朝比奈あすかのレビュー一覧
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真摯に働く非正規労働者の話。働くことの意義や心持ちをかんがえさせられる。正しいことがすべてではないと思うし、清濁併せのむことを悪だとは思えない。だが、真摯にとりくむ志はもっていたい。インテグリティ、よい言葉を知った。Posted by ブクログ
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東大卒、有名企業に就職、同じく東大卒弁護士の優しい夫、理解ある姑…
恵まれ過ぎているのに、凛子はイライラしている
ずっとイライラしていて
読んでいて疲れてしまったPosted by ブクログ -
これが日本の現状なのかと思うと虚しくなる。アメリカの最低賃金が日本の倍はあるらしいので、それだけの経済格差があるということか。いや、経済格差というより日本の労働者全体が搾取されているように思える。あまりこの作品の感想ではないけど。Posted by ブクログ
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BANG! BANG! BANG!…おせっかいでも孫を思う気持ちが強かったおじいちゃん。
トン骨とジュリアン…評価はこの作品。切れ味のいいナイフを振り回して自分を守っていたつもりが、気がつくと自分自身を切っていたかのような怖さ。虚栄心は大切な存在を見失わせることになる。Posted by ブクログ -
一話完結かと思いきや、登場人物が重なっていて、気になる人たちのその後がわかる感じの話でした。
とりあえずヒロが不幸せそうでよかった(笑)
「美しい雨」では、私も喜多さんみたいな態度の人を「ちょっと……」と思ってしまってたけど、確かに子供を守れるのは親しかいないんだよなあ。Posted by ブクログ -
途中「そんな小説だと思ってごめんなさい」と思うに至るところもあったりしたけど,読後感は結局うーんやっぱり何かねぇという感じだったのだが,読むきっかけになった朝日の書評を読み直し,そうだよなぁ私がひねてるんだよなぁと省みた。Posted by ブクログ
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他人から見たら幸せそうな女性の苛々と憂鬱が、所々共感するものがあった。
この時期にこの小説を手にとったのが笑えた。
私はまだわたしに何を期待しているのだろう。
という文が心に残った。Posted by ブクログ -
こういう学生生活では無かったけれど、「掲示板」が懐かしくなりました。
2011年発行で、当時25歳の主人公達…同年代だものね。
桃花の決心が身に染みます。
表紙はダイモンなのかしら??Posted by ブクログ -
最近ハマりの連作小説。3人姉妹のそれぞれの人生が面白かった。いちばん感情移入をしたのが、三女の凪子だったけれど、ラストが凪子から月子への手紙で終わっているのが面白いなぁ〜꒰ღ˘◡˘ற꒱Posted by ブクログ