朝比奈あすかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
うまくいかない恋 アンソロジーなので
どの短編も単純なハッピーエンドではない。
けれど8人の作家さん其々に、30代ならではの主人公たちの個性的な恋模様が描かれていて面白かった。
収録作は以下の8作品
「感情旅行」・一穂ミチ
「独身の女王」・麻布競馬場
「オレンジシャドウの憂齢」・砂村かいり
「さみしがりやの恐竜たち」・こざわたまこ
「不機嫌依存症」・田中兆子
「出会い」・朝比奈あすか
「振りかぶって、さよなら」・千加野あい
「となりの独り」・カツセマサヒコ
私は「出会い」と「となりの独り」が好みだった。
「出会い」は一歩踏み出せない片想いのお話。
スタートすらしなかった恋もまた、生活に彩 -
Posted by ブクログ
毎日のちょこっとずつのすれ違いが、
とっくに手遅れになっていることがある
怖い、怖かったぞう( ; ; )( ; ; )
登場人物のイライラや葛藤が伝わりすぎる、
小説としては完璧すぎた。
読んでいる間にジェンガのように不安が積み上げられ、
後半は何を信じたらいいのかよくわからなくなり。
最後に衝撃の10ページ…!!
ノンフィクションだったら多分読めていない。
この話を読むと、いじめは絶対にダメだと頭では理解するのに
いざ教室の中に入ったら、完全に関わらないことも
無理なんだよなと思ってしまい、苦しい。
見ているだけ、見て見ぬ振りをするだけの
"普通の子"が大半でしょう -
Posted by ブクログ
相手の真意を理解する。
相手との性格の違いや、人生観の違いを許容する。
そこにリスペクト出来ないのであれば、好きだのなんだのは、ただの戯言だと思う。
相手の身勝手を頭ごなしに否定するのではなく、その前段階にどんなロジックがあるのか探し出すもの。
無数の恋愛模様がある中で、相手を否定して自分を正当化する事がどれだけ無意味な事か。
少なからずある失敗を元に、それでもまた誰かを好きになるという事が美しいと思える小説。
「恋は中央線」という言葉があった。
中央線は、阪急京都線のように河原町を出て梅田に到着する、ゴールのある線。
でも僕は、環状線みたいなものだと思う。
同じ駅に何回着いたとしても新鮮を -
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Posted by ブクログ
前半後半がハッキリわかれていて、構成は面白い。
全体的に、社会や家庭のあちこちに内在する女性への差別を見せられているような気持ちになった。
生々しくて辛さが分かりすぎて読んでいて苦しかった。ぱっと晴れる場面はあまりなくて一緒に沈んでいってしまった。菜々と拓也の話はとくに胃がきゅーっとなりながら読んだ笑
今、この瞬間が辛いよね…って瞬間が連綿と続くのをずっと見守っているような。
そんなわけで、もう一度読みたくはないというのが正直なところだが(辛くなるし)、それだけ心を動かされたということだろう。
私がもう少し屈強になったらまた読みたくなるかも?笑
先が見えなくても、今は通過点。まだミドル -
Posted by ブクログ
温泉に絡めた短編6作が収録。
はじめの2作を読み、なかなかページが進まないため、一度手元から離すことにした。
なぜページが進まなかったのか考察してみた。
『女友達の作り方』で出てくる主人公は、自分の状況を相手が察知してほしい言葉をくれないといらだつ人。
『また会う日まで』の主人公は後期高齢者で、家族が免許返納を提案しても頑なに拒否をする人。
ともに読んでいて、もやもやした気持ちになってしまった。
きっと、本を自分の映し鏡のように感じてしまったのではないかな?
自分にこんな自分勝手な面やかたくなな面もあるのだと感じさせられてこれ以上は読めなかった。
私が人間的に成熟して、物語を単