朝比奈あすかのレビュー一覧

  • 翼の翼

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    親の気持ちに応えたい小学生の息子。
    受験によって蝕まれていく。
    どんどん壊れていく。
    楽しくはない。ただただそこには中学受験のリアルな様子が描かれている。

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    2025年09月20日
  • 温泉小説

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    何気に日頃思ってた事、すぐに忘れる様な、ささやかな感情をどうして著者は文章にしてそして言葉にできるんだろう。中編集だが、どの作品も、大きなドラマがある訳でもないのに、何故か心に残る。言葉にも出来ない、通り過ぎる思いがスルッと流れる様に消えていく。読後の納得感が良かった。

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    2025年09月15日
  • 温泉小説

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    ネタバレ

    2025/09/05
    最初の派遣が終わり無職の女性が参加したバスツアー、これが一番好き。男性の飲み友達ばかりで女性の友人がいない歯科医が、しみじみ同性の友人を作りなさい、と伝えるシーンがいい。さっぱりした付き合いができる男友達がいる自分だと思ってるが、周りの男友達は自分に対して実はとても気を使ってる事に30歳過ぎて気づいた、と。温泉を通して過去を振り返り前に進む、みんないい人生を歩んでる。

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    2025年09月10日
  • 天使はここに

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    ネタバレ

    翼の翼に出てくるエンジェルズ。高校生の頃からバイトしてその後契約社員になった真由子。
    橋輝が言う「インテグリティが高い、不正をしない人」であることは正しくはある。大人になるにつれ正解でなくとも選ぶことがあると私自身は思う。いつか真由子も悩むのか、悩まず現状を突っ切るのか気になる。微妙な心の塩梅を描くのが本当に上手い作家さん。

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    2025年09月10日
  • 普通の子

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    息子が教室のベランダから飛び降りた。幸い骨折ですんだものの、飛び降りるまで息子を追い詰めたものは何なのか。母である主人公が必死に原因を探るんですが、だんだん追い詰められていくの怖かった…。真相もある意味かなり怖い。親世代はゾクゾクするんじゃないかなぁ

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    2025年09月06日
  • 普通の子

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    小学生の息子の様子がなんだかおかしいなと思った矢先、その息子が学校でベランダから転落、ケガをした。
    どうやら自分で飛び降りたらしいが、詳細を話さない息子に、いじめも頭をよぎる。
    徐々に明らかになってゆく真相と、自身の過去。結末は…
    あまり気持ちの良い内容ではありません。
    過去も現在も自分本位の母親。いじめの本質。いつ自分がその立場になってもおかしくないのではという不安。そして、「普通の子」というタイトル。

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    2025年08月16日
  • 温泉小説

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    ネタバレ

    ほっこりする内容かと思ったがなかなか人間味がある作品だった


    自分は、心配する側でなく、こんなにも、される側にいるのだと。

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    2025年08月15日
  • いつか、あの博物館で。アンドロイドと不気味の谷

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    中学1年生の校外学習で
    ロボット博物館に行くことになり
    同じ行動班になった4人。
    サッカー少年の悠真、ロボット好きの湊
    明るく元気な陽菜、物静かな咲希。
    性格の違う彼らだったが
    このときだけ目的をひとつにまとまり
    大切な思い出になる。

    物語はその後、2年、3年と
    成長する4人の姿を追いかけるのですが
    普段はいわゆる「グループ」も違うし
    それぞれに抱えている悩みも違う。
    けれど、あの時の結びつきが
    ふとした瞬間に大切な意味を持つ。
    こんなつながり、素敵ですね。

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    2025年08月03日
  • 翼の翼

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    息苦しかった。
    中学受験をキーにした小説はこれで3冊目。受験自体を否定するつもりはないし、一生懸命頑張ることは必ずプラスにはなるけれど、問題は受験する本人に心からのやる気があるかないかだと思う。
    親の主観や思いが全面にたったらダメ。本書もそのパターン。

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    2025年07月30日
  • 人生のピース

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    婚活をする大変さが伝わってきました。
    最初に出てくる男性には腹が立ったが…

    周りが結婚し出すと慌てるというのも
    聞いたことがあったので
    もし自分が結婚していなかった場合のことを思うと
    焦る気持ちはとても分かると思った。

    そして婚活をし始めるタイミングや年齢は
    現実でも重要視される項目なんだと
    改めて思った。

    3人にはそれぞれの幸せが待っていると思う、
    幸せになって欲しいなあ。

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    2025年07月25日
  • 自画像

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    後半と前半で全然違って、やや詰め込みすぎと感じる。後半の話を描きたいなら、前半であんなドロドロさせなきゃいいのに。
    後半は、思い内容。後味の悪い、悲しみのようなやるせなさを引きずるラスト。

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    2025年07月14日
  • ミドルノート

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    文体は読みやすく軽やかであるが、内容はモラハラや派遣切り、育児と仕事の両立など結構重い。最後に語られる「人が誰かに見せる姿って、普段からその誰かからどう接されているかの裏返しのような気がしてるんだよね」という一文が心に残りました。

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    2025年07月12日
  • 憂鬱なハスビーン

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    著者の作品はこれまでにも読んできたけれどこちらがデビュー作だったのか。東大卒の彼女は誰からも羨まれる経歴であるけれど現在の彼女は幸せではないようで、、なぜかとということが読み進めるうちに少しわかっていく。けれど彼女が抱えている葛藤はきっかけがあればすぐに解決しそうにも思える。やはり恵まれている生活環境ではあるから自分で自分の幸せを見つけて欲しい。

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    2025年07月11日
  • 翼の翼

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    「ここまでやったのに。これまでやってきたのに。」っていうのと「現状」は切り離して考えないといけない。コンコルド効果って勉強になったなあ!
    現状どう考えてもおかしいんだったら、すぐ打開しないと。私からすると母親がどんどんズレていくけど、そのズレに全く無自覚なことが怖い。
    子どもを子どものままに、その子らしくって本当に大事やなと。好きなことを思う存分納得するまでさせてあげたい。得意を伸ばしてあげたいなあ…。

    メモ
    遠くまで、見渡せる、高い高い、そのてっぺんの空気の薄さに緊張する。

    母親の願望は、隠そうとも表情や語尾からにじみ出て子どもに見抜かれている。

    そう言われた時、ほんの一瞬、心が引っか

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    2025年07月08日
  • 人生のピース

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    ネタバレ

    3人それぞれの視点から進んでくのかと思ったら1人だけだった。焦りとか嫉妬心とか下を見て安心する感じとか、わかるなぁ。結局いろんなことが煮え切らないまま終わるけど、まぁこんなもんかって感じ。ありがちなストーリーかなと思う。

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    2025年06月23日
  • 温泉小説

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    ネタバレ

    温泉に癒される6人の短編集。ひとりで行くのも良し、家族で行くのも良し、温泉の楽しみ方はそれぞれ。サウナのシーンは読んでいるこちらまで整った。あーすっきり!

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    2025年06月22日
  • 君たちは今が世界

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     小学生のリアルさが怖いくらいに伝わってきた。
     子どもvs教師、子どもvs親、子どもvs子ども。
     仲良しグループという枠の中にも人間関係のドロドロしたやり取りがあり、忖度や裏切りなどは大人の世界より残酷かもしれない。

     どの子も純粋で素直で一生懸命なのだが、それ故に残酷になってしまうのだろう。
     子どもだからできない事や、まだ子どもだから難しい事を小さな胸にたくさん抱えてもがいている姿が痛々しく感じた。

     エピローグでは、そんな子ども時代を過ごした増井が教師となり子どもたちの前に立つ。
     子どもたちを守り、支え、背中を押してあげられる大人でいたい。

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    2025年06月13日
  • ミドルノート

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    近くにいる他人は輝いて見える。
    だけど皆んな、何かしら困っていて大変な思いをしている。当たり前だけど、自分とバックグラウンドが近いと比べてしまうし嫉妬してしまう。
    大事な友人とは、うまく距離をとりながらいい関係性を築きたいと改めて思った。

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    2025年06月08日
  • 君たちは今が世界

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    分かったと、思い過ぎないでください。

    全員、いつかは大人になります。
    それはつまり…、皆さんの隣にいる子も、後ろの席の子も、前の席の子も、皆大人になるということです。
    今、ここで分かったつもりになっている友達は、どんどん変わっていくし、自分も変わる。
    世界は、時間が経てば経つほど広がってゆく。
    ここ以外の場所のほうがずっと広いことを、どうか、覚えておいてください。

    あの頃わたしたちを遮っていた透明な壁、あれはいったい、何だったのだろうね。

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    2025年06月08日
  • 憧れの女の子

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    家族や人間関係を通して、さまざまな偏りを映し出した作品。終盤に種明かしを持ってくる構成は、好みが分かれるところ。

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    2025年06月04日