の仕事をしているからなのか、こういう親いるよなぁと思いながら読み進めました。最初の方からうすうす感じていた予感が、最後大当たり。やっぱりなぁという感じでした。
    朝比奈さんの本は「君たちは今が世界」からの二冊目ですが、子供の世界を描くのが本当に上手で、惹き込まれます。私が日々子供たちと接していて、感じる子供の世界の残酷さや複雑さがありありと表現され、いろんなことを考えさせられました。

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    2026年01月17日