朝比奈あすかのレビュー一覧

  • 彼女のしあわせ

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    女三姉妹と、母の話。
    幸せは、人それぞれ。

    『欲しいものが全部手に入るとは限らない。』
    読み始めと、読み終わった時には、違った響き方をしています。

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    2013年06月04日
  • BANG! BANG! BANG!

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    ネタバレ

    親友のばんちゃんを事故で亡くし、
    それ以来クラスと孤立し誰とも口を利かなくなった三沢。

    女子からはきもいと言われみんなからいじられていたばんちゃんが
    運営していたサイトと、クラス掲示板に書き込まれる根拠のない噂と擁護の言葉。

    年老いて周りを振り回すおじいちゃんと、早くして死んでしまったばんちゃん。
    そっけなくふるまった態度と、親友と言いながら自分を優位にするために利用した俺。

    くだらない中傷と悪口で盛り上がっていた裏掲示板、って流行ったよね~。
    っていう流行を取り入れた話。

    そもそも誰がこの掲示板を、何のために作ったのか。流されるまま自分の頭で考えずに書いている君たちも

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    2012年08月19日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    ネタバレ

    一穂ミチ先生の「感情旅行」がよかった。いつもそうなんだけど、先生の描く小説に出てくる観光地は、行ってみたくなる。具体的な地名などが出てくるからなのかもしれないが、読んでて、行った気になってる。今回は出雲の玉造温泉。出雲大社では「二礼四拍手一礼」。一穂ミチ先生の小説には毎度豆知識がぎっしりで、そこも魅力の一つ。賢くなったような気がして気分が良い。
    肝心の内容だが、今回の私の中でのキーワードは、「通用してる」かどうか。なるほどな、こういう分類もあるんだ。少しどきりとした。当然、いつまでも「通用してる人間」でありたいと思うが、歳をとっていくに連れて、少しずつ不安になる。この小説内での「通用してる」は

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    2026年09月05日
  • おはなしの時子

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    主人公の時子は79歳。大学に通う孫の愛梨が車の事故を起こしたという電話を信じて、お金を騙し取られてしまう。娘からは叱られ、同居の息子は慰めてもくれない。2人とも、犯罪に巻き込まれた老親の体の心配すらしてくれない。それどころか、固定電話は解約という話になってしまった。時子は、解約させるまでの数ヶ月間、孫の協力のもと「おはなしのばあば」の電話サービスをしようと決心する。
    孫が内緒でお金を借りに来たり、一緒にラジオ体操をしている仲間が倒れたり、調子を崩したり、派手な事件はないものの、日頃、高齢者がどんなふうに思っているか、暮らしているかを垣間見るような内容。登場人物たちと歳が近いと、身につまされるよ

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    2026年09月03日
  • ななみの海

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    児童養護施設で暮らす高校生ななみの物語。

    色んな事情で家族と暮らせない子達の描写がヒリヒリする。
    似たような施設で少しだけ働いたことがあるので、なんだかその頃を思い出してしまいました。

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    2026年09月02日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    最近よく本を貸してくれる人がいてありがたいです。これも職場の人が貸してくれた本。
    うまくいかない恋の短編集でした。可もなく不可もなく、かな。ちょっと共感する部分もあったけど、そんなに心に響くものはなかったです。

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    2026年08月29日
  • 普通の子

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    起きた事実とその事実に関わった人たちの記憶、考え方、捉え方はまるで違うということをこの物語でまざまざと見せつけられてすごく怖くなった
    改めて教室という場所がどれだけ閉鎖的かを思い出したし、全部自分が正しいと思い込む怖さもかなり危険なことだと思った
    どんなホラーよりもホラーで現実的でゾクっとした

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    2026年08月20日
  • おはなしの時子

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    時子さん、79歳。何人かの友人や、ほどほどの距離感の子供や孫に囲まれて暮らしている彼女の、やりがいや生きがいを綴った物語でした。穏やかで読みやすい内容だと思いました。
    私としては登場人物の背景があまり語られていないように感じてしまい、特に高齢の方々についてはそれがあるとより面白かったかもしれないと感想を持ちました。星3つの評価といたしました。

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    2026年08月16日
  • おはなしの時子

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    家の固定電話、最近は嫌なことでしかかかってこない。詐欺電話か、学校からの悪いお知らせか…
    解約しようかと思うけど、なんとなくズルズルそのままに。
    詐欺電話でお金を騙し取られた時子が、愛着のある番号0874(おはなし)を手放したくない気持ちもちょっとわかる。でも、ただそのまま置いておくのではなく、「おはなし電話」を開設しようと考えるバイタリティがすごいなと思った。
    現実には、自宅の電話番号を公開して…というのは難しいかもしれないけど、こんな風に気楽に誰かと話せる場所があるというのはいいこと。
    ラストは時子の思いが報われた気がして嬉しかった。

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    2026年08月11日
  • おはなしの時子

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    詐欺に合ってしまった、時子ばあばがどのように気持ちを切り替えられるのか興味しんしんでした。
    騙されたことも含め、歳を取っていくことも上手に受け入れ、良い人生が送れそうで今後の参考になりました。

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    2026年08月09日
  • ミドルノート

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    4人それぞれが前向きな未来を想像していてよかった。子育て、結婚、仕事、色々な環境要因がある中で自分の中で大切なものってなんだろう。

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    2026年08月08日
  • おはなしの時子

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    話すってことは、言葉を心から送ること。
    LINEではダメだよね、私は手紙派だなあと考えながら読んだ作品。

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    2026年07月19日
  • おはなしの時子

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    翼の翼が良かったので読んでみた。ヘビーな作品ではなくあっさりでもなく何と表現すればいいんだろう。時子が詐欺にあったのに怪我を心配してくれない、孫の愛梨が勝手に整形してた、娘の亮子は子供の頃のエピソードを覚えていない時子に腹を立て続け…どれも少しずつわかる気もするけどみんな勝手だから読者側はモヤモヤ不完全燃焼する、そんなふうに読んだ。時子の思考に驚いたが年代の差なのかな。相手を思い伝えた言葉が正しく伝わるとは限らない、肝に銘じたい。

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    2026年07月18日
  • おはなしの時子

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    優しい時子さん。孫やラジオ体操仲間にも思いやりを持って接してて、すごいなぁと思う。その優しさをおはなしのばぁばとして発揮する。ほんわかしました!

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    2026年07月17日
  • あの子が欲しい

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    就活を企業の採用者側の視点から描いていて興味深かった。また女性が上司という立場からのお仕事小説。癒しの猫カフェでの行動にはいささか呆れてしまうが。

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    2026年07月16日
  • 普通の子

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    ネタバレ

    読後、鳥肌が立ちました。

    美保の考えは思い込みが激しく、どうしてもっと他人の話を聞かないのだろう。とか、シングルマザーでもないのに仕事を理由に子供を蔑ろにしたりするのか。転職したらいいのに。とか、考えてしまって受け入れられない主人公でした。
    特に、息子の入院中のカウンセリングを担当していた深山に対しての態度はひどすぎました。彼女が丁寧に時間をかけて息子から聞き出したことを、無鉄砲に本人に投げかけ、関係を悪化させることとなってしまいました。

    仕事と子供との向き合い方については、息子の晴翔が学校の窓から落ちて怪我をすることをきっかけに、夫と反省をし、子供に目を向けるようになります。が、家庭の事

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    2026年07月10日
  • ミドルノート

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    登場人物たちとそう年齢が変わらない、30過ぎの私には痛く刺さる部分が多かった。
    朝比奈さんの小説を読むと、しばしば同じような苦しさというか、ささくれを剥いて膿んでしまった時のようなじくじくした痛みを感じることが多いと思う。

    何者かになりたいけど安全圏から飛び出す勇気も才能もなくてただ日々をなんとなく消費していく気持ちや、
    だんだん属性や生活ランクが変わっていく同級生達の芝生の青さをただ羨ましく思う気持ちだったり。

    気がついてるけど敢えて真正面から見ることを避けてしまう現実に受動的に向き合わされる感じというのかな。
    私は神の立場で物語を追っていくけど、登場人物を通して自分自身もそうである現実

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    2026年07月09日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    久しぶりに小説のアンソロジーが読みたくなって購入。

    一穂ミチさん、田中兆子さん、カツセマサヒコさんの短編が良かったけれど、あとは文章に深みを感じられずさーっと流してしまった。

    一穂ミチさんは短編が本当に上手で、限られた文字数の中で想像を膨らませさせるような文章が良かった。設定からしてもひねりがあって、やっぱり安定の一穂ミチさん。

    田中兆子さんの小説は初めて読んだけど、不機嫌で人をコントロールするタイプの女性の視点で描かれていてとても面白かった。どのように不機嫌な自分と言うものが出来上がるのか、不機嫌を撒き散らした後に回収できない自分のプライドの高さ、だけどそれを俯瞰的に見ている自分もいる

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    2026年07月03日
  • 温泉小説

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    短編小説
    みんな、1人で温泉に入る流れ
    一編一編、自分と重なるところがあり、全員完璧な人はいない。
    続きはこうだろうなぁ、こうなったらいいよね、と思い起こさせるような終わり方。
    みんな、友達が少ないことが共通してる。

    この本結構好き。

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    2026年06月16日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    どこか運命のボタンがひとつでも
    違うボタンホールにはいったら
    うまくいったのかもしれない

    自分にもそんな気持ちがあったなとか
    素直に好きと言えず
    過ぎてしまったなと
    思いながら読み進めました。

    いつまでも自分を好きでいてくれるわけではない
    自分の時間が「あの時」で止まっているだけで
    ほかの人の時間は動いている
    神様がくれたチャンスに気づかないとなと
    フッと思わせてくれました。
    チャンス逃しちゃだめですね☆

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    2026年06月02日