朝比奈あすかのレビュー一覧

  • BANG! BANG! BANG!

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    ネタバレ

    親友のばんちゃんを事故で亡くし、
    それ以来クラスと孤立し誰とも口を利かなくなった三沢。

    女子からはきもいと言われみんなからいじられていたばんちゃんが
    運営していたサイトと、クラス掲示板に書き込まれる根拠のない噂と擁護の言葉。

    年老いて周りを振り回すおじいちゃんと、早くして死んでしまったばんちゃん。
    そっけなくふるまった態度と、親友と言いながら自分を優位にするために利用した俺。

    くだらない中傷と悪口で盛り上がっていた裏掲示板、って流行ったよね~。
    っていう流行を取り入れた話。

    そもそも誰がこの掲示板を、何のために作ったのか。流されるまま自分の頭で考えずに書いている君たちも

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    2012年08月19日
  • おはなしの時子

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    時子さん、79歳。何人かの友人や、ほどほどの距離感の子供や孫に囲まれて暮らしている彼女の、やりがいや生きがいを綴った物語でした。穏やかで読みやすい内容だと思いました。
    私としては登場人物の背景があまり語られていないように感じてしまい、特に高齢の方々についてはそれがあるとより面白かったかもしれないと感想を持ちました。星3つの評価といたしました。

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    2026年08月16日
  • おはなしの時子

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    家の固定電話、最近は嫌なことでしかかかってこない。詐欺電話か、学校からの悪いお知らせか…
    解約しようかと思うけど、なんとなくズルズルそのままに。
    詐欺電話でお金を騙し取られた時子が、愛着のある番号0874(おはなし)を手放したくない気持ちもちょっとわかる。でも、ただそのまま置いておくのではなく、「おはなし電話」を開設しようと考えるバイタリティがすごいなと思った。
    現実には、自宅の電話番号を公開して…というのは難しいかもしれないけど、こんな風に気楽に誰かと話せる場所があるというのはいいこと。
    ラストは時子の思いが報われた気がして嬉しかった。

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    2026年08月11日
  • おはなしの時子

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    詐欺に合ってしまった、時子ばあばがどのように気持ちを切り替えられるのか興味しんしんでした。
    騙されたことも含め、歳を取っていくことも上手に受け入れ、良い人生が送れそうで今後の参考になりました。

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    2026年08月09日
  • ミドルノート

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    4人それぞれが前向きな未来を想像していてよかった。子育て、結婚、仕事、色々な環境要因がある中で自分の中で大切なものってなんだろう。

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    2026年08月08日
  • おはなしの時子

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    話すってことは、言葉を心から送ること。
    LINEではダメだよね、私は手紙派だなあと考えながら読んだ作品。

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    2026年07月19日
  • おはなしの時子

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    翼の翼が良かったので読んでみた。ヘビーな作品ではなくあっさりでもなく何と表現すればいいんだろう。時子が詐欺にあったのに怪我を心配してくれない、孫の愛梨が勝手に整形してた、娘の亮子は子供の頃のエピソードを覚えていない時子に腹を立て続け…どれも少しずつわかる気もするけどみんな勝手だから読者側はモヤモヤ不完全燃焼する、そんなふうに読んだ。時子の思考に驚いたが年代の差なのかな。相手を思い伝えた言葉が正しく伝わるとは限らない、肝に銘じたい。

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    2026年07月18日
  • おはなしの時子

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    優しい時子さん。孫やラジオ体操仲間にも思いやりを持って接してて、すごいなぁと思う。その優しさをおはなしのばぁばとして発揮する。ほんわかしました!

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    2026年07月17日
  • あの子が欲しい

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    就活を企業の採用者側の視点から描いていて興味深かった。また女性が上司という立場からのお仕事小説。癒しの猫カフェでの行動にはいささか呆れてしまうが。

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    2026年07月16日
  • 普通の子

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    ネタバレ

    読後、鳥肌が立ちました。

    美保の考えは思い込みが激しく、どうしてもっと他人の話を聞かないのだろう。とか、シングルマザーでもないのに仕事を理由に子供を蔑ろにしたりするのか。転職したらいいのに。とか、考えてしまって受け入れられない主人公でした。
    特に、息子の入院中のカウンセリングを担当していた深山に対しての態度はひどすぎました。彼女が丁寧に時間をかけて息子から聞き出したことを、無鉄砲に本人に投げかけ、関係を悪化させることとなってしまいました。

    仕事と子供との向き合い方については、息子の晴翔が学校の窓から落ちて怪我をすることをきっかけに、夫と反省をし、子供に目を向けるようになります。が、家庭の事

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    2026年07月10日
  • ミドルノート

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    登場人物たちとそう年齢が変わらない、30過ぎの私には痛く刺さる部分が多かった。
    朝比奈さんの小説を読むと、しばしば同じような苦しさというか、ささくれを剥いて膿んでしまった時のようなじくじくした痛みを感じることが多いと思う。

    何者かになりたいけど安全圏から飛び出す勇気も才能もなくてただ日々をなんとなく消費していく気持ちや、
    だんだん属性や生活ランクが変わっていく同級生達の芝生の青さをただ羨ましく思う気持ちだったり。

    気がついてるけど敢えて真正面から見ることを避けてしまう現実に受動的に向き合わされる感じというのかな。
    私は神の立場で物語を追っていくけど、登場人物を通して自分自身もそうである現実

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    2026年07月09日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    久しぶりに小説のアンソロジーが読みたくなって購入。

    一穂ミチさん、田中兆子さん、カツセマサヒコさんの短編が良かったけれど、あとは文章に深みを感じられずさーっと流してしまった。

    一穂ミチさんは短編が本当に上手で、限られた文字数の中で想像を膨らませさせるような文章が良かった。設定からしてもひねりがあって、やっぱり安定の一穂ミチさん。

    田中兆子さんの小説は初めて読んだけど、不機嫌で人をコントロールするタイプの女性の視点で描かれていてとても面白かった。どのように不機嫌な自分と言うものが出来上がるのか、不機嫌を撒き散らした後に回収できない自分のプライドの高さ、だけどそれを俯瞰的に見ている自分もいる

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    2026年07月03日
  • 温泉小説

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    短編小説
    みんな、1人で温泉に入る流れ
    一編一編、自分と重なるところがあり、全員完璧な人はいない。
    続きはこうだろうなぁ、こうなったらいいよね、と思い起こさせるような終わり方。
    みんな、友達が少ないことが共通してる。

    この本結構好き。

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    2026年06月16日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    どこか運命のボタンがひとつでも
    違うボタンホールにはいったら
    うまくいったのかもしれない

    自分にもそんな気持ちがあったなとか
    素直に好きと言えず
    過ぎてしまったなと
    思いながら読み進めました。

    いつまでも自分を好きでいてくれるわけではない
    自分の時間が「あの時」で止まっているだけで
    ほかの人の時間は動いている
    神様がくれたチャンスに気づかないとなと
    フッと思わせてくれました。
    チャンス逃しちゃだめですね☆

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    2026年06月02日
  • 翼の翼

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    ネタバレ

    終始不愉快感がつきまとう中学お受験小説、小説としてつまらないわけでない、不愉快な気持ちになりながらもグイグイと読み進められるのがその証拠。

    せやけどなんやねん、この親。子供は親の承認欲求のための道具ちゃうぞ、水泳で負けたからお受験て。それもヒエラルキーばかりにこだわって、小学生の成長に不可欠な運動や睡眠時間まで削って、強制労働的に机に張り付ける。

    小学生があそこまで追い詰められて精神崩壊しかけたラスト、親はちょっとエエ気分になったようやけど、親が自己都合で追い詰めた精神、このまま安定するんやろか?この子は健全にこれからの学校生活と家庭生活を過ごせるんだろうか?すごく不安なラストだった。

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    2026年05月28日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    あまりにも切なく、共感だらけの恋物語だった…
    恋って本当に苦くて、キラキラしていなくて…リアルな世界観と言葉たちが胸にズキズキ刺さった。

    『感情旅行』 一穂ミチ
    ご近所さんで、早逝した蒔生。彼と結婚する可能性のあった主人公の華は、訳あって彼の息子千歳から旅行をお願いされ同行することに… 華の心の葛藤と、千歳の秘められた想いを、出雲の穏やかな大地が彩っているような作品だった。ラストシーンは一穂さんっぽい甘酸っぱく爽やかな感じで好きだな

    『独身の女王』 麻布競馬場
    ミドサー独身の私は「独身のカリスマ」を「教祖様」とあがめていたが、そのカリスマが結婚した。そんなカリスマや友人の影響を受け、私

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    2026年05月27日
  • 普通の子

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    自分の息子は"普通の子"と思って育ててきたが、ある日学校で大怪我をして入院することに。

    自らケガをするはずがない、誰かに脅されたのだと疑わない母親(主人公)が、かつて自分が小学生だった頃のいじめを振り返って息子と重ねて妄想し暴走するような展開。

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    子どもを持つ親の気持ちが分からないので、終始イライラしながら読み進めた。どうして自分の子どもだけを100%信じられるのか?

    不登校になったら、普通の子じゃなくなるのか?
    自分の子どもを他人から指摘されると、そんなに傷つくものなのか?自分のプライドのために他人を悪者にできるのかが分か

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    2026年05月23日
  • あの子は一番

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    まこっちゃんみたいな子って本当に太陽みたい!転校を繰り返しているまこっちゃんの心情側からも読んでみたい作品。

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    2026年05月19日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    うまくいかない恋 アンソロジーなので
    どの短編も単純なハッピーエンドではない。
    けれど8人の作家さん其々に、30代ならではの主人公たちの個性的な恋模様が描かれていて面白かった。

    収録作は以下の8作品

    「感情旅行」・一穂ミチ
    「独身の女王」・麻布競馬場
    「オレンジシャドウの憂齢」・砂村かいり
    「さみしがりやの恐竜たち」・こざわたまこ
    「不機嫌依存症」・田中兆子
    「出会い」・朝比奈あすか
    「振りかぶって、さよなら」・千加野あい
    「となりの独り」・カツセマサヒコ

    私は「出会い」と「となりの独り」が好みだった。
    「出会い」は一歩踏み出せない片想いのお話。
    スタートすらしなかった恋もまた、生活に彩

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    2026年05月10日
  • 普通の子

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    毎日のちょこっとずつのすれ違いが、
    とっくに手遅れになっていることがある

    怖い、怖かったぞう( ; ; )( ; ; )
    登場人物のイライラや葛藤が伝わりすぎる、
    小説としては完璧すぎた。
    読んでいる間にジェンガのように不安が積み上げられ、
    後半は何を信じたらいいのかよくわからなくなり。
    最後に衝撃の10ページ…!!
    ノンフィクションだったら多分読めていない。

    この話を読むと、いじめは絶対にダメだと頭では理解するのに
    いざ教室の中に入ったら、完全に関わらないことも
    無理なんだよなと思ってしまい、苦しい。
    見ているだけ、見て見ぬ振りをするだけの
    "普通の子"が大半でしょう

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    2026年05月10日