朝比奈あすかのレビュー一覧
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ネタバレ親友のばんちゃんを事故で亡くし、
それ以来クラスと孤立し誰とも口を利かなくなった三沢。
女子からはきもいと言われみんなからいじられていたばんちゃんが
運営していたサイトと、クラス掲示板に書き込まれる根拠のない噂と擁護の言葉。
年老いて周りを振り回すおじいちゃんと、早くして死んでしまったばんちゃん。
そっけなくふるまった態度と、親友と言いながら自分を優位にするために利用した俺。
くだらない中傷と悪口で盛り上がっていた裏掲示板、って流行ったよね~。
っていう流行を取り入れた話。
そもそも誰がこの掲示板を、何のために作ったのか。流されるまま自分の頭で考えずに書いている君たちも -
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相手の真意を理解する。
相手との性格の違いや、人生観の違いを許容する。
そこにリスペクト出来ないのであれば、好きだのなんだのは、ただの戯言だと思う。
相手の身勝手を頭ごなしに否定するのではなく、その前段階にどんなロジックがあるのか探し出すもの。
無数の恋愛模様がある中で、相手を否定して自分を正当化する事がどれだけ無意味な事か。
少なからずある失敗を元に、それでもまた誰かを好きになるという事が美しいと思える小説。
「恋は中央線」という言葉があった。
中央線は、阪急京都線のように河原町を出て梅田に到着する、ゴールのある線。
でも僕は、環状線みたいなものだと思う。
同じ駅に何回着いたとしても新鮮を -
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Posted by ブクログ
前半後半がハッキリわかれていて、構成は面白い。
全体的に、社会や家庭のあちこちに内在する女性への差別を見せられているような気持ちになった。
生々しくて辛さが分かりすぎて読んでいて苦しかった。ぱっと晴れる場面はあまりなくて一緒に沈んでいってしまった。菜々と拓也の話はとくに胃がきゅーっとなりながら読んだ笑
今、この瞬間が辛いよね…って瞬間が連綿と続くのをずっと見守っているような。
そんなわけで、もう一度読みたくはないというのが正直なところだが(辛くなるし)、それだけ心を動かされたということだろう。
私がもう少し屈強になったらまた読みたくなるかも?笑
先が見えなくても、今は通過点。まだミドル -
Posted by ブクログ
温泉に絡めた短編6作が収録。
はじめの2作を読み、なかなかページが進まないため、一度手元から離すことにした。
なぜページが進まなかったのか考察してみた。
『女友達の作り方』で出てくる主人公は、自分の状況を相手が察知してほしい言葉をくれないといらだつ人。
『また会う日まで』の主人公は後期高齢者で、家族が免許返納を提案しても頑なに拒否をする人。
ともに読んでいて、もやもやした気持ちになってしまった。
きっと、本を自分の映し鏡のように感じてしまったのではないかな?
自分にこんな自分勝手な面やかたくなな面もあるのだと感じさせられてこれ以上は読めなかった。
私が人間的に成熟して、物語を単 -
Posted by ブクログ
中学受験の親子の葛藤を描いた作品。読みやすいけれど、読んでいて気持ちのいい話ではないので⭐︎3つ。
子供が中学受験をするなら、沼にハマる前にこういう本を読んでおくといいと思いました。
小5と中2の子がいる親として、自分達は渦中にいなくてよかったと思わざるを得ない。中学受験は、家族関係
や子供の成長に害をなすこともあるから、今のような苛烈な状態がなんとかならないかと思う。
「コンコルド効果」という言葉は初めて知りました。『ここまで費やしたから』と引き返せなくなる心理。受験に限らず、引き返す決断ができるようなメンタルでありたいと思うし、子供達にもそうあってほしい。