朝比奈あすかのレビュー一覧
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登場する人物が少しづつ絡み合い、あれ、これ誰だっけ?と何度かページを戻したり。途中、幼稚園児目線で平仮名だったりしたけれど目線が極端に変わるのには効果的だったかな。登場する人物それぞれに想いがあり人生色々だな、一気に味わえる読書の醍醐味を味わえた。Posted by ブクログ
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ファミレスお仕事物語‥簡単に言えばそうなるけど、主人公の不器用さ、関わる登場人物との絡み、かなりイライラしたが、なぜか惹きつけられた。化けるのを期待していたのかな?
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こんなに頑張っているのに正社員じゃないんだ。
正社員とか契約社員とかアルバイトというくくりでなくて、個人個人の頑張りでお給料が決まればいいのにね。
ファミレスに行ったことがないから、どんな雰囲気なのか想像もつかないけど。Posted by ブクログ -
巻末の解説で宮下奈都さんは絶賛して再読のたびに違う感動が味わえるようにあったけど自分はすんなり理解できない部分もあったり…短編の中にいろんな世代のいろんな人の人生が垣間見れて楽しめた。『弟の結婚』には感情移入して読んでしまった。Posted by ブクログ
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前半の主人公嫌いだし文章が読みづらかったけど、引き込まれてほぼ一気読みしてしまった。理解はできるけど、私はあまり当てはまらなくていい学校だったのかなと思うし、それだけ無自覚無頓着だったのかなと思う。
人の心について考えさせられる。Posted by ブクログ -
中学のスクールカースト。
何と嫌な響きか。
小学校よりも高校よりも、中学時代が一番如実にクラス内順位があった気がする。
物語の内容そのものよりも、娘もいつかこんな残酷な時期を経験する事になるのだよなぁ…と不安やら切ないやら色々と考えてモヤモヤ。
親としては複雑な一冊。Posted by ブクログ -
「譲治のために」はなんかもうやばい。本人と周囲の捉え方はこんなにも違っていて、理解し合えないのもそりゃ当然だよなという気になる。「メアリーとセッツ」と「世界裏」は結構好き。前半はファンタジーなのか? と思うくらいの感じだけど、後半の作品になるにつれて現実味が増していく感じがした。Posted by ブクログ
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どうしても女の子が欲しくて、産み分けに躍起になる妻に戸惑いながらも協力していく夫の揺れる心情を書いた「憧れの女の子」
普通の男女の話と読み進めていくと、えっ!そうだったの?びっくりさせられた「ある男女をとりまく風景」他3編Posted by ブクログ -
「初恋」、「譲治のために」、「メアリーとセッツ」、「官能小説家の一日」、「世界裏」、「戦うなと彼らは言った」の6編。後半3つが好みだったな。
誰しも爆弾を抱えているのかも。それを悟られないように、でもときどきは開放して生活してるのかもね。ふふ。Posted by ブクログ -
新人採用プロジェクトリーダーの使命を受けたアラフォー女子・川俣志帆子。裏工作に心理戦、ドライな手段と駆け引きに圧倒される採用者側の就職戦線異状なし。
ヒロイン志帆子の過剰な言動が見ていて疲れる。勝ち続けることの意味に共感できない。勝者なら猫に癒しを求めるなと言いたくなる。Posted by ブクログ -
同級生の死。その事実に直面した二人の男女の当時と10年後の姿を描く中篇小説二編。
インターネットの世界は剥き出しの刃だ。ただでも生きにくい現実社会の上に、仮想社会の凶器が無防備な私たちを襲ってくる。そんな強敵から、「心」を守る手段をさりげなく教えてくれる小説だ。Posted by ブクログ -
3姉妹と母、女性の生き方4パターン的な。
どの生き方も共感ポイントはあるし、それは違うかも、てな部分もある。
結婚するかしないか、子を持つかもたないか、母であること、妻であること、女な人生いろいろ。次に生まれるときも女がいいなと思う。Posted by ブクログ -
うわぁ重たい。重たかった。
そういう人生もあるよね、と思うけど。
たいていはとてもかけ離れたものに感じた。
まぁこれからどうなるかなんて、自分でもわからないけれども。Posted by ブクログ