朝比奈あすかのレビュー一覧

  • 自画像

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    女の子って面倒くさい
    中学生の時は特にそうだった。
    清子が婚約者に、学生時代の話を淡々と始める。
    その話は暗く、辛い。
    なぜ、こんな話を淡々と聞かせるのか?
    男子が始めた女子のランキング清子
    そんなことでスクールカーストは作られていく。
    中学生入学に合わせ、清子以外誰にも気付かれず
    整形をしてスクールカーストの上位にいる琴美。
    ニキビのひどい顔でカースト下位にいる清子。
    さらにひどいニキビの陽子。
    その後の三人はどうなっていくのか…

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    2021年10月27日
  • 人生のピース

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    最後にはそれぞれがハッピーエンドに向かっているところがフィクションだなぁとは思いつつも、女友達に感じる複雑な感情は絶対に誰もが持ってるものだよなぁと共感するところが多々あった。最後の金子と潤子の会話はうるっとしてしまった。

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    2021年10月10日
  • 人間タワー

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    朝比奈 あすかさんの長編小説。

    タイトルから今時のカースト制がテーマかと想像していましたが
    タイトルそのままに、小学校で行われる組体操「人間タワー」を描いた連作集でした。

    読み始めの地味な印象から一転、どんどん惹きつけられ途中から夢中になって読みました。

    一時、その危険性が取り上げられた組体操ですが、本作では親や教師、そして組体操の上に立つ子供、下で支える子供達の本音などが丁寧な人物描写で描かれています。

    「人間タワー」が実施されるのか、無くなってしまうのか、
    もし実施される事になったらどんな形で行われる事になるのか、結末が気になり、そしてそこに辿り着くまでの、それぞれの子供達、大人の

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    2021年09月04日
  • 天使はここに

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    ネタバレ

    松村さんは不正をしない人だと思う。俺、就活でたくさんの人に出会ってきたけど、松村さんくらいインテグリティが高い人を見たことがないから。和久に紹介してもらう前から、店であなたの働き方を見ていて、尊敬していた。今、ますますその気持ちが強くなっている。

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    2021年08月10日
  • 天使はここに

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    一生懸命な主人公に降りかかるチクチクした理不尽が読んでいてつらかった。モヤモヤする心情を読者に与えるのが上手だと思う。

    読む前は『和菓子のアン』をイメージしてたけど、もっと闇が深くてリアルだった。どちらも面白いけれど、個人的にはこっちのほうが好み。

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    2021年08月10日
  • 人間タワー

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    特老ホームのおじいちゃん、教師、生徒、卒業生…と、次々と視点が変わりながらの展開。
    学校伝統で楽しみにしている人も多い“人間タワー”に対するそれぞれの思い。視点が違うと見える景色も全然違ったものになる。
    憧れ、期待、不安、焦り、葛藤…
    年齢も立場も全然違うのに、どの視点も心理描写がとても丁寧でリアリティがありました。
    小学生独特の世界の描き方が絶妙。

    小学生の組体操が今身近にある人は、特に感情移入せずにはいられない作品だと思います。

    『一人のおとなが一人のこどもの人生を、突然大きく拓くことがある。ささやかな敬意が、想像もできないほど一人を救う。』

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    2021年05月15日
  • 天使はここに

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    朝比奈あすかさんの本は、ぐいぐいと入り込めて好き。
    細かい気持ちの描写とか、すごくよくわかる。
    明らかに傷つかないけど、モヤっとする感じの気持ち。へこんでる時にモヤがあるとかなり落ち込むよね。

    ドラッカーの真摯さの経営論を思い出したIntegrityという言葉。
    どれだけ仕事に慣れても持っていたいものです。

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    2020年10月22日
  • 憧れの女の子

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    前回長編の作品を読んで面白かったので読んでみました。
    短編でここまで面白いのはなかなか無いのでとても良かったです。
    さくさく読めてすぐに読み終わりました。

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    2020年08月24日
  • さよなら獣

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    懐かしく、切ない気持ちになった読後感。友だちというミクロの世界で認め合うことが、世界平和につながるんだろうなあ。大げさか。

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    2020年08月23日
  • 彼女のしあわせ

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    征子·月子·凪子の3姉妹と母·佐喜子、それぞれの物語。
    家族だからこそ言えない本音や、見えない相手の気持ち。
    それでも家族っていいなと思った。
    それぞれが気付く自分らしいしあわせ。
    しあわせは案外近くに転がっているのかもしれない。
    読み終わったあと、なんだか私もウキウキと嬉しくなった。

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    2020年08月20日
  • 憧れの女の子

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    表題作をはじめとする、短編5編からなる作品集。たしか、本の雑誌の年間ベスト10からだったか。各主人公たちには、それなりの試練が降りかかるんだけど、最後はハッピーエンドとはいかないまでも、救いのある結末、といった結構。それぞれに味わい深いものがありました。

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    2020年04月24日
  • 天使はここに

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    ネタバレ

    前半は主人公にコンビニ人間のファミレス版的な恐ろしさを感じた。
    このファミレスだけが世界の女性と、周りのバイトや店長たちの感じがすごく上手に書かれてて感心しました。
    で、ちょっと上向きになって終わります。

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    2020年03月31日
  • ばんちゃんがいた

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    読み終わって見る表紙の切なさよ。。。

    ばんちゃん、きみがどんな大人になって、どんな人生を送るのか、わたしも知りたかった。


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    2020年02月15日
  • さよなら獣

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    ついこの前成人式だった。色々重なる部分があった。今でも連絡とりたいと思う子って親友!とかずっと友だち!って当時全く考えてない子だったりするよなあ。

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    2020年01月15日
  • やわらかな棘

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    4つの話。
    やわらかな棘という題だから、軽めの復讐ものかと思って読み進めたけど、ドロドロはほとんどない。
    辛かったけど、頑張る的な応援したくなるような四つの話。
    第一章「まちあわせ」は、付き合ってた彼氏に裏切られ復讐を考えている晴が主人公。
    第二章「ヒヨコと番長」は、裏切り者の晴の元カレと結婚した奈那子のお姉さんの話。
    面白かった。

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    2019年08月24日
  • 彼女のしあわせ

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    以前に読んだことがあるような…多分再読。
    3姉妹と母4人の女性それぞれの立場や状況、幸せとは?誰が一番幸せ?と問いながら読んだけど、、
    姉妹や親子でもなかなか寄り添って親身にはなれないものだ。
    それでもいざという時には身内は強い味方になると思う。
    そして幸せは他人にははかれないもので、自分で感じるものだと思う。

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    2019年02月16日
  • 彼女のしあわせ

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    おもしろかった! 母と3姉妹のありようにそれぞれ共感できるという…タイプ違うのに。描き方がうまいのか、自分が長く生きてきたからなのか。
    先日読んだ作品もおもしろかったし、引き続きこの作家さんの本を読んでみよ。楽しみ〜♪

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    2018年12月04日
  • 憧れの女の子

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    「次は女の子を産むわ」と宣言して、産み分けに躍起になる妻、違和感を覚えながら異を唱えられない夫。様々な葛藤を経て夫婦がたどり着いた先は・・・「憧れの女の子」を含む5つの短編。

    とにかくどの作品も良くできている。
    それぞれに微妙なテーマを扱いながら決して重すぎず、心に引っ掛かりを残すもののラストは小さな希望があって読後は決して悪くない。
    「ある男女をとりまく風家」では絶妙な叙述トリックにまんまとしてやられ、「リボン」では人との関わり方の難しさをしみじみと感じ、「わたくしたちの境目は」ではがんで妻を亡くした夫の後悔の念を思い泣いた。

    5つの作品はそれぞれに違う年齢、境遇の男女の機微をうまく描い

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    2018年11月18日
  • 天使はここに

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    大手ファミレスチェーンで働いている真面目さが取り柄の主人公は、周囲の悪意には鈍感だし、好意にも気づけない。けれども親切心や心配する気持ちは誰よりもある。 感情の表出が上手くできないし、周りへの接し方が不器用だけどその懸命さはいと良し。 つまり、信じるもののために邁進していけるということであり、このことを作中では「integrityが高い」と表現されていた。 どうしようもないクソみたいな職場でも、頑張れば報われるという感じの話なのでブラック企業に勤めている方はぜひ読んでみては。

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    2018年10月05日
  • 自画像

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    話はスクールカーストで始まるけれど、最初から誰が誰に語っているのか考えるとそれだけじゃないんだろうなとは思った。でもテーマを絞ってくれた方が気持ちが集中しやすいかな。もしくは、どちらに重きを置くか決めてほしかった。

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    2018年09月24日